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⑦姉の婚約者
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「ちょっと、エミーリオ! あなた――」
着飾った僕を見て、姉が目を三角にした。父は少し驚いたような顔をしたけれど、咎めるつもりはなさそうだ。
僕は悠然と部屋を見回した。
一人掛けの椅子に腰かけている男が、姉の婚約者らしい。痩せぎすで、目が細く、表情が読めない。温和そうではあるけど、それだけの――どこにでもいる平凡な男に見えた。
(ふむふむ、少なくとも目の色は変えていないな)
この世界で生まれ変わってから知ったことのひとつに、「淡い色の瞳は感情で変化する」というものがある。
濃淡の違いだけの人もいれば、淡いブルーが翡翠色に変わる人もいる。僕の新緑の瞳も興奮すると金色になる。
自分ではあまり見ないけれど、あれはちょっと獣みたいで怖い。
「ピエトロさん、長男のエミーリオです。隣は息子の幼馴染みのミルコ・サンテス。サンテス家の末息子です。エミーリオ、こちらはピエトロ・モンドさんだ」
父に紹介されてスッと前に出る。それだけでみんなの視線が集まった。
僕はその場の空気を読んで支配することができる。どう動けば視線を集められるのか、なんとなくわかるのだ。
「初めまして。エミーリオです」
輝くような笑みを向ける。恥ずかしいけれど、何度も褒められてきた微笑みだ。
だが、モンドさんの表情は動かない。にこやかではあるが、愛想笑いの域を出ていない。
――このくらいじゃ駄目ってこと?
「どうぞ宜しく」
彼は素っ気なくそう言い、僕の手を取った。けれど、握手の手を離そうとしない。
まさかとは思ったけれど、やっぱり――エロジジイか? と失望しかけた瞬間、モンドさんの真顔に気づく。
深刻な、まるで何かを見透かすような目。
「エミーリオ君から、悪しき者の気配がします」
「悪しき者?」
「古い力です」
僕は苦笑しかけて、やめた。モンドさんの声には冗談の響きがまるでなかった。
「僕は、呪われてるの?」
思わず囁いた。
もし転生の理由が呪いなら、僕の“死”に悪しき存在が関わっていたのかもしれない。
そう考えると、妙にしっくりくる。僕は人災で死んだ。あの出来事が仕組まれたものだったとしても、おかしくはない。
胸がずきりと疼き、僕は慌てて頭を振った。
「悪しき気配って、消せないんですか?」
「わかりません。狐の獣人は気配に敏感なだけです。それ以上の力は持たない。もっと強い者に頼るべきでしょう」
「それって――」
「ええ。君の婚約者は、狼の獣人だとか。しかもオルシーニ家の次代の長だと聞きました」
「それは聞いてない!」
いや本当に、ディーノが次のオルシーニ家の当主だなんて聞いてないよ。
僕は信じられない、という顔で父を見た。
「お前と婚約した時点ではまだ決まってなかった」
「決まった時に教えてよ! 何の連絡もないから、てっきりもう婚約は流れたと思ってた!」
抗議する僕に、父は呆れたようにため息をついた。
「そのピアスも指輪も、全部ディーノが贈ってきたものだぞ。誕生日ごとに律儀に。求愛の印だ」
「たから聞いてないってば!」
求愛? 知っていたら、身に着けたりしなかったのに。
「贈ったものをお前が身に着けていると思って恋心を募らせている――可愛いじゃないか」
「やめてよぉ……」
そんな言い方をされると、少し罪悪感が疼く。僕は彼のことなんて、すっかり忘れていたのに。
「じゃあ結局、婚約の話はいきているんだね?」
「当然だ」
どうやら知らないのは僕だけだった。
「……ディーノが獣性をコントロールできるようになったら、僕に会いに来ると思う?」
「それは来るだろう。お前に会うために努力してる」
「僕に会うために……」
そんなに懐かれる理由なんて、ないのに。
婚約は家同士の決め事だし、昔一度、ほんの少し顔を合わせただけだ。
でも彼が僕に義務以上のものを求めているなら、何かを期待して、夢を見ているなら、ほんの少しは応えてあげたい。だって彼はあの仔犬なんだもの。
「逢いに来たら、話すくらいはしてもいいよ」
「お前からは行かないのか?」
「だって、逢いたいのは僕じゃないし」
「それもそうだな」
あっさり同意されて、なんだか腹が立った。別に婚約者なんだから、僕から訪ねたっていいじゃないか――そう思うのに、口にできなかった。
だって、これまで放っておいた癖に今になって何の用だと言われたら、言葉を返せない。
「エミーリオ君は、結婚まで婚約者と会わないつもりですか?」
「そのつもりでしたけど……」
「逢った方がいいですよ」
「それは、勘ですか?」
「勘というより――勿体ないでしょう」
「勿体ない?」
「ええ。使えるものは、何でも使うべきです」
穏やかな笑顔で言うその一言に、背筋が冷たくなった。
――父の連れてくる男が平凡なはず、なかった。
「姉さん、この人でいいの?」
こっそりと姉に訊ねたが、姉はモンドさんの怖さをわかっていないみたいで、何がと聞き返してきた。トーニオに惚れていたことといい、姉はちょっと人を見る目がないと思う。
「姉さんが良いなら良いよ」
どうにも腹の中が読めないけど、芯から悪い人ではないみたいだ。
もっとも僕だって、トーニオを“悪い奴じゃない”と思っていたのだから、人を見る目に自信はないけど。
「ミルコ、逢いに行く時は付き合ってよ」
モンドさんの言葉でディーノに逢いに行く気にはなったものの、一人では勇気が出ずにミルコを巻き込もうとする。
ミルコだって僕が結婚したら頻繁に顔を合わせることになるのだし、挨拶くらいしておいた方が良いだろう。そう言ったら、ミルコが眉間にシワを寄せて両腕を組んで言い返してきた。
「結婚したらって、君は随分と当たり前のように語ったけれど、嫌なんじゃなかったの? いつの間に気持ちが変わった?」
「っ! それ、は……」
確かに僕は無意識に結婚を受け入れていた。漠然と、いつかはディーノと結婚するものとして未来を語っていた。僕は男なんて、年下なんてっていつから思わなくなったんだろう?
