社畜とニートの日常会話式TRPGシナリオ

織田っち

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想音作クトゥルフ

暴食の風

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推奨技能 目星・聞き耳・図書館

戦闘あり(軽微?)
シナリオクリア条件
・イタクァの分霊である「忌まわしきウェンディゴ像」の破壊 1d6
・「イタクァ」の存在を知る 1d3
・「魂の宝玉」の確保 1d3

シナリオ失敗条件
・喰われる


~シナリオ オープニング(共通ハンドアウト)~
東北 きり三郎:PL(私立探偵 20歳)東北 ずん太郎の従弟
いつものように君は事務所のカギを開ける。
事務所の郵便受けに入れている各種新聞を乱暴に引っこ抜きながら、
そこらへんに折り込みチラシをぶちまけつつ、テーブルに広げていく。
君の朝の日課だ。
その日目新しい情報は入っていないか、依頼が舞い込んでいないか、
ここ最近の話題は、「巷で起きている連続誘拐殺傷事件」についてだ。
すでに依頼も何件か入っているが、仲間内と話していても一向に手掛かりらしきものにつながっていかない。
もしかしたら厄介な案件なのか。
今日はまず警察に話をして・・・。
その日の予定を構築しているところ、君の事務所のドアが控えめにノックされた。

神威 直虎:PL(警察官 23歳)神威刹那の弟 ※キャリア
あれから何日、いや、何週間経っただろうか。
尊敬する兄貴が行方不明となって、もうずいぶん経ったような気がする。
いや、時間の差などどうでもいいんだ。
あの兄貴が、誰にも(ましてや俺に)何も知らせずにどっかに行くなんてありえない。
いつも追っていた背中が突然見えなくなって、目の前が真っ暗になるような気さえした。
多少の無茶をして、兄貴が行方不明になった時の情報をかき集めもした。
でも、「人気のない道路で突然姿が見えなくなった」とかいう荒唐無稽な話ばかりだ。
どいつもこいつも使えない奴らばっかりだ。
だったら、俺が自分で調べてやる。
どうやら最近世間でも似たような「誘拐殺傷事件」が起きているらしい。
署内の情報は一通り洗ったから、次は「情報筋」をあたろう。

ここまで考えた君が外へ出ると、
ちょうど本庁から研修終わりに出ていく人影を見つける。
どうやら事件現場近くの交番に勤務しているらしい。
(ちょうどいい・・・)
君は人の好さそうな笑みを浮かべながら、彼に近づいて行った。

日下 透:PL(警察官 24歳)巡査 ※ノンキャリア
今日も今日とて、「誘拐殺傷事件」についての話し合いだった。
まったく、本庁なんて縁もゆかりもないところに、毎週のように通い詰めることになるなんて、
世の中どうなるかわからないものだ。
しかし、僕のような「万年交番勤務」を自称する人間まで話し合いに直接参加するなんて、
よほどの大事になっているんだろうか・・・。
とりあえず交番に戻ったら注意喚起のポスターを用意して、
近くの小学校にも張ってもらうようにお願いしに行こう。
あ、近所のお店のほうがいいかな・・・。
今日も忙しいな。

君がそこまで考えて、巡査部長にも協力してもらおうか悩んでいると、
「ちょっといいかな?」
後ろからさわやかな青年に声を掛けられる。

よもやこれにより今日の予定が崩れ去ることになるとは、この時の君は考えもしなかっただろう。

桐ケ谷 紗夏:PL(科捜研 26歳)桐ケ谷瑛璃奈の姉
あれから何日、いや、何週間経っただろうか。
最近の癖で、あたしはスマホの画面に目を向ける。
メッセージアプリを起動して、ほとんど毎日のようにやり取りしていたかわいい「妹」の履歴。
ここ数日毎日送っているメッセージには、やっぱり既読はついてない。
叔母さんから「瑛璃奈がいなくなった」と聞いたのは少し前のこと。
あの子は普段からお寺にいるから、誘拐なんてことはめったにない。
でも不思議なことに、「だれも瑛璃奈が外に行くところをみていない」というのだ。
それに、とあたしは自分の仕事場に目を移す。
あたしの仕事場に「瑛璃奈の書類」が上がっていないということは、どこかで生きているということでもある。
いったいどこをほっつき歩いているんだか。
近頃は「誘拐殺傷事件」なんてものも頻発しているのに。
気を取り直して白衣の内ポケットにスマホを入れて、仕事に戻る。
今日は仕事が早く終わりそうだ。
本庁にいる「神威くん」にそれとなく情報をもらいにいこう。

