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2章 いよいよ本編開始??

甘い、甘い、お仕置きタイム2*

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あたしは今、セイと2人で自分の部屋のベッドの上にいる。

セイは自分の服をきちんと整えているのに対し、あたしはさっきの脱がされかけて乱れたままの状態だ。
そして、あたしは正座をされられている。


もう一度言います。あたし、ベッドの上で正座させられています。
理由はわからないけど、これから始まるのはセイのお仕置きではなくお説教タイムのようです。



なんでっ??!!どうしてこうなった????!!!!






「……リア、ボクが言ったこと覚えてるかな?」
「えっと、「今日はリアがボクを気持ち良くしてね♪」って……」
「その前は?」
「その前?「ボクは何もしないから」って……」
「違うよね?!ボクは「リアが自分でして欲しいことボクの身体を使ってやったらいいよ♪」って言ったんだよ!」
「あ……!!」

し、しまった!!!やらかした!!!!!!
あたし、セイの「気持ち良くしてね♪」しか頭になかった!!!!

「なのにキミときたら……あんなこと、いったい誰に教わったの?……誰かにしたことでもあるの?」
「ないっ!ないですっ!!セイにしたのが初めてだよ!!!」
「じゃあなんであんなこと知ってるの?」
「あぅ……えっと、その……」


どの道セイにも話そうと思っていたことだし、すでに師匠に話しているのを聞いてたと思うので、良い機会だと思って師匠に話したのと同じ内容をセイにも話すことにした。

フェラに関しての知識は、たまたま読んでいた女性雑誌にあったかなりえっちな特集の内容を参考にしたことや、前世で友人の相談を受けた時に聞いた経験談を元にしたことを伝えた。
彼氏がいなかったわけではないが、前世ではイクという経験をしたことがなく、あたし自身はえっち自体がそんなに気持ちいことだと思ったことはなかったのだ。



「ふ~ん……ボクとのえっちではあんなに乱れてるリアがねぇ……」
「や、セイは特別っていうか、その……顔見たり、一緒にいるだけでドキドキして……前世でそこまで好きになった人はいないから……」
「そうなんだ……リアが心から好きになったのは、ボクが初めてってこと?」
「……はい、ソウデス……」

最後の方はとても顔を見て言えなくて、両手で顔を覆ってしまった。

「リア、それじゃ顔が見えないよ☆……リアの可愛い顔、見せて♪」
「……っ」

ずるい。そんなこと言われたら、言うこと聞くしかないじゃないか……

「さっきは予想外にボクが気持ち良くしてもらったからね☆今度はボクがリアを気持ち良くしてあげる♪……んっ」
「ん、ハァ……ちゅ、ふぁ……」

セイはあたしに優しいキスをしながら、そのままベッドに押し倒した。
額や頬、首や鎖骨など、セイからのキスの雨はどんどん下へ降り注ぎ、その間にシャツのボタンはすべて外され、下着も上にたくし上げられていた。

「あぁっ、んんっ」
「ちゅ、はむ……ん、リアの乳首可愛い☆」
「あ、やぁ……両方は、ダメなのっ……んんっ」

セイは片方の乳首を舐めたり甘噛みしながら、もう片方の乳首を摘まむ。
敏感な場所を同時に攻められて、与えられる快感も倍増する。

キスの雨がだんだん下へと行き、同時に服や下着もはぎ取られる。

「ふふ☆さっきちょっとしか触れなかったのに、ココは凄いね♪こんなに蜜が溢れてるなら舐めとってあげなきゃ☆」
「や、待ってっ……ダメ、お風呂入ってなっ……あぁぁぁぁぁぁっ」
「んんっ、じゅるじゅるっ……ハァ、舐めても舐めてもキリがない……れろっ、んむっ」
「あぁっ、やっ……吸っちゃ、ぁぁっ……やっ、舌、ダメっ……んんんっ」

セイに舌を挿入されながら、敏感なクリトリスも摘ままれ、ビクンっ、ビクンっと膣は収縮を繰り返す。

「ん、あれ?リア、イっちゃった?こんなに敏感なのに前世ではイったことがなかったなんて……余程前の彼氏って奴は下手くそだったんだね~」
「ぁ、んっ……セイ……」
「ふふ☆わかってるよ、ボクもそろそろリアのナカに挿入りたいから♪」

セイはあたしの身体を起こし、座った状態であたしに上に乗るように指示してきた。

「リア、おいで☆」
「や、あの……セイ、この体位……深くて……」
「うん、そうだよ☆リアの奥までボクを刻み付けてあげなくちゃ♪」
「あ……」
「リアがもう不安を感じることなんてないようにね……」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」

くいっと引き寄せられ、問答無用でセイの上に座らされそのまま挿入される。
一気に挿入ってきたセイのモノは、一気にあたしの最奥まで到達し、挿入った瞬間のとてつもない快感でまたあたしはイってしまった。

「っく、リア……挿入れただけでイっちゃったの?締め付けすぎ……」
「やぁぁっ、そんなっ……知らな、ぁ、ぁぁっ……深い、んんっ」
「ふふ☆リアって奥が好きだもんね♪……ダメだよ、下だけ意識してちゃ……んっ」
「んんっ、ふぁ……はふ、んっ……ハァ、ちゅ、んんっ」

セイに抱きしめられながら上も下も攻められて、もうどろどろに溶けてしまいそうだった。
必死にセイにしがみ付き、強すぎる快感にきゅん、きゅんっと膣が収縮してるのがかろうじてわかるけど、自分の身体なのに一切コントロールができない。

「ん、ハァ……リアってば、ボクことホントに好きなんだね☆身体がこんなに悦んでる♪」
「あ、ぁぁ……す、きぃ……セイ、好き……んぁぁぁっ」
「……っ、あぁもう、またそんな可愛いこと言ってくれちゃって……ボクも、リアのこと好きだよ♡」
「!!!」
「……っく、こらこら……リア、そんなに締め付けたら……」
「セイ、好き……ぁぁっ、大好きっ……んんっ」
「ふふ☆リアの好きな一番奥にいっぱい射精してあげるね♡……いつか、ボクの子供ができたら産んでね♪」
「!!!!……~~~~~~~~~っ」






気持ち良すぎて最後の方は真っ白になりかけてしまったけど、聞こえた言葉が嘘じゃなければ、セイはものすごく嬉しいことを言ってくれたはず。
ただ、残念ながらセイの吐精を受け止めている最中にあたしは完全に真っ白になってしまい、そのまま意識を失ってしまった。

起きたときにさっきの言葉を確認することはできるんだろうか……それとも、いつもみたいにすでにいなくなってしまってるんだろうか……





側にいて欲しいと強く思ったけど、口に出して言えたかどうかわからないまま、あたしの意識は闇に落ちて行った……――――――
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