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「俺ともデートしろよ」
「いきなりなんなのだ」
暑さが落ち着きを取り戻し天空の島へと帰ってきた。久しぶりの玉座に腰を下ろして早々、唇を尖らせてむすっとしているゲオルグを半目になって見上げる。
セレンケレンが席を外しているのをいいことにゲオルグは玉座の背もたれに肘を乗せると顔をのぞき込んできた。
「だーかーらー、俺ともデートしろって言ってんだよ」
「デート……。ああ、二匹だけででかけることか」
そういえばセレンケレンから寒くなった頃に一緒に見たいものがあると言われていたことを思い出す。つまりゲオルグも自分に対してなにかしたいことあるいは伝えたいことがあるのだろう。
クローツェルとしてはゲオルグとデートすることは嫌ではない。だが――。
「行く理由がない」
「なっ、んだと!」
「どうせ貴様はセックスするきっかけがほしいだけだろ」
「恋人なんだから当たり前だろ!」
ギャンギャンと吠えるゲオルグにクローツェルは小さく首を振った。
「確かに今までの経験上、恋人とはセックスするものだとわかった。けれど、ただ肉欲を満たしたいのであれば、お前は多くの両性具有を囲っているのだから彼らとやればいいだろう」
種の存続意識が強いゲオルグは多くの両性具有を囲っている。性欲を満たすだけなら彼らでじゅうぶんだろう。
クローツェルの返しにゲオルグはぐっと手を握りしめるとバシバシと床を尻尾で叩いた。
「あいつらは火竜の財産であって、俺のだけじゃねえ。それに俺は『あんたと』セックスしたいんだよ」
「私は私のことを性欲のはけ口だと思う奴とはしたくない」
ゲオルグを睨み返してはっきりと言えば、ゲオルグが歯を食いしばり唸った。
「それはあんたがそう思ってるからだろうが。キスはよくてデートがだめとかほんとあんたの基準は意味わかんねえ」
床を叩いていた尻尾がダラリと下がり、ゲオルグが唇を噛みしめて項垂れる。
確かにゲオルグの言い分にも一理ある。ただゲオルグは隙を見てはセックスに持ち込む経緯からどうにも反発する気持ちが湧き出てくる。とはいえ、一方的に決めつけるのはよくなかった。
「わかった。そこまでいうなら、お前とデートしよう」
「ほんとか?! だったら今すぐ行こうぜ!」
パッと顔を上げるなりキラキラと目を輝かしたゲオルグに手を捕まれて立たされるやいなや口を開くよりも早く肩に担がれると玉座の間を駆け足で出て行く。
「おい! 私は今行くとは言ってないぞ!」
「そう硬いこと言うなって! 口しっかり閉じてろよ!!」
そういうなりゲオルグは天空の島から飛び下りた。冷気を含んだ風が通り抜けてゲオルグのコートとクローツェルの髪をたなびかせる。しかし、それもつかの間で魔法による空間転移で一気に地上へと移動した。
降り立った先はどこかの森の中のようだ。乱暴な空間転移のせいで体が揺れていて錯覚を覚える。さすがに文句を言おうと隣にいるゲオルグを見れば思わず目を瞬いた。
「いつ着替えたのだ」
「たった今だけど」
見慣れた竜将の服装から一転して大きく胸元が開いた赤いワイシャツとシャドウストライプが入った黒いスラックスに先が少し尖っている革靴は磨き抜かれていて艶々としている。尻尾は綺麗に隠したのか、耳の先が少しとがっているのをのぞけば、人混みに紛れてもさほど違和感はないだろう。
まじまじと眺めていると、ゲオルグがふふんと唇の端をあげて不敵に笑った。
「惚れ直したならそういってもいいんだぜ」
「いや、竜将の格好と比べるとずいぶん心許ないと思ってな」
竜将の服やクローツェルが身にまとう服と違ってゲオルグがまとっている服はどう見てもただの布だ。たいしてゲオルグは首を横に振りながら肩を軽くすくめた。
「あんたの言いたいことはわかるぜ。でも、人間の服なんてだいたいこんなもんだろ。ところで、あんたもせっかくだしほかの服に着替えろよ」
「着替えるも何も、まったく同じ柄のものしか持ってない」
淡々と返せば、ゲオルグは顔に手を当てて「うそだろ」と呻いた。
「いや、待てよ。もしかして俺、天才じゃね?」
名案が思いついたのかゲオルグはニヤッと笑うと顔に当てていた手を下ろしてクローツェルの手を握りしめて歩き出す。当たり前のように手を握ってきたゲオルグを見上げる。
尋ねればゲオルグは応えてくれるだろう。だが、鼻歌を奏でるほど機嫌がいいのか笑みを浮かべているその横顔をもう少し眺めていたくてあえて聞かないことにした。
人間の街に入ると、ゲオルグに引かれるがままに進む。
地上にくるのはなにもはじめてではない。武器が出来れば、自分が作った武器を使うのにふさわしい人物――クオルに手渡すために何度か訪れている。だが、人目があるところに出向かないためショーウィンドウ越しに食べ物や服に装飾品と様々な店があるのは新鮮だった。一方でいつきても居住区のみの天空の島と違ってうるささを感じる。
やがてゲオルグが服屋へと足を止めると「ここでいいな」と呟くと、ようやくクローツェルの方を見た。
「ちょっとこの店によるぜ」
「かまわない」
店に入れば、中にはいろんな柄や形をした服がところせましとある。ただの布きれなのに種類が豊富なことに感心しながら店内を一緒に回っていると、いつのまにかゲオルグの手にはいくつかの服があった。
「これでいいな。よし、女王様。試着室で着替えてこいよ」
「なぜだ」
「サイズが合わないと困るだろうが。いいからいけって」
試着室まで引っ張られて訳がわからないまま中に入ると手渡された服を眺める。
「これが人間の作った衣類か」
普段着ているズボンと長衣に比べ、手渡された服は鎖骨が見える丸首の白いティーシャツに足首が見えるグレーのズボン。上着に太ももまで隠れるぐらいのベージュ色の長袖のロング丈シャツだった。
ただの布きれなこともあってどうにも心許ないもののとりあえず着てみることにした。生地自体は質がいいのか不快感はなく、上着もしっとりとなめらかで軽いため悪くない。最後に少し紐が長いリングがついているペンダントをつけて姿見に映る自分をまじまじと眺めていると軽いノックが聞こえた。
「着替え終わったか?」
「ああ」
カーテン越しに声に返すとカーテンが横に引かれる。
ゲオルグは顎に手を当ててクローツェルの姿を頭のてっぺんからつま先まで見て鷹揚に頷いた。
「我ながら中々いいコーデだぜ。あとはこの靴履かせてやるからここに座れよ」
ゲオルグは近くにあったイスを持ってくるとポンポンと叩いた。よくわからないままそのイスに座るとゲオルグの手がクローツェルの足を手に取ってラフな作りの革靴を履かせた。
「どうだ? つま先とかかかとに違和感はねえか?」
「今のところはない」
「じゃあ、ちょっと歩いてみろよ」
手を捕まれて立たされたクローツェルは言われたとおり少し歩いてみた。歩いても足には違和感ないが、こんなことをさせるのか意味がわからない。
「どうだ?」
「問題ない」
短く返せば、ゲオルグは「ならいいな」と言って店員を呼んだ。店員と二言ほど交わした後、クローツェルの方へと振り返った。
「あんたはさっき座ったイスに座って待ってろ。俺は会計を済ましてくる」
「わかった」
言われたとおりイスに座って待つことにすれば、店員がハサミを手にやってきた。何だと思って見ていれば「タグを外しますね」と言って背後に回ってきた。そしてパチパチとハサミが鳴り終えると店員が外し終えたタグを手に「この度はお買い上げありがとうございました」と言って去って行った。
入れ違いにゲオルグが戻ってくるとクローツェルの手を掴んで立ち上がらせた。
「タグも外したしこれでいいな」
「私が着てきた服はどうするのだ」
「あ? そんなもんあんたの部屋に放っておけばいいだろ」
そういって人目がないことをいいことにゲオルグが手を振るとぽっかりと空間が開いた。そこにクローツェルの服を掴んで放り込んで閉めた。
再び手を握って一緒に店から出るとクローツェルの方を見下ろして唇の端をつり上げた。
「女王様は甘いものは好きか?」
「嫌いではない」
「それならよかったぜ。んじゃ行こうぜ」
「どこに行くのだ」
「喫茶店」
ゲオルグは短く返すと指を絡め直して歩き出した。
「いきなりなんなのだ」
暑さが落ち着きを取り戻し天空の島へと帰ってきた。久しぶりの玉座に腰を下ろして早々、唇を尖らせてむすっとしているゲオルグを半目になって見上げる。
セレンケレンが席を外しているのをいいことにゲオルグは玉座の背もたれに肘を乗せると顔をのぞき込んできた。
「だーかーらー、俺ともデートしろって言ってんだよ」
「デート……。ああ、二匹だけででかけることか」
そういえばセレンケレンから寒くなった頃に一緒に見たいものがあると言われていたことを思い出す。つまりゲオルグも自分に対してなにかしたいことあるいは伝えたいことがあるのだろう。
クローツェルとしてはゲオルグとデートすることは嫌ではない。だが――。
「行く理由がない」
「なっ、んだと!」
「どうせ貴様はセックスするきっかけがほしいだけだろ」
「恋人なんだから当たり前だろ!」
ギャンギャンと吠えるゲオルグにクローツェルは小さく首を振った。
「確かに今までの経験上、恋人とはセックスするものだとわかった。けれど、ただ肉欲を満たしたいのであれば、お前は多くの両性具有を囲っているのだから彼らとやればいいだろう」
種の存続意識が強いゲオルグは多くの両性具有を囲っている。性欲を満たすだけなら彼らでじゅうぶんだろう。
クローツェルの返しにゲオルグはぐっと手を握りしめるとバシバシと床を尻尾で叩いた。
「あいつらは火竜の財産であって、俺のだけじゃねえ。それに俺は『あんたと』セックスしたいんだよ」
「私は私のことを性欲のはけ口だと思う奴とはしたくない」
ゲオルグを睨み返してはっきりと言えば、ゲオルグが歯を食いしばり唸った。
「それはあんたがそう思ってるからだろうが。キスはよくてデートがだめとかほんとあんたの基準は意味わかんねえ」
床を叩いていた尻尾がダラリと下がり、ゲオルグが唇を噛みしめて項垂れる。
確かにゲオルグの言い分にも一理ある。ただゲオルグは隙を見てはセックスに持ち込む経緯からどうにも反発する気持ちが湧き出てくる。とはいえ、一方的に決めつけるのはよくなかった。
「わかった。そこまでいうなら、お前とデートしよう」
「ほんとか?! だったら今すぐ行こうぜ!」
パッと顔を上げるなりキラキラと目を輝かしたゲオルグに手を捕まれて立たされるやいなや口を開くよりも早く肩に担がれると玉座の間を駆け足で出て行く。
「おい! 私は今行くとは言ってないぞ!」
「そう硬いこと言うなって! 口しっかり閉じてろよ!!」
そういうなりゲオルグは天空の島から飛び下りた。冷気を含んだ風が通り抜けてゲオルグのコートとクローツェルの髪をたなびかせる。しかし、それもつかの間で魔法による空間転移で一気に地上へと移動した。
降り立った先はどこかの森の中のようだ。乱暴な空間転移のせいで体が揺れていて錯覚を覚える。さすがに文句を言おうと隣にいるゲオルグを見れば思わず目を瞬いた。
「いつ着替えたのだ」
「たった今だけど」
見慣れた竜将の服装から一転して大きく胸元が開いた赤いワイシャツとシャドウストライプが入った黒いスラックスに先が少し尖っている革靴は磨き抜かれていて艶々としている。尻尾は綺麗に隠したのか、耳の先が少しとがっているのをのぞけば、人混みに紛れてもさほど違和感はないだろう。
まじまじと眺めていると、ゲオルグがふふんと唇の端をあげて不敵に笑った。
「惚れ直したならそういってもいいんだぜ」
「いや、竜将の格好と比べるとずいぶん心許ないと思ってな」
竜将の服やクローツェルが身にまとう服と違ってゲオルグがまとっている服はどう見てもただの布だ。たいしてゲオルグは首を横に振りながら肩を軽くすくめた。
「あんたの言いたいことはわかるぜ。でも、人間の服なんてだいたいこんなもんだろ。ところで、あんたもせっかくだしほかの服に着替えろよ」
「着替えるも何も、まったく同じ柄のものしか持ってない」
淡々と返せば、ゲオルグは顔に手を当てて「うそだろ」と呻いた。
「いや、待てよ。もしかして俺、天才じゃね?」
名案が思いついたのかゲオルグはニヤッと笑うと顔に当てていた手を下ろしてクローツェルの手を握りしめて歩き出す。当たり前のように手を握ってきたゲオルグを見上げる。
尋ねればゲオルグは応えてくれるだろう。だが、鼻歌を奏でるほど機嫌がいいのか笑みを浮かべているその横顔をもう少し眺めていたくてあえて聞かないことにした。
人間の街に入ると、ゲオルグに引かれるがままに進む。
地上にくるのはなにもはじめてではない。武器が出来れば、自分が作った武器を使うのにふさわしい人物――クオルに手渡すために何度か訪れている。だが、人目があるところに出向かないためショーウィンドウ越しに食べ物や服に装飾品と様々な店があるのは新鮮だった。一方でいつきても居住区のみの天空の島と違ってうるささを感じる。
やがてゲオルグが服屋へと足を止めると「ここでいいな」と呟くと、ようやくクローツェルの方を見た。
「ちょっとこの店によるぜ」
「かまわない」
店に入れば、中にはいろんな柄や形をした服がところせましとある。ただの布きれなのに種類が豊富なことに感心しながら店内を一緒に回っていると、いつのまにかゲオルグの手にはいくつかの服があった。
「これでいいな。よし、女王様。試着室で着替えてこいよ」
「なぜだ」
「サイズが合わないと困るだろうが。いいからいけって」
試着室まで引っ張られて訳がわからないまま中に入ると手渡された服を眺める。
「これが人間の作った衣類か」
普段着ているズボンと長衣に比べ、手渡された服は鎖骨が見える丸首の白いティーシャツに足首が見えるグレーのズボン。上着に太ももまで隠れるぐらいのベージュ色の長袖のロング丈シャツだった。
ただの布きれなこともあってどうにも心許ないもののとりあえず着てみることにした。生地自体は質がいいのか不快感はなく、上着もしっとりとなめらかで軽いため悪くない。最後に少し紐が長いリングがついているペンダントをつけて姿見に映る自分をまじまじと眺めていると軽いノックが聞こえた。
「着替え終わったか?」
「ああ」
カーテン越しに声に返すとカーテンが横に引かれる。
ゲオルグは顎に手を当ててクローツェルの姿を頭のてっぺんからつま先まで見て鷹揚に頷いた。
「我ながら中々いいコーデだぜ。あとはこの靴履かせてやるからここに座れよ」
ゲオルグは近くにあったイスを持ってくるとポンポンと叩いた。よくわからないままそのイスに座るとゲオルグの手がクローツェルの足を手に取ってラフな作りの革靴を履かせた。
「どうだ? つま先とかかかとに違和感はねえか?」
「今のところはない」
「じゃあ、ちょっと歩いてみろよ」
手を捕まれて立たされたクローツェルは言われたとおり少し歩いてみた。歩いても足には違和感ないが、こんなことをさせるのか意味がわからない。
「どうだ?」
「問題ない」
短く返せば、ゲオルグは「ならいいな」と言って店員を呼んだ。店員と二言ほど交わした後、クローツェルの方へと振り返った。
「あんたはさっき座ったイスに座って待ってろ。俺は会計を済ましてくる」
「わかった」
言われたとおりイスに座って待つことにすれば、店員がハサミを手にやってきた。何だと思って見ていれば「タグを外しますね」と言って背後に回ってきた。そしてパチパチとハサミが鳴り終えると店員が外し終えたタグを手に「この度はお買い上げありがとうございました」と言って去って行った。
入れ違いにゲオルグが戻ってくるとクローツェルの手を掴んで立ち上がらせた。
「タグも外したしこれでいいな」
「私が着てきた服はどうするのだ」
「あ? そんなもんあんたの部屋に放っておけばいいだろ」
そういって人目がないことをいいことにゲオルグが手を振るとぽっかりと空間が開いた。そこにクローツェルの服を掴んで放り込んで閉めた。
再び手を握って一緒に店から出るとクローツェルの方を見下ろして唇の端をつり上げた。
「女王様は甘いものは好きか?」
「嫌いではない」
「それならよかったぜ。んじゃ行こうぜ」
「どこに行くのだ」
「喫茶店」
ゲオルグは短く返すと指を絡め直して歩き出した。
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