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 結局、その後の詳しい話は帰りの馬車の中ですることとなった。兄さんは周囲の視線が突き刺さるやら、俺は血で書いた式が気になるやらで、とてもじゃないが落ち着いて話せる状況ではなかったからだ。式を書くのに血を流しすぎて、貧弱な俺が少し貧血気味になっていた為というのもある。色々なゴタゴタが収まってふと冷静になってみたら、クラっときちゃったんだよね。
 というわけで俺と兄さんは今馬車に乗って自宅へと向かっている。そこそこ大きくて向かい合わせに座席のある馬車だけど、2人共隣合ってくっつきながら座っていた。何故って、馬車内の殆どの空間を、俺の書いた式が占領していたから。血の式に場所を譲ると、人間2人は肩を寄せあって縮こまっているしかないのである。少しでも式をコンパクトにしようと、ちょっとずつ書き換えながら、俺は兄さんと話をした。
「先ず、3年前に先王様から譲位されて、今の王様が王位につかれたのはルクレツィオも知っているね?」
「一時期新王様即位記念キャンペーンで、実験材料のパッケージに現王様の御真影が印刷されまくってたことは覚えてる」
「……と、取り敢えず、3年前に新しい王様が即位なされた。その時一緒に表舞台にご登場なさったのが、ヴェチェッリオ様だ。ご幼少のみぎりからずっと、現王様のお傍で共に国を盛り立てていくお勉強をしなさっていた、選ばれたお方らしいよ」
 へー、正にエリート中のエリートって感じだな。幼い頃から国を支える為の様々な英才教育を受けてきたのか。それならあの鍛え抜かれた軍人のような体も頷ける。上流階級の人間としても、見識を広げる為にも、武人としての嗜みは必要だもの。
 だが、鍛えれば鍛えるだけある程度までは逞しくなれる体はいいとして、頭の方はどうかな? 王様の右腕で国のNo.2と言われるからには相当優秀な人なんだろうが、国政に優れているのと学問に精通しているのとでは『頭の良さ』の示す意味合いが大きく違ってくる。幼い頃から受けていたという英才教育も為政の為のものだろうし、学者馬鹿の俺と話しは合わなさそう。それに、国の為に働いているなんて、いかにも真っ当な『常識人』じゃないか。きっととんでもない『狂人』の俺とは水と油だな。
「なんか、仲良くはなれなさそうだね」
「そんなこと言うもんじゃないよ、ルクレツィオ。まだ分からないだろう? それに、ヴェチェッリオ様はとても人の心の機微に聡いお人らしいから、お前相手でも若しかしたらが有り得るかも。何でも少し話しただけで家臣の叛意を見抜いたり、偽の情報であちらに優位な条約を結ばせようとした他国の使者を看破したりしたそうだよ。それはまるで直接相手の心を覗き見ているかのような凄まじい精度だそうだ。色々と謎は多い人だけれど、王様の信頼も厚いし、誰とでも仲良くなれる立派な人格者らしいというお噂だ」
「俺にはまともな心なんかなくて頭ん中は実験についてのことばかりだから、いくら優秀なその人でも心は読めないし仲良くなれないだろうね。若しかしたらは有り得ないよ、兄さん。第一、俺みたいな研究者は『若しかしたら』なんて考えない。必ず確信を持って行動に移す」
 あ、ここの呪文、略式にできる。書き直そ。兄さんとの話もそこそこに、血の式を組み替えた。これは家に帰ったら直ぐさま実証実験だな。機器の調整もし直さないと。
「ハァー。ルクレツィオ、お兄ちゃんはお前のことが心配だよ。お前が人を傷つけるだけの悪意を持っていないのは充分知っているけれど、お前は時々態とじゃないが悪気なく人を無視したりとんでもないことを口走ったりすることがある。そのせいでヴェチェッリオ様のご不興を買って大変なことになっても、きっとお兄ちゃんはお前のことを助けてあげられないからね。現状、この国でヴェチェッリオ様に意見できるのは、王様だけだもの」
 血の式を避けて横から伸びてきた兄さんの手が、優しく俺の髪を掬いあげる。不精してろくに手入れをせず、長く伸びて目に入りそうだった一房を、サラリと耳にかけてくれた。目の前の式に構いきりで兄さんの方に意識は向けられないが、気使わしげな表情をしているのは俺でも分かる。
「色々とありがとう、兄さん。俺も誰かの機嫌を損ねる事があったら、真っ先に兄さんに累が及ばないよう相手に頼むことにするよ」
「……いや、それはいいかな。さっきはそれでとても肝が冷えたからね。気持ちだけ有難く受け取っておこう。ルクレツィオは本当にお兄ちゃん思いのいい子だ。どうかヴェチェッリオ様にも、お前のその素晴らしさが伝わるように、天国の父さんや母さん、一族の皆に祈っておこうか。それと、他にも色々やれるだけのことはやっておかなくちゃね」
 その為にも、先ずは敬語を教えるところから始めようかな。そう言った兄さんの呟きは、最早俺の耳には届いていない。俺はただひたすらに目の前の血の式を洗練させその美しさを反芻することに専念し、家にある研究室に帰ることを心待ちにするのであった。





 体と時間がいくらあっても足りないというのは、今の俺のこんな状態のことを言うんだろう。あの日パーティー会場で閃いた式は軽く実証実験してみると、予想以上に上手く動いてくれた。
 転送魔法に使われる魔法陣は特別なものだ。例えば火を起こす元素生成や自然的力を操る精霊魔法とは、体系的なところからして根本的に違う。他の系統の魔法から技術的、知識的な流用はできず、魔法陣1つとってもそれ専用の頑強で精密なものを新しく1から作成しなくてはならない。基礎的な理論や技術が確立されたのもわりと最近。ある意味理論的には可能……かも? と提唱されているだけでもある。そんな風に魔法学の中でも段違いに難しく若い分野な為、まだまだ色々と未発達なのが現状だ。俺も段階的にはまだ魔法陣の構築とその運用の初歩的なところで止まっていて、その先には進めていない。
 だが、その魔法陣構築もいよいよ大詰め。幸いなことに俺はこの間の閃きで革新的なことを思いつけたので、行き詰まっていた研究は全体的に大きく前進した。といっても、機器の調節から魔法陣を書く材質から何まで刷新しなくてはならなかった為、理論はできていても他は全部最初から。殆どまた1からの挑戦だ。
 そして結果としてあれから俺は、文字通り不眠不休、寝食を削り魂を悪魔に捧げる勢いで研究を進めていた。まあ、悪魔に魂を捧げる黒魔術は国際的に違法だから、あくまでもものの例えだとして。兎に角俺は頑張った。心配で半泣きになった兄に口に魔法で直接水をぶち込まれるまで水分すら摂らなかったし、食事なんて言わずもがな。一昼夜ぶっ通しで機器を弄り続け、試作の魔法陣をいくつも作成し、魔法陣起動の為の呪文を探る為何度も精霊を呼び出す。休憩なんて勿論しない。魔法構築の向こう側に見えるこの世の心理に見入り、忘我の境に入ったのである。
 その結果どうなったか。あんたらも覚えない? 集中し過ぎて、誰かに呼ばれてるのに気がつかなかった、なんてこと。マイワールドにトリップってやつ。俺はしょっちゅうそうなるんだよな。それはまあ、いいんだよ。なんかあっても結構兄さんが何とかしてくれるし。
 でも、今回はちょっと間が悪かった。トリップした時も、場所も。
 俺の実験室は、大から小まで沢山の機器がある。片手に乗るくらいのやつから、普通の馬車よりちょっと小さいくらいのまで。大小様々だ。で、俺はその時普通の馬車よりちょっと小さいくらいの機器の調節をしてた。大事な時なのになんか調子が悪くって、業者呼んで直させるのも時間がかかるから自分で直そうとしたんだよな。俺は将来なんか役に立つかと思って、昔一通り勉強したからこういう機器の修理も自分でできる。実際こうして役に立っているので、過去の俺の判断は正しかった。
 最初は上蓋を開けてゴチャゴチャやってたけど、これは下の方にある魔力回路の問題だなと気がついて、機器を魔法で少し持ち上げ下に潜り込んだ。で、そっから先が結構複雑で、ついつい他のことも気にかけられない位熱中してしまった。自分が潜り込めるだけ最低限の隙間が空くだけ機器を浮かせつつ、目の前の回路の問題解決に務めて……。そのままトリップ。次に現実に戻ってきたのは、問題箇所を修理し終わって、ついでに回路全体の点検をし終えてからだ。
「ルクレツィオ、ルクレツィオ! 一体どこにいるんだ!」
 兄さんの焦った大声で、ハッとマイワールドから帰ってくる。いつも俺のどんな奇行も笑って受け流す程肝が座っている兄さんがあんなにも取り乱した声を上げるなんて。何かあったのかとノタノタもたつきながらも、自分にできる限りなるだけ素早く機器の下から這い出す。
「兄さん、どうしたの。そんなに大きな声を出して」
「ああ、ルクレツィオ! お前はまたそんな突飛なところに潜り込んで……!」
 機器の影からひょっこり首を出した俺に向かって大急ぎで駆け寄ってきた兄さんは、他人に興味の薄い俺でも分かるくらい取り乱していた。まるであの日のパーティーの時のような慌てぶりだ。どうしたのかとコテン、と首を傾げた俺の肩を掴み、兄さんはガックリ項垂れる。
「ルクレツィオ、お前ってばやっぱり今日が何の日か忘れているね? ボロボロの白衣に寝不足おめめと隈、頬にまっ黒い油汚れまでつけて……。ああ、どうしよう。こんな格好をしてちゃ今からじゃ間に合わない。どうしよう、どうしよう、どうしよう。……いや、間に合わないじゃない。間に合わせるんだ。可愛い弟の一生に1度あるかないかの折角の晴れ舞台。お兄ちゃんの私がしっかりしなくてどうする!」
 俯いてブツブツ言っていたと思ったら、突然奮起した兄さんが上を向き、その決意の硬さを示すかのように拳を固めた。俺はわけも分からずそれをボーッと見ている。え、どういうこと? 混乱する俺を置いてけぼりに、兄さんは素早く立ち上がると、俺の手を取り立ち上がるように促す。
「ルクレツィオ、取り敢えずお前はお風呂場に行ってなさい。体は1人で洗え……ないだろうねまた最中にトリップするだろうから。仕方ない、それじゃあ先にお風呂場に行って服を脱ぐくらいはしておきなさい。それならできるだろう? お兄ちゃんはちょっと用事を済ませてからなるだけ早くお前に合流するから、そうしたら超特急で」
「おや、そう急ぐ必要はありませんよ」
 突如、兄さんと俺だけだった世界に第3の声が乱入する。声は意外と近くから聞こえてきて、ビックリしてその方向を見れば、俺と兄さんの真横にあの例の何とか様が。なんで? と疑問で固まる俺。飛び上がりそうな程驚きつつも咄嗟に俺のことを背後に庇う兄さん。何とか様はそれを実に楽しそうにニコニコ見ている。
「ヴェ、ヴェチェッリオ様! どうして、応接室でお待ちいただいている筈では……! 一体いつからここに……!」
「いやぁ、最初は言われるがまま大人しく応接間で待ってはいたんですよ? ただ、どうもルクレツィオ・アーリ君を呼びに行くだけにしてはやけに時間がかかっているなと思って、勝手ながら様子を見に来たんです。来てみればサミュエル・アーリ殿はなにか探し物に夢中でこっちのことは眼中にないようだし、邪魔にならないよう様子を伺っていたというわけです」
 そう言って朗らかな笑みを湛える何とか様。対する俺は状況がよく飲み込めずまたボーッとして、兄さんは兄さんでとつぜんの何とか様の登場に、慌てまくりで引き付けを起こす寸前に見える。
「あ、あのですね、ヴェチェッリオ様。これはその、違うんです。弟は別に礼を失してこの格好のままお出迎えしようとしていたわけではなくてですね。えーっと……そう! 歓迎の意を込めてちょっとした実験をお見せしようとしていて、それなら礼服を着ていたら実験をするには適さず危険だから、仕方なくこんな格好をしていたんです! 決してヴェチェッリオ様のご訪問を忘れていたとかそういうわけではなくてですね。機器の下にいたのもちょっと意外なところから登場して私達を驚かせようとしていたんですよ、きっと。なんて茶目っ気があるんでしょうね、この子は! いやぁ、私が上手く気がつけなかったばっかりに、グダグダになってしまったなぁ! 折角サプライズを用意してくれたのに弟には悪いことをしてしまった!」
 いつもの落ち着いてゆったりとした喋り方をかなぐり捨て、あれやこれやと言い募りよく分からないことを捲し立てる兄さん。何をそんなに焦ってるんだ? というか、なんで何とか様がここに? 確かにこないだパトロンになるとか言って多額? の小切手を貰ったぽいけど……。あ。
 そこで漸く俺は思い出した。そういえば、何とか様から、我が家に訪問するという約束を取り付けられていたじゃないか。確か、パーティーから3日後の夜に。
 実験に熱中していた為今が何日の何時かは分からなかったが、現況から察するに、今がその約束した日時なのだろう。そして、兄さんの焦った様子から考えるに、俺はマイワールドにトリップしていたせいで約束をすっぽかしかけて……。あー、やっちゃった。
 これこれ、これだよ、これ。これがあるから俺は、対人作業が欠かせない研究所務めや商売、その他一般的な仕事ができないんだ。何度やらかしてもなおらない。本当に、どうしたものか。
