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兄姉達が食事の部屋を出た後もユリウス父さんとユリーナ母さんの口喧嘩は続いていた。側に立つメイド達は自分達も部屋を出た方がよいのか、お互いに困った顔をして顔を見合わせていた。
「何度言えば分かるんだユリーナ、私は城で休暇を貰いに行っただけだ」
「休暇を貰うだけにこの様な御時間が、かかるのですか?」
ユリウス父さんとユリーナ母さんはお互い言い争いを止めずユリーナ母さんは席を立った。
そしてテーブルを離れ歩き出した。
「……何処へ行くんだユリーナ話はまだ終わっては居ない…」
「旦那様とお話ししても進みませんので、お城へ行くのですわ総隊長様に会いに行きます」
「な!?」
ガタッ!とテーブルの椅子から立ち上がり走りユリーナ母さんの前に立ちユリーナ母さんの腕を引っ張った。
「きゃっ!?痛いですわ旦那様何故引っ張るのですか?」
「何故城に行く、私に恥をかかせるのか」
今まで見た事の無いユリウス父さんの怒る顔にユリーナ母さんは震えたがユリウス父さんに抵抗した。
「私がお城に行っては行けない理由があ……」
ユリーナ母さんの話の途中でユリウス父さんはユリーナ母さんにキスをした。
「!?」
自分からしては来ないキスに戸惑うユリーナ母さんに体を寄せ抱き合い激しく舌を絡ませるユリウス父さん。メイド達は驚き真っ赤な顔に成り部屋を出て行った。
「ん…んん……だ…旦那様……」
「はあ…はぁ……ユリーナ……」
ユリウス父さんはユリーナ母さんと抱き合いキスをしてユリーナ母さんを扉の近くの壁にユリーナ母さんの体を寄せドレスの中に手をやり、ユリーナ母さんの下着を脱がせた。ユリーナ母さんはここでは嫌…と思ったが、ユリウス父さんの強引差に負け抵抗が出来なかった。
ズン!
と、ユリウス父さんの大きなモノがユリーナ母さんの中に入った
「ああああ~~っ!!」
ユリーナ母さんの右足を持ち上げ、立ったまま腰を動かし続けるユリウス父さんに、ユリーナ母さんはギュッと腕を首に回し立ったままの姿勢で、初めてのユリーナ母さんは癖になって仕舞いそうな感じに成りユリウス父さんに体を任せた。
「あん、あん、ユリウス……ユリウス……ああん…」
「はあ、はあ、ユリーナ……気持ち良いかい…はあ……はあ…」
下からズンズン……とユリウス父さんの大きなモノがユリーナ母さんの中を攻めて行く。
「ああん、ユリウス……良い、……はあ、はあ……」
さっきまで口喧嘩をしていたとは思えない程、2人は食事の部屋で体を重ね合っていた。
バン!
と、扉が突然開き腰を動かし続けていたユリウス父さんが腰の動きを止め2人は体を重ね合い立ったまま扉の方へ首を向けた。
「神聖な食事部屋で何やってんだあんた達は!!」
扉の前には黒髪に黒い目の青年が2人を睨み付き目の前に立っていた。





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