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山男が見る世界
【8】つごうのいい むすめ、よく
その後は結局オプンの自慢や性癖語りに付き合わされたが、それもいつもの事だ。
いっそ懐かしい酒の席に、俺も楽しく付き合っていたが、いつの間にか奴は頼む酒の度数を増やしていたようだ。夕にはオプンが潰れてしまった。
自業自得だとそのまま放置して帰って来たのも、また定番のやり取りである。
道すがら、修練場に預けていたフィリを迎えに行き、手配しておいた宿へ。
ここは前金を払ってさえいれば、飯から身体を拭く布、必要な水や湯まで用意してくれるので、最近は街に来る度世話になっている。
主とも既に顔馴染みで、フィリと二人で顔を見せるなり、素早く飯の支度を始めてくれた。俺達は席に着き、運ばれてくる食事を待つだけである。
「私、キテクさんトコのご飯好き~!」
「フィリちゃんにそう言って貰えると嬉しいねぇ。今度から山に帰る時の弁当も用意しようか」
いくら良く顔を見せるとはいえ、流石にそこまで世話になる訳にもいかん。
慌ててキテク殿に待ったを掛けようとしたが、それよりもフィリの失礼の方が早かった。
「ありがとう、でもごめんなさい! 私、お父さんの作ってくれるご飯はもっと好きなの」
「おい、フィリ……!」
「ははは! いやぁ、愛されてますなぁ!」
頭を抱える思いで髭をひと撫で。
申し訳ない気持ちもあるが、それ以上にフィリの回答が嬉しかったのだ。キテク殿に掛けるべき言葉が俺には分からん。
そうこうしている内に、キテク殿の嫁が食事を並べて始めた。
フィリは自分の前に出された焼き飯を、早速匙で頬張り出した。もむもむと咀嚼し、弛んだ頬に手を当てている。
俺も一口匙を運ぶと……成程、これは美味い。
もう一度匙に掬い、具材に何を使っているのかを可能な限り観察し、口に運んで味を再現できないか吟味する。
真面目に精査する俺の横で、嫁殿が二人分の水を用意してくれながら言った。
「明日は寝床を丸々変えた方が良いかい?」
「ゴフッ!!」
危うく焼き飯を吹き出す所だった。
嫁殿は俺を見てニンマリと笑っている。ついでに俺の耳は、厨房にいるであろうキテク殿の忍び笑いも聞き逃していない。
寝床を丸々というのは、つまり、あれだ、そういう事だ。
今夜、汗やら何やらで大変になるなら、明日は寝床を徹底的に掃除しようかという話だ。
宿によっては嫌味のひとつも言われる事なのだが、キテク殿は気にしない。
それどころか、少々値は張るが出すモノさえ出せば、こうして積極的に後始末をしてくれるのである。
まあ、その、なんだ。そういう意味でもこの宿は気に入っている。
だが、今回はそのつもりは無いのだ。
嫁殿に止めるよう手を上げると、了承に彼女は頷いた。
そのまま厨房に向かおうとする嫁殿の袖を、慌ててフィリが強く引く。
「明日の掃除、お願いします……!」
「ゴフッ!! げっホッ!?」
吹き出しはしなかったが、あわや気管に入る寸前だった。
今度こそ厨房から大笑いが聞こえ、嫁殿も腹を抱えて笑い出す。
「あっはっはっは! じゃあ早めに身体拭くお湯持ってかなくちゃねぇ! こんな健気な子のお誘いなんだ、しっかり可愛がってやんなよ!」
そう言うと嫁殿はフィリに拳を向け、フィリもまた白い歯を見せると、小さな拳で彼女に応えた。
何故金を払う俺では無く、フィリの方に就いているのだ……。
敵はキテク名の二人だけでは無かった。
部屋に湯を持って来てくれたのはキテク殿達では無く、初めて会う……いや、どこかで見た十歳ぐらいの女の子だった。
キテク殿の娘だという彼女は、どうやらナタラ殿の弟子でもあるらしい。
荷物を片し、身体を拭く準備をしている最中にも、部屋の入り口でフィリと親しそうに、まさかウチの宿に泊まってたなんて、とか、お父さんと仲が良いのは知ってたけど、とか、そんな言葉が聞こえて来ていた。
全ての準備を終え、フィリを呼ぼうと振り向くと、フィリは少女に何かを耳打ちしている所だった。
フィリが何を言ったのかは分からんが、少女の瞳が好奇心と、羞恥心と、畏敬の念に輝いている所を見れば……うむ、大体の察しは付く。
「が、頑張ってねフィリちゃん!……そ、それと、あのですね、ヨグイさん。フィリちゃんこ~んなにちっちゃいんですから、その、えっと……! あ、あまり乱暴にしないであげて下さいね!」
ばたんっ、と扉が閉じられるや、悲鳴のような黄色い声を上げ、階段を駆け下りていった様子が壁の向こうから聞き取れた。
まっっっったくもって余計なお世話である。
脚付きの寝床に座って身体を拭いていると、先に清め終えたフィリがぽすっ、っと股の間に座った。
ここまでお膳立てされているのだから当たり前だが、フィリは寝間着を着てはいない。
「……俺が拭き終わるまで待て」
「分かってる。でも不思議だね、お父さんの匂いって、拭いてなくてもなんか、好き」
そう言って、フィリは俺の腹にしなだれ掛かった。
何だろうか、今の言葉は……上手く言えないが、ぐっと来るモノがあるな。
だがそれを言うなら俺だって、フィリの匂いは好きだ。
