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一章 町外れの教会編
吊り橋効果
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クレアの手を引き村人の捜索から逃げるグリムバッシュ。
「(何でグリムバッシュさんは、私なんかのために)」
「伏せて!」
草むらでクレアに覆い被さるグリムバッシュだったが。
「アンタ、こんなところで何を?」
村人の1人に発見れてしまう。
だが、クレアのことは『モコぐるみ』のお陰で、綺麗に覆い隠せていたため。側から見たら、着ぐるみをきた怪しい男が黒い服の女とやってるようにしか見えないことを利用するグリムバッシュ。
「ば、バレちゃったかぁ。実はここ有名な青姦のスポットでさ。彼女とその。ね。君も男ならわかるでしょ?」
ここが青姦のスポットだと言い張るグリムバッシュ。
「そ、そうだったのか。こちらこそ、そんなことも知らずに邪魔をした。一つだけ聞きたい、ここにシスター服の女が逃げてこなかったか?」
「シスター服?もしかして、シスタークレアのこと?」
特に村人が気にすることもなかったことに安堵し、話を続けるグリムバッシュが。
「あぁ!知っているなら話は早い!見たんだな?」
両肩を掴まれそうな勢いだが、俺の下に女性がいるのを見て、躊躇する村人。
「うん。何やら急いでいた様子だったけど何かあったの?」
気にも止めず話を続けるグリムバッシュ。
「あの売女、神父様とやった挙句、殺して逃げやがった!聖職者の風上にもおけねぇ!このことはもうシスタークレアの実家にも報告済みだ。暫くすれば協会からもお尋ね者になるだろうよ。でも、この手で捕まえてぇ!どっちに行った?」
「そんな。何かの間違いじゃ。僕は、クレアさんとよく話をしていたけどそんなことをする人には見えなかったよ」
尚も掴みかかる勢いの村人にクレアは良い人だよとクレアにも聞こえるように擁護するグリムバッシュ。
「誑かされてたんだよアンタも。で、どっちだ!どっちに行った!」
「吊り橋は怖いからって」
村人の探し人は、グリムバッシュの下敷きなのだが、吊り橋を渡ろうと考えていたグリムバッシュは、そちらとは違う方を指差す。
「向こうだな!助かったぜ!」
グリムバッシュに御礼を告げて、その場を後にする村人。
「ごめんクレアさん。苦しかったよね?」
「いえ、大丈夫です(私を守ってくれただけじゃなくて、信じてるって言葉にしてくれた。この胸の動悸は何?私、どうしちゃったの?)」
「それなら良かった。村人は、向こうを探すだろうから、ちょっと怖いかも知れないけど吊り橋を渡ろう」
「えぇ」
吊り橋を渡る提案をするグリムバッシュに頷くクレアだったが。
「きゃっ!?」
思った以上に揺れる吊り橋に絶叫しそうになるクレア。
「クレアさん、大丈夫だよ。少し揺れるけど僕が支えるから」
「あ、ありがとうございます(さっきより動悸が激しく。それに身体もなんか熱に浮かされたみたいに熱い。本当にどうしちゃったの私?)」
「もうすぐだから、頑張ってクレアさん」
「はい(どんどん、動悸が激しく)」
渡りきった後、グリムバッシュは雨除けのためと言って、洞窟へとクレアを誘った。
「ここなら雨風も凌げて、大丈夫かな」
「どうして、グリムバッシュさんは私に優しくしてくれるんですか?」
きた。
ここは選択を間違えるわけにはいかない。
出来れば、俺が粗末原猛だった時、推しだったクレアとは出来るなら恋人同士になりたい。
俺は、覚悟を決める。
「それは、クレアさんのことが好きだから」
「えっ!?それはどういう?(私の胸が高鳴ってる?グリムバッシュさんに好きって言われて喜んでるの私?)」
「言葉の通りだよ。初めて見た時、俺みたいないかにも怪しい奴に優しく対応してくれて嬉しくて。その時からクレアさんと毎日どうやって話すかばかり考えてた。僕さ顔にも身体にもコンプレックスがあって、肌を見せたくないから。だからいつもこんなのを着てて」
「そ、そうだったんですね。嬉しいです。話してくれて、ありがとうございます」
「その返事は?あっ、ごめん。こんな怪しい奴、嫌だよね」
「いえ、私もグリムバッシュさんのことが好きです。だから、お顔を見せてください」
「本当に引かない?僕が人間じゃなかったとしても?」
「大丈夫です。私は、グリムバッシュさんの内面が好きなんです」
「じゃあ」
グリムバッシュが『阻害の仮面』と『モコぐるみ』を脱ぐとオークの姿が現れた。
「オーク?(嘘、グリムバッシュさんは魔物だったの?でも、私グリムバッシュさんから匂う強烈な雄臭に引き寄せられてる。マゾの私を満足させてくれる人を逃しても良いの?グリムバッシュさんは、オークだけど人間の私を愛してるって。なら、何も問題は無いんじゃないの?それにあんなクソ神父よりも美味しそうなモノが目の前に。ゴクリ)」
「そうだよね。それが当然の反応だよ。おかしいよね。オークが神に祈ったり人間の女を好きになるなんて。今ならまだ引き返せるよ。クレア、さん?」
おいおいマジか?
あの爆乳シスターのクレアさんが俺のイチモツを胸に挟んで、上下に擦りながらフェラしてくれている。
これは、そういうことだよな?
勇者にオークが勝った瞬間ってことで良いんだよな?
推しであるクレアのことを好き勝手して良いんだよな?
俺、クレアで童貞捨てて良いんだよな?
様々な感情が爆発した俺だった。
「(何でグリムバッシュさんは、私なんかのために)」
「伏せて!」
草むらでクレアに覆い被さるグリムバッシュだったが。
「アンタ、こんなところで何を?」
村人の1人に発見れてしまう。
だが、クレアのことは『モコぐるみ』のお陰で、綺麗に覆い隠せていたため。側から見たら、着ぐるみをきた怪しい男が黒い服の女とやってるようにしか見えないことを利用するグリムバッシュ。
「ば、バレちゃったかぁ。実はここ有名な青姦のスポットでさ。彼女とその。ね。君も男ならわかるでしょ?」
ここが青姦のスポットだと言い張るグリムバッシュ。
「そ、そうだったのか。こちらこそ、そんなことも知らずに邪魔をした。一つだけ聞きたい、ここにシスター服の女が逃げてこなかったか?」
「シスター服?もしかして、シスタークレアのこと?」
特に村人が気にすることもなかったことに安堵し、話を続けるグリムバッシュが。
「あぁ!知っているなら話は早い!見たんだな?」
両肩を掴まれそうな勢いだが、俺の下に女性がいるのを見て、躊躇する村人。
「うん。何やら急いでいた様子だったけど何かあったの?」
気にも止めず話を続けるグリムバッシュ。
「あの売女、神父様とやった挙句、殺して逃げやがった!聖職者の風上にもおけねぇ!このことはもうシスタークレアの実家にも報告済みだ。暫くすれば協会からもお尋ね者になるだろうよ。でも、この手で捕まえてぇ!どっちに行った?」
「そんな。何かの間違いじゃ。僕は、クレアさんとよく話をしていたけどそんなことをする人には見えなかったよ」
尚も掴みかかる勢いの村人にクレアは良い人だよとクレアにも聞こえるように擁護するグリムバッシュ。
「誑かされてたんだよアンタも。で、どっちだ!どっちに行った!」
「吊り橋は怖いからって」
村人の探し人は、グリムバッシュの下敷きなのだが、吊り橋を渡ろうと考えていたグリムバッシュは、そちらとは違う方を指差す。
「向こうだな!助かったぜ!」
グリムバッシュに御礼を告げて、その場を後にする村人。
「ごめんクレアさん。苦しかったよね?」
「いえ、大丈夫です(私を守ってくれただけじゃなくて、信じてるって言葉にしてくれた。この胸の動悸は何?私、どうしちゃったの?)」
「それなら良かった。村人は、向こうを探すだろうから、ちょっと怖いかも知れないけど吊り橋を渡ろう」
「えぇ」
吊り橋を渡る提案をするグリムバッシュに頷くクレアだったが。
「きゃっ!?」
思った以上に揺れる吊り橋に絶叫しそうになるクレア。
「クレアさん、大丈夫だよ。少し揺れるけど僕が支えるから」
「あ、ありがとうございます(さっきより動悸が激しく。それに身体もなんか熱に浮かされたみたいに熱い。本当にどうしちゃったの私?)」
「もうすぐだから、頑張ってクレアさん」
「はい(どんどん、動悸が激しく)」
渡りきった後、グリムバッシュは雨除けのためと言って、洞窟へとクレアを誘った。
「ここなら雨風も凌げて、大丈夫かな」
「どうして、グリムバッシュさんは私に優しくしてくれるんですか?」
きた。
ここは選択を間違えるわけにはいかない。
出来れば、俺が粗末原猛だった時、推しだったクレアとは出来るなら恋人同士になりたい。
俺は、覚悟を決める。
「それは、クレアさんのことが好きだから」
「えっ!?それはどういう?(私の胸が高鳴ってる?グリムバッシュさんに好きって言われて喜んでるの私?)」
「言葉の通りだよ。初めて見た時、俺みたいないかにも怪しい奴に優しく対応してくれて嬉しくて。その時からクレアさんと毎日どうやって話すかばかり考えてた。僕さ顔にも身体にもコンプレックスがあって、肌を見せたくないから。だからいつもこんなのを着てて」
「そ、そうだったんですね。嬉しいです。話してくれて、ありがとうございます」
「その返事は?あっ、ごめん。こんな怪しい奴、嫌だよね」
「いえ、私もグリムバッシュさんのことが好きです。だから、お顔を見せてください」
「本当に引かない?僕が人間じゃなかったとしても?」
「大丈夫です。私は、グリムバッシュさんの内面が好きなんです」
「じゃあ」
グリムバッシュが『阻害の仮面』と『モコぐるみ』を脱ぐとオークの姿が現れた。
「オーク?(嘘、グリムバッシュさんは魔物だったの?でも、私グリムバッシュさんから匂う強烈な雄臭に引き寄せられてる。マゾの私を満足させてくれる人を逃しても良いの?グリムバッシュさんは、オークだけど人間の私を愛してるって。なら、何も問題は無いんじゃないの?それにあんなクソ神父よりも美味しそうなモノが目の前に。ゴクリ)」
「そうだよね。それが当然の反応だよ。おかしいよね。オークが神に祈ったり人間の女を好きになるなんて。今ならまだ引き返せるよ。クレア、さん?」
おいおいマジか?
あの爆乳シスターのクレアさんが俺のイチモツを胸に挟んで、上下に擦りながらフェラしてくれている。
これは、そういうことだよな?
勇者にオークが勝った瞬間ってことで良いんだよな?
推しであるクレアのことを好き勝手して良いんだよな?
俺、クレアで童貞捨てて良いんだよな?
様々な感情が爆発した俺だった。
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