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37話・見覚えのある顔
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ラスの事は、シエルたちにお願いしたので、今日は、昨日いけなかった卵探しに、1人で行こうと思っている。
だから、身支度を整えてから、食事を済ませる。
そして、いつものように街の外へ出てから、ダンジョンへ向かっている途中、視界の端に街へと入る為に並んでいる短い列が目に入った。
その光景も、いつも通りで、特に変わった事はない筈なのに、ふと気になってしまい、その場で立ち止まり、今門兵とやり取りしているフードの人物を見入ってしまう。
すると、強めの風がふき、会話を終えて街へと入っていく人物のフードがめくれ上がった。
その人物は、すぐにフードを被り直したが、チラッとだがその人物の横顔が見えた。
「あの顔どこかで…」
一瞬だったが、その顔をどこかで見たような覚えがあったから、記憶を遡ってみる。
「!?」
思い出した俺は、気づけば拳を握りしめながら、来た道を引き返し、街の中へと入ろうとしたが、
「そこの君、止まりなさい!!」
武器を構えた門兵に止められてしまう。
ここで騒ぎを起こすのは得策ではない為、内心舌打ちをしながら、指示に従い立ち止まる。
そして、敵意がない事を証明する為に、手を上げておく。
武器を構えたまま近づいてきた門兵に、危険な人物が街の中へ入り込んだ事を説明する。
だけど、門兵は、胡散臭そうな顔をし、あまり信じている様子がなかった。
「一応、上の者に話は通しておこう。だけど、それで君を調べもせずに街の中へ通す訳にも行かないから、君はしっかりと列に並びなさい」
「…分かりました。お願いします」
とりあえず、話は通してくれるようなので、お願いし、俺は言われた通り列に並んでから、遠話のブレスレットに魔力を流した。
『あれ、セウン? どうかしたの?』
俺はシエルに、小声で門兵に話した時よりも詳しく今の状況を説明する。
『分かったわ。とりあえず、私の方ならも、話を通しておくけど、未だ何も起きていない状況だと、そこまで兵を動かす事は難しいかもしれないわね』
「まぁ、そうなるよな…」
シエルは知り合いだから、俺の話をすぐに信じてくれたが、シエルの言った通り、何も起きてない状況だと、他の人まで今の話を信じて貰えるのは厳しいのだろう。
「まぁ、そっちは任せるから、俺は俺で街に入った奴を探すよ」
『了解。私も、話を通した後に、シェーンたちとそいつを探すわ』
「分かった。ただあいつの力量が分からないから、1人で探すのは止めといた方がいいかもな」
シエルたちの身を心配して、複数で探すよう伝えておく。
だから、身支度を整えてから、食事を済ませる。
そして、いつものように街の外へ出てから、ダンジョンへ向かっている途中、視界の端に街へと入る為に並んでいる短い列が目に入った。
その光景も、いつも通りで、特に変わった事はない筈なのに、ふと気になってしまい、その場で立ち止まり、今門兵とやり取りしているフードの人物を見入ってしまう。
すると、強めの風がふき、会話を終えて街へと入っていく人物のフードがめくれ上がった。
その人物は、すぐにフードを被り直したが、チラッとだがその人物の横顔が見えた。
「あの顔どこかで…」
一瞬だったが、その顔をどこかで見たような覚えがあったから、記憶を遡ってみる。
「!?」
思い出した俺は、気づけば拳を握りしめながら、来た道を引き返し、街の中へと入ろうとしたが、
「そこの君、止まりなさい!!」
武器を構えた門兵に止められてしまう。
ここで騒ぎを起こすのは得策ではない為、内心舌打ちをしながら、指示に従い立ち止まる。
そして、敵意がない事を証明する為に、手を上げておく。
武器を構えたまま近づいてきた門兵に、危険な人物が街の中へ入り込んだ事を説明する。
だけど、門兵は、胡散臭そうな顔をし、あまり信じている様子がなかった。
「一応、上の者に話は通しておこう。だけど、それで君を調べもせずに街の中へ通す訳にも行かないから、君はしっかりと列に並びなさい」
「…分かりました。お願いします」
とりあえず、話は通してくれるようなので、お願いし、俺は言われた通り列に並んでから、遠話のブレスレットに魔力を流した。
『あれ、セウン? どうかしたの?』
俺はシエルに、小声で門兵に話した時よりも詳しく今の状況を説明する。
『分かったわ。とりあえず、私の方ならも、話を通しておくけど、未だ何も起きていない状況だと、そこまで兵を動かす事は難しいかもしれないわね』
「まぁ、そうなるよな…」
シエルは知り合いだから、俺の話をすぐに信じてくれたが、シエルの言った通り、何も起きてない状況だと、他の人まで今の話を信じて貰えるのは厳しいのだろう。
「まぁ、そっちは任せるから、俺は俺で街に入った奴を探すよ」
『了解。私も、話を通した後に、シェーンたちとそいつを探すわ』
「分かった。ただあいつの力量が分からないから、1人で探すのは止めといた方がいいかもな」
シエルたちの身を心配して、複数で探すよう伝えておく。
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