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ユイ カフェ マデリカ
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しおりを挟むその後、ハンバーガーにして食べたのもヤバいくらい美味しかった。もう一個いける!
食後のドリンクをランさんが運んで来てくれた。ありがとうございます。
「こうやって見るとユイくんは、キョウくんとよりレンと兄弟に見えるわね。」
「姉さん、俺、弟って言うより息子が出来た気分だよ。めちゃくちゃ可愛いんだけど。」
「本当の息子だと何かと反発するし、逆にそこまで趣味や嗜好は似ないわよ。ねぇ、キョウくん。」
「まぁ、そうですね。親父の音楽は素直に凄いと思いますが、そこまで傾倒してはいないので。」
そりゃそうだよな。俺も父さんに傾倒なんかしないし、カグヤも母さんの事は嫌ってはいないけど、リスペクトもしてない感じだもんなぁ。
そう思って兄の方を見ていると、こっちを見返された。
「何?」
「えっ?あ、あの、兄さ、いや、」
「オレの事なら、兄でもキョウでも好きに呼べばいい。」
「じゃあ、兄さんと呼ばせていただきますね?兄さんは・・母さんと姉の事はどう思ってるんですか?」
「母には正直いい思い出がないんだけど・・いつも怒っていたしな。それでも虐待されていたわけでもないし、今から思えば、母も十代で子どもを産んでいっぱいいっぱいなガキだったんだって分かるよ。
親父と別れてからは落ち着いたみたいだし、今のユイの母さんが本物の母なんじゃない?
親父も親父で若い頃は色々節操がなかったし、仕方ない。そんな親父そっくりのオレに会いたくないのも理解出来る。」
「カグヤとは生存確認程度のやりとりはあるからね。あいつは性格的に若い頃の親父に似てるみたいだな。まぁ、強かに生きているみたいだしいいんじゃないか?正直嫌いではないよ。かと言って別に会おうとまでは思わないけど。」
「姉が言うには、母さんは自分に一途な男じゃないと無理なタイプらしいです。俺の冴えない父さんと結婚してからはすごく落ち着いてて、全く普通の主婦ですね。
カグヤ・・姉に、昔派手な格好をしてライブハウスに通ってたって聞いてめちゃくちゃビックリしたくらい今は普通ですよ。」
「カグヤは・・姉って言いにくいんでもうカグヤにしますね、正直ビッチです。一人の男に絞らず、常に色んな男を侍らせてます。けど女とも仲良く楽しくやってるようで意味が分かりません。普通嫌われますよね?」
「プッ!ちょっと本当にジュンさんの女版じゃん!俺カグヤちゃんにも会ってみたいわ!」
「ダメ!アスはカグヤに会うの禁止!!」
「何でだよ??!」
「そりゃ、アスラちゃんがカグヤちゃんに惚れたら嫌だからに決まってるでしょ?」
「はっ?レンさん?冬崎先輩がウチのビッチに?ないない!兄さんも心配しなくても絶対大丈夫だと思いますよ?カグヤは兄さんに似てないし・・顔は母さん似なんです。どっちかって言うと、ビッチって言った後に申し訳ないですけど、ランさんみたいな感じです。」
「・・ますます心配だ・・・」
「だね・・・」
兄さん?レンさんまで何で??!
「あらぁ!ユイくん、ぜひ今度カグヤちゃんを連れて来て欲しいわ!仲良くなれそう♡」
「嫌な予感しかない。」
「だね。」
だから何で??!
「あ~、ユイくん、ランさんはキョウとジュンさん、秋月親子の天敵なんだよ。
何て言うの?この二人に魅了されずにやり返せる稀有な存在と言うか・・・」
「・・何か分かります。カグヤも普通に言い返しそうで・・あっ、カグヤがシグに会わせろってうるさいんですよね。もし、こっちに来てみなさまにもご迷惑をかけたらごめんなさい。」
「えっ?!私、カグヤ様のお眼鏡にかなうでしょうか??」
「・・・・・・」
「何故みなさま沈黙なさるのです??!」
「大丈夫よぉ!私的には秋月親子よりシグくんの方が好感持てるわよ?」
「ラン様!そのような畏れ多い言葉を・・」
「だって、秋月親子の考えてる事なんか大体分かるもの。ある程度計算して動く所とかね。
その点シグくんは予想外な言動をするから面白いわ。キョウくん一筋かと思いきや、ユイくんに猛アプローチするし。」
「それは!私にとってキョウ様は神にも等しいお方でありまして、恋愛対象にする事など決してあってはならない存在なのです!逆にユイは、私が守らねばならない唯一でございます。」
「そうそう、そういう所!すごく面白いし、ちゃんとユイくんに惚れてるって分かるからきっと認めてくれるんじゃないかな?」
ランさん、よく分からないけどすごい説得力です!!
何か色々大丈夫な気がして来た!!!
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