10 / 14
第10話 薬草嫌いの少女
しおりを挟む
奥さんに連れられてやって来たのは、先程かなり遅い昼食を取ったあのお店だった。
「ウォルト。邪魔するよ」
「ん? 急にどうしたんだ……って、後ろの二人はさっきの客!? またウチの料理に難癖をつけに来たのか!」
難癖って、あれは料理に対するアドバイスなのに!
氷魔法が掛かった保存庫を使うにしても、前日の朝に調理したものを殺菌作用のあるものも入れずに置いておくと、食中毒になる可能性がある。
提供したこのお店も、食べたお客さんも嫌な想いをする事になってしまう可能性があるのに!
「待ちな。このお嬢ちゃんは、エイミーの為に薬草料理を作ってきてくれたんだ。二階に上がらせてもらうよ」
「お、おい! 何を言っているんだ!? 薬草って、あの木の根だろ!? エイミーは、アレが嫌いで食べられないんだ!」
「だから、それを食べ易くしてくれたと言っているんだ。お嬢ちゃん、こっちへ来ておくれ」
奥さんが私の手を引き、強引にお店の奥へ入っていく。
リアムさんが困惑しながらもついて来て、駆け寄ってきた店主のウォルトさんを止めているみたいだ。
「やめろっ! 変な物を食べさせて、エイミーが更に薬草嫌いになったら、どうしてくれるんだっ! アンタに責任が取れるのかっ!?」
「お嬢さんの嗜好を知らないので、絶対……とは言えませんが、食べ易いように調理しました。もしもダメなら、食べられるまで改善してみせます」
「……そうまで言うなら、勝手にすればしろ! だがな、そんな事は俺だって何度も試したんだ! スープにしたり、ミルクと混ぜたり……だが、どれもダメだったんだ!」
ウォルトさんの怒声がお店中に響き渡る。
きっと今のはエイミーって子にも聞こえただろう。
変に身構えていなければ良いのだけど。
そんな事を考えているうちに、奥さんが二階の左手の部屋をノックし、中へ。
「エイミー、久しぶりだね。聞こえていたかもしれないけど、こちらのお嬢さんが美味しいご飯を作ってきてくれたんだ」
「いらない……」
「エイミー。そう言わずに食べてみないか? 私も食べたけど、びっくりするくらい美味しかったよ」
部屋の隅に小さなベッドがあり、小学四年生から五年生って感じの女の子が横になっていた。
だけど、私と目があった途端に、頭から毛布を被ってしまう。
思春期……かな? 難しいお年頃みたいだ。
「帰って! 今の私の顔は誰にも見せたくない!」
「エイミーさん、初めまして。私はアリスって言うの。料理が好きでね、今までにいろんな料理を作ってきたんだけど、薬草をどういう風に食べて美味しくなかったのか聞かせて欲しいな」
「どういう風に……って、お茶だよ。薬草を煎じて水に溶かしたってパパは言っていたけど、すっごく不味くて、泥みたいだった」
「え? ゴボウ……じゃなくて、土の枝を粉にして飲ませたの!?」
チラっと奥さんに目をやると、普通の飲み方だと小声で教えてくれた。
だけど……それは、私だって厳しいと思う。
日本にもゴボウ茶はあったけど、あれは煮出しているはずで、決して粉状のゴボウを飲んだりはしない。
「それは……エイミーさんのお父さんたちには悪いけど、飲めなくても仕方がないかも」
「そうだよねっ! あんなのを飲めって言われても無理だよねっ!? ……あ」
私の言葉が意外だったのか、エイミーが身体を起こし、毛布から顔を出してくれた。
だけど、私と目が合って、再び毛布を被ろうとしたので、慌てて待ったを掛け……持ってきたトレイに掛けていた布を取る。
「待って待って。今のは私の本心よ。飲めない事はないのかもしれないけど、凄く苦いと思う。でね、これは決して苦くないから、ちょっと食べてみてくれないかな?」
「これは本当だよ。私だって食べたけど、薬草とは思えない美味しさだったよ。そっちの兄さんも美味しかったよね?」
「そうですね。俺としては、このカリカリ炒めが好きですね。無限に食べられそうです」
いやあの、リアムさんはさっき沢山食べたよね?
あと、ゴボウは食物繊維が多くて消化されにくいから、一度に食べ過ぎない方が良いと思うけど。
「エイミーさん。冷めてしまう前に、一つ食べてみてくれませんか?」
「冷めてしまう前に……って、温かいの!?」
「えぇ。さっき作ったばかりですから」
トレイを持ってベッドに近付くと、以前に飲んだと言う薬草茶を思い出したのか、エイミーの表情が曇る。
だけど、そんなエイミーの視線に気付いたのか、それとも単に食べたかったのか……リアムさんが一つ摘まんで、パクっと口へ運ぶ。
「うんっ! やっぱり美味しいっ! ホクホクなのが良いですね」
「ズルいっ! ボクも食べるー! ……ふふっ、温かくてカリカリで美味しいね」
「えっ……じゃ、じゃあ私も一つだけ……」
タマちゃんがリアムさんに食べさせてもらったのを見て、エイミーがカリカリ炒めに恐る恐る手を伸ばす。
薄くスライスしてあるので、子供でも噛み切れるはずだ。
だけど、エイミーが口へ運ぼうとして……手が止まった。
以前に飲まされた薬草茶がトラウマになってしまっているのだろうか。
だけど、エイミーがゴボウの香りを嗅ぎ、嫌な香りがしなかったからか、目を閉じて口に入れ……目を見開く!
「美味しいっ! これが、あの薬草なのっ!? 本当にっ!?」
「えぇ。大丈夫そうなら、こっちもどうかな? 私は、こっちのきんぴらがオススメよ」
「……こっちは優しい味。私、キャロートが好きだから、一緒に食べられるのがいいな」
キャロート……ニンジンみたいな野菜の事ね。
それから、五種類くらい用意していたゴボウ料理をエイミーが少しずつ食べて行き……どれも美味しいと言ってくれた。
そして……
「エイミーが薬草を食べた!? ……こ、これは本当に土の枝なのか!?」
「ウォルト。お嬢ちゃんが料理していたところは私が全てこの眼で見ているよ。間違いなく、これは土の枝さ」
「そうか……お嬢さん。ありがとう! 数日間、土の枝を食べ続ければ、娘の病気はすぐに治るはずなんだ。だから、その……この料理の作り方を教えてもらえないだろうか」
ウォルトさんが深々と頭を下げる。
良かった。この様子なら、ちゃんと話を聞いてくれそうね。
「えぇ、任せて! けど、さっきも言ったけど、作り置きには気を付けてくださいね? かえってエイミーさんの体調が悪くなってしまうかもしれませんから」
という訳で、お店のキッチンを借りて、ゴボウ料理をレクチャーする事になった。
「ウォルト。邪魔するよ」
「ん? 急にどうしたんだ……って、後ろの二人はさっきの客!? またウチの料理に難癖をつけに来たのか!」
難癖って、あれは料理に対するアドバイスなのに!
氷魔法が掛かった保存庫を使うにしても、前日の朝に調理したものを殺菌作用のあるものも入れずに置いておくと、食中毒になる可能性がある。
提供したこのお店も、食べたお客さんも嫌な想いをする事になってしまう可能性があるのに!
「待ちな。このお嬢ちゃんは、エイミーの為に薬草料理を作ってきてくれたんだ。二階に上がらせてもらうよ」
「お、おい! 何を言っているんだ!? 薬草って、あの木の根だろ!? エイミーは、アレが嫌いで食べられないんだ!」
「だから、それを食べ易くしてくれたと言っているんだ。お嬢ちゃん、こっちへ来ておくれ」
奥さんが私の手を引き、強引にお店の奥へ入っていく。
リアムさんが困惑しながらもついて来て、駆け寄ってきた店主のウォルトさんを止めているみたいだ。
「やめろっ! 変な物を食べさせて、エイミーが更に薬草嫌いになったら、どうしてくれるんだっ! アンタに責任が取れるのかっ!?」
「お嬢さんの嗜好を知らないので、絶対……とは言えませんが、食べ易いように調理しました。もしもダメなら、食べられるまで改善してみせます」
「……そうまで言うなら、勝手にすればしろ! だがな、そんな事は俺だって何度も試したんだ! スープにしたり、ミルクと混ぜたり……だが、どれもダメだったんだ!」
ウォルトさんの怒声がお店中に響き渡る。
きっと今のはエイミーって子にも聞こえただろう。
変に身構えていなければ良いのだけど。
そんな事を考えているうちに、奥さんが二階の左手の部屋をノックし、中へ。
「エイミー、久しぶりだね。聞こえていたかもしれないけど、こちらのお嬢さんが美味しいご飯を作ってきてくれたんだ」
「いらない……」
「エイミー。そう言わずに食べてみないか? 私も食べたけど、びっくりするくらい美味しかったよ」
部屋の隅に小さなベッドがあり、小学四年生から五年生って感じの女の子が横になっていた。
だけど、私と目があった途端に、頭から毛布を被ってしまう。
思春期……かな? 難しいお年頃みたいだ。
「帰って! 今の私の顔は誰にも見せたくない!」
「エイミーさん、初めまして。私はアリスって言うの。料理が好きでね、今までにいろんな料理を作ってきたんだけど、薬草をどういう風に食べて美味しくなかったのか聞かせて欲しいな」
「どういう風に……って、お茶だよ。薬草を煎じて水に溶かしたってパパは言っていたけど、すっごく不味くて、泥みたいだった」
「え? ゴボウ……じゃなくて、土の枝を粉にして飲ませたの!?」
チラっと奥さんに目をやると、普通の飲み方だと小声で教えてくれた。
だけど……それは、私だって厳しいと思う。
日本にもゴボウ茶はあったけど、あれは煮出しているはずで、決して粉状のゴボウを飲んだりはしない。
「それは……エイミーさんのお父さんたちには悪いけど、飲めなくても仕方がないかも」
「そうだよねっ! あんなのを飲めって言われても無理だよねっ!? ……あ」
私の言葉が意外だったのか、エイミーが身体を起こし、毛布から顔を出してくれた。
だけど、私と目が合って、再び毛布を被ろうとしたので、慌てて待ったを掛け……持ってきたトレイに掛けていた布を取る。
「待って待って。今のは私の本心よ。飲めない事はないのかもしれないけど、凄く苦いと思う。でね、これは決して苦くないから、ちょっと食べてみてくれないかな?」
「これは本当だよ。私だって食べたけど、薬草とは思えない美味しさだったよ。そっちの兄さんも美味しかったよね?」
「そうですね。俺としては、このカリカリ炒めが好きですね。無限に食べられそうです」
いやあの、リアムさんはさっき沢山食べたよね?
あと、ゴボウは食物繊維が多くて消化されにくいから、一度に食べ過ぎない方が良いと思うけど。
「エイミーさん。冷めてしまう前に、一つ食べてみてくれませんか?」
「冷めてしまう前に……って、温かいの!?」
「えぇ。さっき作ったばかりですから」
トレイを持ってベッドに近付くと、以前に飲んだと言う薬草茶を思い出したのか、エイミーの表情が曇る。
だけど、そんなエイミーの視線に気付いたのか、それとも単に食べたかったのか……リアムさんが一つ摘まんで、パクっと口へ運ぶ。
「うんっ! やっぱり美味しいっ! ホクホクなのが良いですね」
「ズルいっ! ボクも食べるー! ……ふふっ、温かくてカリカリで美味しいね」
「えっ……じゃ、じゃあ私も一つだけ……」
タマちゃんがリアムさんに食べさせてもらったのを見て、エイミーがカリカリ炒めに恐る恐る手を伸ばす。
薄くスライスしてあるので、子供でも噛み切れるはずだ。
だけど、エイミーが口へ運ぼうとして……手が止まった。
以前に飲まされた薬草茶がトラウマになってしまっているのだろうか。
だけど、エイミーがゴボウの香りを嗅ぎ、嫌な香りがしなかったからか、目を閉じて口に入れ……目を見開く!
