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第3章 街まで移動、転移しないで護衛延長かもしれない
3-1 街についた?からのここまでの出来事?
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―☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆―
シルフィー姫から護衛依頼を受け、騎士団と行動してなんと4日でトライアと言う街の防衛門の前まで、ユウマたちはやって来きていた。
たしか女神フィーナ様の話では、徒歩で7日はかかる予定だったが3日ほど早くついた。やはり馬と馬車での行動だからなのかと思って。
「やはり馬車は早いですね!徒歩で7日かかると思っていたのに、4日で着くなんて」
ユウマが、何気なく徒歩より早くついた事を口に出して。
「あら!本当ならあの場所からでは4日で無く、何も無ければ3日でこのトライアに着いていますよ」
執事服を着たキュリカが、通常ならまだ早くついていたと教えてくれた。
「ええ、今回は何故か色々トラブルがありましたし・・・」
「はい!でも皆無事でここまで来れたので、取り合えず良かったとしましょ」
そんな他愛の無い話をシルフィーたちとおこなっていたが、実は道中いろんな事があった。
◇―◆―◇
まず、出発してすぐに魔獣ではない獣の群れに出くわし戦闘を行わなくてはならなくなった。
その襲ってきた獣は黒牙狼と言う狼種で体長は地球での狼より一回り大きな獣であり。牙が黒いのが特徴でまた毛並みも黒く、闇にまぎれて襲ってくる統制があるとの事。あと常に群れで行動して獲物を視つけたら囲うように襲ってくる習性もあるそうだ。
このときも丁度林道に入り周りが少し暗くなってきてから20匹程度の群れが襲ってきた。
まず先行して襲ってきた5匹が、馬車を護衛していた馬に乗った騎士の騎馬隊の人たちに攻撃をしてきた。
だがやはり騎士の方々は強く難なく5匹中3匹を倒した。
残った他の2匹は様子を見てから襲い掛かろうとしたが、遠くにいた仲間の狼の遠吠えが聞こえたとたんに、一旦引き返していった。
一旦引き上げた黒牙狼に警戒態勢をとっていた騎士の方々は、現状無傷である。
先の魔獣襲撃での傷は、ユウマの調薬した上級ポーション別名上級回復薬でほぼ完治していて万全の体制で警護を行っていた。
一時警戒していたが、なかなか襲って来ない黒牙狼を、少し離れた所で確認できるので、こちらから先制攻撃を仕掛けるため、隊長のレオンが馬車にやってきて扉を開けユウマたちに。
「黒牙狼から囲まれる前に、今から騎馬隊で先制攻撃を仕掛けます」
レオンの言葉を聴いてからユウマは。
「あのー、俺も出て一緒に戦いましょうか?」
「いえ!ユウマ殿には、このまま姫様の護衛をお願いします。もし馬車が襲われそうになったら、その時はよろしくお願いします。念のため馬と騎士の1名、騎士マークをここに残して護衛させます」
ユウマも一緒に戦おうとしたが、レオンはシルフィーを守ってほしいとユウマにお願いした。
するとレーネは、馬車内の横に固定して立掛けていた細い長剣を取り出し。
「それでは、私は馬車の外で待機してます何かあれば声を掛けますので。そのあと何か有りましたら残った騎士で皆の応援にいきますので。その時はユウマ様とキュリカで、姫様をお願いしますね」
ユウマと、キュリカにシルフィーをお願いしますと言って、何かあれば馬に乗った騎馬隊の騎士たちの戦闘の応援にいくと語り、馬車の外に出て行った。
そして数分後、騎馬隊の騎士たちは馬車の付近までもどって来てから、黒牙狼を数匹逃したが、ほぼ倒せたの少し移動してから林道の広い空き地みたいな場所で野営を張り、一夜3名一組で交代で夜番の見張りをする事になった。
もちろんシルフィーは、夜番の見張りには除外だったのだが、ユウマとキュリカそれとマークの見張りの時間に起きてきて、ユウマたちと話しながら見張り番を一緒に行っていた。
そして、先の戦闘で逃した数匹とは、別に黒牙狼の上位種黒牙狼王が2匹いて、この逃がした黒牙狼王は群れのリーダー的存在で騎馬隊と黒牙狼が戦っていた時は、遠くで見ていて逃げ出した黒牙狼と共に一旦引き上げ、別の群れと徒党を組んでまた襲って来るとは誰も予想していなかった。
しかし2日目の夜に事件が起きたどうも、逃がした数匹に新たに大きな群れを仲間に夜襲をしてきたのだ。
この戦闘には、さすがにユウマも鋼製の長剣を借り戦闘に参加していた。
だが何故かユウマの周りには、黒牙狼が襲って来ない。
なぜだろうと思っていたが、来ないならこちらから攻撃すればいいやと考え突っ込んでいく。
しかし、どうも黒牙狼はユウマと距離をとり逃げていく、近づかないのと動きが早い為、攻撃も当たらない。
なぜなんだと【状況理解・分析】を使って薄青いスクリーンの吹き出しを確認したらかなり格下だった。
前回戦ったゴブリンの時は格下なのに攻撃してきたはずだが。
