巻き込まれて異世界へ ~なぜだか関わった人の運命変えてます~

桜華 剛爛

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第3章 街まで移動、転移しないで護衛延長かもしれない

3-27 ギルドの内の状況説明?

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 ギルドの一階には、よく見ると様々な窓口と部屋等がいっぱいあった。

 まず広い待合室が中央にあり素材等を買い取る個室窓口、その奥に部屋とまだ奥に行ける両開きの扉がある。
 そして、ギルドに最初入った時に気が付いた銀行みたいな窓口が6個とその奥に個室4つほど有り、よく見ると窓口は依頼受付と迷宮探索ダンジョンクエスト用で、個室受付みたいのは、護衛依頼や討伐依頼等の重要な依頼用の様だ。

 受付カウンターの横の通路の先は、先ほど行った広いホールと2階に行く階段がある。
 2階は、何があるか今のところは解らない詳しく見てないからだ。

 ちなみに先ほどから何故解るのか、そして書いてある文字が読めるのかと言うと、書いてる文字ははっきり言って何を書いてるか解らない。
 でもそれは例の状況理解・分析のスキルで何故書いてある文字が変換されて日本語で吹き出し表示されているからだ。

 最初の時は結構鬱陶しかったがなれてくるとかなり便利だ、それに文字変換だけでなく説明文付きと親切心もある。

 であるから今現在最初に冒険者登録の方法を聞いた受付カウンターは、良く見ると上の方に総合受付カウンターと書いているのが良くわかる。

 そして、最初ギルド内に入る大扉の両サイドに行く通路が窓際にあった。

 受付カウンターから見た右側が食堂と酒場等の飲食店とギルト内の販売店等があるみたいだ。

  左側は、宿泊設備と訓練場、そしてカジノがありその先は、他のギルドが隣接していた。

 だからここ、トライアの冒険者ギルドはあんなにデカかったのかとユウマは、この時思っていた。

 そして、なんでもギルド内の飲食代や購入、宿泊費等は現金もOKなのだが、ギルドでは別にポイントを発券しているのでそれで支払いも出来るそうだ、しかもポイントの方がかなり安いとのことだ。

  ちなみにポイントは、現金に換金出来るが現金からポイントに変換はでき無い。

 一向は、ギルド受付の横の待合室にいたが食堂がある事が分かり、そう言えば守衛所でお菓子等を食べたが昼食を食べて無いなとユウマが思っていると。
《グルルッ、グッグウウウ》と誰かのお腹が鳴ったしかも複数だった。

 ユウマは誰に言うでもなく、そして自分のお腹を押さえから
「すまん!俺、腹が減ったから食堂の方に行こうか、何か食いたいし」
 ユウマが、ご飯を食べようと言ったらみんなが食い付いて、食堂に早く行こうと手を引っ張られてそこの向かった。

 食堂で簡単な食事をしながら色々話しをした。

 まず、少年達がユウマに向けて自分達をこれから鍛えてくれるのかとか、一緒に旅をしてくれるのか等色々きいてきた。

 ユウマが、先ほどギルドマスターの部屋で言ったのと同じ回答をして、自分はこの後シルフォードに向かう予定があることも話していた。

 その話を聞いたアリアとユータはついて行くそれからでもかまわないと、声をそろえて言い、メイリーとロンに関しては声を出さなかったが二人の言葉にウンウンうなずいていた。

 こりゃあ、どうしても連れて行くしかないのかとユウマが考えていると。

 そこへ冒険者ギルドの職員さんが来てユウマたちに声をかけてきた。



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