すぐ死ぬ女王これで最後にいたしましょう

ろろる

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第二十六話 出産、そして朝日

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「ん……」

目が覚めるとベッドの上だった。
もしかして倒れた!?どういう角度で倒れたんだろっ……、
お腹の子……、お腹の子は……?

「陛下!お目覚めになられましたか!?」
「ネア、ネアっ……」

部屋にネアが入ってくるなりしがみついた。
「うわっぷ!?……陛下?」
「お腹の子……お腹の子は大丈夫よね!?」
「……大丈夫です。落ち着いてください。
どうやら戦争のことでの緊張感が解けてしまったようですね。
決してお腹のお子がどうこうなったわけではありませんので。」
「よかっ……た。」

ボロボロと涙が溢れてきた。
「へ、陛下……」
「陛下、お目覚めにっ…て、ネア、陛下に何したの」

シャルドが入ってくるなり「あぁ?」というような顔をした。
「何もしていないわよっ!」
「ごめんなさい…、取り乱しました。」

と目をゴシゴシと拭った。
「……スノーリリー様」
シャルドがこちらにしゃがんで、ごしごしと目を拭う手を止めた。

「お子がお腹にいる時は情緒不安定になるものなのです。
だから情けないとか思わないでください。
私は兄弟がたくさんいますから、母もそうでした。」
「そ、そうなの……?」
「はい。スノーリリー様は倒れたり体調が悪くなったりすると、
自分のことを情けないと思う癖がございますので。
でもスノーリリー様が倒れようが何だろうが、あなたのことを情けないと思う者はこの国にはおりません。このシャルドが保証いたしましょう。」
「……もう、2人ともいい子すぎて困っちゃうわね。」

と苦笑いを零した。
だが、こんなに体が弱いというのも考え物であった。
……これでは、出産が無事にいくかどうか。
最悪の場合、母子ともに死亡する。
遺言書を…書いておくべきかしら。

遺言、それを考えただけでゾッとした。
私は子供を産んで…、いや、それ以前にこの子と共に死んでしまうことがあれば、この国はどうなるのだろうか。

いや、死ねない。……死なない。
だけど、遺言書は書いておくべきかもしれない。

紙とペンをとり、私は遺言書を書き始めた。

まず、子供が生まれた場合、その子が15になるまで王はコルゼに任せる。……もし、母子ともに死亡した場合、
王位を継ぐのは私…、スノーリリー・ベル・フィオンシーナの血縁者ではなく、コルゼ・シェイド・アルティアに。
コルゼの跡を継ぐのが誰かも、決めないと……。
でもそんな跡継ぎって…いないのよね。

私の妹、スカーレットは私が殺してしまったし……、
女王の子がいないとなれば、王位を継ぐのは王配か、女王の兄弟……ということになるが、異母兄弟で弟として同い年の王子がいるが、
正確行動共に難がありすぎる。あんなのに王位を継がせてしまえば暴君と化すのは言うまでもない。
決して王子に王位を継がせてはならないことも書いておかないと。

ならば跡継ぎは誰か……。あ!いい人がいる。
お父様の弟……、王弟だった人物。
お父様と何歳も離れた兄弟、まだ私より年下だったはずだ。

コルゼ・シェイド・フィオンシーナの死後は上皇の弟、
アイギス・ベル・フィオンシーナに王位を譲ること。

……これぐらいかしら。

「……遺言書なんて書いて死ぬ気ですか」
「!?」

後ろを振り返るとコルゼが立っていた。
嘘っ、いつからそこに……!?
考えすぎて入ってきたことに気づかなかった。

「驚きましたよ。入ってきたら母子ともに死亡した場合は…とか、
私が死んだ場合は…とかブツブツ言ってましたから。」
「……必要なことよ。
元医者だったあなたなら私の体の弱さを知っているでしょう?
脆いのよ、この体は。出産が成功するかもわからない。
だからね、私が死んで子が無事だったならばその子が15になるまでお願いね。……それと」

