22 / 52
4
しおりを挟む
前に田舎に住んでいた頃は時が止まってるかのようにゆっくりと時は流れ、隣近所の人と挨拶を交わしたりしたが東京では違う。 同じマンションに住んでいる住人さえも朝は慌てているのか挨拶もない。
街に出れば人々はせかせかと忙しそうに歩き、主婦もサラリーマンも女子高生も皆忙しそうだ。
後は春が東京に来て気付いたことは人の多さだろう。 後はこんな空気が悪いのにも関わらず、何故、皆、東京という都会に憧れを抱くのだろうか。 それは東京に来て春は思ったことだった。
だがやはり長年、東京に住んでいるとその環境に慣れてくるし、やはり皆が憧れるだけあるのかもしれない。 だって交通や鉄道は田舎とは違い電車なんかは10分に1本というのが当たり前だ。 コンビニも歩いて10分圏内には必ずある。 確かに便利なのは分かるところだ。
そんなことを思い出しながらスタジオに向かう春。
思った通り約束時間の15分前に着きホッと胸を撫で降ろすのだった。
春の性格上、遅刻はしたくない。 いやただ単に相手を待たせたくないのだ。
春はスタジオがあるビルに入ると、前にゴーと約束した所である一階の喫茶店へと向かう。
約束の時間まで、後15分。
確かに時間より早く来ると暇ではあるのだが、自分が待ってる分には全然構わないと思う春は持って来た本でも読みながら相手が来るのをコーヒーを啜りながら待ってようか…と思っていた矢先にスタジオのビルのロビーの真ん前にある喫茶店に、髪型は半年前とは違っているが顔はゴーに似ている人が見えて来る。
街に出れば人々はせかせかと忙しそうに歩き、主婦もサラリーマンも女子高生も皆忙しそうだ。
後は春が東京に来て気付いたことは人の多さだろう。 後はこんな空気が悪いのにも関わらず、何故、皆、東京という都会に憧れを抱くのだろうか。 それは東京に来て春は思ったことだった。
だがやはり長年、東京に住んでいるとその環境に慣れてくるし、やはり皆が憧れるだけあるのかもしれない。 だって交通や鉄道は田舎とは違い電車なんかは10分に1本というのが当たり前だ。 コンビニも歩いて10分圏内には必ずある。 確かに便利なのは分かるところだ。
そんなことを思い出しながらスタジオに向かう春。
思った通り約束時間の15分前に着きホッと胸を撫で降ろすのだった。
春の性格上、遅刻はしたくない。 いやただ単に相手を待たせたくないのだ。
春はスタジオがあるビルに入ると、前にゴーと約束した所である一階の喫茶店へと向かう。
約束の時間まで、後15分。
確かに時間より早く来ると暇ではあるのだが、自分が待ってる分には全然構わないと思う春は持って来た本でも読みながら相手が来るのをコーヒーを啜りながら待ってようか…と思っていた矢先にスタジオのビルのロビーの真ん前にある喫茶店に、髪型は半年前とは違っているが顔はゴーに似ている人が見えて来る。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
27
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる