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102話・最期
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サイクロプスを鑑定した後、クソ野郎もついでに鑑定したのだが、何かしらの対策をとっていたようで鑑定出来なかった。
出来れば少しくらい情報を知っておきたかったが、仕方ないかと手早くモノクルをアイテムボックスに入れ、擬似超速再生対策として、手数を増やす為に、もう1本刀を取り出す。
そして、取り出した刀にスキルを発動する。
「眠れる力・武具覚醒… 耐久力強化、切れ味強化 チッ…」
だけどスキルが発動した様子がなく、それ所かもう1本にかけていたスキルの効果すら解除されてしまう。
「チッ… ここで失敗かよ。おっと…」
失敗した直後に、サイクロプスが斧を横振りに振ってきたので、それを2本の刀で受け止めながら、その反動を利用し再度スキルを発動する為の時間を稼ぐために少し距離をとる。
チラッと刀身を確認するが、刀身にはヒビ1つ無かった。
「流石、ガルさんだな。さて、今度は成功してくれよ。眠れる力・武具覚醒… 耐久力強化、切れ味強化」
2本同時にスキルをかけると、今度はしっかり成功する。
「よし。じゃあ、今度はこっちから行くぞ」
足に力を込め、一気にサイクロプス目掛けて駆ける。
そして、サイクロプスが俺目掛けて斧を振る前に数回斬りつける。
斬りつけた端から回復していき、腕の1本すら断つ事も出来なかったが、気にせず2本の刀を振るい続け斬っていく。
「ガァァァァ!!」
サイクロプスも、あの斧のせいで痛覚が麻痺している為か、斬られている事を気にせず俺目掛けて斧を振り回してくる。
それに対処しながら、刀を振るスピードを速めていく。
斬って出来た傷はすぐ回復していくが、少しずつサイクロプスの動きが悪くなってくる。たぶん、流れた血が原因ではないかと思う。
そして、もう少し斬り続けると、徐々にサイクロプスの回復速度が遅くなってきて、少しずつ傷じたいが増えていく。
更に振るスピードを速めた所で、完全に回復速度を上回り、
ドスンッ
やっと腕の1本を斬り落とす事に成功する。
そして、続けざまに逆側の腕も斬り落とす。
「これで終わりだ…」
軽く飛び上がり、最後にサイクロプスの首目掛けて刀を振るう。
着地と同時にサイクロプスは、そのまま後ろに倒れる。
倒れたサイクロプスは、ビクンっと1度跳ねた後、足先から徐々に灰になっていく。
俺が斬った腕や首も同様に灰になる。
そして、ヒューと風が吹くと灰が吹き飛んでいき、後には、複数の魔道具らしきものと割れた玉だけが残っていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー作者より(挨拶)
本年も作品を読んで下さりありがとうございました。
後少しで年も明けますが、皆様もよいお年をお過ごし下さい。
では、来年もよろしくお願いします。
出来れば少しくらい情報を知っておきたかったが、仕方ないかと手早くモノクルをアイテムボックスに入れ、擬似超速再生対策として、手数を増やす為に、もう1本刀を取り出す。
そして、取り出した刀にスキルを発動する。
「眠れる力・武具覚醒… 耐久力強化、切れ味強化 チッ…」
だけどスキルが発動した様子がなく、それ所かもう1本にかけていたスキルの効果すら解除されてしまう。
「チッ… ここで失敗かよ。おっと…」
失敗した直後に、サイクロプスが斧を横振りに振ってきたので、それを2本の刀で受け止めながら、その反動を利用し再度スキルを発動する為の時間を稼ぐために少し距離をとる。
チラッと刀身を確認するが、刀身にはヒビ1つ無かった。
「流石、ガルさんだな。さて、今度は成功してくれよ。眠れる力・武具覚醒… 耐久力強化、切れ味強化」
2本同時にスキルをかけると、今度はしっかり成功する。
「よし。じゃあ、今度はこっちから行くぞ」
足に力を込め、一気にサイクロプス目掛けて駆ける。
そして、サイクロプスが俺目掛けて斧を振る前に数回斬りつける。
斬りつけた端から回復していき、腕の1本すら断つ事も出来なかったが、気にせず2本の刀を振るい続け斬っていく。
「ガァァァァ!!」
サイクロプスも、あの斧のせいで痛覚が麻痺している為か、斬られている事を気にせず俺目掛けて斧を振り回してくる。
それに対処しながら、刀を振るスピードを速めていく。
斬って出来た傷はすぐ回復していくが、少しずつサイクロプスの動きが悪くなってくる。たぶん、流れた血が原因ではないかと思う。
そして、もう少し斬り続けると、徐々にサイクロプスの回復速度が遅くなってきて、少しずつ傷じたいが増えていく。
更に振るスピードを速めた所で、完全に回復速度を上回り、
ドスンッ
やっと腕の1本を斬り落とす事に成功する。
そして、続けざまに逆側の腕も斬り落とす。
「これで終わりだ…」
軽く飛び上がり、最後にサイクロプスの首目掛けて刀を振るう。
着地と同時にサイクロプスは、そのまま後ろに倒れる。
倒れたサイクロプスは、ビクンっと1度跳ねた後、足先から徐々に灰になっていく。
俺が斬った腕や首も同様に灰になる。
そして、ヒューと風が吹くと灰が吹き飛んでいき、後には、複数の魔道具らしきものと割れた玉だけが残っていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー作者より(挨拶)
本年も作品を読んで下さりありがとうございました。
後少しで年も明けますが、皆様もよいお年をお過ごし下さい。
では、来年もよろしくお願いします。
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