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5人用声劇
山奥の姫と愉快な仲間たち【短期公開】
しおりを挟む【登場人物】
名前:ガリウル・ベンストラ
性別:男
年齢:27
性格:無自覚な腹黒
一言:テンブハイス兄弟って似ても似つかないよねー特にお兄さんの方とか別人じゃないかなって思うときあるよ
名前:リーレ・シェトラ
性別:女
年齢:23
性格:ノーと言えない優しい性格
一言:え?好きなお菓子ですか?やっぱりクッキーですかね?
名前:ヘルーレ・シェイク・ヒストリア
性別:女
年齢:23
性格:お姫様なだけあって自由思考の持ち主。優しい性格。元気で活発なため周りを巻き込みやすい
一言:みんなとてもよくしてくれるわ!仕事とか私のお世話とか大変なのに!だから私はみんなをねぎらう仕事を何より重要視してるの!
名前:ギルトア:テンブハイス
性別:男
年齢:46
性格:厳格な大人、をやろうとしていつも失敗するひと。ガリ勉の一言に毎回振り回されているために失敗しているといってもいい。双子の弟の方が自分の理想に近いため、少しばかり気分が良くないと思っている。
一言:こほん。えー、私は姫さまの第一側近として、、だー!ガリウル!貴様少し黙れ!!
名前:ベルザ:テンブハイス
性別:男
年齢:46
性格:おおらかで優しいが、時に厳しく、兄よりあらゆる技術に優れた人間。双子の兄を尊敬しており、自分はあらゆるものにおいて兄に劣っているのだと本気で思っている。
一言:私の兄は素晴らしい人ですよ。どんな分野において、勝てる気が全くいたしません。
【あらすじと言う名の説明】
とある山奥に存在する寂れたお城。そこには一人の姫さまを中心に、四人の騎士や使用人が暮らしている。
姫さまの自由に振り回されながら、楽しい日々を暮らしている人たちの、そんな物語。
【以下台本】
リーレ「うっわぁ。今日は雪がすごいなぁ。外に出るのは難しそう。どうしよう城下まで買い出しに行かないといけないのになぁ」
ギルトア「ん?そこにいるのは、、、リーレか?」
リーレ「あ、ギルトアさん。おはようございます。今日の雪はすごいですよー?」
ギルトア「本当にな。稀に見る豪雪。姫さまが何か言い出しそうな天気だ」
リーレ「ふふふ。流石に大丈夫ですよ。こんな雪じゃ歩くのも一苦労でしょうし、姫さまとて、こんな天気の日に外に出ようなんてしませんって」
ギルトア「だといいんだがなぁ。ところで、何か悩んでいたのか?」
リーレ「あぁ、いえそれが、今日調理場の食材が少なくなってきていたので、買い出しに行こうと思ったのですが、この雪じゃ難しそうで」
ギルトア「そんなに厳しいのか?」
リーレ「んー、そうですねぇ、今日行っておかないとすごーく厳しいかと」
ギルトア「ふむ」
ベルザ「む?そこにいるのはリーレ殿ではないか?」
ギルトア「ベルザか」
ベルザ「おはようございます。兄上」
リーレ「ベルザさん。おはようございます」
ベルザ「おはよう。何か話していたのですか?」
リーレ「それが、、、」
ギルトア「どうやら食料庫が心もとないらしくてな。今日行っておかないと今後毎日野菜スープで過ごすことになりそうなんだ」
ベルザ「なんと。それは困りましたね」
リーレ「そうなんですよねぇ。どうしよう」
ベルザ「なんなら私がいってきましょうか?」
ギルトア「ぬ?よいのか?」
ベルザ「構いませんよ。ちょうど城下に用事があったところなので」
リーレ「わぁ!それは助かります!」
ギルトア「よかったじゃないか」
リーレ「はい!もうこれで危機は脱しました!」
ベルザ「そんなに危なかったのですか?」
ギルトア「なぜそこまで追い込んだのか」
リーレ「えへへ。イヤァ詳しくは知らないのですが、姫様がなにやら使ったようでして」
ベルザ「ん?姫君が?」
ギルトア「食料をか?」
リーレ「はい。少し目を離したすきに姫様が厨房にいて、食料使って少なくなったからよろしくって元気におっしゃって」
ギルトア「あの方はまた何をしでかしたのか」
ベルザ「兄上。そんな言い方は」
ギルトア「ベルザ。しかしなぁ。前回食糧難に陥った時も、姫様が原因で、詳しく調べてみれば、近所の森に住む鹿に、食料をやっていたと言う」
リーレ「あー、あれには驚きましたねぇ」
ギルトア「一匹くらいならまぁ許せたのだが」
ベルザ「まさか8匹の鹿全部に餌をやって手なづけていたとは思いませんでしたね」
ギルトア「結局姫様はそれを食料にしてしまって」
リーレ「さらに驚きましたね。てっきりペットにするものかと思っていましたから」
ベルザ「当時の姫君の発言にも、私は驚きましたね」
リーレ「えーと、肥え太らせなければ美味しくないではないか。でしたっけ」
ギルトア「姫様の考えは本当にいつもよくわからん」
リーレ「今回もおとなしくしていてくれるといいんですがねぇ」
ベルザ「それは無理というものでしょうリーレ殿」
ギルトア「そうだなぁ。姫様だしなぁ」
リーレ「んー、すごい言いようだけど、否定できないのが」
ヘルーレ「おーーーい!りーーれえええ!どこだーーー???!」
リーレ「え!?あの声は姫様!?」
ベルザ「これは、何か始まりそうですな?」
ギルトア「すでに頭が痛くなってきたのだが気のせいだろうか」
ベルザ「兄上、姫様があの声をあげたら諦めるしかありませんよ」
ギルトア「はぁ」
リーレ「はああい!姫様!ただいま参ります!!」
ヘルーレ「よい!今来たからな!」
リーレ「ひえぇ!?!?」
ギルトア「ウォア!?姫様いつの間に!?」
ベルザ「いつものことながら足音もさせずに現れなさるとは。お見事です」
ヘルーレ「おお!ギルトアにベルザもいたのか!おはよう!いい天気だな!」
ギルトア「恐れながら姫様。今日はあいにくの大雪ですよ」
ヘルーレ「ぬ?ギルトア?だからいい天気だなと言ったのだ!」
リーレ「姫様は雪が大好きですからねぇ」
ヘルーレ「当然!楽しいからな!」
ベルザ「ご機嫌麗しゅう姫様」
ヘルーレ「おう!ベルザもおはよう!確か今日は城下に出かけるのだったな?」
ベルザ「はい。所用がございますゆえ」
ヘルーレ「気をつけて行けよ!」
ベルザ「はい。ありがとうございます。夕刻には戻ります」
ヘルーレ「了解した!」
ギルトア「ところで姫様。リーレに何かようだったのでは?」
リーレ「そうです!姫様何かありましたか?」
ヘルーレ「おうそうだ!」
ギルトア「ぁぁ、その前に姫様」
ヘルーレ「なんだ?ギルトア」
ギルトア「そろそろコウモリのように天井にぶら下がらず、降りてきてはいかがですかな?」
ヘルーレ「ん?おお!すまん!」
リーレ「最初は天井から現れるのにすごく驚いたのに、今じゃ慣れたもんだなぁ私」
ベルザ「姫様はなぜかいつも天井から現れますからな」
ヘルーレ「いや無意識でな。すまん!」
リーレ「むいしき、、さすが姫様」
ヘルーレ「よっと。リーレそうだ。用事があるのだ!」
リーレ「なんでしょう?」
ヘルーレ「食料庫のものを少々いただいたぞ!」
リーレ「あ、はい、先ほど姫様から聞きました」
ヘルーレ「おや?そうだったか?」
リーレ「はい!厨房の方で聞きました。あの時は聞きそびれてしまいましたが、何か作っていたんですか?」
ヘルーレ「うむ!ちょっと拾い物をしてな!そいつのご飯を作っていたのだ!」
ベルザ「拾い物、ですかな?」
ヘルーレ「あぁ!」
ギルトア「それは、いったいどんな?」
ヘルーレ「動物だ!」
リーレ「動物、、、また鹿ですか?」
ヘルーレ「違うぞ!」
リーレ「では、、、?」
ヘルーレ「キューロだ!」
ギルトア「きゅうろおおおお!?!?」
ベルザ「はっはっはっは!それはそれは!」
リーレ「ん?キューロ?ってなんですか?」
ギルトア「姫様!なんてものを拾ってきてるんですか!!」
へルーレ「まぁざっくり言うと神域に住む神獣の類だな!」
ベルザ「この国の伝承や昔話によく出てくるぞ?そうだなぁ。たとえば」
