【完結】俺が一目惚れをした人は、血の繋がった父親でした。


俺の倍はある背丈。
陽に照らされて艶めく漆黒の髪。
そして、漆黒の奥で煌めく黄金の瞳。

一目惚れだった。

初めて感じる恋の胸の高鳴りに浮ついた気持ちになったのは一瞬。

「初めまして、テオン。私は、テオドール・インフェアディア。君の父親だ」

その人が告げた事実に、母親が死んだと聞いた時よりも衝撃を受けて、絶望した。
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