2,247 / 2,978
第四世代
ホビットMk-Ⅱ編 自己責任論
しおりを挟む
<自己責任論>ってヤツは本当に曲者だ。
何しろ、
『自分が選んだことの結果に対しては自分で責任を負うのが当然』
ということで、<共助>や<互助>を制限するための根拠にもできるし、
『自分のやったことに自分で責任を負う覚悟があれば何をやってもいい』
という解釈をする輩にとっても自己正当化のための詭弁として利用できてしまう。
要は、政府が行政コストを絞る根拠にしたり、『殺される覚悟があれば気に入らない相手を殺していい』などという極論を振りかざす奴の存在を許してしまう場合があるということだ。
しかも、行政コストを過剰に絞った<国>などにおいて、『行政をあてにできない層が犯罪に走る』なんてのが実際に起こってるわけで。
だから<自己責任論>自体が、それを他者に押し付けようとする人間の<甘え>だったりするわけだな。
何度も言うように、それはあくまで、苦しい思いをしている当人が自らを納得させるために使うものなんだろう。そうすることで、その恨みを他者に転嫁しないようにするという効果もあると思う。
むしろ、自己責任論を他者に押し付けようとする人間の方が、なにか自分に都合の悪いことがあればその責任を外に求めようとする傾向があるだろうさ。
ましてや、誰かがつらい状況に陥ってることを嘆いていると、
『自己責任だ』
と言って貶す輩なんてのは、
『相手に貶される原因があるから』
って感じで己の行いを正当化しようとするよな? それは典型的な<責任転嫁>以外の何ものでもない。<自身の行い>というのは、自らの責任において自らの判断と決断の上に生じるものだからな。
たとえ<原因>は外にあったとしても、それを実行することを決めたのは自分だ。その責任は自らにある。
<自己責任>ってのは、そもそもそういうものだよな?
自分にとって都合のいい時にだけ使えるものじゃない。そういう使い方をする時には単なる<詭弁>に成り下がる。
俺は、<自己責任>という考え方を、誰かを貶めたりするために利用したくないし、させたくもない。そのための手本を自らの振る舞いで手本として示していかなきゃいけないと思ってる。
これはビアンカや久利生も同じだ。だからこそキャサリンは、自身の選択を誰かの所為にしたりもしない。今の生き方を誰かの所為にして決めたわけじゃないんだ。
彼女はあくまで、自らそれを選んだ。単なる<本能>などでは説明のつかないものとして。これが本当に本能由来なだけであれば、イザベラもケインも同じ選択をしてないとおかしいしな。
何しろ、
『自分が選んだことの結果に対しては自分で責任を負うのが当然』
ということで、<共助>や<互助>を制限するための根拠にもできるし、
『自分のやったことに自分で責任を負う覚悟があれば何をやってもいい』
という解釈をする輩にとっても自己正当化のための詭弁として利用できてしまう。
要は、政府が行政コストを絞る根拠にしたり、『殺される覚悟があれば気に入らない相手を殺していい』などという極論を振りかざす奴の存在を許してしまう場合があるということだ。
しかも、行政コストを過剰に絞った<国>などにおいて、『行政をあてにできない層が犯罪に走る』なんてのが実際に起こってるわけで。
だから<自己責任論>自体が、それを他者に押し付けようとする人間の<甘え>だったりするわけだな。
何度も言うように、それはあくまで、苦しい思いをしている当人が自らを納得させるために使うものなんだろう。そうすることで、その恨みを他者に転嫁しないようにするという効果もあると思う。
むしろ、自己責任論を他者に押し付けようとする人間の方が、なにか自分に都合の悪いことがあればその責任を外に求めようとする傾向があるだろうさ。
ましてや、誰かがつらい状況に陥ってることを嘆いていると、
『自己責任だ』
と言って貶す輩なんてのは、
『相手に貶される原因があるから』
って感じで己の行いを正当化しようとするよな? それは典型的な<責任転嫁>以外の何ものでもない。<自身の行い>というのは、自らの責任において自らの判断と決断の上に生じるものだからな。
たとえ<原因>は外にあったとしても、それを実行することを決めたのは自分だ。その責任は自らにある。
<自己責任>ってのは、そもそもそういうものだよな?
自分にとって都合のいい時にだけ使えるものじゃない。そういう使い方をする時には単なる<詭弁>に成り下がる。
俺は、<自己責任>という考え方を、誰かを貶めたりするために利用したくないし、させたくもない。そのための手本を自らの振る舞いで手本として示していかなきゃいけないと思ってる。
これはビアンカや久利生も同じだ。だからこそキャサリンは、自身の選択を誰かの所為にしたりもしない。今の生き方を誰かの所為にして決めたわけじゃないんだ。
彼女はあくまで、自らそれを選んだ。単なる<本能>などでは説明のつかないものとして。これが本当に本能由来なだけであれば、イザベラもケインも同じ選択をしてないとおかしいしな。
0
あなたにおすすめの小説
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話
家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。
高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。
全く勝ち目がないこの恋。
潔く諦めることにした。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる