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バツ3ライフ
帰郷
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隔週で農園を訪れることを約束して、俺は元由実さんとの愛の巣に戻った。中に入ると由実さんの物は全て無くなっていた。ふたりで写って入る写真も無くなっていた。俺はあらためて失ったものの大きさを知り、涙が流れた。
リビングのテーブルに書類が置いてあった。それは全て婚姻届だった。そして安藤さんからの手紙が添えてあった。
「ノンくん、あなたを思っている人達の気持ちを婚姻届に込めました。皆、あなたと一緒になれたらなと思って、婚姻届に記入し、捺印しています。あとはあなたが決めた人の婚姻届に記入して届ければ良いのです。新たな門出を皆が祝福し、そして一緒に歩みたいと思っています。元気になったら連絡ください」その手紙と一緒に、安藤さん、かんなちゃん、すずちゃん、なおさんそして一度結婚していた南さんの婚姻届もあった。
「ありがとう、みんな」俺は呟いて街に出た…
リビングのテーブルに書類が置いてあった。それは全て婚姻届だった。そして安藤さんからの手紙が添えてあった。
「ノンくん、あなたを思っている人達の気持ちを婚姻届に込めました。皆、あなたと一緒になれたらなと思って、婚姻届に記入し、捺印しています。あとはあなたが決めた人の婚姻届に記入して届ければ良いのです。新たな門出を皆が祝福し、そして一緒に歩みたいと思っています。元気になったら連絡ください」その手紙と一緒に、安藤さん、かんなちゃん、すずちゃん、なおさんそして一度結婚していた南さんの婚姻届もあった。
「ありがとう、みんな」俺は呟いて街に出た…
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