「それは、婚約自体を忘れていたから――」
「そうだね。エミーリオは流されやすいしうっかりさんだから、僕が気を付けないとねっ! チェーザレの口車に乗せられて、デートに行くくらいだしねっ!」
「それを言わないでよ」
失敗したデートの記憶が蘇り、頬が熱くなる。だが、彼の名を思い出したことで――婚約破棄の理由を思い出した。
「チェーリオが嫌がるし、やっぱりもう一度よく考えてみる。その為にもディーノに逢いに行くよ。ミルコも来てくれるだろう?」
「……まあ、君にはお目付け役が必要だからね」
「うん、よろしく」
ほっとして笑うと、ミルコが僕の髪をぐしゃぐしゃにした。
「やめてよ!」
「どうせ直ぐにくるんてなるさ」
「ならないよ、知ってるだろ!」
「知ってる。エミーリオの髪はふわふわの綿菓子みたいな、甘そうなオレンジシャーベット色で……僕が寝ぼけて涎まみれにしても、次の日には元通りだった」
「う……まあ、僕も君を枕にしてたからおあいこだよ」
「そうだね」
やっと機嫌を直したミルコを見て、僕は笑った。
「じゃあ、オルシーニ家に連絡を」
父が訪問の段取りを取り、オルシーニ家は一週間後を指定してきた。
その間、僕は“悪しき者の気配”という言葉を頭の隅で反芻していた。
着飾った僕を見て、姉が目を三角にした。父は少し驚いたような顔をしたけれど、咎めるつもりはなさそうだ。
僕は悠然と部屋を見回した。
一人掛けの椅子に腰かけている男が、姉の婚約者らしい。痩せぎすで、目が細く、表情が読めない。温和そうではあるけど、それだけの――どこにでもいる平凡な男に見えた。
(ふむふむ、少なくとも目の色は変えていないな)
この世界で生まれ変わってから知ったことのひとつに、「淡い色の瞳は感情で変化する」というものがある。
濃淡の違いだけの人もいれば、淡いブルーが翡翠色に変わる人もいる。僕の新緑の瞳も興奮すると金色になる。
自分ではあまり見ないけれど、あれはちょっと獣みたいで怖い。
「ピエトロさん、長男のエミーリオです。隣は息子の幼馴染みのミルコ・サンテス。サンテス家の末息子です。エミーリオ、こちらはピエトロ・モンドさんだ」
父に紹介されてスッと前に出る。それだけでみんなの視線が集まった。
僕はその場の空気を読んで支配することができる。どう動けば視線を集められるのか、なんとなくわかるのだ。
「初めまして。エミーリオです」
輝くような笑みを向ける。恥ずかしいけれど、何度も褒められてきた微笑みだ。
だが、モンドさんの表情は動かない。にこやかではあるが、愛想笑いの域を出ていない。
――このくらいじゃ駄目ってこと?
「どうぞ宜しく」
彼は素っ気なくそう言い、僕の手を取った。けれど、握手の手を離そうとしない。
まさかとは思ったけれど、やっぱり――エロジジイか? と失望しかけた瞬間、モンドさんの真顔に気づく。
深刻な、まるで何かを見透かすような目。
「エミーリオ君から、悪しき者の気配がします」
「悪しき者?」
「古い力です」
僕は苦笑しかけて、やめた。モンドさんの声には冗談の響きがまるでなかった。
「僕は、呪われてるの?」
思わず囁いた。
もし転生の理由が呪いなら、僕の“死”に悪しき存在が関わっていたのかもしれない。
そう考えると、妙にしっくりくる。僕は人災で死んだ。あの出来事が仕組まれたものだったとしても、おかしくはない。
胸がずきりと疼き、僕は慌てて頭を振った。
「悪しき気配って、消せないんですか?」
「わかりません。狐の獣人は気配に敏感なだけです。それ以上の力は持たない。もっと強い者に頼るべきでしょう」
「それって――」
「ええ。君の婚約者は、狼の獣人だとか。しかもオルシーニ家の次代の長だと聞きました」
「それは聞いてない!」
いや本当に、ディーノが次のオルシーニ家の当主だなんて聞いてないよ。
僕は信じられない、という顔で父を見た。
「お前と婚約した時点ではまだ決まってなかった」
「決まった時に教えてよ! 何の連絡もないから、てっきりもう婚約は流れたと思ってた!」
抗議する僕に、父は呆れたようにため息をついた。
「そのピアスも指輪も、全部ディーノが贈ってきたものだぞ。誕生日ごとに律儀に。求愛の印だ」
「たから聞いてないってば!」
求愛? 知っていたら、身に着けたりしなかったのに。
「贈ったものをお前が身に着けていると思って恋心を募らせている――可愛いじゃないか」
「やめてよぉ……」
そんな言い方をされると、少し罪悪感が疼く。僕は彼のことなんて、すっかり忘れていたのに。
「じゃあ結局、婚約の話はいきているんだね?」
「当然だ」
どうやら知らないのは僕だけだった。
「……ディーノが獣性をコントロールできるようになったら、僕に会いに来ると思う?」
「それは来るだろう。お前に会うために努力してる」
「僕に会うために……」
そんなに懐かれる理由なんて、ないのに。
婚約は家同士の決め事だし、昔一度、ほんの少し顔を合わせただけだ。
でも彼が僕に義務以上のものを求めているなら、何かを期待して、夢を見ているなら、ほんの少しは応えてあげたい。だって彼はあの仔犬なんだもの。
「逢いに来たら、話すくらいはしてもいいよ」
「お前からは行かないのか?」
「だって、逢いたいのは僕じゃないし」
「それもそうだな」
あっさり同意されて、なんだか腹が立った。別に婚約者なんだから、僕から訪ねたっていいじゃないか――そう思うのに、口にできなかった。
だって、これまで放っておいた癖に今になって何の用だと言われたら、言葉を返せない。
「エミーリオ君は、結婚まで婚約者と会わないつもりですか?」
「そのつもりでしたけど……」
「逢った方がいいですよ」
「それは、勘ですか?」
「勘というより――勿体ないでしょう」
「勿体ない?」
「ええ。使えるものは、何でも使うべきです」
穏やかな笑顔で言うその一言に、背筋が冷たくなった。
――父の連れてくる男が平凡なはず、なかった。
「姉さん、この人でいいの?」
こっそりと姉に訊ねたが、姉はモンドさんの怖さをわかっていないみたいで、何がと聞き返してきた。トーニオに惚れていたことといい、姉はちょっと人を見る目がないと思う。
「姉さんが良いなら良いよ」
どうにも腹の中が読めないけど、芯から悪い人ではないみたいだ。
もっとも僕だって、トーニオを“悪い奴じゃない”と思っていたのだから、人を見る目に自信はないけど。
「ミルコ、逢いに行く時は付き合ってよ」
モンドさんの言葉でディーノに逢いに行く気にはなったものの、一人では勇気が出ずにミルコを巻き込もうとする。
ミルコだって僕が結婚したら頻繁に顔を合わせることになるのだし、挨拶くらいしておいた方が良いだろう。そう言ったら、ミルコが眉間にシワを寄せて両腕を組んで言い返してきた。
「結婚したらって、君は随分と当たり前のように語ったけれど、嫌なんじゃなかったの? いつの間に気持ちが変わった?」
「っ! それ、は……」
確かに僕は無意識に結婚を受け入れていた。漠然と、いつかはディーノと結婚するものとして未来を語っていた。僕は男なんて、年下なんてっていつから思わなくなったんだろう?
「それは、婚約自体を忘れていたから――」
「そうだね。エミーリオは流されやすいしうっかりさんだから、僕が気を付けないとねっ! チェーザレの口車に乗せられて、デートに行くくらいだしねっ!」
「それを言わないでよ」
失敗したデートの記憶が蘇り、頬が熱くなる。だが、彼の名を思い出したことで――婚約破棄の理由を思い出した。
「チェーリオが嫌がるし、やっぱりもう一度よく考えてみる。その為にもディーノに逢いに行くよ。ミルコも来てくれるだろう?」
「……まあ、君にはお目付け役が必要だからね」
「うん、よろしく」
ほっとして笑うと、ミルコが僕の髪をぐしゃぐしゃにした。
「やめてよ!」
「どうせ直ぐにくるんてなるさ」
「ならないよ、知ってるだろ!」
「知ってる。エミーリオの髪はふわふわの綿菓子みたいな、甘そうなオレンジシャーベット色で……僕が寝ぼけて涎まみれにしても、次の日には元通りだった」
「う……まあ、僕も君を枕にしてたからおあいこだよ」
「そうだね」
やっと機嫌を直したミルコを見て、僕は笑った。
「じゃあ、オルシーニ家に連絡を」
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