余命半年のはずが?異世界生活始めます

ゆぃ♫

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ストーカー?

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頭をヨシヨシとして、帰路に着いた。

水牛亭で夕食を取る時間が深夜と言ってもいい時間だがまだまだ賑わっている。
食事を終えると「またしばらく、街を離れる次に戻った時に頼みたいことがある」とコーパスが言ってさっていった。
その後ろ姿に「はい」と返事をして見送ってからジェイとゆったりと、ご飯を食べてから部屋に戻り眠りについた。

目が覚め体を起こすと、ジェイがすぐ横で寝ていて目があった。「おはよう」
そう声をかけて、いつも通りに東門から町を出る。

『なんだか、水牛邸から付けられているような気がするんだけど』とジェイがテレパシーしてきた。

『やっぱりそう思う?そんな気にしてたんだけど、悪意は感じないからなー』
と返事をして、2人で。
薬草取りに走り回り、周りも警戒してみるが、気配は微動だにしない…
ただこちらを見ている。

『なんだろね?』とジェイが気にしつつ森の中に入り狩りをした。ボーンラビット10、ゴブリン5、オーク2、コカトリス1
を狩り「そろそろ帰ろうか」とジェイに声をかけると。
「森の奥に来ると気配無くなったね?なんだったんだろ?」とジェイが、不思議そうに言った。

「本当だねーたまたまかな?」と言いながらギルドに戻り手続きをする。

『森から出たらまた気配あるね?』とジェイが、話しかけてきた。

『確かにあるけど…何もしてこないみたいだから良いんじゃない?一応気にだけしとこう』
ジェイに答え、いつも通り。水牛亭に戻り夕食を取る。
しばらくすると、マイロさんが「今日は、キョーカさんだけですか?」と爽やかにあらわれた。

「そージェイとね2人」と返事をしている横でジェイが、いかにも気に入らない。と言う顔をしている。

ヨシヨシとなでて怒らないでーと言う気持ちで微笑みかけると、ため息をつきながら隣で椅子の上に寝そべった。

「今日は、どうでしたか?たくさん狩れました?」
と、爽やか笑顔で聞かれ少し考えつつ。
「いつも通りって感じでした」

と、答えなんとなく森の中で視線がなくなり、今も視線を感じないことに気がついた。

運ばれてきた食事を話しながら食べる。
「最近は、キョーカさんが走る薬草をいつも取ってきてくれるので、ポーションの生産が安定してるみたいですよ。明日も狩りですか?」と聞かれたので。

「私1人のことで変わるとも思えないですが~そうですねー明日明後日は狩りに出ようかな?と思ってます」と答える。

そして、解散した。

その後2日間、1日目と同じように、視線を感じるながら過ごした。

3日目は、休みにして街の散歩や。保存食の調達などして、ラーラのところに遊びに行った。

やはり見られている気配を感じる…

「こんにちはーラーラさん」と入っていくと。
ラーラがいない?と思い見回すと部屋の隅に現れた。
「なんじゃお主か、変な気配があったので誰かと思ったわ」

といい、笑っている。

「そーなんですよー誰かに見られてるみたいなんです」

と、笑いながら言うと。「大丈夫なのか?コーパスが居ないうちに何かあったらと思うと気が気じゃないの?」

と心配されてしまった。「なんか、悪意は感じないので様子見してるんですけど接触もしてこないんですよね」

「そうか、何かあればすぐに言うんじゃょ?さて、今日は何を教えようかの?ナイフの方はどうじゃった?」
と、首を可愛くかしげた。

「とても良くしていただきました、ありがとうございます」そう言ってナイフをラーラに見せた。

ナイフを手に取り、隅々まで確認している。「面白い付与がされておるな?これはお主か?」と確認されたのでナイフの説明をした。自分に戻ってくる付与と、伸びる魔力付与で、そのままでは付与できなかったことを伝えた。

「そーかそーか、物を大切にするお前らしい付与だな」

と笑っている。そのまま今日は、屋台に遅めの昼を食べに出かけてから、帰ることになった。

「ラーラは、何を食べようかの?」とご機嫌に屋台を見て回っている。

見た目と年齢が合っていないのは分かっていても、ついつい見た目にやられてしまう。

幼女が、屋台を嬉しそうに見てる仕草が可愛すぎる。

微笑ましく見ていると人影が近くなり、「キョーカさんじゃないですか」と声をかけられ振り返ると。

「マイロさん!今日はお休みですか??」と聞いたものの、みるからに制服を着込んでいて休みと言う感じではない…

「違いますょ、屋台で門番の皆んなの夕食を当番制で買いに来るんですけど。今日は、僕なんです」

と、いつもながら爽やかに微笑む。
「何買うんですか?」と話していると、ラーラが寄ってきて、「アレにしないか?パンの上に甘いクッキーが乗ってるんじゃと」と目がキラキラしている、微笑ましく見つめながら「そうですねーそうしましょう」と返事をして「マイロさんまた」と言って手を振った。

メロンパンとジュースを買いラーラの家に戻り食べた。
「ずっと見られているようで、気味が悪いの」
 



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