 って、いやいや。今はそんなことを優雅にのったりくったり考えている場合じゃないだろう。キッチリとフォーマルウェアを着て髪をセットし、頭のてっぺんから爪先まで隙なく身だしなみを整えている兄さんはいいとして、俺の姿を見てみろ。色褪せ汚れたボロボロの平服に、これまたボロボロの薄汚れた白衣を羽織り、髪はボサボサ。機器の下に潜り込んでたからあちこち機械油や埃まみれ。大型の機器の回路をいじってたので手先の汚れも凄い。唯一無理矢理褒めるとすれば、実験中の事故防止の為に服の裾はキッチリズボンの中にしまっている事くらいか? 兎に角、とてもじゃないが人との面会するに耐えうるだけの格好をしていないことは確かである。
「あー……。なんか、悪いな、こんな格好で」
 取り敢えず謝っとく。今回のことは素直に俺が悪いと思ったし、悪いことしたらちゃんと謝りなさいって常々兄さんに教育されてたから。でも、俺が謝罪すると何故か皆もっと怒るんだよな。『誠意が感じられない』とか言って。兄さん曰く、それは俺が連日続く研究疲れで目が座ってるのと、声が疲れで低く掠れてるかららしい。不貞腐れながら謝っているように見えるんだろうね、だって。本当かどうかは知らないけど。あと、思考のリソースを研究に裂きすぎて、感情の起伏が少なくあまり反省してないように見えるのもあるかもね、とも言われた。
 まあ、そんな感じでだいたい俺の謝意は伝わらない。それでも謝ることは大事だと思ったので、謝る。謝罪大事。そんな俺の頭を、兄さんがソッと優しく上から押さえつける。
「ルクレツィオ、謝罪する時は頭も下げなさい……。あと、言葉遣い。『この度は私が至らないばかりに失礼をしてしまい誠に申し訳ありませんでした』。はい、もう一度」
「このたびはわたくしがいたらないばかりにしつれいをしてしまいまことにもうしわけありませんでした」
「ヴェチェッリオ様、重ねて私からもお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした……!」
 兄さんの手を頭にのせたまま、誤魔化すことを諦めたらしい兄さんが頭を下げるのを横目で見た。兄さん、めっちゃ汗かいてる。また気苦労をかけてしまったなぁ。一応これが俺達兄弟の渾身の謝罪なのだが、何とか様に伝わったかどうか。この謝罪を見せてから、相手が俺に誠実さが感じられないと更に怒って兄さんが更に謝って、そのあまりの必死さに相手が哀れに思い怒りを収めてくれるのがいつものパターンなのだけれど。何とか様も同じパターンだったら、相手が大物すぎて最中に兄さんが心労でぶっ倒れそうである。それは嫌だなぁ。取り敢えず俺ももう15度くらい深く頭下げとこ。
 ところが、兄さんが謝罪を続けようが俺が頭を下げる角度を深くしようが、何故かヴェ何とか様からはなんの反応もない。何で? 若しかしてめっちゃ怒ってる? 怒りで言葉もない? えー、どうしよ。兄さんには助かって欲しいな。止めてくれ言われてはいたけれど、兄さんの命乞いするか。
 そう思って俺が頭を上げ口を開こうとすると。プッ、と吹き出す声が頭の上から聞こえた。虚を突かれてチラッと視線を上に向けると、なんと何とか様が顔を真っ赤にし、体を震わせながら必死に笑いを堪えているではないか!
「クックックッ……。本当に面白いな、ルクレツィオ・アーリ君! ここまで私に興味が無い人間には、初めて会った。最高だよ、実に気に入った! 私は是非とも君ともっと仲良くなりたい。手始めに、君のことを『ルクレツィオ』と、気軽にファーストネームで呼んでもいいかな? 今のまま他人行儀な呼び方だと、いちいち兄君と区別する為にフルネームで呼ばなくてはならなくて、大変だからね」
 そう言って腰を折り、心底楽しそうな顔で俺に手を差し伸べる何とか様。俺はその手をちらっと見て、何とか様に下の名前で呼ばれることを想像し、簡潔に一言。
「え、嫌だけ」
「わー! なんとありがたきお言葉! 謹んでお受け致します! な、ルクレツィオ!」
 俺の言葉を遮り大声をあげる兄さんと、余計なことを言えないよう手で口を塞がれて目を白黒させる俺を見て、何とか様は今度こそ大きく笑い声をあげるのだった。
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