11 / 35
⑧悪しき者
しおりを挟む
僕はミルコと二人、バスに揺られながら窓の外を見ていた。
こうしてぼんやりしていると、ふと前世を思い出す。
僕が死んだのは、高校三年生の春――卒業を目前にした三月のことだった。
大学受験を終え、四月からの新生活に浮かれていたものの、長い休みに遊ぶ相手もいなくて、人生の中休みのようにぽっかりと時間が空いて虚ろだった。
それでも閉じ籠もっているのが勿体なくて、ある日、気まぐれに街へ出た。
花曇りの空の下、デパートを抜けて、工事中の幕の掛かったビルの前を通り過ぎたその時――。
突然、幾つもの悲鳴が上がり、直後に世界が弾けるような衝撃を受けた。
ぐしゃり、と何かが潰れる音。
目が飛び出し、耳から血が溢れ、砕けた意識が霧のように散っていく。
記憶も、五感も、思考も――僕を形づくるすべてが、指の隙間からこぼれ落ちる砂のように消えていった。
痛い。魂が痛い。
引き裂かれた肉体よりも、損なわれた魂の方が、耐え難く悲鳴を上げていた。
死は優しいものではなかった。ただ、恐ろしく、辛く寂しく、惨めだった。
僕はどうしてこんな理不尽な目に遭わされているのだと、誰かを心の底から恨んだ。
けれど、その強烈な恨みすらも、やがて遠のいていった。
すべてが薄れて、完全に消滅していく――そう思った瞬間、何かに強く引き寄せられた。
そして気づけば僕はこの世界に生まれ変わっていて、十四歳になるまでその記憶は魂の底に沈んでいた。
あまりにもおぞましい死だったから、無意識の内に思い出すことを拒んでいたのだ。
僕の頭の上に落ちてきたのが何だったのか、今もわからない。
もしかしたら、あの事故を引き起こしたのが「悪しき者」なのか。
それとも――死にかけた僕をこの世界へと招いてくれた命の恩人なのか?
でも、だとしても随分と乱暴なやり方だ。
あのままなら、僕はきっと消えていたから、こうしてこの世界に生まれ変わったことには感謝している。
けれど――殺されたことを、許せるかと言われたら、それは別の話だ。
なんで僕が、あんな目に遭わなければならなかったのか。理由を知りたい。問い詰めたい。
悪しき者。古い力。
それが何であろうと、僕は今生まで、思い通りにはさせない。
そのためにもディーノに会って、その力が本当に役に立つのか確かめたかった。
――そんな都合のいいことを考えていたのが悪かったのか、訪問は延期になってしまった。
しかも、無期限の。
(えっ? 僕って、もしかして歓迎されてない……?)
父は「向こうは婚姻に積極的だ」と言っていたから、てっきり請われている立場なんだと思っていたけれど。
もしかして家のための、単なる義務感だったのかもしれない。
確かに、僕の取り柄なんて「可愛い」ことと家柄くらいで、この世にはもっと上がいくらでもいるだろう。
「いないよ。幾ら探しても、君みたいに奇跡的に美しい人はいない」
ミルコにそう言われて、照れるよりもげんなりした。
「ちょっとやめてよ。幼馴染みに美しいとか言われると引くから」
「前から思っていたけど、君の自己認識はずれてるよ。どうしてそんなに低く見るんだ? 謙虚を通り越して害だよ」
「う……」
だって、前世があんな終わり方だったし、僕の中身はあの地味な高校生のままだもの。
この外見はまるで借り物みたいで、どうしても引け目を感じてしまう。
しかも中途半端に獣の特徴を持つ身体にも、まだ慣れない。
くるんと巻いた小さな羊の角。
柔らかなミルク色の毛に覆われた身体。
そして、そこだけベイビーピンクの……うう、まるで赤ちゃんみたいで恥ずかしい。
「まあ、君が美貌を鼻にかける様な奴じゃないから僕も気楽に付き合えるんだけどね」
「ミルコが友達でよかったよ」
「……そういうとこだってば」
照れている幼馴染が可愛い。
前世では親友も兄弟もいなかった僕にとって、ミルコの存在はかけがえがない。
思わず抱きしめて頬を擦り寄せた。
「照れてるミルコは可愛いなぁ」
「だからお兄さんぶるなって! 世話してるのは、僕の方だろ!」
「しっかり者の弟で助かるよ」
「弟じゃない!」
腕の中で暴れるミルコを可愛がっていると、コルシカ家の双子がいつの間にか目の前に立っていた。
どうやら同じバスに乗っていたらしい。
「チェーリオ! 学校の外で逢うなんて珍しいね」
「この近くに用事があったんだ。それより、君たちは今日も一緒か。本当に仲がいいね」
「子供の頃からの付き合いだから」
「家同士が親しいのだっけ?」
「そう。気が付いたら隣にいた」
同じ家屋敷で育った訳じゃないけど、感覚としては一緒に育ったに近い。
ミルコがいなかったら、僕の二度目の人生も随分と味気ないものになっていただろう。
「用事って、この辺りに何かあった?」
ここは街の外れなので、僕たちのように紡績工場に行くのでもなければ、用なんて無さそうなものだけれど――。
「この近くで大きな事故があったんだ。チェーザレは事故現場に行くのが趣味だから」
「最近は足が遠のいていたんだけど……エミーリオも、事故現場に行こうとしてたのか?」
何故か目を光らせて聞いてくるチェーザレから、身を引きながら否定する。
「僕たちは工場に、生地のサンプルを貰いに行く所だよ」
「ああ、おつかいか。でも時間があるなら、エミーリオも一緒に行かないか?」
なんだこいつ。ミルコもいるのに僕だけ誘うなんて、失礼な奴だな。
「行かない。僕らは忙しいんだ」
「ほんの少しだから」
やけに熱心に誘われて心底、鬱陶しい。おまけにこちらに伸ばしてきた指の先から、なんだか紫色の靄が出ているような――。
「エミーリオ!」
ミルコがボケっとした僕を背後に被った。そして凛として言い放つ。
「チェーザレ、エミーリオは断っただろう。引き際が悪いよ」
「……ミルコも来ても良いよ?」
「そんな顔で言われてもね」
嘘臭い笑みを浮かべるチェーザレと、目は笑っていないのに口角だけを上げたミルコが一触即発の雰囲気で怖い。
「チェーザレ、事故現場はデートに向いてないよ」
何処かピントの外れたチェーリオの口出しに、僕も全力で乗っかる。
「服も汚れるし、危ないし、ミスチョイスだね!」
「エミーリオ……本当に? 本当に事故現場に興味はないのか?」
「ない」
寧ろ前世を思い出すから近付きたくない。
「……そうか。共に行くのでは出逢ったことにならないものな。それに運命なら、慌てなくても必ず出逢える。必ずだ」
ブツブツと自分に言い聞かせるように呟くチェーザレが怖い。
運命なんて何処が良いんだろう? 僕はそんなの信じないけど、避けがたい運命というのは最早呪いじゃないか。呪いならばかからない方が良いに決まってる。運命なんて、僕はいらない。
「さようなら」
僕は双子に別れを告げ、ミルコの手を取ってバスを降りた。走り出したバスの窓越しに、山羊の顔が見えたので思わず二度見した。
「エミーリオ? どうしたの?」
「今、山羊の獣人が――」
「珍しいね。彼らは山間部にしかいないのに」
「いや、見間違いだったかもしれない。人の体に山羊の顔だったし、黒い山羊だったし」
「ちょっと、エミーリオ」
「ごめん。見間違いだ」
黒い山羊はその昔、不吉だという言い伝えにより迫害されて数を減らした。だから黒い山羊はもう見掛けない。いるのは茶色や白い山羊ばかりで、少なくとも完全変態をした黒山羊はいない。だから見間違いだ。
そう思うものの、どうにも気になって仕方がない。だって黒い山羊は前世でだって不吉だった。
「悪魔……」
「えっ?」
「いや、なんでもない」
実はこの世界に悪魔という概念はない。天使はあるのに対になるものがいないのは不思議だけれど、ないものはない。代わりに悪いもの、不吉なものって考え方があって、悪いことは遠ざけて回避する。
遠ざけるには強いものを身の回りに置くのが良い。モンドさんのアドバイスも、そこから来ているのだろう。
その風習に従うなら、僕にとってのベストは悪しき者が遠ざかるまでディーノに側にいて貰い、いなくなったらはいさようならって――流石にそれはどうなんだ?
「エミーリオ、ウンウン唸ってどうしたの?」
「いや、流石に自分の行動が恥ずかしくなってきてさ」
「恥ずかしい?」
「だって僕は、ディーノを利用することばかり考えてる。応える気持ちもないのにさ」
男なんてとか、年下は嫌だとか、婚約は破棄するとか。散々に嫌がっておいて、使えるところは使おうなんて虫が良すぎる。
けれどミルコは大きく否定した。
「そんなのは当たり前じゃないか、それも駆け引き。僕なら惚れさせて逃がしたりしない。君は優しすぎるんだよ、エミーリオ」
「………」
やけにじっと見つめられて目がチカチカする。
凄い。これが本物のラテンの男。
「ミルコはそんなに好きな人がいるの?」
「……さあね。秘密だよ」
ふいっと視線を外されて、僕は胸がモヤモヤした。幼馴染みが少し遠くにいってしまったような気がした。
こうしてぼんやりしていると、ふと前世を思い出す。
僕が死んだのは、高校三年生の春――卒業を目前にした三月のことだった。
大学受験を終え、四月からの新生活に浮かれていたものの、長い休みに遊ぶ相手もいなくて、人生の中休みのようにぽっかりと時間が空いて虚ろだった。
それでも閉じ籠もっているのが勿体なくて、ある日、気まぐれに街へ出た。
花曇りの空の下、デパートを抜けて、工事中の幕の掛かったビルの前を通り過ぎたその時――。
突然、幾つもの悲鳴が上がり、直後に世界が弾けるような衝撃を受けた。
ぐしゃり、と何かが潰れる音。
目が飛び出し、耳から血が溢れ、砕けた意識が霧のように散っていく。
記憶も、五感も、思考も――僕を形づくるすべてが、指の隙間からこぼれ落ちる砂のように消えていった。
痛い。魂が痛い。
引き裂かれた肉体よりも、損なわれた魂の方が、耐え難く悲鳴を上げていた。
死は優しいものではなかった。ただ、恐ろしく、辛く寂しく、惨めだった。
僕はどうしてこんな理不尽な目に遭わされているのだと、誰かを心の底から恨んだ。
けれど、その強烈な恨みすらも、やがて遠のいていった。
すべてが薄れて、完全に消滅していく――そう思った瞬間、何かに強く引き寄せられた。
そして気づけば僕はこの世界に生まれ変わっていて、十四歳になるまでその記憶は魂の底に沈んでいた。
あまりにもおぞましい死だったから、無意識の内に思い出すことを拒んでいたのだ。
僕の頭の上に落ちてきたのが何だったのか、今もわからない。
もしかしたら、あの事故を引き起こしたのが「悪しき者」なのか。
それとも――死にかけた僕をこの世界へと招いてくれた命の恩人なのか?
でも、だとしても随分と乱暴なやり方だ。
あのままなら、僕はきっと消えていたから、こうしてこの世界に生まれ変わったことには感謝している。
けれど――殺されたことを、許せるかと言われたら、それは別の話だ。
なんで僕が、あんな目に遭わなければならなかったのか。理由を知りたい。問い詰めたい。
悪しき者。古い力。
それが何であろうと、僕は今生まで、思い通りにはさせない。
そのためにもディーノに会って、その力が本当に役に立つのか確かめたかった。
――そんな都合のいいことを考えていたのが悪かったのか、訪問は延期になってしまった。
しかも、無期限の。
(えっ? 僕って、もしかして歓迎されてない……?)
父は「向こうは婚姻に積極的だ」と言っていたから、てっきり請われている立場なんだと思っていたけれど。
もしかして家のための、単なる義務感だったのかもしれない。
確かに、僕の取り柄なんて「可愛い」ことと家柄くらいで、この世にはもっと上がいくらでもいるだろう。
「いないよ。幾ら探しても、君みたいに奇跡的に美しい人はいない」
ミルコにそう言われて、照れるよりもげんなりした。
「ちょっとやめてよ。幼馴染みに美しいとか言われると引くから」
「前から思っていたけど、君の自己認識はずれてるよ。どうしてそんなに低く見るんだ? 謙虚を通り越して害だよ」
「う……」
だって、前世があんな終わり方だったし、僕の中身はあの地味な高校生のままだもの。
この外見はまるで借り物みたいで、どうしても引け目を感じてしまう。
しかも中途半端に獣の特徴を持つ身体にも、まだ慣れない。
くるんと巻いた小さな羊の角。
柔らかなミルク色の毛に覆われた身体。
そして、そこだけベイビーピンクの……うう、まるで赤ちゃんみたいで恥ずかしい。
「まあ、君が美貌を鼻にかける様な奴じゃないから僕も気楽に付き合えるんだけどね」
「ミルコが友達でよかったよ」
「……そういうとこだってば」
照れている幼馴染が可愛い。
前世では親友も兄弟もいなかった僕にとって、ミルコの存在はかけがえがない。
思わず抱きしめて頬を擦り寄せた。
「照れてるミルコは可愛いなぁ」
「だからお兄さんぶるなって! 世話してるのは、僕の方だろ!」
「しっかり者の弟で助かるよ」
「弟じゃない!」
腕の中で暴れるミルコを可愛がっていると、コルシカ家の双子がいつの間にか目の前に立っていた。
どうやら同じバスに乗っていたらしい。
「チェーリオ! 学校の外で逢うなんて珍しいね」
「この近くに用事があったんだ。それより、君たちは今日も一緒か。本当に仲がいいね」
「子供の頃からの付き合いだから」
「家同士が親しいのだっけ?」
「そう。気が付いたら隣にいた」
同じ家屋敷で育った訳じゃないけど、感覚としては一緒に育ったに近い。
ミルコがいなかったら、僕の二度目の人生も随分と味気ないものになっていただろう。
「用事って、この辺りに何かあった?」
ここは街の外れなので、僕たちのように紡績工場に行くのでもなければ、用なんて無さそうなものだけれど――。
「この近くで大きな事故があったんだ。チェーザレは事故現場に行くのが趣味だから」
「最近は足が遠のいていたんだけど……エミーリオも、事故現場に行こうとしてたのか?」
何故か目を光らせて聞いてくるチェーザレから、身を引きながら否定する。
「僕たちは工場に、生地のサンプルを貰いに行く所だよ」
「ああ、おつかいか。でも時間があるなら、エミーリオも一緒に行かないか?」
なんだこいつ。ミルコもいるのに僕だけ誘うなんて、失礼な奴だな。
「行かない。僕らは忙しいんだ」
「ほんの少しだから」
やけに熱心に誘われて心底、鬱陶しい。おまけにこちらに伸ばしてきた指の先から、なんだか紫色の靄が出ているような――。
「エミーリオ!」
ミルコがボケっとした僕を背後に被った。そして凛として言い放つ。
「チェーザレ、エミーリオは断っただろう。引き際が悪いよ」
「……ミルコも来ても良いよ?」
「そんな顔で言われてもね」
嘘臭い笑みを浮かべるチェーザレと、目は笑っていないのに口角だけを上げたミルコが一触即発の雰囲気で怖い。
「チェーザレ、事故現場はデートに向いてないよ」
何処かピントの外れたチェーリオの口出しに、僕も全力で乗っかる。
「服も汚れるし、危ないし、ミスチョイスだね!」
「エミーリオ……本当に? 本当に事故現場に興味はないのか?」
「ない」
寧ろ前世を思い出すから近付きたくない。
「……そうか。共に行くのでは出逢ったことにならないものな。それに運命なら、慌てなくても必ず出逢える。必ずだ」
ブツブツと自分に言い聞かせるように呟くチェーザレが怖い。
運命なんて何処が良いんだろう? 僕はそんなの信じないけど、避けがたい運命というのは最早呪いじゃないか。呪いならばかからない方が良いに決まってる。運命なんて、僕はいらない。
「さようなら」
僕は双子に別れを告げ、ミルコの手を取ってバスを降りた。走り出したバスの窓越しに、山羊の顔が見えたので思わず二度見した。
「エミーリオ? どうしたの?」
「今、山羊の獣人が――」
「珍しいね。彼らは山間部にしかいないのに」
「いや、見間違いだったかもしれない。人の体に山羊の顔だったし、黒い山羊だったし」
「ちょっと、エミーリオ」
「ごめん。見間違いだ」
黒い山羊はその昔、不吉だという言い伝えにより迫害されて数を減らした。だから黒い山羊はもう見掛けない。いるのは茶色や白い山羊ばかりで、少なくとも完全変態をした黒山羊はいない。だから見間違いだ。
そう思うものの、どうにも気になって仕方がない。だって黒い山羊は前世でだって不吉だった。
「悪魔……」
「えっ?」
「いや、なんでもない」
実はこの世界に悪魔という概念はない。天使はあるのに対になるものがいないのは不思議だけれど、ないものはない。代わりに悪いもの、不吉なものって考え方があって、悪いことは遠ざけて回避する。
遠ざけるには強いものを身の回りに置くのが良い。モンドさんのアドバイスも、そこから来ているのだろう。
その風習に従うなら、僕にとってのベストは悪しき者が遠ざかるまでディーノに側にいて貰い、いなくなったらはいさようならって――流石にそれはどうなんだ?
「エミーリオ、ウンウン唸ってどうしたの?」
「いや、流石に自分の行動が恥ずかしくなってきてさ」
「恥ずかしい?」
「だって僕は、ディーノを利用することばかり考えてる。応える気持ちもないのにさ」
男なんてとか、年下は嫌だとか、婚約は破棄するとか。散々に嫌がっておいて、使えるところは使おうなんて虫が良すぎる。
けれどミルコは大きく否定した。
「そんなのは当たり前じゃないか、それも駆け引き。僕なら惚れさせて逃がしたりしない。君は優しすぎるんだよ、エミーリオ」
「………」
やけにじっと見つめられて目がチカチカする。
凄い。これが本物のラテンの男。
「ミルコはそんなに好きな人がいるの?」
「……さあね。秘密だよ」
ふいっと視線を外されて、僕は胸がモヤモヤした。幼馴染みが少し遠くにいってしまったような気がした。
25
あなたにおすすめの小説
異世界転移してΩになった俺(アラフォーリーマン)、庇護欲高めα騎士に身も心も溶かされる
ヨドミ
BL
もし生まれ変わったら、俺は思う存分甘やかされたい――。
アラフォーリーマン(社畜)である福沢裕介は、通勤途中、事故により異世界へ転移してしまう。
異世界ローリア王国皇太子の花嫁として召喚されたが、転移して早々、【災厄のΩ】と告げられ殺されそうになる。
【災厄のΩ】、それは複数のαを番にすることができるΩのことだった――。
αがハーレムを築くのが常識とされる異世界では、【災厄のΩ】は忌むべき存在。
負の烙印を押された裕介は、間一髪、銀髪のα騎士ジェイドに助けられ、彼の庇護のもと、騎士団施設で居候することに。
「αがΩを守るのは当然だ」とジェイドは裕介の世話を焼くようになって――。
