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「……私の魂を触れてみてどうだい?」
「暖かいよ…とても…」
ユリウスと俺はお互い体を抱き締めまるで確認して居るかの様に俺は広い背中にギュッと服を握り締めていた。
ユリウスの胸に顔を埋めて居るとブランシェ家が使う石鹸の匂いがユリウスの体からしていた。
「……石鹸の匂いがする」
「クスッ、魂でも石鹸の匂いがするんだね」
ユリウスは話し終えた後俺に覆い被さっていた体を起こし白い見馴れたシャツのボタンを外し服を脱ぎ始め鍛え上げた体が目に見えた。
「…相変わらず凄い体付きだな…剣を持っと皆こんな感じに成るのか?」
俺はペタペタとユリウスの胸からお腹の辺りを触りまくった。
「いや、誰もとは限らない私の様になる者も居れば快斗の様に少しだけ分かる者も居る」
「悪かったな少しだけの筋肉で」
「私は快斗の綺麗な体付きが好きだよ抱く相手も筋肉が在ると私も少し抵抗がある…」
ユリウスは話しながら俺のシャツのボタンを外し始めた。
「……快斗のこの体も触れる事が最後だと思うと名残惜しいよ…そして他の者に成って行く快斗を見るのも嫌だね…」
「…他の者って……」
「王様の他にも快斗を狙う輩達が居るかも知れないからね…拒めと快斗に言っても体に触れると感じてしまう快斗には無理だろうね……」
ユリウスは俺の胸に手を当て人差し指で乳首をカリッと触った。
「あっ!?」
ビクッと体が反応をして俺は筋肉のついた腕を手で掴み震えた。
「ほら、乳首を指で触っただけでこの反応だからね」
「っ…好きでこんなに感じ……あっ!?」
ペロッと舌先で乳首を舐めそれだけでも体が反応してしまう
カプッと唇で乳首を含み器用に舌先で乳首の周りを舐め回し乳首の先を舌先でクネクネと動かし唇で含んだ乳首を吸い上げる時は体の力が抜けそうに成りベッドに手を置いているユリウスの腕にただ握り締める事が精一杯だった。
「あっ、ああ…っ……はぁ……はぁ…」
「ふっ…気持ち良いのかい!?いつもより声を抑えて居るね、廊下が気に成るのかな」
ペロッと舌先を乳首に舐めた後上目遣いで俺の顔を見て言った。
「あっ…気にならないのがおかしいだろう……」
「ふっ、周りを気にしているとはまだ余裕が在るという事かな」
ユリウスは俺に言った後俺の上半身を舌で舐め回し俺はそれに耐える事で必死だった。
「ああっ……あっ、あっ…や……ああ……っ」
首筋から胸にお腹までユリウスの唾液でヌルヌルにされユリウスは俺のズボンに手を掛けた。
カチャカチャとズボンのベルトを外す音が聞こえ俺は上半身舐められたせいで体に力が入らなくユリウスにされるがままだった。
「相変わらずの敏感肌だね…体を舐め回しただけなのに力が入らないみたいで私はやり易いけどこれが他の男が触れると思うと嫌に成るね」
「はぁ…はぁ…何で男と決め付けるんだよ…」
「…女は寄っては来るが体までの関係には成らない…その分男が寄り体の関係に持って行ってしまう2人の快斗とカイトには男を引き付ける魅了が在るのかも知れないね…私には嬉しく無い事だが……」
「…それって俺も嬉しく無い……」
「ふっ」とユリウスが声に出し笑い俺に唇を重ね器用な手つきでズボンと下着を脱がしていった。




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