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第12話:ドミスティナ王国の王都は物凄く美しいです
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しばらく走ると、また森に差し掛かった。そうかと思ったら、今度は大きな街が見えてきたりと、次々に景色が変わっていく。それが面白くてたまらない。
「随分と熱心に景色を見ているんだね。景色を見るのは好きかい?」
「ええ、だってさっき森だったのに、今はこんなにも大きな街の中を走っているのですよ!面白いと思いませんか?」
「そうだね、そう言えばフローラは長期旅行は初めてかい?」
「両親が生きていた時はよく旅行に行っておりましたが、この国に来てからは、あの街から一度も出た事がありませんでしたわ!」
「フローラはこの国の出身者ではないのかい?」
しまった!つい口を滑らせてしまったわ!
「ええ…まあ…」
気まずそうに答えた私に気を使ってくれたアダム様。それ以上は何も聞いてこなかった。良かった、根掘り葉掘り聞かれたら、どうしようかと思ったわ!
その後は適当な街で休憩を挟みながら移動していく。その際昼食も食べたのだが、これが物凄く美味しかった。そう、今まで食べた事のない料理ばかりだったのだ。特に美味しかったのが、リゾットと呼ばれる料理だ!
アダム様も始めて食べたのか
「初めて食べる料理だが、これは美味しいな!」
そう言っていた。そして今日泊まる予定の街に着いた。
「いくつか目星を付けているホテルがあるから、空きがあるか聞いて来るよ!」
そう言ってホテルに入って行くアダム様。もちろん私も付いて行く。有難い事に、空いているとの事。良かったわ!ホッと胸をなでおろした。早速お部屋へと向かう。あまり大きくはないが、それでも立派なホテルだ!少しこの街を観光した後は、明日に備え早めに休む。
ベッドは別々だが同じ部屋という事もあり、中々眠れない。いつもは別々の部屋で寝ているものね…ふとアダム様の方を見ると、スヤスヤ眠っていた。その寝顔を見たら、なんだか腹が立ってきた。私だけ緊張してバカみたい!こうなったら、私も意地でも寝てやる!
そう思い目を瞑る。さすがに慣れない長距離移動で疲れていたのか、結局その後はすぐに眠ってしまった。
翌日、ホテルを出て王都を目指す。しばらく走ると、大きな街が見えて来た。今までの街とは比べ物にならない程、立派な建物が並んでいる。
「フローラ、見てごらん。きっとあれが王都だよ!それにしても、立派な建物が沢山並んでいるのだね」
アダム様も同じ事を思った様だ。王都は石で建物を造っている様で、物凄くオシャレだ。私もあんな素敵な家に住めたら素敵ね。そんな事を考えてしまう。
美しい建物が立ち並ぶ街を、どんどん進んで行く馬車。街の真ん中には美しい川が流れており、石で出来た橋が架かっている。それがまたオシャレなのだ。
さらに街のあちらこちらに噴水があり、花も植えられている。なるほど、水の都と言われるだけの事はあるわね。
ふと奥の方を見ると、王宮が目に入った。王宮も立派だ。アペルピスィ王国の王宮も立派だったけれど、ここもまた凄いわね!つい王宮に見とれてしまう。
「さあ着いたよ。一旦ホテルを探して、荷物を置いてから街に出ようか!」
「ええ、今日もすぐにホテルが見つかるといいですわね」
アダム様と手を繋いで、ホテルへと向かう。でも、今日は中々ホテルの空きがない。とにかく、片っ端からホテルに空きが無いか聞いて回る。そして日が沈みかけた頃、ようやく1部屋だけ空いているホテルの予約を取ることが出来た。
2泊分予約し、早速部屋へと向かう。正直もうクタクタだ。
「フローラ、大丈夫かい?疲れただろう?観光は明日にして、今日は食事を済ませて早めに寝よう。幸い1階にレストランがあったから、そこで食事をとろうか」
「そうですわね。さすがに疲れましたわ」
ホテルを探す為、沢山歩いたので疲れた。でも、とりあえず食事だけは行かないとね。2人で1階にある食堂へと向かった。さっさと食べて部屋に戻ろうと思ったのだが…
「アダム様!見て下さい!こんなに大きなエビが丸々一匹お皿に乗っていますわ!まあ、こっちにはカニが!貝もこんなに沢山!」
そう、これでもかと言うくらい沢山の海鮮が出て来たのだ。生まれ育ったアペルピスィ王国は元々海がないし、今住んでいるところも山間部。その為あまり海の幸を食べた事がない私にとって、こんなに沢山の魚介類は見るのも初めてなのだ。
「王都からすぐの場所に、海があるからね。新鮮な魚介類が手に入るみたいだよ。本にもそう書いている。それにしても、凄い種類だね!」
アダム様が持っているのは、この国の観光名所が書かれた本だ。どうやらかなり王都について勉強して来てくれたアダム様のお陰で、こうやって楽しく旅が出来ているのだ。本当に感謝しかない。
2人で興奮しながら海鮮を頂いた後は、再び部屋に戻り、それぞれ休む事にした。いよいよ明日は王都を観光できるのね。楽しみだわ!期待に胸膨らませ、眠りに付いたフローラであった。
「随分と熱心に景色を見ているんだね。景色を見るのは好きかい?」
「ええ、だってさっき森だったのに、今はこんなにも大きな街の中を走っているのですよ!面白いと思いませんか?」
「そうだね、そう言えばフローラは長期旅行は初めてかい?」
「両親が生きていた時はよく旅行に行っておりましたが、この国に来てからは、あの街から一度も出た事がありませんでしたわ!」
「フローラはこの国の出身者ではないのかい?」
しまった!つい口を滑らせてしまったわ!
「ええ…まあ…」
気まずそうに答えた私に気を使ってくれたアダム様。それ以上は何も聞いてこなかった。良かった、根掘り葉掘り聞かれたら、どうしようかと思ったわ!
その後は適当な街で休憩を挟みながら移動していく。その際昼食も食べたのだが、これが物凄く美味しかった。そう、今まで食べた事のない料理ばかりだったのだ。特に美味しかったのが、リゾットと呼ばれる料理だ!
アダム様も始めて食べたのか
「初めて食べる料理だが、これは美味しいな!」
そう言っていた。そして今日泊まる予定の街に着いた。
「いくつか目星を付けているホテルがあるから、空きがあるか聞いて来るよ!」
そう言ってホテルに入って行くアダム様。もちろん私も付いて行く。有難い事に、空いているとの事。良かったわ!ホッと胸をなでおろした。早速お部屋へと向かう。あまり大きくはないが、それでも立派なホテルだ!少しこの街を観光した後は、明日に備え早めに休む。
ベッドは別々だが同じ部屋という事もあり、中々眠れない。いつもは別々の部屋で寝ているものね…ふとアダム様の方を見ると、スヤスヤ眠っていた。その寝顔を見たら、なんだか腹が立ってきた。私だけ緊張してバカみたい!こうなったら、私も意地でも寝てやる!
そう思い目を瞑る。さすがに慣れない長距離移動で疲れていたのか、結局その後はすぐに眠ってしまった。
翌日、ホテルを出て王都を目指す。しばらく走ると、大きな街が見えて来た。今までの街とは比べ物にならない程、立派な建物が並んでいる。
「フローラ、見てごらん。きっとあれが王都だよ!それにしても、立派な建物が沢山並んでいるのだね」
アダム様も同じ事を思った様だ。王都は石で建物を造っている様で、物凄くオシャレだ。私もあんな素敵な家に住めたら素敵ね。そんな事を考えてしまう。
美しい建物が立ち並ぶ街を、どんどん進んで行く馬車。街の真ん中には美しい川が流れており、石で出来た橋が架かっている。それがまたオシャレなのだ。
さらに街のあちらこちらに噴水があり、花も植えられている。なるほど、水の都と言われるだけの事はあるわね。
ふと奥の方を見ると、王宮が目に入った。王宮も立派だ。アペルピスィ王国の王宮も立派だったけれど、ここもまた凄いわね!つい王宮に見とれてしまう。
「さあ着いたよ。一旦ホテルを探して、荷物を置いてから街に出ようか!」
「ええ、今日もすぐにホテルが見つかるといいですわね」
アダム様と手を繋いで、ホテルへと向かう。でも、今日は中々ホテルの空きがない。とにかく、片っ端からホテルに空きが無いか聞いて回る。そして日が沈みかけた頃、ようやく1部屋だけ空いているホテルの予約を取ることが出来た。
2泊分予約し、早速部屋へと向かう。正直もうクタクタだ。
「フローラ、大丈夫かい?疲れただろう?観光は明日にして、今日は食事を済ませて早めに寝よう。幸い1階にレストランがあったから、そこで食事をとろうか」
「そうですわね。さすがに疲れましたわ」
ホテルを探す為、沢山歩いたので疲れた。でも、とりあえず食事だけは行かないとね。2人で1階にある食堂へと向かった。さっさと食べて部屋に戻ろうと思ったのだが…
「アダム様!見て下さい!こんなに大きなエビが丸々一匹お皿に乗っていますわ!まあ、こっちにはカニが!貝もこんなに沢山!」
そう、これでもかと言うくらい沢山の海鮮が出て来たのだ。生まれ育ったアペルピスィ王国は元々海がないし、今住んでいるところも山間部。その為あまり海の幸を食べた事がない私にとって、こんなに沢山の魚介類は見るのも初めてなのだ。
「王都からすぐの場所に、海があるからね。新鮮な魚介類が手に入るみたいだよ。本にもそう書いている。それにしても、凄い種類だね!」
アダム様が持っているのは、この国の観光名所が書かれた本だ。どうやらかなり王都について勉強して来てくれたアダム様のお陰で、こうやって楽しく旅が出来ているのだ。本当に感謝しかない。
2人で興奮しながら海鮮を頂いた後は、再び部屋に戻り、それぞれ休む事にした。いよいよ明日は王都を観光できるのね。楽しみだわ!期待に胸膨らませ、眠りに付いたフローラであった。
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