「美味しいっ! これが、あの薬草なのっ!? 本当にっ!?」
「えぇ。大丈夫そうなら、こっちもどうかな? 私は、こっちのきんぴらがオススメよ」
「……こっちは優しい味。私、キャロートが好きだから、一緒に食べられるのがいいな」
キャロート……ニンジンみたいな野菜の事ね。
それから、五種類くらい用意していたゴボウ料理をエイミーが少しずつ食べて行き……どれも美味しいと言ってくれた。
そして……
「エイミーが薬草を食べた!? ……こ、これは本当に土の枝なのか!?」
「ウォルト。お嬢ちゃんが料理していたところは私が全てこの眼で見ているよ。間違いなく、これは土の枝さ」
「そうか……お嬢さん。ありがとう! 数日間、土の枝を食べ続ければ、娘の病気はすぐに治るはずなんだ。だから、その……この料理の作り方を教えてもらえないだろうか」
ウォルトさんが深々と頭を下げる。
良かった。この様子なら、ちゃんと話を聞いてくれそうね。
「えぇ、任せて! けど、さっきも言ったけど、作り置きには気を付けてくださいね? かえってエイミーさんの体調が悪くなってしまうかもしれませんから」
という訳で、お店のキッチンを借りて、ゴボウ料理をレクチャーする事になった。
42
あなたにおすすめの小説
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので
sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。
早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。
なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。
※魔法と剣の世界です。
※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。
転生能無し少女のゆるっとチートな異世界交流
犬社護
ファンタジー
10歳の祝福の儀で、イリア・ランスロット伯爵令嬢は、神様からギフトを貰えなかった。その日以降、家族から【能無し・役立たず】と罵られる日々が続くも、彼女はめげることなく、3年間懸命に努力し続ける。
しかし、13歳の誕生日を迎えても、取得魔法は1個、スキルに至ってはゼロという始末。
遂に我慢の限界を超えた家族から、王都追放処分を受けてしまう。
彼女は悲しみに暮れるも一念発起し、家族から最後の餞別として貰ったお金を使い、隣国行きの列車に乗るも、今度は山間部での落雷による脱線事故が起きてしまい、その衝撃で車外へ放り出され、列車もろとも崖下へと転落していく。
転落中、彼女は前世日本人-七瀬彩奈で、12歳で水難事故に巻き込まれ死んでしまったことを思い出し、現世13歳までの記憶が走馬灯として駆け巡りながら、絶望の淵に達したところで気絶してしまう。
そんな窮地のところをランクS冒険者ベイツに助けられると、神様からギフト《異世界交流》とスキル《アニマルセラピー》を貰っていることに気づかされ、そこから神鳥ルウリと知り合い、日本の家族とも交流できたことで、人生の転機を迎えることとなる。
人は、娯楽で癒されます。
動物や従魔たちには、何もありません。
私が異世界にいる家族と交流して、動物や従魔たちに癒しを与えましょう!
世界最強の公爵様は娘が可愛くて仕方ない
猫乃真鶴
ファンタジー
トゥイリアース王国の筆頭公爵家、ヴァーミリオン。その現当主アルベルト・ヴァーミリオンは、王宮のみならず王都ミリールにおいても名の通った人物であった。
まずその美貌。女性のみならず男性であっても、一目見ただけで誰もが目を奪われる。あと、公爵家だけあってお金持ちだ。王家始まって以来の最高の魔法使いなんて呼び名もある。実際、王国中の魔導士を集めても彼に敵う者は存在しなかった。
ただし、彼は持った全ての力を愛娘リリアンの為にしか使わない。
財力も、魔力も、顔の良さも、権力も。
なぜなら彼は、娘命の、究極の娘馬鹿だからだ。
※このお話は、日常系のギャグです。
※小説家になろう様にも掲載しています。
※2024年5月 タイトルとあらすじを変更しました。
できない子に転生しましたが、家族と食卓があれば十分です ―人間不信だった私が、ゆっくり育つ異世界生活―
愛朱ひいろ
ファンタジー
人の顔色ばかり伺い、心を壊した26歳の会社員女性。
彼女は死後、異世界で「できない子」として転生する。
魔法は使えない。
体は不器用で、成長も人より遅い。
前世の記憶のせいで、人と関わることが少し怖い。
けれどこの世界には、
見守り支えてくれる両親と、
あたたかい食卓があった。
泣いて、つまずいて、できないことに落ち込みながら、
彼女は少しずつ「できないままでも、生きていていい」と知っていく。
これは、
最強でもチートでもない主人公が、
家族と食事に支えられながら、ゆっくり育ち直す
生活密着型・異世界転生×成長×グルメファンタジー。
……の、予定です。
毎日更新できるように執筆がんばります!
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
モンド家の、香麗なギフトは『ルゥ』でした。~家族一緒にこの異世界で美味しいスローライフを送ります~
みちのあかり
ファンタジー
10歳で『ルゥ』というギフトを得た僕。
どんなギフトかわからないまま、義理の兄たちとダンジョンに潜ったけど、役立たずと言われ取り残されてしまった。
一人きりで動くこともできない僕を助けてくれたのは一匹のフェンリルだった。僕のギルト『ルゥ』で出来たスープは、フェンリルの古傷を直すほどのとんでもないギフトだった。
その頃、母も僕のせいで離婚をされた。僕のギフトを理解できない義兄たちの報告のせいだった。
これは、母と僕と妹が、そこから幸せになるまでの、大切な人々との出会いのファンタジーです。
カクヨムにもサブタイ違いで載せています。
悪役令嬢が処刑されたあとの世界で
重田いの
ファンタジー
悪役令嬢が処刑されたあとの世界で、人々の間に静かな困惑が広がる。
魔術師は事態を把握するため使用人に聞き取りを始める。
案外、普段踏まれている側の人々の方が真実を理解しているものである。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる