転生してまで俺の後を追いかけるのは止めろ～父様と僕は兄弟でした～

５１※※

「……っ、はぁ……待っ…んんっ……」
さっきまで王様としていたキスが変わり激しく息も出来ない程王様が攻めて来て何があったのか分からない状態で王様が別人に見え恐いと…思ってしまった。
「はぁ…はぁ……王様待って……」
やっと唇が離れたと思った時王様が俺のシャツをガバッ！と脱がし腕が脱がされたシャツで動けず俺は上半身裸状態で驚き俺の両腕を握り締め胸に吸い付いて来た。
「うあっ！？」
俺は体が跳ねいきなり乳首を吸い付く王様にビクッと成り、荒れている感じがした。
「あっ、ああっ……痛っ…」
「……」
ジュッ、ジュッ…と胸の乳首を吸い上げる力が強くまるで搾り取るような痛みがチクッと成るのが分かった
「お、王様……痛いです…そんなに強く…吸わ……ああっ！？」
カリッ！
と、乳首を噛みビリビリと痛みと刺激が伝わる感じで王様は怒って居るのか？と王様の突然の行動に焦っていた。
「…お…王様…怒って居るのですか？」
「……怒りはしていない…」
ギュッと握り締めている腕にさっき程まで強く吸い付く唇が今度は優しく舌先で乳首の回りを舐め回し俺は混乱していた。
「……はあはあ……ああっ…」
「……」
王様は唇を胸から離した後首筋から舌先をなぞり俺の上半身の体を舐め回し体に触れ愛撫をしているのが分かった…
「……カイト…私の上に乗れ……」
「え？」
「良いから早く来い！」
「え、あ、はい…」
俺は上半身裸の状態だった為シャツを着なおしボタンをはめないまま椅子に座って居る王様の上に乗ることになり何故上に乗ることに成ったのかが分からずただ王様から言われた通りにする事だった。
「……王様…凄く恥ずかしいのですが…」
「何も恥ずかしがる事は無かろう…本当にそなたは恥ずかしがり屋だな…ふふっ…」
「う…笑わないで下さい、これでも我慢している方なのですから…それにこの体勢は女性が膝の上に乗る体勢ではないのですか？私が王様の膝の上を乗ると重いでしょう！？」
俺は王様の前を股がり体を寄せ俺は王様の膝の上に乗る事が出来ず腰を浮かせ膝を椅子に乗せている状態で、王様を見下ろして居るから顔をまともに見れないでいた。
「腰を浮かせているそなたを見上げるのも良いがその体勢だとそなたが私に積極的な感じで迫っているように見えるが良いのか？」
「ええっ？」
迫っていると聞き俺は王様の膝の上に腰を落とし近距離で王様の目の前に居る為顔を見る事も出来ず目を剃らす事が精一杯だった
「…お、重くないですか？王様……」
「いや、そなたは軽いからの…王妃に比べたら……こんな事を言えば王妃が怒るな…」
「王妃様に言わなくて良いですこんな恥ずかしい体勢を…」
「ん？いや、体勢ではなく体重の事を言っているのだが…」
「体重ですか？」
「王妃は痩せてはいるがこの体勢の時に王妃が私の上に乗ると重くての…全体重を掛けて来ると言うかヤっている時は腰が浮くから良いが黙って私の上に座った時はズシッと足にくるからの…」
王様は王妃様との事を話しをしながら然り気無く俺のお尻を触っていた。
「っ…王様お尻に手で掴む様な仕草は止めて下さい」
「ああ、癖での…王妃が私の上に乗るとついヤっている時の状態になって仕舞うのだよ……カイト…駄目か？」
王様は俺のお尻を籾だし俺はそれに対して体がゾクゾクと成るのが分かる感じで王様が腰を動かし誘っている事が分かる
「…お、王様皆がいつ帰って来るのかも分からないのです…こんな事でも見られたら……」
コンコン！「王様今宜しいでしょうか？」
俺が話の途中で馬車の扉からノックをする音が聞こえ騎士の１人が声を掛けていた。俺はビクッとなり王様は俺の体を退かさず俺の頭を自分の体に寄せ扉の方へ王様は見ると声を出した。
「どうしたのだ？」
「失礼致します。じっは…」
カチャ！と、馬車の扉が開く音が聞こえ俺は（ええええ！？）と心の中で叫び今の俺は王様の膝の上に乗り抱き締めている状態で……騎士が扉を開くと驚いた顔を見せ声が止まった事が分かった。
「どうしたのだ？話があるのだろう」
「え、あ…はい、あの…じっは……その……」
騎士は何故か話し方がオロオロとした感じを見せ戸惑っている様に見え言葉に成らない感じでいた。
「…気にするな王妃も知っている事だ…騎士のそなたも見た事があるだろう、ブランシェ家に居たカイトのもう１人の姿だ」
「あ……」
騎士は王様と一緒に庭園で居た時の護衛騎士の１人だった。
今まで３歳のカイトが居たため今は黒髪で大人の姿だった為驚いていた様だった……俺は凄く恥ずかしく騎士のいる扉を見る事が出来なかった。