110 / 166
森の
しおりを挟むそうして今日も目覚めた俺は
君の微かに上下する肩を見て
しあわせ
を 噛み締めていた。
昨日の おてがみ のこと
考えなくもない 俺。
でも。
こうして 悩んだり 後悔したり
いや?いい事したな? と思ってみたり
い ろ い ろ
悩むのが ひと と言うモノであるからして。
悩むのが好きなのよね ひと は。
それ即ち デカイ脳みそ 持ってる
ひと の宿命やな。
うむ。
でも。
しかし
しかしのしかし
俺には とっておきの
癒 し♡
甘い君 というものが
いるからして。うむ♡
生成りの 布生地
薄い肩
今日は金茶 いつ変わるのこれ
曇る窓 外はまだ薄暗く
今日のお天気は微妙
それならと
もう一度寝転ぶ 君のとなり
微かに 微かに揺れる 金色睫毛
閉じた窓
昨日も甘い 甘い窓
いや君か
眉毛は少し濃い 茶
産毛は金色 よく見える
渦巻きは 左巻きで
唇は いつもの桜色 髪の色変わっても
ここは 同じ
スッと通った鼻は 細め
空気足りんのかコレ
たまに動く 口元
君の 窓の
夢 は
穏やかな 夢だろうか
なぁ 窓よ。
願わくば きっと
これまでも ひとり やってきたろう君の
夢は
あったかく 優しいものである事を
願うよ。
ヤベ
朝からなんか
オセンチ
な 気分。
「見過ぎだから?」
そう 呟きながら そっっっと
君に腕を回し
「ウヘ」
こっそり 充電♡
しかし微かに動く君
俺の キモ 声に 目が覚めたのかも。
懐♡を 見ると
「ぇっ」
窓 だった
「えっ?なんで???」
俺の頭は「??????????????????」
でいっぱい
「なん、で??」
薄茶の瞳は閉じられたまま
俺を 少しの間
じっと見つめた 窓 は
「 今日は もりへ いけ」
それだけ言って また 閉じた。
えっ
ナニソレ
予言???
そうして開いた 薄茶の瞳に 映る 俺は
きっと困惑の表情をしていただろうと思う。
少し 君の薄茶の瞳と
見つめ合った♡ 後
とりあえず俺たちは 俺たち♡ は
朝食に する事にしたのだ。
うむ。
……………………………………………………
そうして俺は
弁当を作っていた♡
めっちゃ行く気
二人で 森♡
朝食後 俺は サンドイッチを作り
君は
持っていける様に ハーブティーを多分
小分けにし
何か ポット どっから出てきた
それに バスケット
ピクニックに行く様に
準備されている その 様子を見ながら
俺は ニヤニヤ
まぁするよね
そうして支度を終えた俺たち ♡は
影に留守番を頼み
おでかけ
する事に したのだ。
つーか
まじ
あの、窓。
行き先「森」じゃ、分かんねーし。
俺、デェト初心者なんですけど??!?
とりあえず俺は 勢いをつけ
君の 手を 取り♡
成功♡
森の中を 歩いていた。
でも 多分
どこ
っつーのは ねんだろうな とも
分かる 俺。
少しは以前と 様子も変わった森の中を
甘い 君を 視界に捉えつつ
当て所もなく 進んでいた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
6
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる