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第41話 【番外編:異世界版クリスマス】
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私は、ワトソン伯爵家に仕えるメイドのマリアと申します。
今日は、この国の女神様の生誕を祝う
特別な日です。
休日なので旦那様も奥様もキース様もニコルお嬢様も広間に揃っています。
この聖なる日は、家族と過ごすのが一般的ですが、恋人と過ごす方もいらっしゃいます。
私はもちろん、このお屋敷に仕えていますので、こちらで過ごします。
『あぁ……雪ですね……』
私がここにお世話になりはじめたのは約6年前。
ご主人様であるニコルお嬢様が5歳の時で、
今日のように雪が降っている日でした。
その頃からすでにニコル様は、
小さいお身体で病の辛さに耐えながら、
ほとんどをお部屋の中で過ごされていました。
今でもその事を思い出すと辛くなりますが、
目の前にいる元気なニコルお嬢様を見ると、
本当に嬉しく胸が熱くなります。
昨日は、侍従全員でお屋敷の飾り付けをし、
今日の聖なる日のためにパーティーの準備を進めてきました。
旦那様と奥様は本当にお優しい方で、
わたしたち侍従もパーティーに参加させてくださいます。
「ねえ!マリア!わたし、マリアにプレゼントがあるの!」
突然ニコルお嬢様がこちらに駆け寄って来たと思ったら、なにやら手には箱を抱えていらっしゃいます。
そしてなんだか恥ずかしそうにモジモジしていらっしゃる…?
あまりの可愛らしさに、卒倒しそうになりますが、気を確かに持ってありがたく受け取ります。
「わぁ……!私にもプレゼントを?ニコルお嬢様、こちらは今開けても良いのですか?」
そう聞くと、ブンブンと音が聞こえそうなほど頷いていらっしゃる。
―――カサッ…
丁寧に包装を外し箱を開けてみると、
そこにはボトルがふたつはいっていました。
「これは……!」
「そうよ!この間私がお試しでヘアケアセットを作っていたでしょう?それからもっと髪が綺麗になったと言ってくれてたから…
マリアの分をつくったの!香りはローズよ!マリアに似合うと思って。」
そう言うとニコルお嬢様は、照れたように俯かれました。
わたしは胸がいっぱいになって、
ついつい涙を零してしまいました。
「ちょっと!マリアどうしたの?
泣いているの?嫌だった?よしよし、よしよし……」
「ちが…ちがいます、お嬢様。
私は今とても幸せなんです。
本当にありがとうございます……!」
私は、このワトソン伯爵家に、
ニコルお嬢様に仕えることができて
本当に幸運だとおもいます。
ここが、ここにいるみなさんが、
お嬢様のことが、だいすきです。
どうかこの先も、ずっとずっと
みなさんが幸せに、一緒に、聖なる日を過ごせますように。
今日は、この国の女神様の生誕を祝う
特別な日です。
休日なので旦那様も奥様もキース様もニコルお嬢様も広間に揃っています。
この聖なる日は、家族と過ごすのが一般的ですが、恋人と過ごす方もいらっしゃいます。
私はもちろん、このお屋敷に仕えていますので、こちらで過ごします。
『あぁ……雪ですね……』
私がここにお世話になりはじめたのは約6年前。
ご主人様であるニコルお嬢様が5歳の時で、
今日のように雪が降っている日でした。
その頃からすでにニコル様は、
小さいお身体で病の辛さに耐えながら、
ほとんどをお部屋の中で過ごされていました。
今でもその事を思い出すと辛くなりますが、
目の前にいる元気なニコルお嬢様を見ると、
本当に嬉しく胸が熱くなります。
昨日は、侍従全員でお屋敷の飾り付けをし、
今日の聖なる日のためにパーティーの準備を進めてきました。
旦那様と奥様は本当にお優しい方で、
わたしたち侍従もパーティーに参加させてくださいます。
「ねえ!マリア!わたし、マリアにプレゼントがあるの!」
突然ニコルお嬢様がこちらに駆け寄って来たと思ったら、なにやら手には箱を抱えていらっしゃいます。
そしてなんだか恥ずかしそうにモジモジしていらっしゃる…?
あまりの可愛らしさに、卒倒しそうになりますが、気を確かに持ってありがたく受け取ります。
「わぁ……!私にもプレゼントを?ニコルお嬢様、こちらは今開けても良いのですか?」
そう聞くと、ブンブンと音が聞こえそうなほど頷いていらっしゃる。
―――カサッ…
丁寧に包装を外し箱を開けてみると、
そこにはボトルがふたつはいっていました。
「これは……!」
「そうよ!この間私がお試しでヘアケアセットを作っていたでしょう?それからもっと髪が綺麗になったと言ってくれてたから…
マリアの分をつくったの!香りはローズよ!マリアに似合うと思って。」
そう言うとニコルお嬢様は、照れたように俯かれました。
わたしは胸がいっぱいになって、
ついつい涙を零してしまいました。
「ちょっと!マリアどうしたの?
泣いているの?嫌だった?よしよし、よしよし……」
「ちが…ちがいます、お嬢様。
私は今とても幸せなんです。
本当にありがとうございます……!」
私は、このワトソン伯爵家に、
ニコルお嬢様に仕えることができて
本当に幸運だとおもいます。
ここが、ここにいるみなさんが、
お嬢様のことが、だいすきです。
どうかこの先も、ずっとずっと
みなさんが幸せに、一緒に、聖なる日を過ごせますように。
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