風呂にも入っていないというのに不思議と全身から甘い香りが漂って来るし、道場で汗を吸ったであろう黒髪からは、ほんの僅かに酸っぱく、それでいて『子供』を感じさせる、太陽のような……む、俺には表現し切れん。
ともかく、不快さは微塵も感じられず、むしろ頭を埋めて嗅いでいたいような、そんな匂いばかりがするのだ。
「おと~うさん、おっきくするより早く拭こ」
クスリと笑いながら、暖かな手が肉棒を撫でた。
フィリの頭で見えないが、撫でた経路を考えるに、少しだけ肥大化を始めているらしい。
止まりかけていた手を動かし、全身を改めて拭く。
フィリには俺が慌てたように映ったのだろうか……いや、実際に少し慌てているな。
また小さくクスクスと笑うと、俺の身長の半分も無いその身体から力を抜き、完全に俺に身を委ねた。
色っぽいが、少し……何というのだろう、雰囲気が曇った気がする。
疑問を口にするより早く、答えはフィリの口から飛び出していた。
「お父さん、私……魔女、なのかな」
成程。フィリから見れば、或いは世の中から見れば、それは深刻な問題だろう。
もしかしたら俺の劣情を誘う事で、自分が少しでも受け入れられるような状況を作ろうとしたのかもしれない。
しかし俺は、フィリが魔女かどうかだとか、そんな事はとっくに気にしていないのだ。気付くと自分でも驚く程に、能天気な声が出ていた。
「かもしれんな。フィリはどうしてそう思った?」
俺の腹をぺちり、とフィリの手が叩く。だがその様子は、幾らか安心したようにも見えた。
「も~、あっさり言う事? ……今日聞いたんだ、魔女の話。赤ちゃんの頃から色々知ってるとか、小さい頃から魔術が使えるとか、人間を見れば殺すとか……女の子が獣堕ちした状態らしいとか」
「うむ。前者二つで俺もフィリを魔女だと思うが、後者二つのせいで断言出来ん。だが魔女である以前にお前はフィリで、血は繋がっていないが俺の娘だ。魔女であろうと無かろうと、関係が無い」
「お父さんらしいなぁ……でも、うん……ありがと」
ぐっと拳を握るとフィリは俺の上から飛び降り、その顔と俺の竿を同じ高さにする。
「“する”前なのに変な事言ってごめんね! じゃ、夜のご飯いただきま~、あむっ」
気持ちを切り替えるように、フィリが俺のモノを咥えた。
彼女はいつも、逸物を育てるのにまず口を使う。
フィリに色々して貰う内に、そんな事はせずとも彼女の温もりさえ感じられれば大きくなるようになったのだが、それでもこうするのが自然だ、と言わんばかりに、必ずしてくれる。
勿論、愛する女の『穴』でしてくれるのだ。他の方法で大きくされるより断然キくのだから、俺も止める理由が無い。
その小さな口内で嘗め上げられ、吸われ、鈴口を舌が這い、抜けかけた亀頭を乳歯が甘噛む。
喉で鈴口を飲むようにあてがうのも、僅かにえずくが慣れた物だ。先走りを飲む動きで扱き、呼吸の為に少しだけ離すと、わざと吐息を吹き掛ける。
背筋を電流が這い回り、峠を越えたかと思う辺りでまた小さな舌の刺激が追撃する。
ジュル、カポッ、と繰り返す結合音。
はむ、あもっ、と時折溢れるフィリの声。
それすら狙っているのでは無いかと思う程に、聴力からも快楽が蹂躙する。
小さな手が催促するように子種袋を揉んだかと思えば、子種が通る道を解すように竿を撫で上げる。
男根の生え際が、びくびくと跳ねて竿を揺らす。
子種を吐き出そうと、睾丸が準備する。
そして。
「んふ、今日はまだダ~メ。出させてあ~げない」
亀頭から口を離し、栓を閉めるように竿の根本をギュッと握られた。
迸ろうとした欲望を遮られ、一層激しく竿が跳ね回る。
「私が虐めてるみたいな顔しないでよ~。そうじゃなくて、お父さんに私が虐められたいの」
そう言うとフィリは寝床をモタモタとよじ登り、寝具の中心にコロンと仰向けに寝転がった。
そのまま自ら股を開いてーー
「今日はこっち……ね、お願い」
ーー俺は無言のまま、腕を立ててフィリの上に被さる。
言われてみれば、いつも先に“して”貰ってばかりだ。彼女が竿にしてくれる事を真似るように、俺はフィリの胸にある小さな蕾を口に含んだ。
ちゅっ、と吸い付き、含んだ突起を舌で転がす。
「ん……はっ……ンっ」
甘い声を聞きながら、吸って、嘗めて、舌先で触れ、転がし……
「あっ……ふっ…は」
幼児のしっとりとした肌に舌を突き刺し、そのまま下へ。
「ひうっ! あっ……」
ぽってりと膨らんだ腹を沿い、可愛らしい臍周りを嘗め、窪みに舌を刺す。
「フゥ……あっ! ひっ!」
臍の上を舌の表面でぞりぞりと削り、もう一度、更に、下へ。
「……あっ……あっ……」
目的地に近付くにつれ、フィリの声が期待を孕む。
ぴっちりと閉じたスジに、舌を、這わす。
「ひゃぅっ!!」
既に濡れていたフィリの皺から、とろとろと新しい蜜が溢れ出した。
舌先で嘗め取り、スジの隙間に舌を滑り込ませる。
「ひっ! おとうさ……ゃんっ!」
仕方の無い事だが、少し、しょっぱいな。
だがフィリもしてくれているのだと思えば、気にはならん。
丁寧に舌で嘗め、スジをめくり、膣から漏れ出す蜜を掬い……嘗め上げて、
「おとさっ……ひぁ!」
スジの始まりにある、突起へ。
ちゅくっ
「おとぉ……さっ! ……っーーー!!」
ふしっ、ふし、と潮が噴き出す。
俺はフィリ秘所全体を口に納め、柔らかく刺激した。