心底不愉快だという顔をしているコルゼをじっと見つめる。
「もしどちらかしか助けられないなら私ではなくお腹の子を優先すること。いいわね?」

「……は!?」
コルゼの顔が歪む。
「何回も言うけど私は体が弱い。つまり、かなりの難産になる可能性だってある。もし私だけ助かってももう子供は産めないかもしれない。……私はこの子に全て賭ける。」
「……嫌ですよ、何でそんな……死ぬ前提みたいな……」
「死なないようにもちろん頑張る。
だけど、王配としてしっかりね。お願い。」
「分かりました。」
「よし」

と微笑む。だがコルゼは泣き出していた。
「!?え、ちょっ……」
「辛い」
「っ……」
コルゼに抱きしめられ、そのまま地面に座り込んでしまう。
「もし、もしリリーを失うかと思ったら……、
あなたをもう抱きしめられないと思うと、リリーの笑顔を見れないと思うとっ……辛くて痛くて悲しくて……しょうがない。
お願いですから、どうかいなくならないで……。」
「コルゼ……」
「二人で、国を築いていくって約束したじゃないですか!!
子供が生まれたら…その子と一緒に……。
約束をあなたは破る気ですか……!?」
「!!」

そうだ、約束したんだ。……あまり死ぬ事ばかり考えると、
私が心配する以上にコルゼを不安にさせるわね。

「ええ。……約束は守るわ。いなくなることばかり考えてごめんなさい」
「リリーが1番辛いのに、泣いてごめん……。」
「大丈夫よ。でもね、これはあなたが持っていて」

と遺言書をコルゼに渡す。
「……はい」
「ね、女の子かな、男の子かな?」
「どうでしょうか…。生まれてくるまではわかりませんから。」
「うーん、そっかぁ」

そうか。この世界は産まれてくるまで子供の性別がわからないのか…。
男の子かな、女の子かな……?どうか無事に生まれてきてね、
私達の可愛い子。

そして6ヶ月が過ぎた。
もう10ヶ月……。そろそろ生まれてくるのかしら……。
つまり、もうすぐ死が近づいてきてもおかしくないと…。
陣痛は何回か起こったけど…。

もう10ヶ月なのでずっとベッドの上だ。
置かれた紅茶を1口口に運んだ時だった。

「……うっ」

紅茶が地面に落ちて、パリーンと割れた。
「陛下!?」

カヌレが入ってくる。
「カヌレっ!!ハル…、医者を早く呼んでっ!!」
「は、はいっ!」
「ううっ……はぁっ…ううう」

痛い痛い痛いっ……!!
こんなに痛いのは初めてっ……。
「ああぁああっ!!!!」
叫ぶように声が出た。
「陛下っ!!!!」
「はっ、あうっ……いやぁあっ、お腹いたいぃっ!!」
ハルが急いで駆けつけ、私の容態を確認する。

「…陛下、落ち着いて聞いてください。
お腹のお子は、もうすぐ生まれてこようとしています。」
「…わか、りました。準備を……お願い」



それから2時間経った頃だった。
コルゼが視察に行き、帰ってきたのは。

「リリーは!?」
「もう出産が始まっています……。
かれこれ2時間程……」
「2時間……。」
「コルゼ様はお入りにならないように。ここでお待ちください。」
「……ああ。」

「あぁああっ!!はっ…ううううっ!!」
スノーリリーの声にコルゼがガタッと立ち上がる。
「り、リリー……」

コルぜの不安は募るばかりだった。
4ヶ月前の妻の言葉を思い出す。
「王配としてしっかりね。」というお願いを。

彼はもう数時間すれば迫られるかもしれない。
「女王か子供かを選べ」……と。
あるいは、冷たくなった妻を見て、赤子の鳴き声を呆然として聞くか、もしくはどちらも冷たくなった姿に絶望するか。

妻の聞いたことも無い悲鳴を聞きながら、考えるのは最悪の事態ばかり。ガタガタと手の震えが止まらない。
もし、もしものことが頭を過ぎって離れない、離れなかった。

ソファーに腰掛け、震える手をもう片方の手で押さえつけ、
「大丈夫、大丈夫だ」と連呼するしかできなくて、
苦しむ妻の手を握ることも今は出来ない。

ふいに、妻との初めての出会いの場面が頭を過ぎる。
スノーリリーは初めっから危なっかしい少女で、
倒れた数は数えきれない。
初めて会った時、「徒花」のようだと思った。
美しく、だが脆い。なにかすればすぐ消えてしまいそうな、
儚げな雰囲気を纏う彼女。なのに「足蹴り姫」などという国に害なすものを足蹴りするというわんぱくさもある。

