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⑤初めてのデート
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チェーザレ・コルシカという少年は、誰が見ても優秀だった。
人当たりが良く、成績も優秀で品行方正。見た目も涼やかで、モテる。
ただ、常に弟と一緒にいるせいで、他人が入り込む隙がない。それにどこか、世間を一歩引いたような空気を纏っていて、それがまた同級生たちを遠ざけていた。
けれど、生い立ちを考えれば無理もない。
コルシカ家は醸造所を営んでおり、夜の仕事に馴染みが深い。
この世界でも“夜の仕事”はどこか低く見られる傾向があり、真っ当に名を上げようと思えば、相当の努力が必要だ。
偏見に晒される中で、チェーザレとチェーリオは互いに寄り添うように生きてきた。
彼らには絶対の味方が必要だったのだ。
だから、あの密な関係のあいだに僕が入り込んでいいのか――正直、自信はなかった。
「君は僕とチェーリオが別の人間だと言うのだから、好きになる相手も別々でいいだろう?」
「それはそうだけど……僕じゃなくてもいいだろ。僕には婚約者もいるし、女の子が好きだし」
「でも婚約は破棄になるんだろう? それに、君には女の子より大型犬種の僕の方が合っているよ」
「いや、まだ破棄になってないし。それに、君が本当に大型犬種かどうかもわからないし」
「大型犬種だよ。ほら、見てごらん。この太い前脚はハスキーの血統だ。牙もあるし、舌も肉厚だ。試してみる?」
チェーザレは口に突っ込んだ手をぐいと引いて、牙を見せた。確かに鋭い。
でも――。
「僕はそういうのに惹かれないんだってば」
「羊なのに? じゃあどうしてディーノと婚約したんだ」
「それは……家同士の取り決めで」
「家同士の? 政略結婚は嫌だと言っていたのに?」
「嫌だけど、無視はできないだろ」
「納得いかないな。家ではなく、僕自身を見てほしい」
真っすぐに僕を見つめるチェーザレの瞳が熱い。
なんでそんなに僕に拘るんだよ。
「チェーザレ。僕らは出会ったばかりだろう? どうしてそんなに熱心なのか、理由がわからない」
すると彼は、急に「運命だ」と言い出した。それまでそんな素振りはなかったのに。
「君は特別なんだよ。きっと僕のことを理解したら、君も僕を選ぶ。絶対に」
その“確信”めいた言葉が怖かった。
でも、同じ学校の生徒を突き放すのも難しい。
彼はただ“好きだ”と言い、自分を選んでくれと願っているだけなのだ。
この世界では、恋に積極的なのはむしろ普通だ。咎める理由なんて、どこにもない。
「チェーリオも何とか言ってよ。二人の間を僕が邪魔してるみたいで、悪いだろ?」
当然のように隣にいたチェーリオに助けを求めたが、彼はわふわふと食べていた弁当から顔を上げて首を振った。
「別に」
「別にって、騒がしくないの? 僕がいるとミルコもついてくるし」
「平気。二人は小さいから、邪魔じゃない」
「君だって大して変わらないだろう!」
ミルコが怒鳴っても、チェーリオは全く動じない。基本的に兄以外のことには興味がないらしい。
「それよりも、この丼弁当っていうのは良いな。ご飯に味が染みてて美味しいし、食べやすい」
「君が知らなかっただけで、飯場では普通の食事だよ」
前世では当たり前だった“丼飯”が、この世界の上流階級では下品なものとして扱われている。
だから僕はこっそり弁当にして持ってきていたのだが、チェーリオに見つかってしまい、あっさり奪われた。
「どうしてエミーリオが飯場の食事を知ってるの?」
チェーリオの鋭い指摘に言葉を詰まらせる。――前世で食べていたから、なんて言えるわけがない。
困っていると、チェーザレが助け舟を出してくれた。