~プロローグ~
寂れた繁華街、雑居ビルの1室。
明かりの乏しい部屋の中央に、人影が2つ。
「このようなものを、本当に頂いてもよいのですか?」
全身黒い服に身を包んだ、若い男は向かいにいる男に問いかける。
狂気に濁った眼を細めて、痩躯の男は口元に笑みを浮かべる。
「えぇ、どうぞお好きなようにお使いください。きっとあなた方皆さんに素晴らしい結果を与えることでしょう。」
男の言葉を聞き、深々と若い男は礼をして、部屋を後にする。
「……あなた方は神に近づくことができるのです。これほど素晴らしいことがほかにあるでしょうか。」
見送ったその目をさらに狂気に染めながら、男は天を仰ぐ。
「あぁ神よ……、こうしてまた世界に御身の偉大さを知らせることができました。」
男のつぶやきのあと、外で強烈な風が吹いた。
もう、男のすがたは部屋にはない。
遠くで野犬の遠吠えが聞こえた。
外は晴れ間が見えている、「風の強い日」のことだった。

シナリオタイトル「暴食の風」

各情報
PLはシナリオ開始時に「全員が異なる情報」を所持している。
東北 きり三郎
・誘拐殺傷事件現場では犯行時間前後、「強風が局所的に発生」している。
・誘拐殺傷事件は全て「終日晴れ」の日に起きている。
・誘拐殺傷事件ならびに「神威・桐ケ谷」をはじめとする行方不明事件において、不正確ではあるが「黒い痩躯の男」が目撃されているらしい
・行方不明事件の被害者として名前が判明している人間は「神威刹那」「桐ケ谷瑛璃奈」「石村伊作」の3名のあとは落ち着いている。

神威 直虎
・行方不明事件の被害者として名前が判明している人間は「神威刹那」「桐ケ谷瑛璃奈」「石村伊作」の3名のあとは落ち着いている。
・行方不明者は全員「夜遅く」「人気のない路地」で「ほぼ同時刻」にいなくなっている。
・誘拐殺傷事件の被害者は老若男女問わず、年齢層もばらばらである。

日下 透
・誘拐殺傷事件現場では犯行時間前後、「強風が局所的に発生」している。
・誘拐殺傷事件は全て「終日晴れ」の日に起きている。
・(そういえば、事件前後の日は野鳥を一羽も見ていない気がする・・・。)←アイデア成功時獲得
・野犬の遠吠えがここ1週間程度多く、近隣住民から相談が上がっていた。(※本庁情報共有未伝達)

桐ケ谷 紗夏
・行方不明事件の被害者として名前が判明している人間は「神威刹那」「桐ケ谷瑛璃奈」「石村伊作」の3名のあとは落ち着いている。
・誘拐殺傷事件の被害者は老若男女問わず、年齢層もばらばらである。
・誘拐殺傷事件の死亡者は共通して「野犬に引き裂かれたような咬み跡」や「高いところから落とされた打撲痕」、「切り裂かれたような裂傷痕」が見られる。
・行方不明事件では、総じて「目撃者が皆無」である。

~シーン 東北探偵事務所にて~ 天候:晴れ
情報統合、目的共有フェイズ
「知識」→テーブルに広がっている各種新聞
     行方不明事件や誘拐殺傷事件についての記事は「載っていない」
※このあと「アイデア」成功→「そういえば記事になる情報量が少しずつ減っている気がする」
このロールは「東北」、「神威」は+10%補正

~シーン 情報収集~ 2~3フェイズ
「本庁」、「事務所」探索の際に「図書館」宣言で判定ボーナス+15
「現場」探索の際に「目星」宣言で判定ボーナス+15

「交番」・・・(日下が1フェイズ目に行くと確定イベント)「おばちゃんの井戸端会議」※情報「犬の鳴きまねをする不審者」を獲得
「探偵事務所」・・・「過去の犯行現場の場所が書かれた地図」を入手する
「連続殺傷事件現場①」・・・到着した際に※情報「銀のマリア像を手にした女性」とすれ違う (桐ケ谷えりなの目撃情報)この情報は「桐ケ谷紗夏」がいる場合「幸運-70」で入手

「⓷」・・・探索成功で※情報「壁のあちこちに刻まれた切り傷」を獲得

(「⑤」)・・・探索成功で※情報「血痕の跡」を獲得(後を追うことでシーンアウト「教壇のビル」へ)0/1のSAN値チェック
「本庁」・・・「過去の犯行現場の場所が書かれた地図」を入手する
「神威刹那の事務所」・・・探索成功で※アイテム「刹那の腕時計」を入手
「桐ケ谷えりなの寺」・・・探索成功で※アイテム「えりなのスマホ」を入手
「石村伊作の店」・・・店は閉まっている。「幸運」成功で裏口傍の植木鉢に「カギ」が隠されているのを見つける。
          店に侵入後、「目星」宣言後に成功で※情報「オカルト雑誌に書かれた深夜の高層ビル」を獲得
「①近隣で聞き込み」・・・到着した際に※情報「銀のマリア像を手にした女性」とすれ違う (桐ケ谷えりなの目撃情報)この情報は「桐ケ谷紗夏」がいる場合「幸運-70」で入手
「⓶近隣で聞き込み」・・・探索成功で※情報「走り去る怪しい人影」を獲得

「⓸聞き込み」・・・※情報「数日前に見た黒いロングコートの男」を獲得 (神威刹那の目撃情報)この情報は「神威直虎」がいる場合「幸運-50」で入手
(「⑤聞き込み」)・・・規制線が貼られている。「幸運-20」で※情報「じっと上空を眺める背の高い男性」を獲得 (石村伊作の目撃情報)

2フェイズ目と3フェイズ目の間で確定イベント「新たな殺傷事件の発生」→「殺傷事件現場⑤」「聞き込み⑤」の発生

~シーン 情報統合~
※「前のフェイズで血痕の後を追っている」プレイヤーは除外される」
情報統合後
「東北」「桐ケ谷」・・・「アイデア」補正なし
「日下」「神威」・・・「アイデア」+15
⇒「地図上の点を結ぶときれいな五芒星になっている」ということに気づく。
その後「目星」宣言で「五芒星の中心」は「不自然な空き地」として書かれていることが分かる

~別シーン 血痕を追う~
ある程度血痕を追うと途中で途切れている。
「幸運」・・・「見慣れない廃ビル」を見つける。
「目星」・・・「不自然な空き地」を発見する。ここから先へはいけないようだ・・・。

~シーン 廃ビル~
「廃ビル」の外観
見た目は5~6階建て。いわゆるオフィスビル。テナントが入っている気配はない。
中からは冷気が漏れ出ているような気がする。(0/1のSAN値チェック)
1F 「探索」※特殊条件 探索成功者の数によって情報ボーナスあり
 0~1 「あたりにちらばる人の肉片」 全員0/1d3のSAN値チェック
 2 「ズタズタに噛み千切られたローブを羽織った人の残骸」 全員0/1d3+1のSAN値チェック
 3~4 「体は人、頭は狼のような獣、ぎらついた目、長い舌に黒い毛並みの異形の怪物の死体」 全員0/1d6のSAN値チェック

2F 「探索」※特殊条件 探索成功者の数によって情報ボーナスあり
 0~1 「ウェンディゴ」についてかかれた本 クトゥルフ神話技能+2%
 『ウェンディゴとは、古くからエスキモーの間で語り継がれる精霊の名称である。人に姿を見せない術を心得ており、旅人の背後に現れては気配だけを悟らせる。しばらくするとかすかな声で話しかけ始めるといわれる。このような不安感を煽る様から「ウェンディゴ症候群」といわれる精神疾患が広く知られている。ウェンディゴに取りつかれているという強迫観念から食欲不振や倦怠感を覚え、しまいには人肉を欲し通常の食物を摂取しなくなるといた事例が見られている。』
 2 「教団」についての情報追加
 『しかし、ウェンディゴ症候群については誤りがある。ウェンディゴに取りつかれるではなく、その者がウェンディゴとして生まれ変わる過程で起きた変化がウェンディゴ症候群という名前で知られているに過ぎない。我々は「新たなる人類」としてより高度な文明を築くために、新たなる神にその身を捧げたに他ならないのだ。最終的に旧人類を排斥し、新たに生まれ変わった人間、そして新たなる信仰と供に生きていくことがわが教団の悲願、大願である。」
3~4 「イタクァ」の情報を追加 クトゥルフ神話技能+3%
 『このような悲願に新たなる協力者を得て、我々の活動はさらなるステージへと到達した。すなわちふさわしい人間を選別し、神への信仰を得た人間をウェンディゴとして再生していく。再生過程で生まれた魂は貯蔵し、悲願の果たされる後に解放、新人類として生まれ変わらせるのだ。大いなる神にして崇高なる叡智を授けしイタクァに、そして協力者たる神父に感謝し、我々はさらなる信者を獲得していかなければならない。』

3F 全員「聞き耳」
成功で「青年の悲鳴」を耳にする

4F 全員「聞き耳」
成功で「何かが近づいてくる」ことを察知(戦闘開始時ボーナス)
⇒「血濡れたウェンディゴ」との戦闘!!!

5F 祭壇に「禍々しい光を放つ狼のような姿の像」(忌まわしきウェンディゴ像)と足元に転がる「青年だったもの」を発見 1/1d4のSAN値チェック
破壊行動

破壊行動後イベント「対面、痩躯の神父」
・神威煽る
・桐ケ谷煽る
・ウルバスの名を名乗る
シーンアウト

探索成功で「魂の宝玉」を入手
探索宣言がない場合、「幸運-40」成功で入手

~エピローグ~



・狂信者A

耐久力:12

ダメージ・ボーナス:+1D6

噛みつき:50% 1D4    かぎ爪:30% 1D4+db



・狂信者B

耐久力:12

ダメージ・ボーナス:+1D4

噛みつき:50% 1D4    かぎ爪:30% 1D4+db



・忌まわしきウェンディゴ像

耐久力:15

装甲:3
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