女の子扱いをしたら笑われてしまった。
「自分を女の子扱いするのはあなたぐらいですよ。」なんて何回も言ってスノーリリーは笑った。
気がつけば医者としての心配から、彼女を恋愛対象として見るようになったのはすぐだった。
そのぐらいスノーリリーは魅力的な女性に見えた。

だが自分はアルティア公爵家の人間とはいえ6男。
王宮専属医とはいえ、家での評価はそれほど高くない。
だから自分に自信がなく、「どうせ自分なんて…」と何度も諦めようとした。スノーリリーは王女で次期女王。
自分は公爵家で公爵の父に全く評価されない6男で王宮専属医。
そんな自分が彼女と結ばれることも一緒になれることも、自分と同じ気持ちになることもない。
だがスノーリリーは自分に初めて微笑んで、唯一自分を評価してくれた女性だった。
そんなスノーリリーを、諦められることは出来なくなっていた。

そんな辛いつらい日々が続く中、スノーリリーが婚約者を選ぶパーティーのようなものが開催されているのを知った。
胸のズキズキがとまらなくて、仕事に全然集中出来ず外に歩きに行った時、スノーリリーは自分に会いに来たと、走ってきたのか頬をピンク色にさせていた。

その夜は嬉しくて嬉しくて眠れなかった。
彼女が自分と同じ気持ちを持ってくれていた。
それだけで何だか満足で、だが彼女と一緒になるということは、
将来自分が彼女と一緒に国を背負う王配になるということ。
……思いっきり「自分のためです」と言ってしまって顔を青くしたものだ。

ついに彼女は女王となり、自分は彼女の夫となる王配となった。
初めて過ごしたスノーリリーとの一夜。
愛おしくて愛おしくて、ずっと彼女と一緒にいたいと思った。

そして3ヶ月がたった頃、妊娠していることが分かり、
だが大国であるテレーゼとの戦争が起ころうとして、
結局女帝を殺すことで終わりを告げたことになる。

そしてそれから、彼女が遺言書を書いている所を目撃する。
「自分が死んだ場合は…、母子ともに死亡した場合は」
なんて平然と口にした妻を見た時は心臓が止まるかと思った。
妻は、死ぬつもりなのかと。自分を置いて、自分の前から去ろうとしているのかと。……もう自分は、彼女の笑った顔も怒った顔も、
泣いた顔も見れないのか?

それから遺言書の説明を聞いた。
…その間もスノーリリーは何一つ辛そうな、悲しそうな顔を見せなかったのである。
それなのに自分は泣きじゃくり、地面に座り込んで、
「嫌だ」を連呼して、しがみついた。
それでもスノーリリーは笑って、真っ直ぐな、それはそれは真っ直ぐで酷く美しい瞳で、"お願い"をした。
全てをこの子に賭けると言って。

スノーリリーは生まれつき身体が弱いと聞いている。
それは医者の自分から見てもそうだった。
だが、彼女は自分を「弱い」や「脆い」と口にしたが、
彼女は、スノーリリー・ベル・フィオンシーナは、この国の女王は決して弱くなどない。驚くほど強い、強く優しく聡明で、
いつも自分のことは後回し。そんな彼女だから、自分は彼女のことを好きになった。

だから、死んで欲しくない。
まだ彼女は死んではならない。心の底から死んでなど欲しくない。
自分は、コルゼ・シェイド・フィオンシーナは、彼女と、
スノーリリー・ベル・フィオンシーナと、その子供と将来この国を築いていくのだ。




だめだ、苦しい、痛い……。今にも、気を失いそう。
これは……もうダメかもしれない。
「スノーリリー、スノーリリーっ!!しっかりなさいっ!!」
「陛下っ!!どうかしっかり……!!もう頭は出ていますからっ…」
お母様の声も、ネアの声ももう聞こえなくなってきた……。



「陽茉莉、陽茉莉……」

陽茉莉……?そう、私を呼ぶ人って、もうここには、いないのに…、
私を陽茉莉と呼ぶのは、だあれ?

目を開けると、そこは真っ暗な空間であった。
「……ここ、どこ?」

目を開けると、自分は高校の制服を着ていて、目の前にはゲーム出みていた地味なスノーリリーがいて、笑っていた。

「はじめまして、藤崎・陽茉莉。
わたくしはスノーリリー・ベル・フィオンシーナ。」
「……言っておくけど私はもう藤崎・陽茉莉じゃないからそうは名乗らないわよ。」
「結構。気の強い方で安心したわ。私、いつもスカーレットに殺されるんじゃないかってビクビクしてましたから。」
「……気がついてたんだ。」
「ええ。長話するつもりはないから手短に。
女王として生きてくれることを選んでくれてありがとう。
……この国をよろしくお願いします」
「言われなくても……」
「今やあなたは一児の母になろうとしている。
強くいられなかった私の代わりにありがとう。
じゃあね、見守っているわ。」








「リリー!!聞こえますか!?」


「え……?こ、コルゼ…?」
朦朧とする意識の中、扉の前からコルゼの、夫の声が聞こえた。

「返事はしなくていいのでよく聞いてください!!
……私と出会ったばかりの事を覚えていますか?
あなたは、最初っから危なっかしくて、足蹴り姫なんてあだ名がついてたし、とにかく危なっかしい人で……」
「え、え?」

危なっかしいって思われすぎでしょ……。
ていうか、いきなり…こんな時にどうしたんだろう。
「初めて私に微笑んでくれた優しい女性です。」
「!!」

それは、コルゼの口癖のような物だった。
いつも、いつも、そればかり言って、自分への評価が低すぎて、
もっと胸をはってもいいのに、と何回思ったことか。

「それから、あなたを好きになるのには時間はかかりませんでした。それから、どんどん愛おしくなって、止まらなくて……、
それだけじゃないけど、俺を選んでくれて嬉しかった。」

コルゼの声が、どんどん震えたものに変わっていく。
もう、声が濡れていて、泣いているのが分かる。

「それからあなたと夫婦になって……、ずっとリリーは自分のことを弱い弱いっていいますけど、弱くない。
驚くほどあなたは強い!!だから、弱気になって死ぬこととか考えてんじゃねぇっ!!!!遺言とか聞きませんから、絶対っ!!!!
しっかりしろ女王、スノーリリー!!!!」

何が弾けたみたいだった。
私は女王で、まだ必要とされてる。
なのに、弱気になって死ぬ事ばかり考えた。
それが、どれほど夫を不安にさせたのだろうか。
だから、謝りたい。あなたの言う通りだねって。
この子と3人で、国を築いていくっていう約束を、裏切るわけには、いかない。
目をカッと開く。

「んうっ……!ぁぁあっ!!」

それから何時間もたって、朝日が登った時だった。
赤子の産声が聞こえたのは。

「んぎゃぁぅっ!!おぎゃあっ!!」
赤子の産声が聞え、「いけません!!」という侍女の声を無視してコルゼが部屋に飛び込んでくる。

「リリー……!!!!」
「……コルゼ」

泣きじゃくるコルぜの手を取る。
「お待たせ……。それから、ごめんね。」
「何がですかっ!?」
「……コルゼの言う通りだった。私、弱気になって死ぬ事ばっかり考えて、すごく、すごく不安にさせたよね……。」
「本当ですよ全く……。」

コルぜの涙がぽたぽたと顔に垂れる。
「女王陛下、おめでとうございます。元気な王子様ですよ。」

……男の子、だったのか。
泣く我が子が横たわる私の横に寝かせられる。
寝転がった姿勢のまま、ソローっと指を近づけると、キュッと握ってくれる。


その瞬間、ブワッと涙が溢れて止まらなかった。
ああ、この子がどうかずっと健やかでありますように。
明日も明後日も明明後日も、ずっとずっと、朝日を迎えられますように。
「……コルゼ」
「はい」
「"アサヒ"を、お願い……しますね。」
「……!?リリーっ……」
「この子が、明日も明後日も明明後日も、ずっと、ずっと……、
朝日を迎えられますようにという意味でアサヒと…。
勝手に名付けてごめんなさいね。でもどうしてもこの名前がいいの。……ごめんなさい、もう眠いの……。」
「リリー、リリー!?」

