拷問部屋

ふぇーげる

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ジッベット後編

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「こちらです」と下僕がいった。
案内された部屋は、どこかのホテルよりも素敵な部屋だった。
「おとなしくしろとのご命令です。こちらからはおぼっちゃまの様子が丸見えだということをお忘れなく」
「これは?」Iは自分のアソコに付けられたものを指差した。
「それはだんな様のお仕置きです。私にも外すことができません。」
「俺を襲ったりしないの。」
「私は下僕、いわば奴隷ですから。私はとってしまいました。ご主人様の手を煩わせないために。」
「どういうこと?」Iは思わず下僕のしたを見た。確かに男にあるはずの膨らみがなかった。
「明日の朝までは部屋でおとなしく過ごせとの命令ですからね。クローゼットの中に着替えがあります。それではまた明日。」
下僕はドアを恭しく閉めて出て行ってしまった。

Iは早速出ようとドアノブを回したが、びくともしなかった。
「えっ?」何度か回してみたが、ドアは開かなかった。
窓も無かった。
クローゼットやら、いろいろな扉を開いたが、あるのは性玩具と着替えだけだった。
「はぁ...面倒なことにまきこまれてしまった...」Iは諦め、肛門に大きな違和感を残す栓と貞操帯を外すことに取り掛かることにした。
「んっ取れねえ…」貞操帯よりも外しやすそうなパンツのように穿かされる形になった鎖を脱ごうと頑張った。
「せめてこれだけでも…んっ」Iは思いっきり栓を引っ張っぱったり触ったりした。抜けそうな感触がした。
「カチッ」音がしたかと思うと、あろうことか栓が震え出した。
「あはぁっ」情けない声が出た。
「出るっ!!」しかし、鎖でガッチリと抑えられた栓はびくともしなかった。
自分の意思とは正反対にガクガクと興奮して思うように体が動かなくなった。
「とっ…あはっ…てくだっあ…さぁっい」Iは誰もいない部屋で叫んだ。
「おとなしくしろと言ったはずだ」男の声がしてドアが開いた。ぞろぞろと人が入ってきた。
「l!おまえってやつは…いじっただろ?明日までこうしてろ!」
男と下僕はIの四肢をベッドに拘束した。そして、上着をはだけさせると、乳首にバイブをつけ、部屋から出て行った。
「あああああっ、だめぇ!!!止めて!」
叫びも虚しく、だれも来なかった。
結局Iは一睡もできず夜を明かした。

「おはようございます。おぼっちゃま。お風呂に入って身支度ですよ」下僕がIの様子など気にする様子もなく声をかけた。
Iは風呂場に連れて行かれた。
「その前に、言うことはないかね」男が待ち構えていた。
「すみませんでした」Iは理不尽さを感じながらとりあえず謝った。
「何を」
「おとなしくしなくてすみませんでした。」
「それだけか?」
「はい」
「そのままでいいのか。」
「いいえ」
「お願いしなさい。僕の貞操帯とプラグをとってください。お父さま。とな。」
「僕の貞操帯とプラグをとってください、お父さま。」
男は下僕に鍵を渡した。
最後に造作もなく、栓が抜かれると、Iの股間はやっと自由になった。 
下僕は予告もなく、Iに浣腸薬を入れた。
「早く、便座に」と同時にIは意図せぬ放屁と共に大便をした。こんな年齢にもなって人の前で大便を放り出すことになるだなんて…
そう思いはしたが、疲れ果てたIは下僕の言うことに従った。
Iは下僕たちに丁寧に洗われた。

さあ、勉強の時間だ
Iは仰向けで股を広げた状態で身動きをとれなくされた。
男は頭に小さなカメラを付けていた。
Iの目の前の大きな画面に男の視点が映った。
「いいか。I。覚えるんだ。覚えるまで何度もやるからな。」
男はIのアナルにそっと指をいれた。男は優しく指を穴に出し入れしながら肛門をほぐした。指を一本、二本と突っ込み、穴を広げていった。
「うううっ。気持ち悪い。やめてください。お父様。」
「やめてくださいだと?」
Iはハッとした表情をして「いいえ。続けてください。いや、教えてください。」Iは気持ち悪いのをひたすら我慢した。
男は納得した表情をして、続けた。何度も何度も直腸に刺激を加えた。
「ああっ!」Iは出そうとしていないのに声が出た。
「ほら、気持ちいいだろ?」そういって男は何度も繰り返し指を出し入れした。
体が火照る変な感覚。気持ち悪さと気持ちよさが入り混じっていた。そしてなぜか、Iの股間が膨らんでいた。
「もっと、もっと強くしてください。」
「おわりだ。拘束をといてやる。今度はお前がこいつをいかせろ。」
「えっ」
「さっき俺がお前にやったようにすればいい。続きをするかしないかはそのあとだ。」
Iは戸惑いながらも突き出された下僕の尻をみた。
Iはためらいながら下僕の肛門に指をいれて出し入れをした。
「そうです。ぼっちゃま上手でございますね。さすがはだんな様に選ばれただけありますね。」
「余計な口を叩くな。」
「はい。ご主人様。」
「あああっ。もっと。もっと...ああっ」下僕は逝った。
「お前もむらむらしてるだろ?あいつのアナルに突っ込んでやれ。」Iは男に言われた通りにした。
「I見事だ。俺が見込んだだけあるな。」
Iは何度もピストン運動を繰り返した。上手くいった。とIは思った。しかし、だんだんと眠気が襲い、Iは意識を失った。

Iは自分の部屋に運ばれていた。何事もなかったかのように丁寧に布団が掛けられていた。だが、目覚めたIの股間の竿は金属の頑丈な筒につつまれていた。
「あっ。くそっ。」Iはどうにか貞操帯を外そうとしたが、びくともしなかった。
あのの快感を思い出すと、股間がうずいた。
「ううっ。」Iはどうにか刺激をしようと必死で貞操帯をいじったが無駄だった。
「はああっ。」Iは肛門に自分の指を突っ込んだ。だが、指だけでは刺激が足りなかった。
代わりのもの...Iは道具を求めて部屋をうろつき、クローゼットを開けた。
クローゼットの中には大量の玩具が並べられていた。
Iには正しい使い方などわからなかったが両手で持てるだけごっそりととってベッドに運んだ。
「おやおや。」男はその様子を隠しカメラから見てニヤリとした。
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