ギルトア「神と直接話せてその昔人間族に恩恵を与えるよう直談判してくれたとんでもなく凄いいきものだ!そんなものを何故!」
リーレ「え?待ってください?神域に住む?って今言いましたか?」
ベルザ「言いましたね」
リーレ「それに神獣とも?」
ギルトア「そうだ神獣だ!」
リーレ「え?てことはまさか、、、、ほぼ神様みたいなお方が、この近くにいて?ひ、ひろったああああああ!?」
へルーレ「ああ!そうだ!拾ったぞ!」
リーレ「なっ、、、なぁ!?、、あぁ」
ベルザ「あっ!リーレ殿!?」
ギルトア「ほら姫様!貴女がとんでもないことをしでかすからリーレが気を失ったではありませんか!!」
へルーレ「なんだリーレ。こんなことで気を失っていてはまだまだだぞ?」
ギルトア「姫様が異常すぎるんですよ!!」
ベルザ「リーレ殿ー?大丈夫ですかー?りーれどのぉー?」
へルーレ「異常とは失礼な!一応これでもお前たちの主君なのだぞ!?」
ギルトア「ならせめてもう少し主君らしく!お!と!な!し!く!していてください!」
へルーレ「それではつまらないではないか」
ギルトア「ひーめーさーまぁぁ??」
ベルザ「にしても姫様、キューロを本当に拾ったのですか?できれば我々にも確認させていただければと思うのですが」
へルーレ「んー、それはどうだろうな。聞いてみないとわからん」
ベルザ「聞く?キューロにですかな?」
へルーレ「あぁ。人間に会うことを快く思っていないのだ」
ギルトア「 はぁはぁはぁ、、、はぁぁ。まぁ、そうでしょうね。神域に住む神獣。伝承の生き物となれば、狙う輩は多いでしょうからな」
ベルザ「では、1度お伺いを立てて頂けないだろうか」
へルーレ「いいぞ。許可が出たらお前たちを連れて紹介しに行こう」
ベルザ「ありがたき幸せ」
ギルトア「、、、胃が持たん」
ベルザ「兄上。後で胃薬を持っていきましょう」
ギルトア「大丈夫だ。買いだめしておいたからな」
ベルザ「兄上も苦労しますね」
ギルトア「まったくだ」
へルーレ「別に構わんが、私の前であることを忘れるなよ?」
数日後
ヘルーレ「許可が下りたぞ!!」
リーレ「ひょわぁ!?」
ヘルーレ「お!リーレ!おはよう!」
リーレ「、、、はぁ。はぁ。は、ハイ姫様。ご機嫌大変麗しく」
ヘルーレ「うむ!」
リーレ「姫様。申し訳ないのですが、天井から登場するの、そろそろやめてもらえませんか?」
ヘルーレ「ぬ?なぜだ?」
リーレ「いや、もう、心臓に悪くて」
ヘルーレ「なんだ!私が天井から現れるのはいつものことではないか!こんなことで驚いていては身が持たんぞ?」
リーレ「なれるわけないじゃないですか!この世界どこに言っても天井から現れる姫君なんて姫様だけですよ!」
ヘルーレ「ふむ。まぁ善処はしてみるが、ほとんど無意識にやってるからな」
リーレ「はぁ。それで、何かありましたか?」
ヘルーレ「そうだ。ギルトアとベルザの気配がしたんだが、、、いないようだな?」
リーレ「あぁ、あのお二人なら今出て行きましたよ。ガリウルさんが何か用事があるみたいで」
ヘルーレ「そうか!出て行ったのは今か?」
リーレ「あ、はい。数分前なので、今から追えば間に合うと思いますよ?」
ヘルーレ「よし!追いかける!そうだ!今日の食事はなんだ?」
リーレ「リミットの蒸し焼きと、山菜の和え物。チールのスープです」
ヘルーレ「おお!蒸し鶏!しかも大好物のスープ!期待してるぞ!ではな!」
リーレ「あっはい!、、、天井から現れて天井に消えてゆく、、、これは慣れた方がいいんですかね??ところで、許可とはなんのことでしょうか?」
ガリウル「いや、ありがとうございます。私では持ち上がらなくて」
ベルザ「ガリウル殿はどちらかというと知能専門ですからな」
ギルトア「けしからん。もう少し鍛えたらどうだガリウル」
ガリウル「少しやっては見てるんですけどねぇ。成果は見ての通りです」
ベルザ「まぁ仕方がありませんよ兄上。ガリウル殿の血筋もありますから」
ヘルーレ「追いついた!」
ガリウル「おや、姫さま。こんにちは。今日も元気ですね」
ヘルーレ「ガリウルもな!」
ベルザ「姫さま。ご機嫌麗しく」
ヘルーレ「くるしゅうない!」
ギルトア「おはようございます姫様」
ヘルーレ「うむ!お前たちに報告があるのだ!」
ベルザ「私共にですかな?」
ヘルーレ「うむ!許可が下りたぞ!」
ガリウル「許可、ですか?」
ギルトア「なんの許可ですか?」
ヘルーレ「キューロト面会をする許可だ!」
ガリウル「キューロ?ほほう?」
ベルザ「その件ですか。なるほど、許可が下りたのですね」
ギルトア「人間嫌いな神獣に会う許可が下りた、か。妙な話だ」
ヘルーレ「明日!会いに行くからな!」
ガリウル「ずいぶん興味深い話ですね?」
ヘルーレ「お前も来るか?」
ガリウル「え?よろしいのですか?」
ギルトア「いやまずいのではないか?」
ヘルーレ「うむ。メンバーのうちには入ってないが、問題ないとおもうぞ?」
ベルザ「おやおや」
ギルトア「そんな曖昧な」
ガリウル「いえ、私は遠慮しておきましょう」
ヘルーレ「そうか?めったいない機会だぞ?」
ガリウル「私の身は研修者と一等魔導師。神獣というものはそう行った役職に特別警戒されますので」
ヘルーレ「そうなのか?」
ガリウル「はい。どうやら人間の黒い部分が出やすい人種であることと、魔力の強さが警戒心にひっかかるようです」
ギルトア「当然のことか」
ベルザ「それは仕方がないですな」
ヘルーレ「そうか!少し残念な気はするが、それなら仕方ない!」
ギルトア「ちなみに、誰が会いに行くんです?」
ヘルーレ「ギルトアとベルザとリーレと私だ!」
ベルザ「リーレ殿にはそのことは伝えましたかな?」
ヘルーレ「ぬ?しっておるだろ?」
ギルトア「姫様が突拍子もないことを言うので、許可云々の話の時、リーレは気絶していて聞いておりませんぞ」
ヘルーレ「ぬ?そうだったか?」
ベルザ「ふむ。では私から伝えましょうか」
ヘルーレ「たのんだ!」
ベルザ「かしこまりました」
ヘルーレ「ところでガリウルは兄弟に何をたのんだんだ?」
ガリウル「あぁ。研究に使う機会が重すぎて、私では持ち上がらなくて。手伝ってもらおうと思っていた次第です」
ヘルーレ「なんだ。荷物持ちか。私に言えばいいものを」
ガリウル「いやいや。私の都合ですので、姫様を煩わせるわけには行きません」
ギルトア「そうですぞ。使用人、臣下のなさることにすぐ首を突っ込みたがるのですから、姫様はもう少し」
ベルザ「いきましょう。こうなると長くなりますぞ」
ガリウル「いまのうちです」
ヘルーレ「うむ!ではな!」
ギルトア「、、、だからもう少し淑女らしく、、、あれ?姫様?」
ガリウル「ギルトアの話って長くてつまらない上、頭に入って来づらいからどこかに行ったよ」
ギルトア「なに!?ガリウルお前言い方が悪いぞ!」
ベルザ「まぁまぁ」
ベルザ「リーレ殿。おられるか?」
リーレ「あれ、ベルザさん。これから食事を運ぶところですよ」
ベルザ「いや、少し伝言があってな。伝えに来たのだ」
リーレ「伝言?」
ベルザ「先日、姫様がキューロを拾ったと言う話をしたのを覚えておりますかな?」
リーレ「あ、ぁぁ、あのとんでもない話ですね。忘れようとしても忘れられませんよあんなの。それがどうかしたんですか?」
ベルザ「いや、本当にキューロであるかどうか私個人確認したくて、会えないかどうか許可を取ってもらえるように進言しましたのですが」
リーレ「会う、許可?ですって?」
ベルザ「今日姫様がその許可を取り付けてきたと」
リーレ「ベルザさん」
ベルザ「どうしましたか?」
リーレ「もう私、驚くべきか泣くべきかわからなくなってきてます。どうしましょう」
ベルザ「ともかく、驚くところからが私のオススメですな」
リーレ「、、、、キューロト会うって、なんなんですかああああああああ!」
ベルザ「あぁ、リーレ殿が壊れていってしまう、、、今後が心配ですな」
続く
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