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56 ※胸、中、尿道責め

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「凄く、気持ち良かったみたいですねぇ……」

 そう言う都春なのだが、結衣人の方は思いっきり首を振ってしまっていた。

「え? 何か僕が言ってる事、違うんですか?」
「ぅん、ぅん……」

 そう言って首を縦に振るだけで、結衣人の方はその他には何も言って来ないように思える。

「ん?」

 その謎な結衣人の言葉をサインに首を傾げる都春。

 都春からしてみたら今の結衣人の反応っていうのは、謎な行動に見えているのかもしれない。

「え? 結衣人さん、どうしたの?」

 最終的にそう聞いたのだから。

「ん、んんー……」

 未だに口にしない結衣人。

「口があるんだから言ってくれないかな?」
「ぁ……だから、中……」
「中!?」

 本当に一言位しか言わない結衣人にイライラが募って来たのだが、都春の方はどうやらその結衣人の一言で、

「成程ねぇー、中にこの玩具が当たったんだぁー。 そりゃ、腰が跳ねる訳だよねぇ」

 と答えが分かった都春の方は何だか嬉しそうだ。

「でもさ、結衣人さん的には痛くはないんでしょう? ただただ気持ちいいだけならいいんじゃないの?」

 そう本当に都春の方は楽しそうに思える。

「それに胸の突起だって、気持ちいいんだから最高じゃない? それに、最初が僕たちで良かったんだと思うけどー。 だってさ、こういう行為でもただ痛みだけ楽しむっていう人もいるからねぇ。 その点、僕たちっていうのは、相手の事を気持ち良くさせて上げる方が好きだからさ」

 そう言うと都春の方は容赦なく、結衣人の胸の突起を指と口で責め始めるのだ。

「ぁああん! やぁあん!」

 体をくねくねとさせたり腰を跳ねたりと気持ち良さで暴れているのか、それともその気持ち良さから逃げるように暴れているのかもしれない。

「やぁあん! もう! もう! 体がぁああ! おかしくなっちゃ……」
「へ? そうなの? いくらなんでも早くない? まぁ、僕達が気持ち良くさせて上げちゃってるのがあるからねぇ。 まぁ、そういう所は任せてよ。 あ、でも、今日は媚薬を使ってるから余計になのかもしれないよねぇ。 でもさ、結衣人さん……わがまま言わないでよねぇ、だって、結衣人さんにこんなに今日は尽くして上げてるんだからさぁ。 だから、まだイかせて上げる事が出来ないんだよね。 それにまだいいのかもしれないけど、初めてなら男性モノを挿れる時は痛いかもしれないから、逆に言えば今のうちに気持ち良くなっておいた方がいいんじゃないのかな?」
「都春さんの言う通りですよー。 今はまだ気持ちいいで済んでますが、もしかしたら、こんなにゆっくりと結衣人さんの事を気持ち良くさせて上げなければ、今後、辞めちゃう位なんですからね。 少し位、我慢してみてはいかがでしょうか?」
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