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第十二話
恋慕の作用
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あ、そうだとロレンスは言う。
先程ヘルメスがシャンデリアの光石を保護しているガラスを凝視している所を思い出した。何せあれは魔法石に精通している職人や技術者しかなかなか着眼してくれない、一般的に言えば『ニッチ』なものである。
以前と今のマリセウスの話から察するに、ロレンスが思っている以上にヘルメスにはその知識や好奇心が強いのが伝わった。
「ヘルメス嬢、もしよろしければシャンデリアのガラス加工の予備が数点あるのですが見て行かれますか?」
「え!?いいんですかっ!!」
思わず身を乗り出しそうになりかけるが、ハッとして腰を落ち着かせる。
見たくてウズウズしているのが表情からも伝わる、そうとは知らずに隣にいるマリセウスに承諾を貰えるかチラリと見やる……そんな彼女がまた可愛くて仕方ないので二つ返事ですぐに快諾してしまう。なんて甘さだ。
「構わないよ。私もジャクリーンと話したいから、気が済むまでガンガン聞いておいで。」
「はい!ありがとうございます!」
満面の笑みでお礼をする姿がまた眩しくて失神しかけたが、他の眼が気になるのでグッと堪えた。耐性がついてきたと思ってはいたが、全くもって全然そんな事はなかったのでマリセウス本人は少し情けなくなっていたりする。
そう決まるとロレンスはアレンと共にヘルメスを案内するため離席した。残されたマリセウスとジャクリーン、どんな感情をしているかはわからないが無表情のターニャに「失礼します」と頭を下げてその場を後にして行った。
その後ろ姿を愛おしそうに見つめているマリセウスに一言ちくりと入れたのは、ターニャだった。
「……随分と天真爛漫な方ですのね。」
ちょっとした皮肉を込めて大好きな叔父に言うと流石に怒られるではないかとは思ったが、そんな事はなかった。まぁね、可愛らしいだろう?と幸せそうに笑うものだから頭が痛い。
「でも意外ね。老若男女問わずに手厳しくて社交性のない兄様がそんな顔をするだなんて。」
「そんな顔ってどんな?」
「作った笑顔じゃなくて、本気で笑った顔。筋肉痛になるんじゃない?」
「……そういえば、ヘルメスに再会した翌日は頬が痛かったな。」
「なら私とお会いしている時は作り笑いでしたの?」
少しピリついたようにターニャが放った。
さすがに場の空気が重くなるのを察したマリセウスだが、姪の心中はさっぱりわからないと言わんばかりの驚きの表情をした。
普段は親族とはいえ、姪は礼儀正しい淑女そのものがここまで感情を剥き出しに……というか何故怒っているのか本当にわからなかった。
そういえばヘルメスに挨拶したとき、あんなにも酷い対応をしていた。その真意すらもわからない。
「どうしたんだいターニャ。先程からなんだか怒っている?ようだけども。」
「なんでもありませんわ。なんでも。どうせ私はカートン嬢のように振る舞えない硬い女ですし?」
「あー……確かにヘルメスは柔らかいという表現が似合うな。それがどうしたんだい?」
(うっわ……兄様なんでそんな答え方するの。)
ターニャの恋心に気がついている母のジャクリーンは、兄のデリカシーのない返しに心底呆れた。
いつまでも婚約者を作らない娘は未だにこの仕事バカの兄に恋焦がれている。だから諦めてもらうために、兄とその婚約者と会わせて説得して貰おうと算段していたのだが……どうやら娘以上に恋の熱に浮かれているせいなのか、ただ単純に鈍感なだけなのか、何ひとつ伝わっていない。自分で仕掛けておいてアレだが、娘が不憫でならない。
「どうもしませんわ。叔父様はああいう女性がお好きとは存じなかったたいうだけです。」
「ああいう……、いやいや!私が好きなのはヘルメスだけだよ?誰でもいいってわけじゃないから!」
「まーそうですの?カートン嬢のどこがよろしいのかお教え下さらない?」
「細胞レベルから語る?」
「キモいわよ兄様。」
さすがにジャクリーンもその言葉にはドン引いた。
しかし、自身の婚約者について触れられたのがよほど嬉しかったのであろうか、目を輝かせている。長年兄妹をやってきてはいるが、仕事以外でこんなにもイキイキとした表情を見るのは初めてだ。
だからこそわかる。この人の心に留められる人間はヘルメスだけしかいないのだ。
娘の長年の奮闘は、何も実を結ばれることはなかったという現実でもある。
「さすがに細胞レベルから語ると長くなるから、掻い摘んで馴れ初めあたりがいいかしら……。」
「それは以前にも話しただろう?彼女が三歳の頃に出会って、」
「あ。それじゃあ再会した頃からのがいいわね。それくどいから。」
話を振っておいて酷いことを言うな、と口尖らせたがすぐにまぁ別に構わないかと一口、出された茶を飲み改めて話し出す。
「ヘルメスと再会したのは、彼女が在籍していたサンラン国の国立学院の中庭さ。今でも鮮明に覚えているよ。千年黒光石を手にして見ていたら、ヘルメスがそれを見て驚いて声を上げていたんだ。その時に彼女を見て……ふふっ。」
程よく日焼けした肌に薄い赤色が頬を染めたのを、ターニャは見過ごさなかった。
『あんなのがどうして心を掴んだ』とさらに嫉妬心を駆り立てる。純粋な恋心の瞬間を語るその人には悪いとは思うが、ここは抑える。
そして今まで聞いた事のない熱を帯びた声で、話すのだ。
「とても美しい心を持った女性だ。空色の瞳が煌めいて、熱心に魔法石を語る表情は純粋そのものでね……。再会した途端に一目惚れしたというのもあったから、余計に輝いて見えたんだ。」
「一目惚れ……ですか?」
短い黒い髪、突出するような容姿でもなく、それでいてとても普通な顔立ち。ただひとつ、物珍しいという意味で見事だとしたら空色の瞳ぐらい。
それだけで一目惚れする要素なんてあるのだろうか?それとも叔父の好んでいたタイプがそれだったのだろうか。
朽ちることを知らない黄金と同じ瞳を持つ叔父は、それを輝かせながら話した。
「だから私は彼女に告げたんだ。『君の純粋さは、どんな海よりも澄み切っている』って……。」
「っ!」
その言葉を聞いたターニャは息を止めた。
ジャクリーンは驚いて目を丸くしたまま、兄の本気の愛情を知った。
「再会して間もなく、そんな事を……。」
「……そりゃあ、ハンクスの人間だったらこの言葉は酷く驚くよ。まだヘルメスには事の大きさは伝えてはいないけど、知ったらきっと真っ赤になるんだろうな。」
クシャリと笑うマリセウスは、それを婚約者にいつ伝えようかと考えると多幸感に満ちていた。
あの閉鎖的だった兄が、ここまで世界を広げた事にまた驚く。両親からは人生を救ったなど大袈裟に聞いたが、魂まで救われていたのだ。……とんでもない人物が義姉になるのだとジャクリーンはそう思わずにはいられない。
「…………どうして、私には、何も……。」
「?どうしたターニャ。」
酷く傷つき、顔色は青くなってしまったターニャは脱力しながら席を立ち、ふらりとどこかへそのまま歩き出した。
マリセウスは何度も名前を呼んでは尋ねたが、しかし追うような事はしなかった。
……もしそれがターニャではなく、ヘルメスなら追いかけているのだろう。その場に居合わせた執事や侍女たちもそう思った。マリセウスはどうしたのだろうと心配しつつもふと思い出す。
「そういえば、ターニャの説得だったけれど、どうしてまた改まってお願いしたんだい?」
「……兄様あのね?実はターニャは幼い頃から妃教育を受けてきていたのよ。先日の国王陛下からの王太子婚姻のお触れが出るまでずっと。」
「妃教育を!?」
幼い頃からそれを受けてきた。最初はなんかの冗談だとロレンス共々本気にしなかったし、『上位教育を受ければ本人も自信がつくから』とやらせていたのだ。
しかし、兄に向けられる好意が本物であるのにようやく勘づいたのは三年ほど前からだ。いつでも王太子妃になれるほどの教養がある。
本来ならマリセウス本人にも王家にも伏せるべき事実。この国の法や道徳からして、親族間の婚姻は認められない。血が濃すぎると子孫が短命になる実証がされた昨今ならさらにそれは避けるべきだ。
そしてそれは、露骨なまでの好意があると伝えたようなものだ。どんなに鈍くともさすがに気がつく。
マリセウスは息を飲み、一筋だけの冷や汗を流してついに理解したような神妙な顔つきになった。
「まさか……ジャクリーン、もしかしてターニャは。」
「ええ、そのまさかよ。」
妹の言葉を聞いて項垂れた。
そして、ジャクリーンの想いはぶち壊された。
「ターニャは、王位を継ぎたかったのか!私がヘルメスと婚約を結んでいないから独り身を貫くと思って、私の養女になって後継者になりたかっただなんて……!」
「…………。」
「それで青春を棒に振らせてしまっただなんて!どうして相談してくれなかったんだ……せめて詫びに爵位を与えてどこかの領地の運営を任せて、」
兄様のおバカ!!
マクスエル公爵邸が夫人の怒号で響き渡り、揺れた。
先程ヘルメスがシャンデリアの光石を保護しているガラスを凝視している所を思い出した。何せあれは魔法石に精通している職人や技術者しかなかなか着眼してくれない、一般的に言えば『ニッチ』なものである。
以前と今のマリセウスの話から察するに、ロレンスが思っている以上にヘルメスにはその知識や好奇心が強いのが伝わった。
「ヘルメス嬢、もしよろしければシャンデリアのガラス加工の予備が数点あるのですが見て行かれますか?」
「え!?いいんですかっ!!」
思わず身を乗り出しそうになりかけるが、ハッとして腰を落ち着かせる。
見たくてウズウズしているのが表情からも伝わる、そうとは知らずに隣にいるマリセウスに承諾を貰えるかチラリと見やる……そんな彼女がまた可愛くて仕方ないので二つ返事ですぐに快諾してしまう。なんて甘さだ。
「構わないよ。私もジャクリーンと話したいから、気が済むまでガンガン聞いておいで。」
「はい!ありがとうございます!」
満面の笑みでお礼をする姿がまた眩しくて失神しかけたが、他の眼が気になるのでグッと堪えた。耐性がついてきたと思ってはいたが、全くもって全然そんな事はなかったのでマリセウス本人は少し情けなくなっていたりする。
そう決まるとロレンスはアレンと共にヘルメスを案内するため離席した。残されたマリセウスとジャクリーン、どんな感情をしているかはわからないが無表情のターニャに「失礼します」と頭を下げてその場を後にして行った。
その後ろ姿を愛おしそうに見つめているマリセウスに一言ちくりと入れたのは、ターニャだった。
「……随分と天真爛漫な方ですのね。」
ちょっとした皮肉を込めて大好きな叔父に言うと流石に怒られるではないかとは思ったが、そんな事はなかった。まぁね、可愛らしいだろう?と幸せそうに笑うものだから頭が痛い。
「でも意外ね。老若男女問わずに手厳しくて社交性のない兄様がそんな顔をするだなんて。」
「そんな顔ってどんな?」
「作った笑顔じゃなくて、本気で笑った顔。筋肉痛になるんじゃない?」
「……そういえば、ヘルメスに再会した翌日は頬が痛かったな。」
「なら私とお会いしている時は作り笑いでしたの?」
少しピリついたようにターニャが放った。
さすがに場の空気が重くなるのを察したマリセウスだが、姪の心中はさっぱりわからないと言わんばかりの驚きの表情をした。
普段は親族とはいえ、姪は礼儀正しい淑女そのものがここまで感情を剥き出しに……というか何故怒っているのか本当にわからなかった。
そういえばヘルメスに挨拶したとき、あんなにも酷い対応をしていた。その真意すらもわからない。
「どうしたんだいターニャ。先程からなんだか怒っている?ようだけども。」
「なんでもありませんわ。なんでも。どうせ私はカートン嬢のように振る舞えない硬い女ですし?」
「あー……確かにヘルメスは柔らかいという表現が似合うな。それがどうしたんだい?」
(うっわ……兄様なんでそんな答え方するの。)
ターニャの恋心に気がついている母のジャクリーンは、兄のデリカシーのない返しに心底呆れた。
いつまでも婚約者を作らない娘は未だにこの仕事バカの兄に恋焦がれている。だから諦めてもらうために、兄とその婚約者と会わせて説得して貰おうと算段していたのだが……どうやら娘以上に恋の熱に浮かれているせいなのか、ただ単純に鈍感なだけなのか、何ひとつ伝わっていない。自分で仕掛けておいてアレだが、娘が不憫でならない。
「どうもしませんわ。叔父様はああいう女性がお好きとは存じなかったたいうだけです。」
「ああいう……、いやいや!私が好きなのはヘルメスだけだよ?誰でもいいってわけじゃないから!」
「まーそうですの?カートン嬢のどこがよろしいのかお教え下さらない?」
「細胞レベルから語る?」
「キモいわよ兄様。」
さすがにジャクリーンもその言葉にはドン引いた。
しかし、自身の婚約者について触れられたのがよほど嬉しかったのであろうか、目を輝かせている。長年兄妹をやってきてはいるが、仕事以外でこんなにもイキイキとした表情を見るのは初めてだ。
だからこそわかる。この人の心に留められる人間はヘルメスだけしかいないのだ。
娘の長年の奮闘は、何も実を結ばれることはなかったという現実でもある。
「さすがに細胞レベルから語ると長くなるから、掻い摘んで馴れ初めあたりがいいかしら……。」
「それは以前にも話しただろう?彼女が三歳の頃に出会って、」
「あ。それじゃあ再会した頃からのがいいわね。それくどいから。」
話を振っておいて酷いことを言うな、と口尖らせたがすぐにまぁ別に構わないかと一口、出された茶を飲み改めて話し出す。
「ヘルメスと再会したのは、彼女が在籍していたサンラン国の国立学院の中庭さ。今でも鮮明に覚えているよ。千年黒光石を手にして見ていたら、ヘルメスがそれを見て驚いて声を上げていたんだ。その時に彼女を見て……ふふっ。」
程よく日焼けした肌に薄い赤色が頬を染めたのを、ターニャは見過ごさなかった。
『あんなのがどうして心を掴んだ』とさらに嫉妬心を駆り立てる。純粋な恋心の瞬間を語るその人には悪いとは思うが、ここは抑える。
そして今まで聞いた事のない熱を帯びた声で、話すのだ。
「とても美しい心を持った女性だ。空色の瞳が煌めいて、熱心に魔法石を語る表情は純粋そのものでね……。再会した途端に一目惚れしたというのもあったから、余計に輝いて見えたんだ。」
「一目惚れ……ですか?」
短い黒い髪、突出するような容姿でもなく、それでいてとても普通な顔立ち。ただひとつ、物珍しいという意味で見事だとしたら空色の瞳ぐらい。
それだけで一目惚れする要素なんてあるのだろうか?それとも叔父の好んでいたタイプがそれだったのだろうか。
朽ちることを知らない黄金と同じ瞳を持つ叔父は、それを輝かせながら話した。
「だから私は彼女に告げたんだ。『君の純粋さは、どんな海よりも澄み切っている』って……。」
「っ!」
その言葉を聞いたターニャは息を止めた。
ジャクリーンは驚いて目を丸くしたまま、兄の本気の愛情を知った。
「再会して間もなく、そんな事を……。」
「……そりゃあ、ハンクスの人間だったらこの言葉は酷く驚くよ。まだヘルメスには事の大きさは伝えてはいないけど、知ったらきっと真っ赤になるんだろうな。」
クシャリと笑うマリセウスは、それを婚約者にいつ伝えようかと考えると多幸感に満ちていた。
あの閉鎖的だった兄が、ここまで世界を広げた事にまた驚く。両親からは人生を救ったなど大袈裟に聞いたが、魂まで救われていたのだ。……とんでもない人物が義姉になるのだとジャクリーンはそう思わずにはいられない。
「…………どうして、私には、何も……。」
「?どうしたターニャ。」
酷く傷つき、顔色は青くなってしまったターニャは脱力しながら席を立ち、ふらりとどこかへそのまま歩き出した。
マリセウスは何度も名前を呼んでは尋ねたが、しかし追うような事はしなかった。
……もしそれがターニャではなく、ヘルメスなら追いかけているのだろう。その場に居合わせた執事や侍女たちもそう思った。マリセウスはどうしたのだろうと心配しつつもふと思い出す。
「そういえば、ターニャの説得だったけれど、どうしてまた改まってお願いしたんだい?」
「……兄様あのね?実はターニャは幼い頃から妃教育を受けてきていたのよ。先日の国王陛下からの王太子婚姻のお触れが出るまでずっと。」
「妃教育を!?」
幼い頃からそれを受けてきた。最初はなんかの冗談だとロレンス共々本気にしなかったし、『上位教育を受ければ本人も自信がつくから』とやらせていたのだ。
しかし、兄に向けられる好意が本物であるのにようやく勘づいたのは三年ほど前からだ。いつでも王太子妃になれるほどの教養がある。
本来ならマリセウス本人にも王家にも伏せるべき事実。この国の法や道徳からして、親族間の婚姻は認められない。血が濃すぎると子孫が短命になる実証がされた昨今ならさらにそれは避けるべきだ。
そしてそれは、露骨なまでの好意があると伝えたようなものだ。どんなに鈍くともさすがに気がつく。
マリセウスは息を飲み、一筋だけの冷や汗を流してついに理解したような神妙な顔つきになった。
「まさか……ジャクリーン、もしかしてターニャは。」
「ええ、そのまさかよ。」
妹の言葉を聞いて項垂れた。
そして、ジャクリーンの想いはぶち壊された。
「ターニャは、王位を継ぎたかったのか!私がヘルメスと婚約を結んでいないから独り身を貫くと思って、私の養女になって後継者になりたかっただなんて……!」
「…………。」
「それで青春を棒に振らせてしまっただなんて!どうして相談してくれなかったんだ……せめて詫びに爵位を与えてどこかの領地の運営を任せて、」
兄様のおバカ!!
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