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最終章(6年後)

桃源郷

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土曜の5時私は敏春の元へ向かった。

敏春の言う「桃源郷」とは、彼のバイタリティの源となるのは…

「一緒に風呂に入ろう」案内されたのは広々とした風呂場だった
「お召し物あずかりますね」みはるが私の服を脱がせ、みふゆが敏春の衣服を脱がせた。彼女たちは肌があらわになる姿で、風呂に同行した。敏春と洗い場の椅子に腰をかけた
「君もまだ、身体は衰えていないようだね」敏春は私の身体を見て言った
「ええ、辛うじて。敏春さんも全く衰えてませんね」
「はは、君の奥さんの早紀さんを皆で回したとき以来だね、君に肌を見られるのは」
「そうですね、懐かしい」9年前を彼は懐かしむように遠くに目を向けた
「お背中流しますね」みはるが私の背中にお湯をかけてくれた
「私はいいから、敬之君を」敏春がみふゆに声をかけると私の元にやって来た。
「前を洗わせていただきますね」そう言って微笑み全裸になった
「えっ、ちょっと待って」私が戸惑っていると
「遠慮しなくていい」敏春が微笑んでいる
「それではわたしも」背中を洗ってくれていた、みはるも全裸になった。私はふたりの裸身に挟まれ、身体を清められて行った
「おう、さすがに元気だな」私が勃起しているのをチラ見して敏春が囁いた
「今夜は、お前たちも楽しませてもらいなさい」
「はい」返事をすると、みはるとみふゆは交互に私の唇を吸った
「孫たちが待っているから私は先に失礼するよ」敏春は先に風呂を出た
「ノン、いいでしょ」泡を流した私の裸身をみはるが跨ぐとゆっくり腰をおろした
「ああん、いい~」私の勃起は、みはるの膣の心地よさを感じ、背中には、みふゆの胸の柔らかさを感じていた
「お姉ちゃん、早く~」ふたりが男根に飢えていることが感じとれた…
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