ならなぜ獣のである黒牙狼は攻撃して来ない、獣だからなのか?とユウマは思っていた。
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シルフィー姫から護衛依頼を受け、騎士団と行動してなんと4日でトライアと言う街の防衛門の前まで、ユウマたちはやって来きていた。
たしか女神フィーナ様の話では、徒歩で7日はかかる予定だったが3日ほど早くついた。やはり馬と馬車での行動だからなのかと思って。
「やはり馬車は早いですね!徒歩で7日かかると思っていたのに、4日で着くなんて」
ユウマが、何気なく徒歩より早くついた事を口に出して。
「あら!本当ならあの場所からでは4日で無く、何も無ければ3日でこのトライアに着いていますよ」
執事服を着たキュリカが、通常ならまだ早くついていたと教えてくれた。
「ええ、今回は何故か色々トラブルがありましたし・・・」
「はい!でも皆無事でここまで来れたので、取り合えず良かったとしましょ」
そんな他愛の無い話をシルフィーたちとおこなっていたが、実は道中いろんな事があった。
◇―◆―◇
まず、出発してすぐに魔獣ではない獣の群れに出くわし戦闘を行わなくてはならなくなった。
その襲ってきた獣は黒牙狼と言う狼種で体長は地球での狼より一回り大きな獣であり。牙が黒いのが特徴でまた毛並みも黒く、闇にまぎれて襲ってくる統制があるとの事。あと常に群れで行動して獲物を視つけたら囲うように襲ってくる習性もあるそうだ。
このときも丁度林道に入り周りが少し暗くなってきてから20匹程度の群れが襲ってきた。
まず先行して襲ってきた5匹が、馬車を護衛していた馬に乗った騎士の騎馬隊の人たちに攻撃をしてきた。
だがやはり騎士の方々は強く難なく5匹中3匹を倒した。
残った他の2匹は様子を見てから襲い掛かろうとしたが、遠くにいた仲間の狼の遠吠えが聞こえたとたんに、一旦引き返していった。
一旦引き上げた黒牙狼に警戒態勢をとっていた騎士の方々は、現状無傷である。
先の魔獣襲撃での傷は、ユウマの調薬した上級ポーション別名上級回復薬でほぼ完治していて万全の体制で警護を行っていた。
一時警戒していたが、なかなか襲って来ない黒牙狼を、少し離れた所で確認できるので、こちらから先制攻撃を仕掛けるため、隊長のレオンが馬車にやってきて扉を開けユウマたちに。
「黒牙狼から囲まれる前に、今から騎馬隊で先制攻撃を仕掛けます」
レオンの言葉を聴いてからユウマは。
「あのー、俺も出て一緒に戦いましょうか?」
「いえ!ユウマ殿には、このまま姫様の護衛をお願いします。もし馬車が襲われそうになったら、その時はよろしくお願いします。念のため馬と騎士の1名、騎士マークをここに残して護衛させます」
ユウマも一緒に戦おうとしたが、レオンはシルフィーを守ってほしいとユウマにお願いした。
するとレーネは、馬車内の横に固定して立掛けていた細い長剣を取り出し。
「それでは、私は馬車の外で待機してます何かあれば声を掛けますので。そのあと何か有りましたら残った騎士で皆の応援にいきますので。その時はユウマ様とキュリカで、姫様をお願いしますね」
ユウマと、キュリカにシルフィーをお願いしますと言って、何かあれば馬に乗った騎馬隊の騎士たちの戦闘の応援にいくと語り、馬車の外に出て行った。
そして数分後、騎馬隊の騎士たちは馬車の付近までもどって来てから、黒牙狼を数匹逃したが、ほぼ倒せたの少し移動してから林道の広い空き地みたいな場所で野営を張り、一夜3名一組で交代で夜番の見張りをする事になった。
もちろんシルフィーは、夜番の見張りには除外だったのだが、ユウマとキュリカそれとマークの見張りの時間に起きてきて、ユウマたちと話しながら見張り番を一緒に行っていた。
そして、先の戦闘で逃した数匹とは、別に黒牙狼の上位種黒牙狼王が2匹いて、この逃がした黒牙狼王は群れのリーダー的存在で騎馬隊と黒牙狼が戦っていた時は、遠くで見ていて逃げ出した黒牙狼と共に一旦引き上げ、別の群れと徒党を組んでまた襲って来るとは誰も予想していなかった。
しかし2日目の夜に事件が起きたどうも、逃がした数匹に新たに大きな群れを仲間に夜襲をしてきたのだ。
この戦闘には、さすがにユウマも鋼製の長剣を借り戦闘に参加していた。
だが何故かユウマの周りには、黒牙狼が襲って来ない。
なぜだろうと思っていたが、来ないならこちらから攻撃すればいいやと考え突っ込んでいく。
しかし、どうも黒牙狼はユウマと距離をとり逃げていく、近づかないのと動きが早い為、攻撃も当たらない。
なぜなんだと【状況理解・分析】を使って薄青いスクリーンの吹き出しを確認したらかなり格下だった。
前回戦ったゴブリンの時は格下なのに攻撃してきたはずだが。
ならなぜ獣のである黒牙狼は攻撃して来ない、獣だからなのか?とユウマは思っていた。
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