握ぎられた手が、パタンと滑り落ちる。
「そんな…、嘘だ。
リリー、返事を、どうか返事をしてください……、
俺はまだっ……!!」
「あの、先輩……、落ち着いてください。」
「は!?」

ハルがコルゼに苦笑いを向ける。
「……陛下は眠っているだけです…よ?」
「……へ?」

すぅすぅと寝息をたてる姿を見て、コルゼはへにゃへにゃと地面に倒れ込んだ。
「……まったく。」


私が目を覚ましたのは、その日の夜だった。
月が綺麗で、となりの小さなベッドには、私の子が、
アサヒが寝ていた。
「全く紛らわしい。」
というコルゼの声がして、起き上がる。

「あはは……、ごめんなさい。
心配をかけましたね。」
「全く…本当に、心配したんですからね……」
泣くコルゼを抱きしめ、軽く口付けると、ベッドに押し倒され、
深いキスになっていった。

「ん…。ふふ、何だかキスするの久しぶりです。」
「……リリー。」
「はい?」
「もう二度と、あんな思いしたくありません……。
お願いですから、アサヒと私をおいてどこかにいかないでくださいね。」

かなり時間がかかったから難産といえるものだった。
……そうだよね。もう子供は産めないだろう。
フィオンシーナ王国は生まれた順に王位継承権が決まるから、
2子が生まれようが王太子はアサヒだ。

「そうですね。……子が1人というのは不安な話ですが、
アサヒを王太子としましょう。」
「……そうですね。」
「待っていてくれてありがとう、コルゼ。
…どうかずっと私とアサヒの側に。
3人で国を築いていきましょう。約束ですからね。」
「はい……」

この国に来てから色々なことがあった。
今はコルゼの妻で女王で、アサヒの母だ。
……すぐ死ぬ女王には、お願いされたからなりきれない。
これからも、女王として、ずっとこの二人の側にいよう。
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感想 100

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みんなの感想(100件)

ブルーグラス

ハッピーエンドで良かったです^ ^
スノーリリーが亡くなってしまうのかと、ドキドキしちゃいました。無事に産まれて、本当に良かった!
頑張って女王をしている分、幸せになって欲しいと思いました♪
侍女4人組の忠犬ぶりも大好きです♡

解除
あお
2021.10.09 あお

凄く面白かったです!
ただ、一つだけ…

3話のリリーがユリス先生にお礼を言うところ、
「ありがとうございますわ」なんですけど、言葉的におかしいと思いました。
そこは普通に「ありがとうございます」でも良かったんじゃないでしょうか。

2021.10.17 ろろる



あお さんへ

感想をありがとうございます!この作品は自信作でもあるので、おもしろいって言っていただけてとても嬉しいです!

「ありがとうございますわ」についてご指摘、訂正しましたので
ご確認下さい。確かにおかしいな、って自分でも思いました😅
この作品は最終回を迎えていますが、他にも投稿している作品が
ありますので読んでいただければ幸いです。返信が遅くなったことと、遅い時間に失礼しました🙇‍♀️

解除
2020.08.09 ユーザー名の登録がありません

退会済ユーザのコメントです

2020.08.16 ろろる


mimi さんへ

承認、返信が遅れて大変申し訳なかったです!
細かい?所まで読んでいただけて本当に嬉しく思います。
私も両思いになったシーンがお気に入りですし
一番好きです!!
R18の感想言っていただいたの初めてです……(´;ω;`)
とりあえず私も幸せとか言っていただいてビビり倒しております…
なんか泣きそうになりました!!本当に嬉しい……
こちらこそありがとうございます。

現在高校二年生で未熟者ですが他の作品も読んでいただけたら幸いです!
長々と失礼しました。
だいぶ前に完結した小説をありがとうございました!!

解除

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