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……恋人ってここまでしてくれるもんなのかな?
って思う。
でも夕飯作りは俺の方が多分、得意だと思う!
そう思うと俺は立ち上がりキッチンへと向かうと丁度春馬も出てきたようで、
「トイレありがとうございました」
「いえいえ……」
そう笑顔で返す俺。
「もしかして、夕飯作ろうとしています?」
「あ、はい!」
「今日の春馬は寝てて下さいって言っておいた筈ですよ……。 だって、今日、春馬はサッカーボール頭にぶつかったんですからね……」
「あ……」
「忘れてたんですか?」
「あ、まぁ……」
そう答えると春馬はクスリとしていた。
「そういう可愛いとこ伊吹にはあるんですね……」
そう言われるとなんだか恥ずかしくなってくる。 だって、俺、今まで可愛いなんて言われたことなんてなかったからだ。
……男でも可愛いって言われるとこんなにも恥ずかしいもんなんだって改めて気付かされる。
「じゃ、何作りましょう?」
「あーー何でもいいですよ……」
「では、冷蔵庫の中拝見させて頂きますね……」
「あ、はいはい……どうぞどうぞ……」
「伊吹は嫌いな物とかってあります?」
「あ、いや……多分ないかな?」
「あ、でも……逆に言えば冷蔵庫の中には嫌いな物はないですよね? だって、自分の家の冷蔵庫ですから……自分では嫌いな物は買いませんでしょ?」
「あ……」
……そういうことか……確かにそこは納得できる。
「ま、そういうことだと思うので、冷蔵庫の中にある食材で何か作って行きますよ……」
「ありがとうございます……」
「伊吹はテレビでも見てて下さいね……」
「わかりました……」
今日は俺がそういうことなのだから料理は春馬に任せよう。 また、今度、作る機会があったら俺が作ればいい。 と考えると俺はテレビの前に座る。
今の時間はニュースの時間帯だ。
どのチャンネルに変えてもニュースしかやっていない。
本当に毎日毎日ニュースというのは絶えないものだ。
って思う。
でも夕飯作りは俺の方が多分、得意だと思う!
そう思うと俺は立ち上がりキッチンへと向かうと丁度春馬も出てきたようで、
「トイレありがとうございました」
「いえいえ……」
そう笑顔で返す俺。
「もしかして、夕飯作ろうとしています?」
「あ、はい!」
「今日の春馬は寝てて下さいって言っておいた筈ですよ……。 だって、今日、春馬はサッカーボール頭にぶつかったんですからね……」
「あ……」
「忘れてたんですか?」
「あ、まぁ……」
そう答えると春馬はクスリとしていた。
「そういう可愛いとこ伊吹にはあるんですね……」
そう言われるとなんだか恥ずかしくなってくる。 だって、俺、今まで可愛いなんて言われたことなんてなかったからだ。
……男でも可愛いって言われるとこんなにも恥ずかしいもんなんだって改めて気付かされる。
「じゃ、何作りましょう?」
「あーー何でもいいですよ……」
「では、冷蔵庫の中拝見させて頂きますね……」
「あ、はいはい……どうぞどうぞ……」
「伊吹は嫌いな物とかってあります?」
「あ、いや……多分ないかな?」
「あ、でも……逆に言えば冷蔵庫の中には嫌いな物はないですよね? だって、自分の家の冷蔵庫ですから……自分では嫌いな物は買いませんでしょ?」
「あ……」
……そういうことか……確かにそこは納得できる。
「ま、そういうことだと思うので、冷蔵庫の中にある食材で何か作って行きますよ……」
「ありがとうございます……」
「伊吹はテレビでも見てて下さいね……」
「わかりました……」
今日は俺がそういうことなのだから料理は春馬に任せよう。 また、今度、作る機会があったら俺が作ればいい。 と考えると俺はテレビの前に座る。
今の時間はニュースの時間帯だ。
どのチャンネルに変えてもニュースしかやっていない。
本当に毎日毎日ニュースというのは絶えないものだ。
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