「紡績工場の人たちが食べていたんだろう。跡取りとして視察くらいは行くだろう?」
「あ、うん。……でも僕は家の跡取りじゃないよ。家は姉さんが継ぐんだ」
僕は会社経営なんて向いていないし、家の手伝いをして暮らせればいいと思っている。
この世界では同性でも番うことができるから、むしろ女性が跡を継ぐ例の方が多い。
男の婚約者を持つ僕が継ぐ方がおかしいのだ。
「家を継がないなら、なおさら伴侶は僕でいいじゃないか」
「良くないよ。僕は恋愛結婚がしたいんだ」
「だから僕と恋愛をしよう。大事にするから」
その言葉に、ほんの一瞬だけ心が揺れた。
だって前世の僕は、誰にも選ばれなかったから。
“恋”とか“運命”なんて、ドラマの中の出来事で、少し憧れていた。
「恋愛って……何をすればいいの?」
「エミーリオ!」
ミルコが目を剥く。そんなに驚かなくてもいいだろ。
ただ興味があるだけなのに。
「そうだね、二人きりで会って、語り合って、手を繋いで、キスをして……僕はもちろん、その先もしたい」
「んん……それ以上は、まだ早いかな。でも、デートくらいならしてもいいよ」
「エミーリオッ!」
ミルコの怒声を背に、僕は少し笑った。
前世でも今生でも、デートなんてしたことがない。
一度くらいしてみてもいいじゃないか。
同性の同級生なら、友達同士で遊ぶのと変わらない。
そう言うと、ミルコは「だったら僕と遊ぶのと同じじゃないか」と言った。
「あれ……確かに」
ミルコと遊ぶのと変わらないなら、意味はないかも――と唸っていたら、チェーザレが笑って言った。
「相手が違うだけで、ずいぶん違うさ。僕は幼馴染じゃないし、君を大切にエスコートする。きっと“これがデートなんだ”って、わかってもらえる」
「なるほど。君、経験あるの?」
「まあね」
意外だった。弟以外にも目を向けることがあるのか。
でも、僕に言い寄ってくるくらいだから、恋愛経験くらいあるのだろう。
「それじゃあ、してみようか」
「エミーリオッ!」
「ミルコ、君が言ってただろ。僕が箱入りになっちゃうって。デートくらい、しておいた方がいいよ。相手は同級生だし、泊まりじゃないし」
「当たり前だろ!」
「ならいいじゃない。行き先はちゃんと教えるから」
「エミーリオ……!」
涙目で抗議するミルコを見て、心が痛んだ。
可愛いミルコを泣かせてまで行く必要があるのか――でも、やっぱりデートをしてみたかった。
今生でも“普通の恋愛”は難しそうだから。せめて真似事だけでも。
「夕方までには帰るから」
そう言って出かけたデートは、結果だけ言えば――大失敗だった。
好きでもない人と出かけて、楽しいはずがなかったのだ。
***
「エミーリオ、風が当たるよ」
そう言って肩を抱き寄せられても白けるだけだし。
「エミーリオ、君の瞳は緑柱石のようだ」
腰を抱かれ、至近距離で覗き込まれても、何も感じない。
むしろどんどん気持ちが冷めていく。
この人は何を一人で盛り上がっているんだろう――そう思ってしまうのだ。
もちろん、マナー違反なのは僕の方だ。
同じ気持ちになれなくても、少なくとも“楽しい顔”くらいはすべきだ。
そう思うのに、落胆が表情に出てしまう。
そんな僕を気遣うように、チェーザレが柔らかく言った。
「やはり、雨の日に出かけるのは良くなかったね」
「うん。毛がしょんぼりしちゃう」
羊の獣人が湿気に弱いのは本当だ。
目の上に垂れた巻き毛が鬱陶しい。
「次は、天気の良い日に誘ってもいいかな?」
「えっと……次はチェーリオとミルコも誘おう。大勢の方が楽しいし」
「そうだね。じゃあ、次のデートはもう少し“二人きり”に慣れてからにしようか」
遠回しに断ったつもりが、まるで通じていない。
チェーザレの“諦めない”熱が、ひたひたと迫ってくるようで、背筋が冷えた。
「大丈夫。僕たちは運命だからね」
――“運命”。
憧れていたはずのその言葉が、この時の僕には、呪いのように聞こえた。
人当たりが良く、成績も優秀で品行方正。見た目も涼やかで、モテる。
ただ、常に弟と一緒にいるせいで、他人が入り込む隙がない。それにどこか、世間を一歩引いたような空気を纏っていて、それがまた同級生たちを遠ざけていた。
けれど、生い立ちを考えれば無理もない。
コルシカ家は醸造所を営んでおり、夜の仕事に馴染みが深い。
この世界でも“夜の仕事”はどこか低く見られる傾向があり、真っ当に名を上げようと思えば、相当の努力が必要だ。
偏見に晒される中で、チェーザレとチェーリオは互いに寄り添うように生きてきた。
彼らには絶対の味方が必要だったのだ。
だから、あの密な関係のあいだに僕が入り込んでいいのか――正直、自信はなかった。
「君は僕とチェーリオが別の人間だと言うのだから、好きになる相手も別々でいいだろう?」
「それはそうだけど……僕じゃなくてもいいだろ。僕には婚約者もいるし、女の子が好きだし」
「でも婚約は破棄になるんだろう? それに、君には女の子より大型犬種の僕の方が合っているよ」
「いや、まだ破棄になってないし。それに、君が本当に大型犬種かどうかもわからないし」
「大型犬種だよ。ほら、見てごらん。この太い前脚はハスキーの血統だ。牙もあるし、舌も肉厚だ。試してみる?」
チェーザレは口に突っ込んだ手をぐいと引いて、牙を見せた。確かに鋭い。
でも――。
「僕はそういうのに惹かれないんだってば」
「羊なのに? じゃあどうしてディーノと婚約したんだ」
「それは……家同士の取り決めで」
「家同士の? 政略結婚は嫌だと言っていたのに?」
「嫌だけど、無視はできないだろ」
「納得いかないな。家ではなく、僕自身を見てほしい」
真っすぐに僕を見つめるチェーザレの瞳が熱い。
なんでそんなに僕に拘るんだよ。
「チェーザレ。僕らは出会ったばかりだろう? どうしてそんなに熱心なのか、理由がわからない」
すると彼は、急に「運命だ」と言い出した。それまでそんな素振りはなかったのに。
「君は特別なんだよ。きっと僕のことを理解したら、君も僕を選ぶ。絶対に」
その“確信”めいた言葉が怖かった。
でも、同じ学校の生徒を突き放すのも難しい。
彼はただ“好きだ”と言い、自分を選んでくれと願っているだけなのだ。
この世界では、恋に積極的なのはむしろ普通だ。咎める理由なんて、どこにもない。
「チェーリオも何とか言ってよ。二人の間を僕が邪魔してるみたいで、悪いだろ?」
当然のように隣にいたチェーリオに助けを求めたが、彼はわふわふと食べていた弁当から顔を上げて首を振った。
「別に」
「別にって、騒がしくないの? 僕がいるとミルコもついてくるし」
「平気。二人は小さいから、邪魔じゃない」
「君だって大して変わらないだろう!」
ミルコが怒鳴っても、チェーリオは全く動じない。基本的に兄以外のことには興味がないらしい。
「それよりも、この丼弁当っていうのは良いな。ご飯に味が染みてて美味しいし、食べやすい」
「君が知らなかっただけで、飯場では普通の食事だよ」
前世では当たり前だった“丼飯”が、この世界の上流階級では下品なものとして扱われている。
だから僕はこっそり弁当にして持ってきていたのだが、チェーリオに見つかってしまい、あっさり奪われた。
「どうしてエミーリオが飯場の食事を知ってるの?」
チェーリオの鋭い指摘に言葉を詰まらせる。――前世で食べていたから、なんて言えるわけがない。
困っていると、チェーザレが助け舟を出してくれた。
「紡績工場の人たちが食べていたんだろう。跡取りとして視察くらいは行くだろう?」
「あ、うん。……でも僕は家の跡取りじゃないよ。家は姉さんが継ぐんだ」
僕は会社経営なんて向いていないし、家の手伝いをして暮らせればいいと思っている。
この世界では同性でも番うことができるから、むしろ女性が跡を継ぐ例の方が多い。
男の婚約者を持つ僕が継ぐ方がおかしいのだ。
「家を継がないなら、なおさら伴侶は僕でいいじゃないか」
「良くないよ。僕は恋愛結婚がしたいんだ」
「だから僕と恋愛をしよう。大事にするから」
その言葉に、ほんの一瞬だけ心が揺れた。
だって前世の僕は、誰にも選ばれなかったから。
“恋”とか“運命”なんて、ドラマの中の出来事で、少し憧れていた。
「恋愛って……何をすればいいの?」
「エミーリオ!」
ミルコが目を剥く。そんなに驚かなくてもいいだろ。
ただ興味があるだけなのに。
「そうだね、二人きりで会って、語り合って、手を繋いで、キスをして……僕はもちろん、その先もしたい」
「んん……それ以上は、まだ早いかな。でも、デートくらいならしてもいいよ」
「エミーリオッ!」
ミルコの怒声を背に、僕は少し笑った。
前世でも今生でも、デートなんてしたことがない。
一度くらいしてみてもいいじゃないか。
同性の同級生なら、友達同士で遊ぶのと変わらない。
そう言うと、ミルコは「だったら僕と遊ぶのと同じじゃないか」と言った。
「あれ……確かに」
ミルコと遊ぶのと変わらないなら、意味はないかも――と唸っていたら、チェーザレが笑って言った。
「相手が違うだけで、ずいぶん違うさ。僕は幼馴染じゃないし、君を大切にエスコートする。きっと“これがデートなんだ”って、わかってもらえる」
「なるほど。君、経験あるの?」
「まあね」
意外だった。弟以外にも目を向けることがあるのか。
でも、僕に言い寄ってくるくらいだから、恋愛経験くらいあるのだろう。
「それじゃあ、してみようか」
「エミーリオッ!」
「ミルコ、君が言ってただろ。僕が箱入りになっちゃうって。デートくらい、しておいた方がいいよ。相手は同級生だし、泊まりじゃないし」
「当たり前だろ!」
「ならいいじゃない。行き先はちゃんと教えるから」
「エミーリオ……!」
涙目で抗議するミルコを見て、心が痛んだ。
可愛いミルコを泣かせてまで行く必要があるのか――でも、やっぱりデートをしてみたかった。
今生でも“普通の恋愛”は難しそうだから。せめて真似事だけでも。
「夕方までには帰るから」
そう言って出かけたデートは、結果だけ言えば――大失敗だった。
好きでもない人と出かけて、楽しいはずがなかったのだ。
***
「エミーリオ、風が当たるよ」
そう言って肩を抱き寄せられても白けるだけだし。
「エミーリオ、君の瞳は緑柱石のようだ」
腰を抱かれ、至近距離で覗き込まれても、何も感じない。
むしろどんどん気持ちが冷めていく。
この人は何を一人で盛り上がっているんだろう――そう思ってしまうのだ。
もちろん、マナー違反なのは僕の方だ。
同じ気持ちになれなくても、少なくとも“楽しい顔”くらいはすべきだ。
そう思うのに、落胆が表情に出てしまう。
そんな僕を気遣うように、チェーザレが柔らかく言った。
「やはり、雨の日に出かけるのは良くなかったね」
「うん。毛がしょんぼりしちゃう」
羊の獣人が湿気に弱いのは本当だ。
目の上に垂れた巻き毛が鬱陶しい。
「次は、天気の良い日に誘ってもいいかな?」
「えっと……次はチェーリオとミルコも誘おう。大勢の方が楽しいし」
「そうだね。じゃあ、次のデートはもう少し“二人きり”に慣れてからにしようか」
遠回しに断ったつもりが、まるで通じていない。
チェーザレの“諦めない”熱が、ひたひたと迫ってくるようで、背筋が冷えた。
「大丈夫。僕たちは運命だからね」
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