「あっ!おとぅっ! 今だめっ!! ひぃっ!くひっ!?」
腰が浮き、小さなフィリの身体が何度も跳ねる。
躍動が収まるまで、そのまま。
ようやく止まった所で口を離すと、フィリはとろんとした目でこちらを見ながら、僅かにピクピクと痙攣していた。
だらしなく四肢を投げ出し、抵抗も出来ない無防備な姿。頬や肩、腹、膝……各所に差す朱が、微かな色っぽさと艶かしさで飾られている。
そして、うっとりとしながらも彼女の瞳は、期待に燃え上がっている。
……フィリの嬌声に燃えている内に、尻の穴も解せば良かったか。
尻の方で致した回数は、始めて挿入した時を含めても殆んど無い。
だが、股を開いて虐めて欲しいと言った彼女は、きっとーー
「はぅ……ふぅ……おとうさん、おねがい……もう、シて?」
ーーやはり、求めて来た。
脚に手を掛け、今以上に開く。
空いた股の隙間に俺の腰を向かわせ、硬く、太くなった竿を尻にあてがい、
「ん……ちがうの。こっち……」
フィリの手によって、亀頭の触れる先が尻からスジへと変更された。
俺の脳裏を邪な考えが過ったが、そんな筈はないと無視して問う。
「股を擦って欲しいのか?」
「それも気持ち~けど……ね、分かるでしょ?」
どくん、と心臓が跳ねた。
「大きさが違いすぎる。無理だ」
「男の兄弟がいるとさ……子種出るようになったら、私ぐらいの歳でも……“はじめて”、奪われちゃうんでしょ?」
正しい。それが世の中の『普通』だ。
だが、だからこそ大切なのだ。
「お前は違うだろう? フィリのそれは、将来フィリが愛する者にーー」
フィリの表情が、ほんの僅かに変わった。
ーーもっと娘を見てやれってーー
オプンの言葉が、脳裏に甦る。
「ーーいや。フィリ、何故今なのだ? お前は、どうしたいのだ?」
頬は朱が差したままだが、フィリは少しだけ驚いたように目を瞬かせると、
心から嬉しそうに、泣きそうな程に、微笑んで答えた。
「…………私ね、お父さんみたいな何でも屋になりたい。お父さんが私の幸せを考えてくれてるの、知ってるから……お父さんが見ててくれるから。私、自分で選んでやってみる」
ならば尚更、と口が出そうになるのを、ぐっと堪えた。
オプンは言った。俺は俺しか見ていないと。
俺はフィリを賢いと思いながらも、まだフィリは幼いからと、矛盾した決め付けをしていたのではないのだろうか。
俺が口出しする事を思い止まった時、フィリはやっと……思いを述べた。
「でもね、何でも屋を目指すなら……多分私、強いけど、それでも失敗する事だってあるから……そしたら、はじめて、奪われちゃう。悔しいで済まないぐらい、落ち込んじゃう」
間違っていない。それどころか、体を許す事で生き残れる事さえあるだろう。
だが、まずそれでは済むまい。何でも屋になるなら、あっさり死ぬ事だってある。フィリが二十五を越えて何でも屋を続けるなら、それでいて体を許して慰み物にされれば、孕む事だって有り得る。
それはーーいや、違う。俺の考えは正しいが、フィリの選んだ事では無い。
フィリが、自分で、選ぶ道を。
「だから、せめて……ううん、お願いだから、私の“はじめて”は……お父さんにあげたいの」
ぐるぐると頭を掻き回していた考えが、欲望に、健気さに、愛情に、愛しさに……負けた。
「後悔は……出来んぞ」
「ふふっ。何でも屋になる事は、いつか後悔するかも……でもお父さんに私をあげるのは……後悔なんて、しないよ? 絶対にね」
俺はそれ以上何も言わず、自分のモノをフィリのソコへと添えると、その『先』へ進む為に覆い被さった。
こうすると、体格差でもうフィリは見えない。
せめてと彼女の頭を抱くと、フィリもまた背中に手を回そうとするが、やはり体格差のせいで、両手を広げてしがみつくだけになってしまった。
仕方がないとばかりに、フィリは俺の逸物を両手で持つと、膣のある場所へ正確に当てる。
ぐっ、と腰を落とす。
先端がフィリのスジに当たるが、掻き分けるどころか恥丘全体を押し潰す。
フィリの指が、目一杯に秘部を広げる感触。
そして。
「途中で止めたら……嫌いになっちゃうから」
腰に力を入れた。
ミヂッッ
「~~~~っ!」
穴の入り口を捉えてはいるが、押しているだけ。
更に腰に力を込める。
ミリミリミリ……!
「ぁ………!!」
入る訳が、ない。
腰を上げ
「ダメッッ!!」
ようとして、初めて聞くフィリの激怒に止まる。
「精霊の加護を……お父さん、絶対に、絶対に、止めないで。私のを貰うだけじゃなくて……一気に最後まで……お願い!!」
「……分かった」
加護まで掛けたのだ。もうフィリが叫ぼうと、もうフィリが泣き喚こうと……止めん。
ミヂミヂミヂ!
「ぁ………ひっ!」
ミシッ!
「……ぎっ……!!」
ツプッ……
「ぁ」
亀頭の鈴口程度がフィリの入り口に侵入した瞬間、俺は、
自重を支えるのを、止めた。
ブヂッッ!
「ぐぎっ!? ぁ゛……っ!!」
かくん、と体が僅に落ち、フィリの『初めての証』を破く感触と共に、その先をも引き裂く。
メリメリッ! ごづん!!
「~~~~~~っっっ!!」
亀頭が完全にフィリの胎内へと沈み、中を掻き別け、奥にある固い感触まで叩き込まれ……俺はずっと待たせていた睾丸を解放した。
どぶっ! どぶぶっ!!
射精した感覚もよく分からず、ただギチギチと亀頭が締め上げられる感触。
ようやく自分が吐精している事に気付いたのは、満足して竿が少し萎み始めた時だった。
「フィリ、大丈夫か……!」
「ぅん、なん、とか……あはは、すご……」
慌てて自重を支え直し、自分の腹を見るような姿勢でフィリを見ると、彼女もこちらを見上げながら下腹部を擦っていた。
突き刺さったままの亀頭と、それで栓をされ逃げ場の無い精液が、フィリの腹の上からでも確認出来るぐらいに盛り上がっている。
膣が浅いせいで、幼女のぽっこり腹の下辺りに別の膨らみがある歪な様子。
しかしそれは、本当の意味でフィリを抱いた事をも意味していた。
「加護のお陰かな、膜以外裂けてないみたい……え? ちょちょ、お父さん!」
膣内でまた大きくなり、驚くフィリ。
俺はフィリを抱き上げて胡座をかき、彼女を胸元に納める。
ぼとぼとと精液が結合部から溢れ出したが、繋がったままだ。
「いっーーーた! 前から思ってたけど、お父さん初めてのコトに興奮し過ぎ!!」
ほぼ竿に突き刺さったまま立っているような状態のフィリを、俺は抱き締めた。
「痛すぎたり、嫌だったりするなら止める。俺はもっと、お前に……注ぎたい」
「……嫌なワケないじゃん。あと、注ぎたいって言い方がちょっと……えっちだよ」
フィリを抱き締めると、彼女もまた俺の胸に身を委ねた。
同時に、産まれて初めての挿入に使い方も知らない筈の膣壁が、きゅぅっと締まる。
軽く最奥から離そうとするが、まだヒダも薄い膣から音を立てて竿が抜け、閉じ込められていた残りの子種がビュルビュルと噴き出す。
「いつっ! うわっ、これオシッコみたいでヤダ! お父さん、出しすぎ……!」
「次はもっともっと注ぐ」
「っ……もう。あ~あ、明日はキテクさん大変だ……んぎっ!」
吐き出し終わるのを待って、再度肉棒をフィリの胎内に沈める。
ゆっくり、抜けないように反復させると、フィリは悲鳴が汚いと思ったのか、声を堪え始めた。
「ぎっ! ぐぅ!?……ひっ! んんっ! んっ!」
負担にならないよう隙間を作る反復から、最奥を押し込んだり戻したりする動作に変える。
膣内が少しだけ、締める反応を始めた。
「ひぅ……んっ、奥……痛いけど……こっちのが、好き……んひっ!」
鈴口の先で固い物……子宮口が、こりこりと玩ばれる。
最初はギチギチに亀頭を締め付けていた膣内が解れ、血のツルツルする感触から、少しずつ愛液の粘つく感触へと代わってゆく。
「んっ……ぁ……ぎっ!? ……ぁ、ぁっ」
時折破瓜の痛みに苛まれるようだが、声にも色が乗って来た。
解れてきたとはいえ、亀頭を包む力は強い。が、挿入口が亀頭かぽりと被い、入り口と子宮口がちゅうちゅうと吸い付き……どんどんと子種が竿を上り出す。
竿の先端をフィリに呑み込まれたまま、小さな身体を揺するように動かす。
気付くとフィリ自身も気持ちいいのか、腰を淫らにくねらせ始めていた。
「んぁ……おとーさ……あっ、これ……いけそ、果てそうっ!! おとうさん……おとうさっ! フィリの赤ちゃんのお部屋ぁ!!」
ガンガン竿を登ってくる欲液。
まだ五歳だというのに、肉棒の先に吸い付いているのが『子袋』だという事を淫靡に示され、
「ほしっ! おねがっ!ひぐっ! おとーさ、の! こどっ……!おとぅさ……とと、の……ととのぉぉぉぉぉっっ!!!」
膣内の急な収縮に、フィリの懇願に、
求められた子種が、応えるように竿から溢れた。
ぶぴっ!! ビュグッッ! ぐびゅるっ!!
「出て……!! こだねっ! ひっ、ぐ……~~~っっっ!!」
子種を吐き出しながら、子種を受け止めながら、きつく抱き合い、フィリを押し倒すよう寝床に倒れ込み、
子種を送る、送る、流し込む、滴し混む、みちみちと、目一杯、五歳の子宮に、直接注入するかのように。
ごぼぼ……ごぽんっ……。
注入を終え、抱き合ったまま、横に並ぶように姿勢を変えてドサリ、と倒れた。
それでも、俺達は繋がったままだ。
俺の息も荒いが、フィリは全ての体力を使ったのだろう。ひゅうひゅうと喉を鳴らしてぐったりとしている。
心配になって声を掛ける寸前、フィリは眠いような、熱に浮かされたような目で俺を見上げて言った。
「……赤ちゃん……デキたかなぁ?」
悪戯っぽく笑うフィリの頭を、軽くぽすぽすと叩く。
「出来てしまっては、暫く何でも屋にはなれんな」
「え~……えへへ、ど~しよ~……ぴゃっ!?」
フィリがモジモジした途端繋がりが解かれ、股から大量の精液が音を立て吹き出し、その可愛い尻や太腿を白く染めて水溜まりになる。
「……ひゃ~……あはは。キテクさん……ごめんなさぁい……」
その言葉を最後にフィリは意識を断ち、すぅすぅと寝息を立て始めた。
そして、俺も……。
瞬きをした途端、景色が変わったのかと思った。
コンコンコンと扉を叩く音、窓から覗く日差し……何故そうなっているのか、三つ間は分からないままだった。
「ヨグイさ~ん、フィリちゃ~ん、朝ですよ~、お父さんがご飯準備しちゃってますよ~」
聞こえているのは、昨日の少女の声だろう。
まだ暫く掛かると返事をし、寝る直前の状況を思い返す。
フィリが寝てしまった後に掛け布を準備し……そこから先はもう記憶が無かった。ここまでストンと寝てしまったのは、どれくらい振りだろうか?
兎に角、今は起きて仕度だ。
「フィリ、フィリ。起きろ、朝だぞ」
「にゃむ……ぇへへぇ……ととのがおと~さん~」
訳の分からん寝言を呟きながら、全く起きる気配が無い。
仕方がない、肩を揺すって無理矢理起こそう。
そう思いフィリの肩を掴もうとして。
「…………なんだと」
その左肩に、昨日までは無かった『印』が薄く刻まれている事に気付いた。
まだ五歳だというのに、もう、俺の腕から旅立つ日が来たらしい。
俺はフィリを、一人の何でも屋として送り出す事を決意した。
他の誰でもない、フィリ自身がそう望んだのだから。
…
……
………
これは全くの余談なのだが。
仕度を済ませフィリと部屋を後にした瞬間、興味津々といった様子で、例の少女が部屋に滑り込んだ。
そして、部屋に充満する行為の匂いと白濁にまみれた寝床を見て、悲鳴を上げて腰を抜かし、動けなくなってしまったらしい。
自業自得であるからして、助け起こす事はしないでおいた、と補足する。
いっそ懐かしい酒の席に、俺も楽しく付き合っていたが、いつの間にか奴は頼む酒の度数を増やしていたようだ。夕にはオプンが潰れてしまった。
自業自得だとそのまま放置して帰って来たのも、また定番のやり取りである。
道すがら、修練場に預けていたフィリを迎えに行き、手配しておいた宿へ。
ここは前金を払ってさえいれば、飯から身体を拭く布、必要な水や湯まで用意してくれるので、最近は街に来る度世話になっている。
主とも既に顔馴染みで、フィリと二人で顔を見せるなり、素早く飯の支度を始めてくれた。俺達は席に着き、運ばれてくる食事を待つだけである。
「私、キテクさんトコのご飯好き~!」
「フィリちゃんにそう言って貰えると嬉しいねぇ。今度から山に帰る時の弁当も用意しようか」
いくら良く顔を見せるとはいえ、流石にそこまで世話になる訳にもいかん。
慌ててキテク殿に待ったを掛けようとしたが、それよりもフィリの失礼の方が早かった。
「ありがとう、でもごめんなさい! 私、お父さんの作ってくれるご飯はもっと好きなの」
「おい、フィリ……!」
「ははは! いやぁ、愛されてますなぁ!」
頭を抱える思いで髭をひと撫で。
申し訳ない気持ちもあるが、それ以上にフィリの回答が嬉しかったのだ。キテク殿に掛けるべき言葉が俺には分からん。
そうこうしている内に、キテク殿の嫁が食事を並べて始めた。
フィリは自分の前に出された焼き飯を、早速匙で頬張り出した。もむもむと咀嚼し、弛んだ頬に手を当てている。
俺も一口匙を運ぶと……成程、これは美味い。
もう一度匙に掬い、具材に何を使っているのかを可能な限り観察し、口に運んで味を再現できないか吟味する。
真面目に精査する俺の横で、嫁殿が二人分の水を用意してくれながら言った。
「明日は寝床を丸々変えた方が良いかい?」
「ゴフッ!!」
危うく焼き飯を吹き出す所だった。
嫁殿は俺を見てニンマリと笑っている。ついでに俺の耳は、厨房にいるであろうキテク殿の忍び笑いも聞き逃していない。
寝床を丸々というのは、つまり、あれだ、そういう事だ。
今夜、汗やら何やらで大変になるなら、明日は寝床を徹底的に掃除しようかという話だ。
宿によっては嫌味のひとつも言われる事なのだが、キテク殿は気にしない。
それどころか、少々値は張るが出すモノさえ出せば、こうして積極的に後始末をしてくれるのである。
まあ、その、なんだ。そういう意味でもこの宿は気に入っている。
だが、今回はそのつもりは無いのだ。
嫁殿に止めるよう手を上げると、了承に彼女は頷いた。
そのまま厨房に向かおうとする嫁殿の袖を、慌ててフィリが強く引く。
「明日の掃除、お願いします……!」
「ゴフッ!! げっホッ!?」
吹き出しはしなかったが、あわや気管に入る寸前だった。
今度こそ厨房から大笑いが聞こえ、嫁殿も腹を抱えて笑い出す。
「あっはっはっは! じゃあ早めに身体拭くお湯持ってかなくちゃねぇ! こんな健気な子のお誘いなんだ、しっかり可愛がってやんなよ!」
そう言うと嫁殿はフィリに拳を向け、フィリもまた白い歯を見せると、小さな拳で彼女に応えた。
何故金を払う俺では無く、フィリの方に就いているのだ……。
敵はキテク名の二人だけでは無かった。
部屋に湯を持って来てくれたのはキテク殿達では無く、初めて会う……いや、どこかで見た十歳ぐらいの女の子だった。
キテク殿の娘だという彼女は、どうやらナタラ殿の弟子でもあるらしい。
荷物を片し、身体を拭く準備をしている最中にも、部屋の入り口でフィリと親しそうに、まさかウチの宿に泊まってたなんて、とか、お父さんと仲が良いのは知ってたけど、とか、そんな言葉が聞こえて来ていた。
全ての準備を終え、フィリを呼ぼうと振り向くと、フィリは少女に何かを耳打ちしている所だった。
フィリが何を言ったのかは分からんが、少女の瞳が好奇心と、羞恥心と、畏敬の念に輝いている所を見れば……うむ、大体の察しは付く。
「が、頑張ってねフィリちゃん!……そ、それと、あのですね、ヨグイさん。フィリちゃんこ~んなにちっちゃいんですから、その、えっと……! あ、あまり乱暴にしないであげて下さいね!」
ばたんっ、と扉が閉じられるや、悲鳴のような黄色い声を上げ、階段を駆け下りていった様子が壁の向こうから聞き取れた。
まっっっったくもって余計なお世話である。
脚付きの寝床に座って身体を拭いていると、先に清め終えたフィリがぽすっ、っと股の間に座った。
ここまでお膳立てされているのだから当たり前だが、フィリは寝間着を着てはいない。
「……俺が拭き終わるまで待て」
「分かってる。でも不思議だね、お父さんの匂いって、拭いてなくてもなんか、好き」
そう言って、フィリは俺の腹にしなだれ掛かった。
何だろうか、今の言葉は……上手く言えないが、ぐっと来るモノがあるな。
だがそれを言うなら俺だって、フィリの匂いは好きだ。
風呂にも入っていないというのに不思議と全身から甘い香りが漂って来るし、道場で汗を吸ったであろう黒髪からは、ほんの僅かに酸っぱく、それでいて『子供』を感じさせる、太陽のような……む、俺には表現し切れん。
ともかく、不快さは微塵も感じられず、むしろ頭を埋めて嗅いでいたいような、そんな匂いばかりがするのだ。
「おと~うさん、おっきくするより早く拭こ」
クスリと笑いながら、暖かな手が肉棒を撫でた。
フィリの頭で見えないが、撫でた経路を考えるに、少しだけ肥大化を始めているらしい。
止まりかけていた手を動かし、全身を改めて拭く。
フィリには俺が慌てたように映ったのだろうか……いや、実際に少し慌てているな。
また小さくクスクスと笑うと、俺の身長の半分も無いその身体から力を抜き、完全に俺に身を委ねた。
色っぽいが、少し……何というのだろう、雰囲気が曇った気がする。
疑問を口にするより早く、答えはフィリの口から飛び出していた。
「お父さん、私……魔女、なのかな」
成程。フィリから見れば、或いは世の中から見れば、それは深刻な問題だろう。
もしかしたら俺の劣情を誘う事で、自分が少しでも受け入れられるような状況を作ろうとしたのかもしれない。
しかし俺は、フィリが魔女かどうかだとか、そんな事はとっくに気にしていないのだ。気付くと自分でも驚く程に、能天気な声が出ていた。
「かもしれんな。フィリはどうしてそう思った?」
俺の腹をぺちり、とフィリの手が叩く。だがその様子は、幾らか安心したようにも見えた。
「も~、あっさり言う事? ……今日聞いたんだ、魔女の話。赤ちゃんの頃から色々知ってるとか、小さい頃から魔術が使えるとか、人間を見れば殺すとか……女の子が獣堕ちした状態らしいとか」
「うむ。前者二つで俺もフィリを魔女だと思うが、後者二つのせいで断言出来ん。だが魔女である以前にお前はフィリで、血は繋がっていないが俺の娘だ。魔女であろうと無かろうと、関係が無い」
「お父さんらしいなぁ……でも、うん……ありがと」
ぐっと拳を握るとフィリは俺の上から飛び降り、その顔と俺の竿を同じ高さにする。
「“する”前なのに変な事言ってごめんね! じゃ、夜のご飯いただきま~、あむっ」
気持ちを切り替えるように、フィリが俺のモノを咥えた。
彼女はいつも、逸物を育てるのにまず口を使う。
フィリに色々して貰う内に、そんな事はせずとも彼女の温もりさえ感じられれば大きくなるようになったのだが、それでもこうするのが自然だ、と言わんばかりに、必ずしてくれる。
勿論、愛する女の『穴』でしてくれるのだ。他の方法で大きくされるより断然キくのだから、俺も止める理由が無い。
その小さな口内で嘗め上げられ、吸われ、鈴口を舌が這い、抜けかけた亀頭を乳歯が甘噛む。
喉で鈴口を飲むようにあてがうのも、僅かにえずくが慣れた物だ。先走りを飲む動きで扱き、呼吸の為に少しだけ離すと、わざと吐息を吹き掛ける。
背筋を電流が這い回り、峠を越えたかと思う辺りでまた小さな舌の刺激が追撃する。
ジュル、カポッ、と繰り返す結合音。
はむ、あもっ、と時折溢れるフィリの声。
それすら狙っているのでは無いかと思う程に、聴力からも快楽が蹂躙する。
小さな手が催促するように子種袋を揉んだかと思えば、子種が通る道を解すように竿を撫で上げる。
男根の生え際が、びくびくと跳ねて竿を揺らす。
子種を吐き出そうと、睾丸が準備する。
そして。
「んふ、今日はまだダ~メ。出させてあ~げない」
亀頭から口を離し、栓を閉めるように竿の根本をギュッと握られた。
迸ろうとした欲望を遮られ、一層激しく竿が跳ね回る。
「私が虐めてるみたいな顔しないでよ~。そうじゃなくて、お父さんに私が虐められたいの」
そう言うとフィリは寝床をモタモタとよじ登り、寝具の中心にコロンと仰向けに寝転がった。
そのまま自ら股を開いてーー
「今日はこっち……ね、お願い」
ーー俺は無言のまま、腕を立ててフィリの上に被さる。
言われてみれば、いつも先に“して”貰ってばかりだ。彼女が竿にしてくれる事を真似るように、俺はフィリの胸にある小さな蕾を口に含んだ。
ちゅっ、と吸い付き、含んだ突起を舌で転がす。
「ん……はっ……ンっ」
甘い声を聞きながら、吸って、嘗めて、舌先で触れ、転がし……
「あっ……ふっ…は」
幼児のしっとりとした肌に舌を突き刺し、そのまま下へ。
「ひうっ! あっ……」
ぽってりと膨らんだ腹を沿い、可愛らしい臍周りを嘗め、窪みに舌を刺す。
「フゥ……あっ! ひっ!」
臍の上を舌の表面でぞりぞりと削り、もう一度、更に、下へ。
「……あっ……あっ……」
目的地に近付くにつれ、フィリの声が期待を孕む。
ぴっちりと閉じたスジに、舌を、這わす。
「ひゃぅっ!!」
既に濡れていたフィリの皺から、とろとろと新しい蜜が溢れ出した。
舌先で嘗め取り、スジの隙間に舌を滑り込ませる。
「ひっ! おとうさ……ゃんっ!」
仕方の無い事だが、少し、しょっぱいな。
だがフィリもしてくれているのだと思えば、気にはならん。
丁寧に舌で嘗め、スジをめくり、膣から漏れ出す蜜を掬い……嘗め上げて、
「おとさっ……ひぁ!」
スジの始まりにある、突起へ。
ちゅくっ
「おとぉ……さっ! ……っーーー!!」
ふしっ、ふし、と潮が噴き出す。
俺はフィリ秘所全体を口に納め、柔らかく刺激した。
「あっ!おとぅっ! 今だめっ!! ひぃっ!くひっ!?」
腰が浮き、小さなフィリの身体が何度も跳ねる。
躍動が収まるまで、そのまま。
ようやく止まった所で口を離すと、フィリはとろんとした目でこちらを見ながら、僅かにピクピクと痙攣していた。
だらしなく四肢を投げ出し、抵抗も出来ない無防備な姿。頬や肩、腹、膝……各所に差す朱が、微かな色っぽさと艶かしさで飾られている。
そして、うっとりとしながらも彼女の瞳は、期待に燃え上がっている。
……フィリの嬌声に燃えている内に、尻の穴も解せば良かったか。
尻の方で致した回数は、始めて挿入した時を含めても殆んど無い。
だが、股を開いて虐めて欲しいと言った彼女は、きっとーー
「はぅ……ふぅ……おとうさん、おねがい……もう、シて?」
ーーやはり、求めて来た。
脚に手を掛け、今以上に開く。
空いた股の隙間に俺の腰を向かわせ、硬く、太くなった竿を尻にあてがい、
「ん……ちがうの。こっち……」
フィリの手によって、亀頭の触れる先が尻からスジへと変更された。
俺の脳裏を邪な考えが過ったが、そんな筈はないと無視して問う。
「股を擦って欲しいのか?」
「それも気持ち~けど……ね、分かるでしょ?」
どくん、と心臓が跳ねた。
「大きさが違いすぎる。無理だ」
「男の兄弟がいるとさ……子種出るようになったら、私ぐらいの歳でも……“はじめて”、奪われちゃうんでしょ?」
正しい。それが世の中の『普通』だ。
だが、だからこそ大切なのだ。
「お前は違うだろう? フィリのそれは、将来フィリが愛する者にーー」
フィリの表情が、ほんの僅かに変わった。
ーーもっと娘を見てやれってーー
オプンの言葉が、脳裏に甦る。
「ーーいや。フィリ、何故今なのだ? お前は、どうしたいのだ?」
頬は朱が差したままだが、フィリは少しだけ驚いたように目を瞬かせると、
心から嬉しそうに、泣きそうな程に、微笑んで答えた。
「…………私ね、お父さんみたいな何でも屋になりたい。お父さんが私の幸せを考えてくれてるの、知ってるから……お父さんが見ててくれるから。私、自分で選んでやってみる」
ならば尚更、と口が出そうになるのを、ぐっと堪えた。
オプンは言った。俺は俺しか見ていないと。
俺はフィリを賢いと思いながらも、まだフィリは幼いからと、矛盾した決め付けをしていたのではないのだろうか。
俺が口出しする事を思い止まった時、フィリはやっと……思いを述べた。
「でもね、何でも屋を目指すなら……多分私、強いけど、それでも失敗する事だってあるから……そしたら、はじめて、奪われちゃう。悔しいで済まないぐらい、落ち込んじゃう」
間違っていない。それどころか、体を許す事で生き残れる事さえあるだろう。
だが、まずそれでは済むまい。何でも屋になるなら、あっさり死ぬ事だってある。フィリが二十五を越えて何でも屋を続けるなら、それでいて体を許して慰み物にされれば、孕む事だって有り得る。
それはーーいや、違う。俺の考えは正しいが、フィリの選んだ事では無い。
フィリが、自分で、選ぶ道を。
「だから、せめて……ううん、お願いだから、私の“はじめて”は……お父さんにあげたいの」
ぐるぐると頭を掻き回していた考えが、欲望に、健気さに、愛情に、愛しさに……負けた。
「後悔は……出来んぞ」
「ふふっ。何でも屋になる事は、いつか後悔するかも……でもお父さんに私をあげるのは……後悔なんて、しないよ? 絶対にね」
俺はそれ以上何も言わず、自分のモノをフィリのソコへと添えると、その『先』へ進む為に覆い被さった。
こうすると、体格差でもうフィリは見えない。
せめてと彼女の頭を抱くと、フィリもまた背中に手を回そうとするが、やはり体格差のせいで、両手を広げてしがみつくだけになってしまった。
仕方がないとばかりに、フィリは俺の逸物を両手で持つと、膣のある場所へ正確に当てる。
ぐっ、と腰を落とす。
先端がフィリのスジに当たるが、掻き分けるどころか恥丘全体を押し潰す。
フィリの指が、目一杯に秘部を広げる感触。
そして。
「途中で止めたら……嫌いになっちゃうから」
腰に力を入れた。
ミヂッッ
「~~~~っ!」
穴の入り口を捉えてはいるが、押しているだけ。
更に腰に力を込める。
ミリミリミリ……!
「ぁ………!!」
入る訳が、ない。
腰を上げ
「ダメッッ!!」
ようとして、初めて聞くフィリの激怒に止まる。
「精霊の加護を……お父さん、絶対に、絶対に、止めないで。私のを貰うだけじゃなくて……一気に最後まで……お願い!!」
「……分かった」
加護まで掛けたのだ。もうフィリが叫ぼうと、もうフィリが泣き喚こうと……止めん。
ミヂミヂミヂ!
「ぁ………ひっ!」
ミシッ!
「……ぎっ……!!」
ツプッ……
「ぁ」
亀頭の鈴口程度がフィリの入り口に侵入した瞬間、俺は、
自重を支えるのを、止めた。
ブヂッッ!
「ぐぎっ!? ぁ゛……っ!!」
かくん、と体が僅に落ち、フィリの『初めての証』を破く感触と共に、その先をも引き裂く。
メリメリッ! ごづん!!
「~~~~~~っっっ!!」
亀頭が完全にフィリの胎内へと沈み、中を掻き別け、奥にある固い感触まで叩き込まれ……俺はずっと待たせていた睾丸を解放した。
どぶっ! どぶぶっ!!
射精した感覚もよく分からず、ただギチギチと亀頭が締め上げられる感触。
ようやく自分が吐精している事に気付いたのは、満足して竿が少し萎み始めた時だった。
「フィリ、大丈夫か……!」
「ぅん、なん、とか……あはは、すご……」
慌てて自重を支え直し、自分の腹を見るような姿勢でフィリを見ると、彼女もこちらを見上げながら下腹部を擦っていた。
突き刺さったままの亀頭と、それで栓をされ逃げ場の無い精液が、フィリの腹の上からでも確認出来るぐらいに盛り上がっている。
膣が浅いせいで、幼女のぽっこり腹の下辺りに別の膨らみがある歪な様子。
しかしそれは、本当の意味でフィリを抱いた事をも意味していた。
「加護のお陰かな、膜以外裂けてないみたい……え? ちょちょ、お父さん!」
膣内でまた大きくなり、驚くフィリ。
俺はフィリを抱き上げて胡座をかき、彼女を胸元に納める。
ぼとぼとと精液が結合部から溢れ出したが、繋がったままだ。
「いっーーーた! 前から思ってたけど、お父さん初めてのコトに興奮し過ぎ!!」
ほぼ竿に突き刺さったまま立っているような状態のフィリを、俺は抱き締めた。
「痛すぎたり、嫌だったりするなら止める。俺はもっと、お前に……注ぎたい」
「……嫌なワケないじゃん。あと、注ぎたいって言い方がちょっと……えっちだよ」
フィリを抱き締めると、彼女もまた俺の胸に身を委ねた。
同時に、産まれて初めての挿入に使い方も知らない筈の膣壁が、きゅぅっと締まる。
軽く最奥から離そうとするが、まだヒダも薄い膣から音を立てて竿が抜け、閉じ込められていた残りの子種がビュルビュルと噴き出す。
「いつっ! うわっ、これオシッコみたいでヤダ! お父さん、出しすぎ……!」
「次はもっともっと注ぐ」
「っ……もう。あ~あ、明日はキテクさん大変だ……んぎっ!」
吐き出し終わるのを待って、再度肉棒をフィリの胎内に沈める。
ゆっくり、抜けないように反復させると、フィリは悲鳴が汚いと思ったのか、声を堪え始めた。
「ぎっ! ぐぅ!?……ひっ! んんっ! んっ!」
負担にならないよう隙間を作る反復から、最奥を押し込んだり戻したりする動作に変える。
膣内が少しだけ、締める反応を始めた。
「ひぅ……んっ、奥……痛いけど……こっちのが、好き……んひっ!」
鈴口の先で固い物……子宮口が、こりこりと玩ばれる。
最初はギチギチに亀頭を締め付けていた膣内が解れ、血のツルツルする感触から、少しずつ愛液の粘つく感触へと代わってゆく。
「んっ……ぁ……ぎっ!? ……ぁ、ぁっ」
時折破瓜の痛みに苛まれるようだが、声にも色が乗って来た。
解れてきたとはいえ、亀頭を包む力は強い。が、挿入口が亀頭かぽりと被い、入り口と子宮口がちゅうちゅうと吸い付き……どんどんと子種が竿を上り出す。
竿の先端をフィリに呑み込まれたまま、小さな身体を揺するように動かす。
気付くとフィリ自身も気持ちいいのか、腰を淫らにくねらせ始めていた。
「んぁ……おとーさ……あっ、これ……いけそ、果てそうっ!! おとうさん……おとうさっ! フィリの赤ちゃんのお部屋ぁ!!」
ガンガン竿を登ってくる欲液。
まだ五歳だというのに、肉棒の先に吸い付いているのが『子袋』だという事を淫靡に示され、
「ほしっ! おねがっ!ひぐっ! おとーさ、の! こどっ……!おとぅさ……とと、の……ととのぉぉぉぉぉっっ!!!」
膣内の急な収縮に、フィリの懇願に、
求められた子種が、応えるように竿から溢れた。
ぶぴっ!! ビュグッッ! ぐびゅるっ!!
「出て……!! こだねっ! ひっ、ぐ……~~~っっっ!!」
子種を吐き出しながら、子種を受け止めながら、きつく抱き合い、フィリを押し倒すよう寝床に倒れ込み、
子種を送る、送る、流し込む、滴し混む、みちみちと、目一杯、五歳の子宮に、直接注入するかのように。
ごぼぼ……ごぽんっ……。
注入を終え、抱き合ったまま、横に並ぶように姿勢を変えてドサリ、と倒れた。
それでも、俺達は繋がったままだ。
俺の息も荒いが、フィリは全ての体力を使ったのだろう。ひゅうひゅうと喉を鳴らしてぐったりとしている。
心配になって声を掛ける寸前、フィリは眠いような、熱に浮かされたような目で俺を見上げて言った。
「……赤ちゃん……デキたかなぁ?」
悪戯っぽく笑うフィリの頭を、軽くぽすぽすと叩く。
「出来てしまっては、暫く何でも屋にはなれんな」
「え~……えへへ、ど~しよ~……ぴゃっ!?」
フィリがモジモジした途端繋がりが解かれ、股から大量の精液が音を立て吹き出し、その可愛い尻や太腿を白く染めて水溜まりになる。
「……ひゃ~……あはは。キテクさん……ごめんなさぁい……」
その言葉を最後にフィリは意識を断ち、すぅすぅと寝息を立て始めた。
そして、俺も……。
瞬きをした途端、景色が変わったのかと思った。
コンコンコンと扉を叩く音、窓から覗く日差し……何故そうなっているのか、三つ間は分からないままだった。
「ヨグイさ~ん、フィリちゃ~ん、朝ですよ~、お父さんがご飯準備しちゃってますよ~」
聞こえているのは、昨日の少女の声だろう。
まだ暫く掛かると返事をし、寝る直前の状況を思い返す。
フィリが寝てしまった後に掛け布を準備し……そこから先はもう記憶が無かった。ここまでストンと寝てしまったのは、どれくらい振りだろうか?
兎に角、今は起きて仕度だ。
「フィリ、フィリ。起きろ、朝だぞ」
「にゃむ……ぇへへぇ……ととのがおと~さん~」
訳の分からん寝言を呟きながら、全く起きる気配が無い。
仕方がない、肩を揺すって無理矢理起こそう。
そう思いフィリの肩を掴もうとして。
「…………なんだと」
その左肩に、昨日までは無かった『印』が薄く刻まれている事に気付いた。
まだ五歳だというのに、もう、俺の腕から旅立つ日が来たらしい。
俺はフィリを、一人の何でも屋として送り出す事を決意した。
他の誰でもない、フィリ自身がそう望んだのだから。
…
……
………
これは全くの余談なのだが。
仕度を済ませフィリと部屋を後にした瞬間、興味津々といった様子で、例の少女が部屋に滑り込んだ。
そして、部屋に充満する行為の匂いと白濁にまみれた寝床を見て、悲鳴を上げて腰を抜かし、動けなくなってしまったらしい。
自業自得であるからして、助け起こす事はしないでおいた、と補足する。
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