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水の国
第4話
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身支度を終え、ドアを開けるとそこには団長と副団長が立っていた。金城が口を開いた。
「もう出る準備は終わったか?」
「はい。終わりました。」
その時夢に見たポセイドンの言葉を思い出した。
「時間のある時に神殿に行きたいです。」
「ああ、今日の予定の中に神殿に行くから大丈夫だよ。」
僕は一安心した。
そして団長、副団長とともに歩きだした。
すると、前から1人鬼の形相になりながらこちらに向かってきた。
「団長、あんなに仕事が残ってるのに何してるんですか??」
「その仕事よりも優先順位が高いことをやってるんだよ。」
誰だろう?という目で僕は団長を見た。
「ああ、この人は第3騎士団リーダーを務めてる神ノ木 宝島(かみのき ほうとう)だ。」
「この子は?」
「この子が前に話した水源だ。」
「あぁ、この子が…。初めまして拙者の名は神ノ木 宝島でござるよ。水源氏よろしくでござるよ。」
僕の目線に合して話してくれた。宝島も団長と副団長の次にイケメンな人だった。隠れイケメンってやつだった。
「よろしくお願いします」
宝島は口を抑えて悶えていた。
(可愛い…。拙者の弟と同じくらい可愛い。よし!団長と副団長がいない時に顔を見に行こう!!)
と宝島が心の中で語っていた。
そして宝島が悶えているうちに僕達は目的地としている場所へ歩き出していた。
僕はふと団長と副団長の顔を見ると、昨日よりも笑顔だった。
「あの、金城さん?どこに向かっているのですか?」
「ああ、伝えていなかったね。訓練場さ。君を鍛えるための場所だよ。あのブラコ…じゃなくてあの宝島以外君が行くこと知ってるから楽しみにしててね」
「は、はい。」
歩いていると、遠くから声が聞こえる。
そして訓練所に着くと熱気が凄く、その場の空気が凄く重く感じた。
黒髪の短髪の美少年がこちらの存在に気づくと、耳鳴りがするほどの声で挨拶をした。それに続いて他の人も揃えて挨拶をした。
その声の大きさに少しびっくりした。
金城は口を開いた
「びっくりしたかい?」
「はい。少しだけ」
すると、先程声を出していた美少年が向かってきた。
団長と副団長に一礼した。
「こちらの子は、団長が昨日言ってた神の加護を持つと言われている方ですか?」
「あぁ、そうだ。」
僕の目線に合わせて挨拶してくれた。
「よろしく。僕は第4騎士団のリーダーを務めてる水野上 姫乃(みずのかみ ひめの)だ。」
「よろしくお願いします。」
「しばらくは僕が師匠になるようにと言われているんだ。団長と副団長は王様に頼まれていることを遂行しないといけないからね。」
「分かりました。」
挨拶を終えた姫乃は訓練に戻った。
ざわざわしていた訓練場は一気に静かになり、剣の素振りの音しか聞こえなくなった。団長と副団長は僕を手招きして訓練場を後にした。
しばらく歩いていると、全身白い服を着た人達(4人)が扉の前に立っていた。
(お待ちしておりました。)
誰も話していないのに声が聞こえてきた。
僕がキョロキョロしていると、金城がクスクスと笑いながら話してきた。
「ここは君が来たがっていた神殿。神を信仰してる人達はみんな声を発さないで頭に直接話しかけてくるんだ。その中でもここにいるのがこの国で地位の高い人達だ」
左に立っているニコニコしている白い服を着たおじいさんが口を開いた。
「初めまして、まずは自己紹介をしようかのぅ。わしの名前が喜斬丸一(きざん まるいち)じゃ。そして隣で怒っている顔をしているのが怒涛 殺(どとう あやめ)そのまた隣で泣いているのが哀寂 泣無(あいじゃく なくな)最後に待っているのに疲れて座っているのが楽々 遊尾(らくら ゆうび)じゃ。今から直ぐに覚えるのは大変だからゆっくり覚えてくれたらいいぞ。」
僕は一礼をして簡単に自己紹介をした。
金城は1回手を叩いた。神殿の中は静かでとても広く手を叩いた音が奥まで響いた。
