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転生編
魅惑のショークラブ
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「それじゃ、次行こ」美代子さんは立ち上がり、私の手を握った。店を出て繁華街を少し歩いたところにその店はあった。「バークレ○ズ広島」とその店の看板は輝いていた。
「会員制のクラブだけど、身分証があれば入会金払えば入れるから、欧米からの観光客も多いわ、それに二時間入れ替え制だから1日の入場者は最高で300人って感じなの」店は入れ替え直後の様だった。屈強な三人のタキシード姿の男性と五人位の女性たちが客の案内やドリンクをテーブルに届けたりと忙しそうだ
「いらっしゃい、美代子」女性陣の中で一番ゴージャスなドレスの女性が声をかけてきた
「こんばんは、冬美姉さん、夫のノンちゃんよ」美代子さんが紹介した
「まあ、この子がノンちゃん、可愛い、貴婦人倶楽部の方たちが自慢するのも無理ないわね~、冬美です。よろしくね」その女性は私の手を両手で握った
「もう、冬美姉さん、わたしの旦那さんなんだから、あの人たちのおもちゃじないわよ」美代子さんが頬を膨らませた
「ごめんって、つい、あの人たちの迫力には叶わないから。しかしあの人の心をつかんだからたいしたもんやない?」
「そうね、わたしだって初対面で心を捕まれちゃったし」
「そうなんやん、最強のレディース総長と唱われたあんたがかい?それでは後でお相手していただきたいわ~」
「もう、冬美姉さんったら、そろそろ時間よ」会場が徐々に暗くなって行った
「腹違いの姉なの、と言ってもあっちが半年先に生まれただけだけど。わたしね腹違いの兄弟があと六人いるんだけど、全員女の子で、おじいちゃんはバチが当たったんだろうって。結局おめかけさん3人が生んだ子は全員女の子だったの。本妻の母もわたししか産んでないし」耳元で早口で囁く美代子。彼女も複雑な家庭環境で育ったようだ。
そしてショーが始まった
「会員制のクラブだけど、身分証があれば入会金払えば入れるから、欧米からの観光客も多いわ、それに二時間入れ替え制だから1日の入場者は最高で300人って感じなの」店は入れ替え直後の様だった。屈強な三人のタキシード姿の男性と五人位の女性たちが客の案内やドリンクをテーブルに届けたりと忙しそうだ
「いらっしゃい、美代子」女性陣の中で一番ゴージャスなドレスの女性が声をかけてきた
「こんばんは、冬美姉さん、夫のノンちゃんよ」美代子さんが紹介した
「まあ、この子がノンちゃん、可愛い、貴婦人倶楽部の方たちが自慢するのも無理ないわね~、冬美です。よろしくね」その女性は私の手を両手で握った
「もう、冬美姉さん、わたしの旦那さんなんだから、あの人たちのおもちゃじないわよ」美代子さんが頬を膨らませた
「ごめんって、つい、あの人たちの迫力には叶わないから。しかしあの人の心をつかんだからたいしたもんやない?」
「そうね、わたしだって初対面で心を捕まれちゃったし」
「そうなんやん、最強のレディース総長と唱われたあんたがかい?それでは後でお相手していただきたいわ~」
「もう、冬美姉さんったら、そろそろ時間よ」会場が徐々に暗くなって行った
「腹違いの姉なの、と言ってもあっちが半年先に生まれただけだけど。わたしね腹違いの兄弟があと六人いるんだけど、全員女の子で、おじいちゃんはバチが当たったんだろうって。結局おめかけさん3人が生んだ子は全員女の子だったの。本妻の母もわたししか産んでないし」耳元で早口で囁く美代子。彼女も複雑な家庭環境で育ったようだ。
そしてショーが始まった
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