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ー空間ー204

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 今はそれだけ体は敏感なんであろう。

 望は反応しながらも今日は望自ら動くと宣言したのだから雄介の上でゆっくりと腰を落として本当に自ら雄介のモノを自分の後ろの蕾の中へと挿れていく。

「ん……」

 まだ挿れる時には痛みがあるのか? それとも違和感があるのか望は険しい表情を見せていた。 そして、いつもとは違う体勢でもある。 それでも望は本当にゆっくりと腰を下ろしていって雄介のモノをゆっくりと中へと挿れていくのだ。 ただ今日違うのは雄介が挿れてくれるのではなく自分から挿れているという事だ。

「ちょ……辛そうやんねんけど。 もし、辛いんやったら……俺が……」

 その雄介の言葉を遮るように望は、

「いいんだよ。 ん……今日は本当に俺にやらせろ……って言ってんだ」
「せやけど……辛いんやろ?」
「平気だからっ……とりあえず、俺にやらせろって言ってんだ」

 そう言うと再び望は雄介のモノを支えて自分の中へと挿れていく。

 今日は自分でも結構慣らしただけあるのか? それとも昨日やったばっかりだったからなのか? そこは分からないのだが、もう雄介のモノを手で支えるという作業は無くなり後は重力の力を借りて本当に腰を下ろしていくだけになっていた。

 とりあえず、ゆっくりと下ろして行って最後まで雄介のモノを後ろの穴の中へと埋めて行くと望は雄介の肩へと手を置いて雄介の唇へと唇を重ねる。

 それに答えるかのように雄介の方も望の後頭部を片手で支え雄介自らもキスをするのだ。

 今日の望は雄介からしてみたら愛おしくて仕方ないのかもしれない。 だからなのか少しでも望の力になりたくて、せめてキス位はいいのかと思ったのであろう。

 それでも足りなかったのか雄介は右手を望の体へと滑らせると胸の突起を見つけ指先で摘むと刺激を与える。

 望の方はあまりにも突然過ぎて体をビクリとさせると、

「ちょ……え? ぁ……ぁああん!」

 その勢いで望の体からは力が抜けてしまったようで雄介のモノが更に奥へと入ってしまったようだ。

「ちょ……はぁ……はぁ……お前っ!」
「これくらい、ええやんか……だって、実際、気持ち良かったんやろ?」
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