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エラー
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スッと剣を上に上げるのを見たローズは掴みかかっていた手を離し、部屋を後にしていった。
「悪いな」
「今に始まった事じゃないから……」
出ていったローズを見送る私を、ニコルは近づき扉をパタンと閉め、その扉に私を押し付けてきた。
それはまるで先程のローズが迫ったように……。
「なに?」
ニコルは私の両手首を顔横まで上げ、扉へと押し付け身動きできないようにしてきた。
「これからなにが起こるか能力で見たら良いんじゃないか?」
言われなくても、そんな能力を使わなくても分かる。
私にキスを迫ろうとしているなんて。
「……したいだけでしょ?」
「あぁ、そうだ」
「やっぱり……」
「どうやらあの日以来お前は物分かりも良くなり素直だな。呼ばれて拒む事なく来る。
そしてこうなる事さえもわかる様になったんだしな」
ニコルの息が話す度に当たる。
それくらい近い。
「……したいなら早くしたら?またローズがやってきて邪魔されるだけ」
「なんだ、そんなにして欲しいのか。ふふふ」
「やめて、その笑い」
ニコルはゆっくり私の唇に迫ってくる。
目を閉じ迫るその顔を私は目を閉じる事なく見ていた。
一回、二回……。
いやそれ以上だった。
重ねては何度も離し、またくっつける。
「……はぁ」
ニコルの顔は少し赤く、満足そうな顔して私を見つめる。
「こんな明るい中ではお前も困るだろう?夜だ、夜にもう一度来い」
「それは、そういう行為を……」
「あぁ」
その時私は能力を使っていた。
夜起こる事を見るために……。
「……乱暴」
「あ?」
「なんでもない」
私は掴まれたニコルの手を押し返すように振り払い出ていった。
ーーーーーー
夜、辺りは真っ暗になり、シーンとしていた。
躊躇っていると、コンッと小さくノックされた。
「誰?」
しかし、なにも答えなかった。
不思議に思い、私は扉を少しだけ開けた。
すると、勢いよく開けられ中に人が入ってきた。
「ネズミ、あなた、お兄様と何してたの?」
ローズだった。
「別に、何も」
「うそ言いなさい!?私は見た、あなたが部屋をでて戻る際に唇に手を触れていたのを!?」
私の初の相手がニコルだった。
だから、つい右手で触れてしまっていた事をローズに見られていたらしい。
「……まさか、キス、したんじゃないでしょうね?」
「別に」
白々しくはぐらかすのを鬱陶しく思ったのか、床へと突き飛ばし歩み寄ってくる。
尻餅をつき、痛がる私などお構いなしに私のお腹にズンッと座り出すと、髪を掴み出してきた。
「したんでしょ?」
「……さぁ」
掴んだ手を上に引き上げるとブチブチと音をさせ髪を引き抜いていった。
「った!?」
「ふっ、痛いでしょう。ちゃんと答えればこんな事しない。でも答えないあなたが悪い。
キスしたのね。……まさかそれ以上!?」
その言葉に私は顔を背けた。
「し、した、のね……」
発狂したローズは私が着ているワンピースを胸辺りからビリビリと破り始めていく。
「ちょっと!?なにするの!?」
「うるさい!?体を重ねたのね!お兄様と!?」
「してない!?」
否定する私の言葉など聞く耳を持たず、ドンドンと引き裂き続け、下着が露わになっていく。
「……なによ、こんな見窄らしい下着」
そう言うと下着を掴みだし、それをも引きちぎろうとしてくる。
私が見た映像が間違っているなんて初めてだった。
「悪いな」
「今に始まった事じゃないから……」
出ていったローズを見送る私を、ニコルは近づき扉をパタンと閉め、その扉に私を押し付けてきた。
それはまるで先程のローズが迫ったように……。
「なに?」
ニコルは私の両手首を顔横まで上げ、扉へと押し付け身動きできないようにしてきた。
「これからなにが起こるか能力で見たら良いんじゃないか?」
言われなくても、そんな能力を使わなくても分かる。
私にキスを迫ろうとしているなんて。
「……したいだけでしょ?」
「あぁ、そうだ」
「やっぱり……」
「どうやらあの日以来お前は物分かりも良くなり素直だな。呼ばれて拒む事なく来る。
そしてこうなる事さえもわかる様になったんだしな」
ニコルの息が話す度に当たる。
それくらい近い。
「……したいなら早くしたら?またローズがやってきて邪魔されるだけ」
「なんだ、そんなにして欲しいのか。ふふふ」
「やめて、その笑い」
ニコルはゆっくり私の唇に迫ってくる。
目を閉じ迫るその顔を私は目を閉じる事なく見ていた。
一回、二回……。
いやそれ以上だった。
重ねては何度も離し、またくっつける。
「……はぁ」
ニコルの顔は少し赤く、満足そうな顔して私を見つめる。
「こんな明るい中ではお前も困るだろう?夜だ、夜にもう一度来い」
「それは、そういう行為を……」
「あぁ」
その時私は能力を使っていた。
夜起こる事を見るために……。
「……乱暴」
「あ?」
「なんでもない」
私は掴まれたニコルの手を押し返すように振り払い出ていった。
ーーーーーー
夜、辺りは真っ暗になり、シーンとしていた。
躊躇っていると、コンッと小さくノックされた。
「誰?」
しかし、なにも答えなかった。
不思議に思い、私は扉を少しだけ開けた。
すると、勢いよく開けられ中に人が入ってきた。
「ネズミ、あなた、お兄様と何してたの?」
ローズだった。
「別に、何も」
「うそ言いなさい!?私は見た、あなたが部屋をでて戻る際に唇に手を触れていたのを!?」
私の初の相手がニコルだった。
だから、つい右手で触れてしまっていた事をローズに見られていたらしい。
「……まさか、キス、したんじゃないでしょうね?」
「別に」
白々しくはぐらかすのを鬱陶しく思ったのか、床へと突き飛ばし歩み寄ってくる。
尻餅をつき、痛がる私などお構いなしに私のお腹にズンッと座り出すと、髪を掴み出してきた。
「したんでしょ?」
「……さぁ」
掴んだ手を上に引き上げるとブチブチと音をさせ髪を引き抜いていった。
「った!?」
「ふっ、痛いでしょう。ちゃんと答えればこんな事しない。でも答えないあなたが悪い。
キスしたのね。……まさかそれ以上!?」
その言葉に私は顔を背けた。
「し、した、のね……」
発狂したローズは私が着ているワンピースを胸辺りからビリビリと破り始めていく。
「ちょっと!?なにするの!?」
「うるさい!?体を重ねたのね!お兄様と!?」
「してない!?」
否定する私の言葉など聞く耳を持たず、ドンドンと引き裂き続け、下着が露わになっていく。
「……なによ、こんな見窄らしい下着」
そう言うと下着を掴みだし、それをも引きちぎろうとしてくる。
私が見た映像が間違っているなんて初めてだった。
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