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第二十二幕
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大きな卓子の上にジョッキが七つ、乱暴に置かれる。並々と注がれた魔改造麦酒の泡が弾ける。それらを央にして、私、荒木鴇、ザハク殿、ジエンダ、ヴォルトラ、チカ、ミーネが椅子に腰掛けている(閻魔大王様とアイネと金髪の男は先に帰った)。ザハク殿はとてつもない酒精の香りに顔をしかめた。リンゴジュースはないのかと店員に問うたが、すげなく無視された。
黄色いワンピースの店員が無愛想に去っていく。伝票はなかった。
騒々しい店内。下級神を天上界に送り届け、残る果実を滅し、ひとみなのゴリラ病が回復してから数時間後、麦芽天然工房には早くもお祭り野郎達が集まっていた。建物の修繕は、荒木鴇の才覚ですっかり綺麗だ。皆先ほどまでのことなど、すっかりと忘れているかのごとくさざめいている。しかしひと月前と比べて、いくばくかその人数は減っているようである。少しずつではあるけれど、社会活動の復帰を志す者が現れ始めたのだ。くわえて、労働環境の改善に、能動的に取り組むと公言する者もいた。由知らずして、荒木鴇の底意の胞子が彼らに懐胎したのだろうか。
窓外の往来はしどけない服装の衆人に混じって、スーツを着た小綺麗な男女が散見される。シャルメラの謂う破滅の未来は回避されたかどうかは果たして分からぬが、恢復を兆すこの嬉しい変化を、大切に育んで行くべきであると、私は思う。たとい諍いが起ころうとも、私たち七天神やザハク殿、そして荒木鴇たちの手で諌めてやれば良い。荒木鴇は再び運送業に戻る。しかし、いざとなれば寸暇を惜しまず助太刀に参じてくれるはずだ。
私は何とはなしにジョッキの水滴を指先に湿らせながら、ジエンダにあの日の夜について訊ねた。
「あのとき、私たちより先に下級神の村にいたでしょう?」
「うん、そうよ」
打てば響くが如く答えた。ジエンダは魔改造麦酒を一口煽った。
「私も気になったのよ、村がどうなっているのか。それで、私も一緒に行こうと思ったのだけれど、あの後でしょう? なんだか恥ずかしくて、こっそり見て帰ろうと思ったのよ」
「おかしいわ。近道はあそこだけのはずよ。どうやって先周りができるの」
ジエンダはちょっと困った顔をして、
「秘密にしておきたかったけど、まあいいかしら。......実はね、村の近くの池は庭の鯉池と繋がっているのよ」
ジエンダはそこを通ってきたのだと言う。屋根の抜け道よりわずかに早いらしい。
「帰ろうとしたら、何かが物凄い勢いで向かってくると思いきや、それが忽然と消えたからびっくりしたわ。もしかしてあれ、カラクラさんだったの?」
私はやおら頷いてみせた。そして漫ろに、魔改造麦酒を一息に飲み干したのである。
果然、私は倒れた。
$
天上界に帰る。
アマユリを留守を頼んでいたので、早々に帰宅し無事を告げて然るべきだとラウラが言った。私はひとしきり体内の酒精と奮戦した後、ヴォルトラとジエンダに肩を借りて天に登った。情けない話である。荒木鴇にも要らぬ心配をかけてしまった。ザハク殿は衰弱した私を見てケラケラと笑っていた。哀れに思っていただいて結構だ。私はかようなことではめげない、タフネス精神を備えているのだから。
嘘だ。実は泣きたいくらい恥ずかしい。顔の火照りの糊塗ごときに、一気飲みなんぞするものではない。余計ひどいではないか! そう悔恨しつつ、やがて私は入相の赤い空を抜けた。
「おい、帰ったぞ」
ヴォルトラが玄関を叩く。しかし返事がない。しんと静まり返っている。「あれ、いねえのかよ」とぼやく。
仕方がないので、ジエンダが鍵を開けて入った。私たちも彼女に続く。広い三和土はあやに凄涼としている。草履が何かを踏んだ。氷を砕くごとき感触。足元には霜が降りていた。
「おーい、アマユリ。いるか~?」
嚠喨たるヴォルトラの呼声も虚しく、寂寞とした空気は無言を呈した。出かける以前とまるで変わらぬ物の布置。襖はぴたりと閉じられ、奥処の茶室に午睡をするアマユリが想像されたが、しかし彼女の気配はおよそ感じられない。
草履を脱ぎ、上り框に足をかける。足袋の底を凛烈が疾る。そのまま真っ直ぐ進み、襖を開く。茶室はもぬけのからだった。囲炉裏の内の死んだ燠の上にかかる鉄瓶の表面は、曇りを帯びて白く濁っていた。電灯の点いていない部屋は薄暗く、左手の襖を透かすあるかなきかの光がいや増して室内を悄然とさせていた。覗き穴は既にない。
さるにても、アマユリはどこへ行ったのかしら。書き置きがあるかもしれないと思い、居間を覗いたがそれらしいものはなかった。いよいよ不自然である。彼女は家を空ける際、目的を誰にも告げることなしに出かけるのはありえない。
——彼女は必ず痕跡を残す。
手分けをして屋敷中を探す。玄関、台所、居間、書斎、茶室、各々の閨房、御不浄、風呂場、物置などをつぶさに点検した。ややあって、ミーネの悲鳴が庭の方から聞こえてきた。
ミーネは鯉池がカチンコチンに凍っているのを見て、腰を抜かしていた。鯉たちは時間に置き去りにされたごとく、悠々と泳ぐその姿態を、氷盤の下に留めていた。
「ねえ、あそこ見て。何かあるよお」
チカが悠揚迫らぬ調子で言った。彼女が指をさした先には、氷盤にはしった亀裂に、小さな三角形が飛び出していた。おむすびの海苔よりも黒い。摘んで引っ張ってやると、意外や簡単に抜けた。それは洋形封筒である。中を検めると、一枚の白い便箋である。紙面には簡勁な筆跡でこう記されていた。
<アマユリ殿を誘拐しました。返還を望まれるのであれば、ザハク殿と荒木鴇様は明朝六時に東京都〇〇区△△までお越しください。誠に恐縮ではございますが、七天神の皆様はお留守番をしていただきたく存じます。揃って来られますと、さすがにこちらの分が悪うございますゆえ。前掲のことは厳守でお願いします。交渉が終わり次第、ザハク殿と荒木鴇様を含め、ただちに返還することをお約束いたします。なお、こちらに害意は毫末もありませんので、ご安心ください。では、『中級神劫掠隊』一同、心よりお待ちしております。——氷神のスクエアより>
慇懃無礼な脅迫状を読み終えるや、チカが私の手からそれをひったくり、ビリビリに引き裂いた。肩で息をしている。チカは「信じられない!」と言って、枯山水に散らばった紙片を踏みしだいた。美しい波形を描いていた砂面は、またたく暇にクレーターだらけの見るも無残な姿になった。
「お風呂入ってくる!」
チカはそう言うと、鼻息を荒くして去っていった。己がじし大股で歩く彼女の背姿を呆然と眺めた。おっつけミーネが追いかけて行く。
憤然として取り乱す彼女を見るのは初めてではなかった。というのも、脅迫状の送り主である氷神のスクエアは、来し方チカの逆鱗に触れた唯一の悪神であり、彼女との確執が生まれたおよそ五百年前のことを私は目前に見ていたからである。
......それは或る冬の暮れだった。その日、天上界に雪が積もった。久方ぶりのこととて、いささか上機嫌のチカは寒がりのミーネの手を引いて、払暁から新雪の海原に足跡をつけて回った。ともすると、腰まで埋もれる場所もあるくらいだった。軒下に立つヴォルトラが、「あまり遠くまで行くなよ」と釘を刺したのを覚えている。二つの後影は、あっという間に点になって消えた。ヴォルトラは「寒い寒い」と言って、茶室の炬燵に暖を求めに行った。私は曙光を浴びてキラキラと輝く雪原を瞥見してから、玄関の扉を閉めた。
とこうするうち、陽が落ち始めた。チカとミーネはまだ帰らない。ザハク殿もまだ帰らなかったが、どうせ下界で良からぬことをしているからどうでもいい。その日の炊事当番はアマユリだったので、台所にはアマユリとラウラが手際よく夕食の支度に勤しんでいた。ヴォルトラは炬燵に肩まで潜って眠りこけている。羽釜の炊煙がほのかに漂ってくる。ヴォルトラは「銀しゃりぃ」と寝言を呟き、口をむにゃむにゃと動かして幸せそうな顔をした。
