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捜索と贈物

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「っ、邪魔」

「つい触れたくなってしまうんだよ」

「髪洗うから離して」

大きな猫目が俺のことを睨みつけてきて、その視線にゾクゾクと全身が震える。この一瞬の間でもイズの美しい瞳に俺だけを映してくれている事実が尊い。

もっと見て欲しい、睨んだっていい。イズの視線ならどんなものだってご褒美だからね。

「もっとこっちを見て」

顎を掴んで無理矢理背後からイズの唇に吸い付く。もがくイズを押さえつけて、舌をねじ込むと、イズの舌を絡めとって舐め回してあげる。

息苦しさで顔を赤くさせるイズは色っぽくて、表情の1つすら見逃さないように凝視しながら、愛おしいイズの全てを堪能していく。

「んんっ!」

「あはは、暴れないで」

キスをしながら前へと手を伸ばすと、柔らかくヘタレているそれを優しく刺激してあげる。そうすると、あっという間にイズはふやけた顔になって、可愛いく鳴き始めるんだ。

その甘い音を聴きながら気持ちのいい場所を刺激してあげる。喘ぎ声と先端から滴る愛液から奏でられる音が混ざり合い、お互いの荒い吐息が合わさると、まるで交響曲のようにシャワールームを卑猥な音楽が満たしてくれる。

この空間は正に天国。

「壁に手をついて」

「いや、だっ、んん!」

「お願い」

耳たぶを甘噛みしながらお願いすれば、イズは渋々言う通りにしてくれる。

下半身には手を添えたまま、突き出されたお尻に自身の昂りを擦りつけてやる。興奮が高まっていき、我慢できずに後蕾へと指を挿入すると、イズの背が跳ねた。

その綺麗で華奢な背に舌を這わせると、赤い愛の印を付けていく。

「今、何本入ってるか分かるかい?」

「知るわけ、ない、だろ」

「正解は2本だよ」
「ひっ、ああ!」

正解を言うのと同時に前立腺を刺激してあげると、イズは悲鳴のような喘ぎ声をあげて勢いよく果てた。

壁に無駄打ちされた精液を見つめながら、勿体ないなって思う。イズのモノならいくらでも飲んであげるのに。
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