55 / 63
四章
55 事後処理
しおりを挟む
……事後処理が面倒だ。
俺は今屋敷にいる人員を集める。
幸い負傷者はほとんどいなかったが、混乱している。
一星宗に目をつけられた。
終わりだ。
ニクネーヴィンの信者たちからそんな言葉が漏れている。
事が終わっても半数以上が未だに全裸なのだが、なにかツッコんだほうがいいのか。
ニクネーヴィンの家にいるときは服を着ないみたいなルールが作られているのだろうか。
いや、それも時と場合だろ。いい加減服着ろよ。怖いよ。
一星宗への対処については、どう答えるか考えあぐねる。
今は、それよりこいつらの薬物依存をどうにかしたい。
ひとまずものは試しだ。
俺はゲッカレイメイを形作る。
アリッサの姉は、逃げるときにも誰かの手を借りないと無理なほど、薬が切れたときは無気力状態になる。
部屋の隅に力なく座るアリッサの姉――メルヴィに近づくと、ゲッカレイメイを握らせる。
「……何をしているの?」
アリッサが俺に近づいて尋ねる。
「助けられるかもしれない」
「その手に持たせているのは――」
俺がメルヴィに持たせているものに気づいたアリッサは、苦い顔をした。
あれだけ摘むなと釘を差していたゲッカレイメイを、俺が手にしていて姉に渡しているのだ。
そりゃ不満顔になる。
「これはゲッカレイメイであってゲッカレイメイじゃないんだ、アリッサ」
「どういうこと?」
「しいていうなら、俺の思い出の花だ。奇跡を起こすための幻の花で、この世にはない力だ」
レーニャの最期を思い出している。
あのあと俺はレーニャを抱えてファイドの診療所に転がり込んだが、そのときにはレーニャの命はすでになかった。
皮肉な話だった。
プロヴィデンスが、その者の魂の願いを形にするなら、たしかに俺にとってはこの形しかありえないのだろう。
レーニャを殺してしまった花で、俺は今誰かの命を助けようとしている。
しかも奇跡なんていうハリボテの言葉を使って。
それはせっかく心の奥底に隠していた致命的に痛い思い出を無神経にほじくり返す行為だった。
この力を使って人を助ける資格が、俺にはあるのか?
ほかに方法がないのはわかるが、複雑な心境になりながら、しかし今はこの力に頼らざるをえない。
でなければ、あのとき言われた『生きて』というレーニャの言葉さえ否定してしまうことになる。
握らせてまもなくして、メルヴィの瞳に生気が蘇ってきたことを確認した。
やがて不思議そうに表情を変えて周囲を見回すメルヴィに、メリッサは泣きながら抱きついた。
周囲が、息を呑んだ。
何が起こっているのかわからないが、人間ができる領域をはるかに超えていることはわかっている様子だった。
しかしつくづくすごい力だ。
神域のプロヴィデンス。前に進む力を亡失させる力。
それが中毒の進行を失わせた。
アギ族の集落にいたときも感じたが、完全にこの世界と違う理が、この世界の理に介入してきている印象だ。
やはり、複雑だな。
周囲が騒然とする中、
「エン様」
やけにおとなしいニクネーヴィンが、俺の横で膝をついていた。
……いや、エン「様」?
「ど、どうしたニクネーヴィン? やけにうやうやしいな」
お前信者の前でその態度はまずくないか。俺に敵意が向けられそうだぞ。
「ニクスとお呼びください。親しいものはそう呼んでいます」
「……じゃあニクス、どうした?」
「私の処分については、一星宗に突き出すなりなんなりしてください。ただ、私が巻き込んでしまった人たちは、どうか見逃していただけないでしょうか」
なにか、毒が抜けたように下手に出ている。
様子がおかしいのはべつとしても、俺は首を振った。
「いや、べつにそんなことしないし、お前のやっていることを咎めるつもりもない。けど、薬焚くのはやめろよな。ろくなことにならないんだから」
「許していただけると?」
ニクスは顔を上げる。
「お前の信者たちがいいならな。こうして俺のプロヴィデンスで薬の後遺症も消せるとわかったんだ。とりあえずやり直せるだけの余裕はできるだろ」
「では、我々はミナナゴの信徒として、これからも自由な恋愛活動をさせていただきたいと思います」
「あ、ああ……いや、ミナナゴの信徒?」
そういえば俺、戦う前にそんな勧誘みたいなこと言ったな。
「皆は納得しているのか?」
「私がついていくからには、皆あなたについていきます。そうしたほうが、おそらくずっといいでしょうから」
そんな馬鹿な。
思いながら俺が周囲を見回すと、誰も不満を唱えようとする者はいなかった。
まあ、今までとそれほど変わらないのなら、異論を唱えるようなのは少ないか。
それだけニクスにカリスマがあって、言葉に影響力があるのだろう。改めて恐ろしいやつだと感じる。
「私は財も土地もコネもそれなりに持っています。エン様のお力になれるのでしたら、いくらでも差し出しましょう」
「…………」
なるほど。
そういえばミナナゴも宣教師みたいなのがほしいと言っていたな。
俺より確実に頭が切れるこいつなら、いい感じに教団の運営をやってくれるんじゃないだろうか。
「ニクス、それよりも、お前自身の能力を俺に貸してはくれないか? 俺はこれから教団を興そうと思っている。それについて、いろいろ力添えをしてくれると助かる。たとえば、信者をまとめあげたり、新しい信者を獲得していったりとか、そういうことだ。まあ、一星宗でいう神官みたいな感じだな」
「わ、私が、よろしいのですか」
「ニクスが適任だと思うんだ。ニクスさえよければ」
すぐにニクスは、深く頭を垂れた。
「『神なんていない。あるのは人間の言葉だけだ』……そう思っていました。あなたに会うまでは」
ニクスは胸に手を当てると、
「コズミックに誓って、尽力させていただきます」
安らかな声色で、目に涙さえ浮かべながらうなずいた。
だからコズミックってなんなんだよ。いいけども。
「…………っ!?」
ここでベッドで寝ていた少年が目を覚ました。
聖刻騎士団の射手であるイレイルである。
俺は今屋敷にいる人員を集める。
幸い負傷者はほとんどいなかったが、混乱している。
一星宗に目をつけられた。
終わりだ。
ニクネーヴィンの信者たちからそんな言葉が漏れている。
事が終わっても半数以上が未だに全裸なのだが、なにかツッコんだほうがいいのか。
ニクネーヴィンの家にいるときは服を着ないみたいなルールが作られているのだろうか。
いや、それも時と場合だろ。いい加減服着ろよ。怖いよ。
一星宗への対処については、どう答えるか考えあぐねる。
今は、それよりこいつらの薬物依存をどうにかしたい。
ひとまずものは試しだ。
俺はゲッカレイメイを形作る。
アリッサの姉は、逃げるときにも誰かの手を借りないと無理なほど、薬が切れたときは無気力状態になる。
部屋の隅に力なく座るアリッサの姉――メルヴィに近づくと、ゲッカレイメイを握らせる。
「……何をしているの?」
アリッサが俺に近づいて尋ねる。
「助けられるかもしれない」
「その手に持たせているのは――」
俺がメルヴィに持たせているものに気づいたアリッサは、苦い顔をした。
あれだけ摘むなと釘を差していたゲッカレイメイを、俺が手にしていて姉に渡しているのだ。
そりゃ不満顔になる。
「これはゲッカレイメイであってゲッカレイメイじゃないんだ、アリッサ」
「どういうこと?」
「しいていうなら、俺の思い出の花だ。奇跡を起こすための幻の花で、この世にはない力だ」
レーニャの最期を思い出している。
あのあと俺はレーニャを抱えてファイドの診療所に転がり込んだが、そのときにはレーニャの命はすでになかった。
皮肉な話だった。
プロヴィデンスが、その者の魂の願いを形にするなら、たしかに俺にとってはこの形しかありえないのだろう。
レーニャを殺してしまった花で、俺は今誰かの命を助けようとしている。
しかも奇跡なんていうハリボテの言葉を使って。
それはせっかく心の奥底に隠していた致命的に痛い思い出を無神経にほじくり返す行為だった。
この力を使って人を助ける資格が、俺にはあるのか?
ほかに方法がないのはわかるが、複雑な心境になりながら、しかし今はこの力に頼らざるをえない。
でなければ、あのとき言われた『生きて』というレーニャの言葉さえ否定してしまうことになる。
握らせてまもなくして、メルヴィの瞳に生気が蘇ってきたことを確認した。
やがて不思議そうに表情を変えて周囲を見回すメルヴィに、メリッサは泣きながら抱きついた。
周囲が、息を呑んだ。
何が起こっているのかわからないが、人間ができる領域をはるかに超えていることはわかっている様子だった。
しかしつくづくすごい力だ。
神域のプロヴィデンス。前に進む力を亡失させる力。
それが中毒の進行を失わせた。
アギ族の集落にいたときも感じたが、完全にこの世界と違う理が、この世界の理に介入してきている印象だ。
やはり、複雑だな。
周囲が騒然とする中、
「エン様」
やけにおとなしいニクネーヴィンが、俺の横で膝をついていた。
……いや、エン「様」?