私は本を読んで暇を潰していたが、刻々と進む時間に伴い、チカとミーネの帰宅が遅いのが気になった。時計は七時半を示していた。炬燵を出た。
私はアマユリに二人を迎えに行くことを告げ、烈寒のすでに夜の景色の中を駆けた。
黄色いワンピースの店員が無愛想に去っていく。伝票はなかった。
騒々しい店内。下級神を天上界に送り届け、残る果実を滅し、ひとみなのゴリラ病が回復してから数時間後、麦芽天然工房には早くもお祭り野郎達が集まっていた。建物の修繕は、荒木鴇の才覚ですっかり綺麗だ。皆先ほどまでのことなど、すっかりと忘れているかのごとくさざめいている。しかしひと月前と比べて、いくばくかその人数は減っているようである。少しずつではあるけれど、社会活動の復帰を志す者が現れ始めたのだ。くわえて、労働環境の改善に、能動的に取り組むと公言する者もいた。由知らずして、荒木鴇の底意の胞子が彼らに懐胎したのだろうか。
窓外の往来はしどけない服装の衆人に混じって、スーツを着た小綺麗な男女が散見される。シャルメラの謂う破滅の未来は回避されたかどうかは果たして分からぬが、恢復を兆すこの嬉しい変化を、大切に育んで行くべきであると、私は思う。たとい諍いが起ころうとも、私たち七天神やザハク殿、そして荒木鴇たちの手で諌めてやれば良い。荒木鴇は再び運送業に戻る。しかし、いざとなれば寸暇を惜しまず助太刀に参じてくれるはずだ。
私は何とはなしにジョッキの水滴を指先に湿らせながら、ジエンダにあの日の夜について訊ねた。
「あのとき、私たちより先に下級神の村にいたでしょう?」
「うん、そうよ」
打てば響くが如く答えた。ジエンダは魔改造麦酒を一口煽った。
「私も気になったのよ、村がどうなっているのか。それで、私も一緒に行こうと思ったのだけれど、あの後でしょう? なんだか恥ずかしくて、こっそり見て帰ろうと思ったのよ」
「おかしいわ。近道はあそこだけのはずよ。どうやって先周りができるの」
ジエンダはちょっと困った顔をして、
「秘密にしておきたかったけど、まあいいかしら。......実はね、村の近くの池は庭の鯉池と繋がっているのよ」
ジエンダはそこを通ってきたのだと言う。屋根の抜け道よりわずかに早いらしい。
「帰ろうとしたら、何かが物凄い勢いで向かってくると思いきや、それが忽然と消えたからびっくりしたわ。もしかしてあれ、カラクラさんだったの?」
私はやおら頷いてみせた。そして漫ろに、魔改造麦酒を一息に飲み干したのである。
果然、私は倒れた。
$
天上界に帰る。
アマユリを留守を頼んでいたので、早々に帰宅し無事を告げて然るべきだとラウラが言った。私はひとしきり体内の酒精と奮戦した後、ヴォルトラとジエンダに肩を借りて天に登った。情けない話である。荒木鴇にも要らぬ心配をかけてしまった。ザハク殿は衰弱した私を見てケラケラと笑っていた。哀れに思っていただいて結構だ。私はかようなことではめげない、タフネス精神を備えているのだから。
嘘だ。実は泣きたいくらい恥ずかしい。顔の火照りの糊塗ごときに、一気飲みなんぞするものではない。余計ひどいではないか! そう悔恨しつつ、やがて私は入相の赤い空を抜けた。
「おい、帰ったぞ」
ヴォルトラが玄関を叩く。しかし返事がない。しんと静まり返っている。「あれ、いねえのかよ」とぼやく。
仕方がないので、ジエンダが鍵を開けて入った。私たちも彼女に続く。広い三和土はあやに凄涼としている。草履が何かを踏んだ。氷を砕くごとき感触。足元には霜が降りていた。
「おーい、アマユリ。いるか~?」
嚠喨たるヴォルトラの呼声も虚しく、寂寞とした空気は無言を呈した。出かける以前とまるで変わらぬ物の布置。襖はぴたりと閉じられ、奥処の茶室に午睡をするアマユリが想像されたが、しかし彼女の気配はおよそ感じられない。
草履を脱ぎ、上り框に足をかける。足袋の底を凛烈が疾る。そのまま真っ直ぐ進み、襖を開く。茶室はもぬけのからだった。囲炉裏の内の死んだ燠の上にかかる鉄瓶の表面は、曇りを帯びて白く濁っていた。電灯の点いていない部屋は薄暗く、左手の襖を透かすあるかなきかの光がいや増して室内を悄然とさせていた。覗き穴は既にない。
さるにても、アマユリはどこへ行ったのかしら。書き置きがあるかもしれないと思い、居間を覗いたがそれらしいものはなかった。いよいよ不自然である。彼女は家を空ける際、目的を誰にも告げることなしに出かけるのはありえない。
——彼女は必ず痕跡を残す。
手分けをして屋敷中を探す。玄関、台所、居間、書斎、茶室、各々の閨房、御不浄、風呂場、物置などをつぶさに点検した。ややあって、ミーネの悲鳴が庭の方から聞こえてきた。
ミーネは鯉池がカチンコチンに凍っているのを見て、腰を抜かしていた。鯉たちは時間に置き去りにされたごとく、悠々と泳ぐその姿態を、氷盤の下に留めていた。
「ねえ、あそこ見て。何かあるよお」
チカが悠揚迫らぬ調子で言った。彼女が指をさした先には、氷盤にはしった亀裂に、小さな三角形が飛び出していた。おむすびの海苔よりも黒い。摘んで引っ張ってやると、意外や簡単に抜けた。それは洋形封筒である。中を検めると、一枚の白い便箋である。紙面には簡勁な筆跡でこう記されていた。
<アマユリ殿を誘拐しました。返還を望まれるのであれば、ザハク殿と荒木鴇様は明朝六時に東京都〇〇区△△までお越しください。誠に恐縮ではございますが、七天神の皆様はお留守番をしていただきたく存じます。揃って来られますと、さすがにこちらの分が悪うございますゆえ。前掲のことは厳守でお願いします。交渉が終わり次第、ザハク殿と荒木鴇様を含め、ただちに返還することをお約束いたします。なお、こちらに害意は毫末もありませんので、ご安心ください。では、『中級神劫掠隊』一同、心よりお待ちしております。——氷神のスクエアより>
慇懃無礼な脅迫状を読み終えるや、チカが私の手からそれをひったくり、ビリビリに引き裂いた。肩で息をしている。チカは「信じられない!」と言って、枯山水に散らばった紙片を踏みしだいた。美しい波形を描いていた砂面は、またたく暇にクレーターだらけの見るも無残な姿になった。
「お風呂入ってくる!」
チカはそう言うと、鼻息を荒くして去っていった。己がじし大股で歩く彼女の背姿を呆然と眺めた。おっつけミーネが追いかけて行く。
憤然として取り乱す彼女を見るのは初めてではなかった。というのも、脅迫状の送り主である氷神のスクエアは、来し方チカの逆鱗に触れた唯一の悪神であり、彼女との確執が生まれたおよそ五百年前のことを私は目前に見ていたからである。
......それは或る冬の暮れだった。その日、天上界に雪が積もった。久方ぶりのこととて、いささか上機嫌のチカは寒がりのミーネの手を引いて、払暁から新雪の海原に足跡をつけて回った。ともすると、腰まで埋もれる場所もあるくらいだった。軒下に立つヴォルトラが、「あまり遠くまで行くなよ」と釘を刺したのを覚えている。二つの後影は、あっという間に点になって消えた。ヴォルトラは「寒い寒い」と言って、茶室の炬燵に暖を求めに行った。私は曙光を浴びてキラキラと輝く雪原を瞥見してから、玄関の扉を閉めた。
とこうするうち、陽が落ち始めた。チカとミーネはまだ帰らない。ザハク殿もまだ帰らなかったが、どうせ下界で良からぬことをしているからどうでもいい。その日の炊事当番はアマユリだったので、台所にはアマユリとラウラが手際よく夕食の支度に勤しんでいた。ヴォルトラは炬燵に肩まで潜って眠りこけている。羽釜の炊煙がほのかに漂ってくる。ヴォルトラは「銀しゃりぃ」と寝言を呟き、口をむにゃむにゃと動かして幸せそうな顔をした。
私は本を読んで暇を潰していたが、刻々と進む時間に伴い、チカとミーネの帰宅が遅いのが気になった。時計は七時半を示していた。炬燵を出た。
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