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あの夜、一緒に死のうかと言ってくれた人は恋人でも友達でもなかった。
じゃあなんなのかというと、お互いに見かけると挨拶と少しの雑談をする程度の関係で、この関係性をなんと言うのか私は知らない。
どうしてあの夜にあの人がいたのか分からない。
コンビニに寄った帰りだったか、それとも散歩の休憩だったのか。なに一つ思い出せない。
もしかしたら夢だったのかもしれない。幻だったのかもしれない。
だけど私はあなたに言われた言葉を10年経った今でもはっきり覚えている。
じゃあなんなのかというと、お互いに見かけると挨拶と少しの雑談をする程度の関係で、この関係性をなんと言うのか私は知らない。
どうしてあの夜にあの人がいたのか分からない。
コンビニに寄った帰りだったか、それとも散歩の休憩だったのか。なに一つ思い出せない。
もしかしたら夢だったのかもしれない。幻だったのかもしれない。
だけど私はあなたに言われた言葉を10年経った今でもはっきり覚えている。
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