庇護欲高め騎士(α)と甘やかされたいけどプライドが邪魔をして素直になれない中年リーマン(Ω)のすれ違いラブファンタジー。
※Rシーンには♡マークをつけます。
竜の生贄になった僕だけど、甘やかされて幸せすぎっ!【完結】
ぬこまる
BL
竜の獣人はスパダリの超絶イケメン!主人公は女の子と間違うほどの美少年。この物語は勘違いから始まるBLです。2人の視点が交互に読めてハラハラドキドキ!面白いと思います。ぜひご覧くださいませ。感想お待ちしております。
大魔法使いに生まれ変わったので森に引きこもります
かとらり。
BL
前世でやっていたRPGの中ボスの大魔法使いに生まれ変わった僕。
勇者に倒されるのは嫌なので、大人しくアイテムを渡して帰ってもらい、塔に引きこもってセカンドライフを楽しむことにした。
風の噂で勇者が魔王を倒したことを聞いて安心していたら、森の中に小さな男の子が転がり込んでくる。
どうやらその子どもは勇者の子供らしく…
【完】心配性は異世界で番認定された狼獣人に甘やかされる
おはぎ
BL
起きるとそこは見覚えのない場所。死んだ瞬間を思い出して呆然としている優人に、騎士らしき人たちが声を掛けてくる。何で頭に獣耳…?とポカンとしていると、その中の狼獣人のカイラが何故か優しくて、ぴったり身体をくっつけてくる。何でそんなに気遣ってくれるの?と分からない優人は大きな身体に怯えながら何とかこの別世界で生きていこうとする話。
知らない世界に来てあれこれ考えては心配してしまう優人と、優人が可愛くて仕方ないカイラが溺愛しながら支えて甘やかしていきます。
黒豹拾いました
おーか
BL
森で暮らし始めたオレは、ボロボロになった子猫を拾った。逞しく育ったその子は、どうやら黒豹の獣人だったようだ。
大人になって独り立ちしていくんだなぁ、と父親のような気持ちで送り出そうとしたのだが…
「大好きだよ。だから、俺の側にずっと居てくれるよね?」
そう迫ってくる。おかしいな…?
育て方間違ったか…。でも、美形に育ったし、可愛い息子だ。拒否も出来ないままに流される。
令嬢に転生したと思ったけどちょっと違った
しそみょうが
BL
前世男子大学生だったが今世では公爵令嬢に転生したアシュリー8歳は、王城の廊下で4歳年下の第2王子イーライに一目惚れされて婚約者になる。なんやかんやで両想いだった2人だが、イーライの留学中にアシュリーに成長期が訪れ立派な青年に成長してしまう。アシュリーが転生したのは女性ではなくカントボーイだったのだ。泣く泣く婚約者を辞するアシュリーは名前を変えて王城の近衛騎士となる。婚約者にフラれて隣国でグレたと噂の殿下が5年ぶりに帰国してーー?
という、婚約者大好き年下王子☓元令嬢のカントボーイ騎士のお話です。前半3話目までは子ども時代で、成長した後半にR18がちょこっとあります♡
短編コメディです
花街だからといって身体は売ってません…って話聞いてます?
銀花月
BL
魔導師マルスは秘密裏に王命を受けて、花街で花を売る(フリ)をしていた。フッと視線を感じ、目線をむけると騎士団の第ニ副団長とバッチリ目が合ってしまう。
王命を知られる訳にもいかず…
王宮内で見た事はあるが接点もない。自分の事は分からないだろうとマルスはシラをきろうとするが、副団長は「お前の花を買ってやろう、マルス=トルマトン」と声をかけてきたーーーえ?俺だってバレてる?
※[小説家になろう]様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる