巻き込まれて異世界へ ~なぜだか関わった人の運命変えてます~

桜華 剛爛

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第4章 トライアの領主の館で何かあるかもしれない。

4-9 決着は付いたが・・・?

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 だがその行動は、自分を窮地に陥れ、今度は自分自身が危険な目にあうのではと皆そう思って。

 そして、そんなユウマの最後は見たくないと目を反らす者も多くいた。



 この時、ロベルトも馬鹿な行為をした、甥っ子であるリステーを助けて己の身を危険にさらすなどと思いつつ。
 リステーを助けてくれたユウマに感謝していた。

 そして、もしユウマに何かあった場合は、領主の権限で必ず救って見せると心に決めて、最悪の状態に備え先程の命令を出した使用人とは別の使用人と近くにいた騎士たちに新な命令を出した。

 シルフィー達もまさかリステーを助ける為に、ユウマがそんな行動に出るとは思わず。
 このままではユウマ自身が大変な目にあってしまうと思い。

 その場で立ち上がり何か有った時に、直ぐに手当てできる様に、ユウマの元へ駆け出して行こうとした瞬間。

 訓練場の中央付近というより、ユウマ自身から強大な魔力と聖なる力が膨れ上がり弾けた。

 そしてシルフィーが、そのユウマの方に視線を向けてみたら。
 光輝く剣を持ったユウマが炎の竜巻、火災旋風を打ち消し何事も無かったように、その場に立っている姿を確認した。
 その光景を見て驚き、そして無事な姿を見て涙を流し喜び、安堵してからユウマの元に駆け出していた。

 そのシルフィーを追うようにレーネとキュリカ、そして領主であるロベルトも駆け出していった。

 この時ユウマは、またとんでもない事をやらかしたと、はあぁっ!と盛大にため息を吐いて剣を鞘に納め。

 この剣さっきすごかったなと思い。
 まじまじと良く見ると、剣の柄が購入した時と形が変化してる。
 そして何とも言えない神々しく輝きを放つ翼の様な形になっていた。

 そう言えば、あのときこの剣が語りかけてきたような気がしたがと思い。
 剣の鞘をやさしくコンコンと叩いたら柄の部分が光り輝き。
 そして購入した時の、元の形状に戻った。

 この時、ユウマはこの剣がどうなっているのか解らず。
 また、とんでもない物を手に入れてしまったと考え、先程の事を思い出し。

 そして空を見上げて考え。
『どうしよう!逃げるか。でも・・・?逃げれ無いよな』
 
 ユウマが空を見上げながら黄昏て悩んで考えている所に、シルフィーと他の3人、そして使用人達と執事のセバリオが駆けて近づいて来ていた。

 そして一番最初にシルフィーが、駆け寄って来てユウマに飛び付いた。
 その行動に驚き転倒しそうになったが何とか耐えて、シルフィーの体を抱き支え顔を見たら笑顔で半泣き状態で。
「ご無事でよかったです。ホントに貴方が無事で」
 涙ながら言ってきた。
 ちょっと恥ずかしかったが、ここはシルフィーの好きなようにさせ様と思った。

 それにちょっと心配させ過ぎたかなと、反省しつつ周りの様子を伺っていると。

 キュリカとレーネも、飛び付いては来なかったが、ユウマに近づき笑顔でホントに無事でよかったと語りかけてくれた。

 その後ろで領主のロベルトが笑顔でユウマに礼を言いながら語りかけた。
「ありがとう。馬鹿な事をやろうとしたリステーと執事のセバリオの命を救ってくれて。それに何より君がホントに無事でよかった。もし君に何かあったら悔やみきれんし、シルフィーに何を言われるか・・・」

 領主ロベルトのリステーと言う言葉に、ユウマは思い出しシルフィー達に、ちょっとすいませんと言って、解放して貰い。
 蹴飛ばしたリステーの元に歩いて行こうとした。

 この時シルフィーは、名残おしそうに手を離しこちらを見つめていたが、ユウマは視線を向けすみませんと手をあげた。

 先程の助けるためとはいえ、蹴飛ばしたリステーは大丈夫だろうかと思い近づいていくと。

 するとみんなも、ユウマのあとを追うように着いてきた。
 みんな何故かリステーを心配してないのか?誰一人、彼の元には行っていない。

 しかも叔父である領主のロベルトもだ。

 この時、日頃のおこないが悪いとは言え、若干リステーが気の毒になってきたユウマであった。

 そして彼に近づきの様子を見てみると。
「あちゃー、大丈夫かな?」
 ユウマがその言葉を漏らしたのは。



 リステーを蹴飛ばした先に、彼が先程外したフルプレートの鎧と大盾があった所であり。
 しかも、その場所に頭から突っ込んで大盾に頭を打ち付けている。



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