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50《人型のスライム》※※

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ユリウス父さんがユリーナ母さんに女性と会っていた事を知っていた事でユリウス父さんはユリーナ母さんにひざまづき頭を地面に着き謝罪しているとは知らない俺と王様は馬車の中で王様に攻められていた。
「お、王様何をしているのですか?体寄せ過ぎます…少し離れてください」
俺は王様に無礼な事ばかりを言っていると思う…王様から命令があれば素直に聞かなければいけないとは思うが…
「何故拒むのだ?一緒に居るだけではないか」
「……い、一緒に居るだけでしたら何故私の両手を掴み広げるのですか?」
今俺は王様から攻められていると思う状況でいる
「そなたが大人しく体を預けないからだろう?だから私がこうしてそなたに迫るような感じに成って仕舞うのだ」
「王様私達は馬車の中に居るのですよそのこ……ん!?」
俺が話の途中で王様が口付けをして俺は今逃げ場が無い状態でいた…
「……喋り過ぎだ…大人しくしていろ……」
「!喋り過ぎって…んんっ…」
窓際に居た俺は逃げ場は無く王様の唇が容赦無く俺の唇に迫ってくる…口内を王様の舌が俺の舌と絡ませクチュ、クチュ…と口の中で王様の唾液が俺の口の中に流しているのが分かり俺は王様の顔を見れず口の中に入った唾液を外に出す事が出来ずコクン…と喉仏の動くのが分かり王様は目を細め自分の唾液を飲む俺に笑っている様に見え、俺の手を握り締めていた手を離し俺の無い胸を服の上から触り乳首が立っている事が分かると王様は人差し指でカリカリと器用に指先で触り俺の反応を面白がっているかの様にジッとまだ唇を離さない王様の顔を薄く目を開けた時に見たような気がした。
「ん…ん……んんっ……はあ……あっ…」
王様の唇が離れ声を出している俺はここが馬車の中だと気付いた時外で待機している騎士達に声が聞こえないだろうかと顔が赤くなり王様に離すように言った。
「お…王様…手を…あっ…指を離し……っ……」
「ふっ……何だ、離して欲しいのか?……そんな色っぽい顔を見せて私が止めると思うのか?」
「い、色っ……ああっ!」
ビクッと体が動きいつの間にかシャツのボタンを外し直接王様の指先が固く立っている乳首をコロコロとまるで円を書くように撫で回し俺はそれに応えるかの様に体がビクビクと動いている。
「あ、あ…止めてくだ……ああっ!」
「…相変わらず良い反応をする体だの…そなたが女なら軟らかな胸を掴み揉み上げたのにな…残念だ」
「な!?何を言って…あああっ!!」
王様は離し終えると俺の体を抑えた様に開かれたシャツに肌が見えると王様は俺の胸に唇を含み乳首を舌先で何度も舐め回し時にはチクッと痛みを感じる歯で噛み吸い上げる柔らかな唇に肌に伝わる王様の唾液が胸から流れ落ちるのが分かり俺は体がビクン、ビクンと動き体に力が入らず王様に体を預ける事しか出来なかった。
「…体に力が入らない様だの…触って舐めただけだというのに…」
「……っ」
王様は俺の体から離れ服のポケットから小瓶を出して来た
俺はまさか!と思い俺の目の前に小瓶を見せ中にゼリー状の透明色のスライムがモゾモゾと小瓶の中を動く姿が見えていた。
「そなたと出来るのか分からず一応スライムを持って来たが…さっきからそなたに小瓶を見せスライムが何を感じ取ったのか狭い瓶の中を暴れるかの様に動いて居るが……私も初めて見たぞスライムが瓶の中を暴れるのは…余程そなたが気に入ったと見えるの」
「う……嬉しくないです…それよりスライムを持って来ないで下さい」
「いや、念のためと思い持って来ただけだが…駄目か?」
「!お…王様ここは馬車の中です。皆、居るのですよ」
俺は顔を真っ赤に成り王様に言った。
「いや、馬車の中でも出来るし今は騎士だけが居るだけだ見られても何も言わない者達だ」
「私は嫌です……あ、あの…王様?!今騎士だけ居ると言いましたか?」
「ああ、言っていなかったなブランシェ侯爵とユリーナ殿そして娘は3人で少し歩くと言って出掛けた」
「…そうですか」
……人恋しいと言って居たからな…家族と一緒に過ごしていた時の事を思い出したのだろう
「……はぁ…せっかくスライムを持って来たのだが…そうだスライムを使わなくても良いのならヤっても良いのか?」
「ええっ!?…そ、それでも馬車の中は嫌です」
「残念だの…仕方がないのそなたが城に来た時にベッドの中でするとしょうかの…」
「べ……!?」
俺は王様には王妃様がいて後一緒に成りたいと思う人が居るのに何故俺に構うんだこの人はと俺は残念そうにスライムの入った小瓶を王様の服のポケットに仕舞うときだった。
カタカタと小瓶が揺れ始め俺と王様は驚き王様の手に持っている小瓶の蓋が突然空いた。
バコッ!
と小瓶の蓋が宙に浮き俺と王様は驚き小瓶の中に入っていたスライムが勢い良く飛び跳ね俺の口目掛けて飛んで来た
「「!?」」
ベタッとスライムが口に付き俺は驚きスライムを手で掴み取るがヌルヌルツルツルして中々掴めずスライムが唇の周りを動いているようでまるでキスをしている感じでスライムの体がヌルッ…と口の中に入り俺の舌をまるで舐め回すかの様な動きで絡ませ俺は口元に付いているスライムを掴み離そうとするが離れず口の中で冷たいスライムと舌を絡ませ気持ち良いと思い始めた時小さなスライムがどんどん大きくなり王様と俺は驚き大きくなったスライムは人の形を保ち色は着いて居ない透明のままの人の姿で顔の輪郭も分かり良く見ると王様の顔と体付きをしてそのまま俺にキスをしていた。
「んー……んんっ……」
俺はまるで王様からキスをしている感じで人とは違う舌先に酔って仕舞いそうな感じがしていた。
その様子を隣に居た王様がスライムが王様の姿になった為後ろに追い出された状態で透明の人型が俺とキスしている姿が丸見えでとろ~んと成っている俺の顔を見た王様がムッとした様な顔を見せ人型のスライムの背中に手を当て王様の手のひらから光りが放ちスライムの魔力を吸いとって居るかの様に今まで人型のスライムは型が崩れ小さないつものスライムに戻り王様はスライムを小瓶に戻し、いきなり俺にキスをしてきた。
「!?お……んんん~っ!」
王様の手が俺の後ろ頭を掴み激しく口内を舐め回し舌を絡ませ激しいキスが続いた。











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