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 ……あーあ、今日はもう三回もイってしまっている。

 これが男性の体なら、まだ一回もイかせてもらっていないのかもしれないけど、さっき諒馬君が言っていた通りに女性の体だと本当に何回もイけてしまう。

 だから今度こそは「イくっ!」って言ってみたいと気合いを入れてみるのだけど、実際にはどうなんだろ? そこの所はまだ分からない所だ。

 しかし女性の体で3Pというのは男性の時より本当にヤバイ。

「あ、玲音さん……今度は諒馬君に抱きかかえられるように足を広げた格好にしてくれないかな?」
「……え?」

 その京平の言葉に僕は京平の事を見上げる。

 それに対して京平は微笑みながら僕の事を見つめてくるだけだ。

 あの顔は絶対って事だよね?

 京平って怖い時は怖いというのか、撮影の時は本気っていうのか何だろ? プライベートの時とは違う感じなんだよね? そりゃ、視聴者を意識してるのかもしれないけど、ある意味京平が演出もしているようなもんなんだから、真剣なのかもしれない。

 微笑みも中に真剣さがあるって言ったらいいのかな?

 うん、そう……だから、私の命令は絶対みたいな空気は完全に京平の中にはあるっていうのかな?

 だから僕は仕方なく諒馬君に抱っこされる形というのか諒馬君の膝の上へと乗っかる。 すると諒馬君は京平が何が言いたかったのかが伝わったようで、さっきのように僕の足を持って開かせていた。

 もう、この状態だとスタッフさん達には僕の蕾の中まで丸見えの状態なのかもしれない。

 それくらい諒馬君は僕の足を開かせている状態だからだ。

「フフ……凄いね……玲音さん……こんなに透明な液体が溢れてきてるよ。 って事はまだまだ期待してるって事だよね? ほら、この透明な液体が後ろのココも通過して……あ、また、ベッドに沁み作っちゃった?」

 そうペラペラと恥ずかしい事を言ってくる京平。

「いやぁ……ダメぇ……見ないで……」

 と僕は訴えるのだけど、撮影の時に僕の訴えが通るわけがない。

「あ、玲音さんってこっちの経験ある?」
「……へ?」

 そう急に振ってくる京平。

 ……それはどういう風に答えたらいいのですか? だって男性の時ならそっちの経験あるんだけど女性の時は前に経験も確かにあるけど、役柄ってなると経験がないっていうのかな? あー、だから、それでいいのかな? 
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