33 / 33
書籍発売記念
願いごとが叶う夜
しおりを挟む
玄関ドアを開けた瞬間、冷たい空気が頬を撫でる。反射的にふるりと身を震わせながら外へ出ると、先に出てカンテラに火を灯したカイルが振り返った。
「さすがに夜はかなり冷えるようになって来たね」
「寒くない?」
「うん。冷えるからってアリシアが準備してくれたからね」
あっという間に白く染まる息を吐きながらカイルが穏やかに笑う。
よく考えると彼が生まれ育った王都はハプスグラネダ領よりも北に位置しているのだ。一度も冬の王都には行ったことがないけれど、寒さにはアリシア以上に慣れているのかもしれない。
「ではお手をどうぞ、お姫様」
「ありがとう、王子様」
差し伸べられた手にそっと自らのそれを重ねて繋ぐ。
そうして月明かりの下、寝静まる世界に二人分の物音だけを響かせて森へ向かった。
夜の森は小さな頃、兄と二人で入って以来だ。
兄がかざすカンテラと、月と星の柔らかな光とが見守るように道を照らしてくれていたから何も怖くなかった。それでも日常に訪れたささやかな冒険にドキドキして、はぐれないように兄の手を強く握って静かな道を歩いた。
そして今は、初めての恋をした王子様と一緒に歩いている。子供の頃より高くなった目線で見る夜の森もまた知らない景色で、何よりも繋いだ手の大きさにドキドキした。
優しいのに落ち着かない。
――それに。
「世界に二人きりみたいだね」
どきりとした。
「私も、ちょうど同じことを考えてたの」
カイルを見上げ、はにかんだ笑みを浮かべる。
誰もいない、二人きりの世界を手を離さずに歩く。とっておきの秘密の共有に子供のように胸が高鳴った。
泉に着くとランタンを手近な木の枝に吊り下げ、夜露避けの敷物を広げて座る。持ち運び用のポットからカップに紅茶を注いでカイルへと差し出した。
「どうぞ」
静かな泉にほのかな温かみと甘い匂いとがもたらされる。
息を吹きかけて冷ましたカップに口をつければ、蜂蜜と林檎の優しい甘さと共に、ジンジャーの刺激的な風味が広がった。わずかな移動でも冷えはじめていたようだ。身体の奥からじんわりと温かくなる。
「こうすると、もっと暖かいかな」
カイルが羽織ったマントで包むようにアリシアの肩を抱く。遠慮せずに身体を預け、夜空を見上げた。
「綺麗ね」
「うん」
澄みきった空気の中、無数の星がまたたいている。泉の水面にも映り込み、大きな夜空と小さな夜空が存在する、美しい光景がそこにあった。
カイルがハプスグラネダ領を訪れて間もない頃、冬になったら星を見に泉へ行こうと約束した。あの頃は社交辞令だと疑わず、本当に来ることになるとは思わなかったのに夢みたいだ。
「でも俺にとってはやっぱり、君がいちばん綺麗な星だ」
「――ありがとう」
初めてカイルの口からその言葉を聞いた時は王都だけでなくハプスグラネダ領でも見えるのなら、せめて同じ星を見上げたいと思った。まさか『いちばん綺麗な星』が自分のことだとは思うはずもなく、くすぐったくも幸せな想いに心が満たされた。
でも、カイルがそういう気持ちも今なら分かる。
「私にとっては、カイルがいちばん綺麗な星だけれど」
七年もの間、触れることさえ叶わないと思っていた王子様は、まさに星のような存在だった。そして、手が届く今でもその気持ちは変わらない。今はもう王子様という肩書きではなくなってしまったけれど、それでもカイルはアリシアの王子様だ。
「数年後に、また見に来ようか」
「数年後?」
アリシアはカイルを見上げた。
どうして来年ではないのだろう。不思議に思っていると額に口づけが一つ落とされた。
「子供が産まれて、その子にちょっとした冒険心が芽生える年になったら、今度は三人で来よう」
「でも女の子かもしれないわ」
完全に不意をつかれた行動に胸を高鳴らせながら答える。
暗くて良かった。きっと耳まで赤くなっている。でも――カイルなら分かっている気がした。
「女の子でも、君の子供は好奇心旺盛で秘密の冒険をしたくなると思うよ」
確かに、とアリシアは思う。
自分だけじゃない。
そもそもハプスグラネダ領を夫と共に興した、かつての王女エルネグリッタも好奇心が旺盛なお転婆だったと伝えられているのだ。
「じゃあ、約束ね」
「ここで交わす二つ目の約束だね」
「うん」
以前と同じように小指を絡めて約束をする。
あの時は叶うことなどないと思いながら交わした。だけど今は違う。そう遠くない未来に叶う約束だ。
寄り添って小さな泉での神秘的な光景を二人占めしていると、やがてカップの紅茶も冷えはじめ、冷たい風が吹いて来た。
「そろそろ帰ろうか」
いつか真ん中に小さな存在を挟んで歩くことになる道を、二人だけで手を繋いで歩く。
「流れ星だ。久し振りに見たな」
カイルの声に誘われて視線を上げれば、いくつもの一筋の白い光が流れ落ちて行くのが見えた。
星に願いごとは捧げなかった。
アリシアの願いごとは、いつでも隣にいてくれる『いちばん綺麗な星』が叶えてくれるから。
「さすがに夜はかなり冷えるようになって来たね」
「寒くない?」
「うん。冷えるからってアリシアが準備してくれたからね」
あっという間に白く染まる息を吐きながらカイルが穏やかに笑う。
よく考えると彼が生まれ育った王都はハプスグラネダ領よりも北に位置しているのだ。一度も冬の王都には行ったことがないけれど、寒さにはアリシア以上に慣れているのかもしれない。
「ではお手をどうぞ、お姫様」
「ありがとう、王子様」
差し伸べられた手にそっと自らのそれを重ねて繋ぐ。
そうして月明かりの下、寝静まる世界に二人分の物音だけを響かせて森へ向かった。
夜の森は小さな頃、兄と二人で入って以来だ。
兄がかざすカンテラと、月と星の柔らかな光とが見守るように道を照らしてくれていたから何も怖くなかった。それでも日常に訪れたささやかな冒険にドキドキして、はぐれないように兄の手を強く握って静かな道を歩いた。
そして今は、初めての恋をした王子様と一緒に歩いている。子供の頃より高くなった目線で見る夜の森もまた知らない景色で、何よりも繋いだ手の大きさにドキドキした。
優しいのに落ち着かない。
――それに。
「世界に二人きりみたいだね」
どきりとした。
「私も、ちょうど同じことを考えてたの」
カイルを見上げ、はにかんだ笑みを浮かべる。
誰もいない、二人きりの世界を手を離さずに歩く。とっておきの秘密の共有に子供のように胸が高鳴った。
泉に着くとランタンを手近な木の枝に吊り下げ、夜露避けの敷物を広げて座る。持ち運び用のポットからカップに紅茶を注いでカイルへと差し出した。
「どうぞ」
静かな泉にほのかな温かみと甘い匂いとがもたらされる。
息を吹きかけて冷ましたカップに口をつければ、蜂蜜と林檎の優しい甘さと共に、ジンジャーの刺激的な風味が広がった。わずかな移動でも冷えはじめていたようだ。身体の奥からじんわりと温かくなる。
「こうすると、もっと暖かいかな」
カイルが羽織ったマントで包むようにアリシアの肩を抱く。遠慮せずに身体を預け、夜空を見上げた。
「綺麗ね」
「うん」
澄みきった空気の中、無数の星がまたたいている。泉の水面にも映り込み、大きな夜空と小さな夜空が存在する、美しい光景がそこにあった。
カイルがハプスグラネダ領を訪れて間もない頃、冬になったら星を見に泉へ行こうと約束した。あの頃は社交辞令だと疑わず、本当に来ることになるとは思わなかったのに夢みたいだ。
「でも俺にとってはやっぱり、君がいちばん綺麗な星だ」
「――ありがとう」
初めてカイルの口からその言葉を聞いた時は王都だけでなくハプスグラネダ領でも見えるのなら、せめて同じ星を見上げたいと思った。まさか『いちばん綺麗な星』が自分のことだとは思うはずもなく、くすぐったくも幸せな想いに心が満たされた。
でも、カイルがそういう気持ちも今なら分かる。
「私にとっては、カイルがいちばん綺麗な星だけれど」
七年もの間、触れることさえ叶わないと思っていた王子様は、まさに星のような存在だった。そして、手が届く今でもその気持ちは変わらない。今はもう王子様という肩書きではなくなってしまったけれど、それでもカイルはアリシアの王子様だ。
「数年後に、また見に来ようか」
「数年後?」
アリシアはカイルを見上げた。
どうして来年ではないのだろう。不思議に思っていると額に口づけが一つ落とされた。
「子供が産まれて、その子にちょっとした冒険心が芽生える年になったら、今度は三人で来よう」
「でも女の子かもしれないわ」
完全に不意をつかれた行動に胸を高鳴らせながら答える。
暗くて良かった。きっと耳まで赤くなっている。でも――カイルなら分かっている気がした。
「女の子でも、君の子供は好奇心旺盛で秘密の冒険をしたくなると思うよ」
確かに、とアリシアは思う。
自分だけじゃない。
そもそもハプスグラネダ領を夫と共に興した、かつての王女エルネグリッタも好奇心が旺盛なお転婆だったと伝えられているのだ。
「じゃあ、約束ね」
「ここで交わす二つ目の約束だね」
「うん」
以前と同じように小指を絡めて約束をする。
あの時は叶うことなどないと思いながら交わした。だけど今は違う。そう遠くない未来に叶う約束だ。
寄り添って小さな泉での神秘的な光景を二人占めしていると、やがてカップの紅茶も冷えはじめ、冷たい風が吹いて来た。
「そろそろ帰ろうか」
いつか真ん中に小さな存在を挟んで歩くことになる道を、二人だけで手を繋いで歩く。
「流れ星だ。久し振りに見たな」
カイルの声に誘われて視線を上げれば、いくつもの一筋の白い光が流れ落ちて行くのが見えた。
星に願いごとは捧げなかった。
アリシアの願いごとは、いつでも隣にいてくれる『いちばん綺麗な星』が叶えてくれるから。
10
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(10件)
あなたにおすすめの小説
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
愛する殿下の為に身を引いたのに…なぜかヤンデレ化した殿下に囚われてしまいました
Karamimi
恋愛
公爵令嬢のレティシアは、愛する婚約者で王太子のリアムとの結婚を約1年後に控え、毎日幸せな生活を送っていた。
そんな幸せ絶頂の中、両親が馬車の事故で命を落としてしまう。大好きな両親を失い、悲しみに暮れるレティシアを心配したリアムによって、王宮で生活する事になる。
相変わらず自分を大切にしてくれるリアムによって、少しずつ元気を取り戻していくレティシア。そんな中、たまたま王宮で貴族たちが話をしているのを聞いてしまう。その内容と言うのが、そもそもリアムはレティシアの父からの結婚の申し出を断る事が出来ず、仕方なくレティシアと婚約したという事。
トンプソン公爵がいなくなった今、本来婚約する予定だったガルシア侯爵家の、ミランダとの婚約を考えていると言う事。でも心優しいリアムは、その事をレティシアに言い出せずに悩んでいると言う、レティシアにとって衝撃的な内容だった。
あまりのショックに、フラフラと歩くレティシアの目に飛び込んできたのは、楽しそうにお茶をする、リアムとミランダの姿だった。ミランダの髪を優しく撫でるリアムを見た瞬間、先ほど貴族が話していた事が本当だったと理解する。
ずっと自分を支えてくれたリアム。大好きなリアムの為、身を引く事を決意。それと同時に、国を出る準備を始めるレティシア。
そして1ヶ月後、大好きなリアムの為、自ら王宮を後にしたレティシアだったが…
追記:ヒーローが物凄く気持ち悪いです。
今更ですが、閲覧の際はご注意ください。
もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
来須みかん 様
(こちらでは)初めまして、コメントありがとうございます!
最後までご覧になって下さっただけでも嬉しいのに二件の感想まで、何とお礼を言ったらよいのか分かりません。感謝の気持ちと共に、こちらでお返事させていただきますね。
とてもたくさんのお褒めの言葉を頂戴したことに恐縮しつつ、とても嬉しいです!
地の文を書くのがとにかく好きなもので、心地良さを感じたと仰っていただけると頬の緩みが止まりません。
そして、古き良き少女小説のような甘酸っぱさを少しでも感じ取って下さったのなら書き手冥利に尽きるというものです。
カイル視点は構成的にどうあっても本編には入れられず、でも今何を考えているのかは本編とは別に書き留めていたりしたのですが、公開したらコレジャナイ感を抱かれるのではないかと心配していました。
初恋の女の子にカッコ良いところを見せたい心理は、概ね好意的に受け入れていただけているようでホッとしています。
そしてカイルは肉食系王子様なので、生まれて初めて見る異性の素足はさぞや刺激が強かったのではないでしょうか。
とは言え、再会時の初手が悪手であることには変わりがありませんし、ダメなものはダメだと諭す年上の同性キャラとしてディアスを配置したのですが、ある意味カイルより人気があるのでは?という状態になったのは嬉しい誤算です。
アリシアへの家族に対しても、好意的に受け止めて下さってありがとうございます。
実は「小説家になろう」様にていちばん最初に公開・完結したバージョンでは、エレナの妹のニーナがハプスグラネダ領に来たのがきっかけで二人の仲が拗れるという展開でした。
その後、ニーナ自身はアリシアの兄のジェームズに恋をして猛アタックを繰り返す、といった裏話もあります。
こちらこそ、身に余るほどの素敵な感想をありがとうございました!
ごんさん 様
初めまして、コメントありがとうございます!
お邪魔だなんてとんでもありません。とても素敵な感想というお土産を手にようこそいらっしゃいませ!
逆に、せっかくお越しいただいたのにおもてなしが遅れまして大変失礼致しました。
好きなタイプのお話とのことで、とても嬉しく思います。
私は王子様ヒーローが好きなので書くお話もだいたいが王子様ヒーローではあるのですが、身分とは関係なしにヒロインにとってヒーローは唯一の王子様でいて欲しいし、ヒロインはヒーローにとって唯一のお姫様でいて欲しいと思っているので、そう感じていただけたのなら本当に良かったです。
また、ご覧になった後に甘酸っぱい幸福感を抱いて下さったのなら、書き手としてこんなに嬉しいこともありません。
こちらこそ、幸せな気持ちになる感想をありがとうございました!