「これから君にはこの4人にこの国の歴史や世界の国の神について教えてもらうことになるから顔だけでもちゃんと覚えていくんだよ。この後は少しだけ祈る時間をあげるから祈ってきなさい。終わったら5年間先生または師匠となる人達を紹介しよう。」
僕は頷き、ドキドキしながら祈りの間まで歩いた。
手を重ね目を瞑り心を落ち着かせた。すると目の前に神々が現れた。そこには10人の神が座って待っていた。
ポセイドンにここはどこ?と聞こうとした時、綺麗な女性が口を開いた瞬間神々は話を辞め僕の方で目を向けた。
「よくぞ来たな加護を持つ人間の子よ。君が水の加護を持つ10人目の子供で間違いないな?」
僕は10人目という言葉に疑問を覚えたが黙って頷くことしかできなかった。言葉を発することが出来ない空気だった。
「神々よ。この子で最後だ。元気よく挨拶するぞ。」
神々が雄叫びをあげた。
「君の左から行くぞ!最初はポセイドン!!」
するとポセイドンにライトが当たり周りが暗くなった。
すると陽気な音楽が鳴り歌いながら自己紹介を始めた。
「わしの名前はポセイドン~♪ 水の中では誰にも負けないぞ~♪ ハイ、ハイ!! 私の名前はアペフチカムイ~♪ アペちゃんでもカムイちゃんでもいいから気軽に呼んでね~♪ 次は~♪ おでの名前はガイア!!! 大地と共に生きる漢(おとこ)~♪そして~♪僕の名前はルー~♪ほかの神よりイケメンで~、国一番のモテ男とは僕のことさ~♪次は君だよ~♪拙者の名前はガーゴイル~♪闇の神でありながら、誰よりも目立ちたがり~♪………………(以下割愛)」
1つの劇を見たくらい満足感があった。
ポセイドンがお茶をすすり、僕の前に来た。
「先程の自己紹介はお主の頭の中に入れておく。何度も見たいと念じれば見れるようにしとからのぅ。それぞれの神は他の子にそれぞれ個性のある能力を渡したからお主にも渡すぞ。ほら、手を出せ」
僕は手を出した。
ポセイドンは僕の手を握った。すると手の中から水が溢れ出してきた。
「よし、お主にものすごい能力を与えたぞ!!! その名も『水明無限大』じゃ。この能力はお主が望むような液体を出すことができ、自由に操れることが出来る夢のような能力じゃ。」
「水明無限大??」
「そうじゃ。いずれお主が使いこなす時がきたら夢の中で教えてあげよう。」
僕は頷き、ポセイドンを見た。
すると、最初に話しかけてくれたアペちゃんが口を開いた。
「これで全員それぞれの加護を持つ人間の子に能力を渡したわね。それじゃあ解散しましょう!そこの子よ。そろそろ起きなさい」
アペちゃんの起きなさいという言葉と共に僕は起きた。
僕は団長と副団長の元へ歩いた。金城が口を開いた。
「満足したか?明日から修行と勉強が始まる。姫乃の修行は厳しいから今日は早く寝た方がいいぞ。それにあの4人の授業は少し大変だから早く帰ろう。」
そして僕は団長と副団長とともに、僕の部屋に向かった。そして明日からは姫乃が迎えに来ると聞いて部屋に戻り寝た。
「もう出る準備は終わったか?」
「はい。終わりました。」
その時夢に見たポセイドンの言葉を思い出した。
「時間のある時に神殿に行きたいです。」
「ああ、今日の予定の中に神殿に行くから大丈夫だよ。」
僕は一安心した。
そして団長、副団長とともに歩きだした。
すると、前から1人鬼の形相になりながらこちらに向かってきた。
「団長、あんなに仕事が残ってるのに何してるんですか??」
「その仕事よりも優先順位が高いことをやってるんだよ。」
誰だろう?という目で僕は団長を見た。
「ああ、この人は第3騎士団リーダーを務めてる神ノ木 宝島(かみのき ほうとう)だ。」
「この子は?」
「この子が前に話した水源だ。」
「あぁ、この子が…。初めまして拙者の名は神ノ木 宝島でござるよ。水源氏よろしくでござるよ。」
僕の目線に合して話してくれた。宝島も団長と副団長の次にイケメンな人だった。隠れイケメンってやつだった。
「よろしくお願いします」
宝島は口を抑えて悶えていた。
(可愛い…。拙者の弟と同じくらい可愛い。よし!団長と副団長がいない時に顔を見に行こう!!)
と宝島が心の中で語っていた。
そして宝島が悶えているうちに僕達は目的地としている場所へ歩き出していた。
僕はふと団長と副団長の顔を見ると、昨日よりも笑顔だった。
「あの、金城さん?どこに向かっているのですか?」
「ああ、伝えていなかったね。訓練場さ。君を鍛えるための場所だよ。あのブラコ…じゃなくてあの宝島以外君が行くこと知ってるから楽しみにしててね」
「は、はい。」
歩いていると、遠くから声が聞こえる。
そして訓練所に着くと熱気が凄く、その場の空気が凄く重く感じた。
黒髪の短髪の美少年がこちらの存在に気づくと、耳鳴りがするほどの声で挨拶をした。それに続いて他の人も揃えて挨拶をした。
その声の大きさに少しびっくりした。
金城は口を開いた
「びっくりしたかい?」
「はい。少しだけ」
すると、先程声を出していた美少年が向かってきた。
団長と副団長に一礼した。
「こちらの子は、団長が昨日言ってた神の加護を持つと言われている方ですか?」
「あぁ、そうだ。」
僕の目線に合わせて挨拶してくれた。
「よろしく。僕は第4騎士団のリーダーを務めてる水野上 姫乃(みずのかみ ひめの)だ。」
「よろしくお願いします。」
「しばらくは僕が師匠になるようにと言われているんだ。団長と副団長は王様に頼まれていることを遂行しないといけないからね。」
「分かりました。」
挨拶を終えた姫乃は訓練に戻った。
ざわざわしていた訓練場は一気に静かになり、剣の素振りの音しか聞こえなくなった。団長と副団長は僕を手招きして訓練場を後にした。
しばらく歩いていると、全身白い服を着た人達(4人)が扉の前に立っていた。
(お待ちしておりました。)
誰も話していないのに声が聞こえてきた。
僕がキョロキョロしていると、金城がクスクスと笑いながら話してきた。
「ここは君が来たがっていた神殿。神を信仰してる人達はみんな声を発さないで頭に直接話しかけてくるんだ。その中でもここにいるのがこの国で地位の高い人達だ」
左に立っているニコニコしている白い服を着たおじいさんが口を開いた。
「初めまして、まずは自己紹介をしようかのぅ。わしの名前が喜斬丸一(きざん まるいち)じゃ。そして隣で怒っている顔をしているのが怒涛 殺(どとう あやめ)そのまた隣で泣いているのが哀寂 泣無(あいじゃく なくな)最後に待っているのに疲れて座っているのが楽々 遊尾(らくら ゆうび)じゃ。今から直ぐに覚えるのは大変だからゆっくり覚えてくれたらいいぞ。」
僕は一礼をして簡単に自己紹介をした。
金城は1回手を叩いた。神殿の中は静かでとても広く手を叩いた音が奥まで響いた。
「これから君にはこの4人にこの国の歴史や世界の国の神について教えてもらうことになるから顔だけでもちゃんと覚えていくんだよ。この後は少しだけ祈る時間をあげるから祈ってきなさい。終わったら5年間先生または師匠となる人達を紹介しよう。」
僕は頷き、ドキドキしながら祈りの間まで歩いた。
手を重ね目を瞑り心を落ち着かせた。すると目の前に神々が現れた。そこには10人の神が座って待っていた。
ポセイドンにここはどこ?と聞こうとした時、綺麗な女性が口を開いた瞬間神々は話を辞め僕の方で目を向けた。
「よくぞ来たな加護を持つ人間の子よ。君が水の加護を持つ10人目の子供で間違いないな?」
僕は10人目という言葉に疑問を覚えたが黙って頷くことしかできなかった。言葉を発することが出来ない空気だった。
「神々よ。この子で最後だ。元気よく挨拶するぞ。」
神々が雄叫びをあげた。
「君の左から行くぞ!最初はポセイドン!!」
するとポセイドンにライトが当たり周りが暗くなった。
すると陽気な音楽が鳴り歌いながら自己紹介を始めた。
「わしの名前はポセイドン~♪ 水の中では誰にも負けないぞ~♪ ハイ、ハイ!! 私の名前はアペフチカムイ~♪ アペちゃんでもカムイちゃんでもいいから気軽に呼んでね~♪ 次は~♪ おでの名前はガイア!!! 大地と共に生きる漢(おとこ)~♪そして~♪僕の名前はルー~♪ほかの神よりイケメンで~、国一番のモテ男とは僕のことさ~♪次は君だよ~♪拙者の名前はガーゴイル~♪闇の神でありながら、誰よりも目立ちたがり~♪………………(以下割愛)」
1つの劇を見たくらい満足感があった。
ポセイドンがお茶をすすり、僕の前に来た。
「先程の自己紹介はお主の頭の中に入れておく。何度も見たいと念じれば見れるようにしとからのぅ。それぞれの神は他の子にそれぞれ個性のある能力を渡したからお主にも渡すぞ。ほら、手を出せ」
僕は手を出した。
ポセイドンは僕の手を握った。すると手の中から水が溢れ出してきた。
「よし、お主にものすごい能力を与えたぞ!!! その名も『水明無限大』じゃ。この能力はお主が望むような液体を出すことができ、自由に操れることが出来る夢のような能力じゃ。」
「水明無限大??」
「そうじゃ。いずれお主が使いこなす時がきたら夢の中で教えてあげよう。」
僕は頷き、ポセイドンを見た。
すると、最初に話しかけてくれたアペちゃんが口を開いた。
「これで全員それぞれの加護を持つ人間の子に能力を渡したわね。それじゃあ解散しましょう!そこの子よ。そろそろ起きなさい」
アペちゃんの起きなさいという言葉と共に僕は起きた。
僕は団長と副団長の元へ歩いた。金城が口を開いた。
「満足したか?明日から修行と勉強が始まる。姫乃の修行は厳しいから今日は早く寝た方がいいぞ。それにあの4人の授業は少し大変だから早く帰ろう。」
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