「ど、どうしたニクネーヴィン? やけにうやうやしいな」
お前信者の前でその態度はまずくないか。俺に敵意が向けられそうだぞ。
「ニクスとお呼びください。親しいものはそう呼んでいます」
「……じゃあニクス、どうした?」
「私の処分については、一星宗に突き出すなりなんなりしてください。ただ、私が巻き込んでしまった人たちは、どうか見逃していただけないでしょうか」
なにか、毒が抜けたように下手に出ている。
様子がおかしいのはべつとしても、俺は首を振った。
「いや、べつにそんなことしないし、お前のやっていることを咎めるつもりもない。けど、薬焚くのはやめろよな。ろくなことにならないんだから」
「許していただけると?」
ニクスは顔を上げる。
「お前の信者たちがいいならな。こうして俺のプロヴィデンスで薬の後遺症も消せるとわかったんだ。とりあえずやり直せるだけの余裕はできるだろ」
「では、我々はミナナゴの信徒として、これからも自由な恋愛活動をさせていただきたいと思います」
「あ、ああ……いや、ミナナゴの信徒?」
そういえば俺、戦う前にそんな勧誘みたいなこと言ったな。
「皆は納得しているのか?」
「私がついていくからには、皆あなたについていきます。そうしたほうが、おそらくずっといいでしょうから」
そんな馬鹿な。
思いながら俺が周囲を見回すと、誰も不満を唱えようとする者はいなかった。
まあ、今までとそれほど変わらないのなら、異論を唱えるようなのは少ないか。
それだけニクスにカリスマがあって、言葉に影響力があるのだろう。改めて恐ろしいやつだと感じる。
「私は財も土地もコネもそれなりに持っています。エン様のお力になれるのでしたら、いくらでも差し出しましょう」
「…………」
なるほど。
そういえばミナナゴも宣教師みたいなのがほしいと言っていたな。
俺より確実に頭が切れるこいつなら、いい感じに教団の運営をやってくれるんじゃないだろうか。
「ニクス、それよりも、お前自身の能力を俺に貸してはくれないか? 俺はこれから教団を興そうと思っている。それについて、いろいろ力添えをしてくれると助かる。たとえば、信者をまとめあげたり、新しい信者を獲得していったりとか、そういうことだ。まあ、一星宗でいう神官みたいな感じだな」
「わ、私が、よろしいのですか」
「ニクスが適任だと思うんだ。ニクスさえよければ」
すぐにニクスは、深く頭を垂れた。
「『神なんていない。あるのは人間の言葉だけだ』……そう思っていました。あなたに会うまでは」
ニクスは胸に手を当てると、
「コズミックに誓って、尽力させていただきます」
安らかな声色で、目に涙さえ浮かべながらうなずいた。
だからコズミックってなんなんだよ。いいけども。
「…………っ!?」
ここでベッドで寝ていた少年が目を覚ました。
聖刻騎士団の射手であるイレイルである。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
天城の夢幻ダンジョン攻略と無限の神空間で超絶レベリング ~ガチャスキルに目覚めた俺は無職だけどダンジョンを攻略してトップの探索士を目指す~
仮実谷 望
ファンタジー
無職になってしまった摩廻天重郎はある日ガチャを引くスキルを得る。ガチャで得た鍛錬の神鍵で無限の神空間にたどり着く。そこで色々な異世界の住人との出会いもある。神空間で色んなユニットを配置できるようになり自分自身だけレベリングが可能になりどんどんレベルが上がっていく。可愛いヒロイン多数登場予定です。ガチャから出てくるユニットも可愛くて強いキャラが出てくる中、300年の時を生きる謎の少女が暗躍していた。ダンジョンが一般に知られるようになり動き出す政府の動向を観察しつつ我先へとダンジョンに入りたいと願う一般人たちを跳ね除けて天重郎はトップの探索士を目指して生きていく。次々と美少女の探索士が天重郎のところに集まってくる。天重郎は最強の探索士を目指していく。他の雑草のような奴らを跳ね除けて天重郎は最強への道を歩み続ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる