19 / 35
⑯フラミンゴ兄弟は情報通
しおりを挟む
ディーノは夜が明ける前に「仕事がある」と言って帰ってしまった。修行中の子供にどんな仕事があるのかと思ったけれど、彼はただの子供じゃない。オルシーニ家の次期当主だ。
帰り際に『最近は物騒だから、エミーリオも気を付けるんだ』なんて言っていたけれど、何か事件でもあったのだろうか。オルシーニ家は街の治安維持にも関わっているから、きっと詳しい事情も知っているはずだ。
僕は彼と結婚したからといって家業には関わらないだろうけど、こうして何かある度に置いていかれるのは――いや、置いていかれるって何だよ。別にずっと一緒にいたい訳じゃないし、朝まで隣にいて欲しかった訳でもない。忙しいんだから仕方ない。うん、仕方ない。
「……仕方ないけど、これは寂しいって」
気づけば本音が漏れていた。
「だって夜中に来てくれて嬉しかったし! 感情表現がストレートで可愛いし、モフモフは癒されるし、温かくて安心するし。あんなの反則だよっ!」
僕はしょっちゅう綺麗だ可愛いだと人から言われるけど、僕が誰かを“可愛い”と思うことはほとんどない。ミルコは可愛いけど弟のような存在だし、どうしてくれようかこの野郎! って地団駄を踏みたいような気持ちにはならない。
ディーノだけだ。彼だけが、僕に新しい感情をくれる。
「……ハァ。寝よう」
頭を振って息を吐く。少しでも眠らないと学校が辛い。
でも目を閉じれば、思い浮かぶのは彼の黒髪とあの切ない瞳。
求愛なんて初めてされて、心が昂っているのもある。前世も含めて、僕にここまで踏み込んできたのは彼が初めてだ。それに今生のディーノは獣人だから、何もかもが真っ直ぐで激しい。
「求愛も、ほんとにストレートで……」
「好きだ……」と囁いた彼の低い声を思い出す。恐れと渇望が混じった、深く響く声。
大きくて強そうなのに、僕を傷付けることを恐れて遠慮がちで。それに、一族に背負わされたものも重い。
僕もまた、重たいものを抱えているからこそ、逃げたくはなかった。
「ディーノ……会いたい」
別れたばかりなのに、胸がきゅっと締め付けられた。
***
学校に着くと構内がざわついていて、僕は親衛隊のひとりを捕まえて訊ねた。
「ねえ、何かあったの?」
「て、天使っ!」
……面と向かって言うのはやめようね? 僕はもうすぐ成人する男性だからね。
「天使の御心を乱すようなことは何も――」 「そういうのいいから。騒いでる理由を教えて?」
小首を傾げると親衛隊員は即座に喋りだした。倉庫街で大規模な摘発があり、直接ではないもののコルシカ家も関係していたためチェーザレとチェーリオは欠席。そして密輸に絡んで失踪事件が浮上し、学内の行方不明者はどれもチェーザレと親しかった――そんな話だった。
馬鹿らしい。あの卒のないチェーザレが疑われるような真似をする訳がない。
「チェーザレが疑わしいって最初に言い出したのは誰?」
「え、誰ってことは……皆、ですけど……」 「その“皆”に君も入ってる?」
「僕は……彼ならやるかもって思ってるけど……」
「それは彼の家がアルコールを扱ってるから?」
「違います! 天使に近付いたからです!」
……僕のせいなの?
「彼は友達だよ。それより行方不明者の名前は?」
「えっと、それなら――」
親衛隊君はちゃんと名前を把握していた。なかなか役に立つ男だ。
「ありがとう。助かったよ」
僕はにこりと笑ってその場を離れた。
行方不明者の中に僕の知り合いはいなかったし、特に気になる点もなかった。早く見つかって欲しいとは思うけど、僕に出来ることはなさそうだ。それよりも、学校が閉鎖にならないか心配だ。
「あっ、ミルコ。ミルコに気を付けるように言わなくちゃ!」
心配性の兄たちが家にいるから大丈夫だと思うけど、念のため帰りにサンテス家に寄ることにした。
***
「エミーリオ! 何を出歩いているのさ! 君はチェーザレに目を付けられているんだから、危ないだろう!」
ミルコの第一声に僕は軽く引く。
「ミルコ、君までチェーザレを疑うの? 彼がそんなことをするように見える?」
「チェーザレの仕業でなくても、彼の周りの獣人が狙われているのかもしれないだろうっ!」
……その可能性は考えていなかった。
「チェーザレに罪を擦り付けようとしている? それとも彼に執着したサイコパスの犯罪? 自分から目を逸らそうとしているだけ?」
ブツブツと考え事を呟いたら、ミルコがもどかしそうに叫んだ。
「そんなのどうでもいいよ! とにかくっ、エミーリオはもっと気を付けなくちゃ! 犯人が捕まるまで家から一歩も出ないで、護衛も付けて――」
「落ち着いてよ。本当に僕の身が危ないなら、家に捜査員が来る筈だし。まだ事件と決まったわけでは――」
僕が苦笑しながらそう言ったら、カルミネ兄さんたちが騒がしく入ってきた。
「失踪していた人が見つかったそうだよ」
「でも全員ではないし、まだ誰も意識が戻らない」
「意識が戻らない? それって何処情報?」
「僕らを応援してくれる紳士に聞いたのさ」
はい出ました、兄さんたちの“謎の紳士”。
僕は詮索せずに尋ねる。
「意識が戻らないって、怪我をしてるの?」
「いや、何処にも外傷はないし、原因となりそうな薬物も検出されなかったのに起きないのさ」
「それは――」
「冬眠状態に近いネ」
僕たちは獣人とはいえ人なので、普通ならば冬眠をすることはない。けれども特定の状況下では、それに近い状態になることがある。例えば飢餓状態が続いて命が危険だとか、気温が低くて体温を保てないとかだと仕方がなく冬眠状態で凌ぐ。でもそれも一時的なもので、勿論いつまでも続く訳じゃない。
「環境を整えても目が覚めないの?」
「ああ。それで問題になってるんだよ」
このまま目が覚めなければ衰弱死だ。きっと家族は気が気じゃないだろう。
「犯人は――犯人がいるとしてだけど、見つかってないの?」
「ないね。密輸犯は落ちている子どもたちを拾って保護しただけだなんて言ってるけど、怪しい。ただ、確かに冬眠状態にしたのは別の誰かだ」
「カルミネ兄さん、詳しいね」
「弟たちが巻き込まれていないか心配だったんだよ」
許しておくれ、なんて流し目を送ってくるので不問にしておく。兄さんたちの得体が知れないのなんて昔からだし。
「こんな状況だから、お前たちも当分は家から出てはいけないよ」
「当分って、いつまで?」
「犯人が捕まるか、犯行が止むまで」
あっ、これは逆らえないやつだ。付き合いの長い僕にはわかる。でも、同じくわかっている筈のミルコが逆らった。
「密輸犯が捕まってるなら、そこまでする必要はないだろう」
「ミルコ?」
珍しく素の表情で目をパチクリとするルカ兄さんにミルコが更に言う。
「家から出ないなんて無理。僕にだって、付き合いがある」
あぁぁ、ミルコ、それは拙い。この二人は君が自分たちの元からいなくなるのを何よりも恐れているのに、自分たちの知らない付き合いがあるなんて突き付けたりしたら地雷だよぅ。
「付き合い……。詳しく聞かせてくれるかい?」
「僕の付き合いに、兄さんの許可は必要ないだろっ!」
「ミルコ……どうしてそんな事を言うのかな? 僕はただ、ミルコのことを知りたいだけだよ? 邪険に扱われて、兄さんは淋しい」
わざとらしく項垂れるルカ兄さんを見て、ミルコが済まなそうな顔をする。ミルコは外では割と辛辣なのに、身内にはとても甘い。多分、血が繋がっていないことを気にしているのだと思うけど、兄さんたちはそれすらも利用している。悪意はないから、僕も黙っているけどね。
「……ゴリラ」
「えっ?」
「ゴリラの集会にたまに顔を出しているんだ」
「ちょっと詳しく話して貰おうか」
「兄さんの膝においで」
二人にとっ捕まったミルコを見て、僕はそーっとその場を抜け出した。ゴリラの集会というのは気になるけど、兄さんたちを敵に回してまで知りたくはない。
(ミルコ、頑張ってね!)
僕は心の中で声援を送って幼馴染みをあっさりと見捨てた。
帰り際に『最近は物騒だから、エミーリオも気を付けるんだ』なんて言っていたけれど、何か事件でもあったのだろうか。オルシーニ家は街の治安維持にも関わっているから、きっと詳しい事情も知っているはずだ。
僕は彼と結婚したからといって家業には関わらないだろうけど、こうして何かある度に置いていかれるのは――いや、置いていかれるって何だよ。別にずっと一緒にいたい訳じゃないし、朝まで隣にいて欲しかった訳でもない。忙しいんだから仕方ない。うん、仕方ない。
「……仕方ないけど、これは寂しいって」
気づけば本音が漏れていた。
「だって夜中に来てくれて嬉しかったし! 感情表現がストレートで可愛いし、モフモフは癒されるし、温かくて安心するし。あんなの反則だよっ!」
僕はしょっちゅう綺麗だ可愛いだと人から言われるけど、僕が誰かを“可愛い”と思うことはほとんどない。ミルコは可愛いけど弟のような存在だし、どうしてくれようかこの野郎! って地団駄を踏みたいような気持ちにはならない。
ディーノだけだ。彼だけが、僕に新しい感情をくれる。
「……ハァ。寝よう」
頭を振って息を吐く。少しでも眠らないと学校が辛い。
でも目を閉じれば、思い浮かぶのは彼の黒髪とあの切ない瞳。
求愛なんて初めてされて、心が昂っているのもある。前世も含めて、僕にここまで踏み込んできたのは彼が初めてだ。それに今生のディーノは獣人だから、何もかもが真っ直ぐで激しい。
「求愛も、ほんとにストレートで……」
「好きだ……」と囁いた彼の低い声を思い出す。恐れと渇望が混じった、深く響く声。
大きくて強そうなのに、僕を傷付けることを恐れて遠慮がちで。それに、一族に背負わされたものも重い。
僕もまた、重たいものを抱えているからこそ、逃げたくはなかった。
「ディーノ……会いたい」
別れたばかりなのに、胸がきゅっと締め付けられた。
***
学校に着くと構内がざわついていて、僕は親衛隊のひとりを捕まえて訊ねた。
「ねえ、何かあったの?」
「て、天使っ!」
……面と向かって言うのはやめようね? 僕はもうすぐ成人する男性だからね。
「天使の御心を乱すようなことは何も――」 「そういうのいいから。騒いでる理由を教えて?」
小首を傾げると親衛隊員は即座に喋りだした。倉庫街で大規模な摘発があり、直接ではないもののコルシカ家も関係していたためチェーザレとチェーリオは欠席。そして密輸に絡んで失踪事件が浮上し、学内の行方不明者はどれもチェーザレと親しかった――そんな話だった。
馬鹿らしい。あの卒のないチェーザレが疑われるような真似をする訳がない。
「チェーザレが疑わしいって最初に言い出したのは誰?」
「え、誰ってことは……皆、ですけど……」 「その“皆”に君も入ってる?」
「僕は……彼ならやるかもって思ってるけど……」
「それは彼の家がアルコールを扱ってるから?」
「違います! 天使に近付いたからです!」
……僕のせいなの?
「彼は友達だよ。それより行方不明者の名前は?」
「えっと、それなら――」
親衛隊君はちゃんと名前を把握していた。なかなか役に立つ男だ。
「ありがとう。助かったよ」
僕はにこりと笑ってその場を離れた。
行方不明者の中に僕の知り合いはいなかったし、特に気になる点もなかった。早く見つかって欲しいとは思うけど、僕に出来ることはなさそうだ。それよりも、学校が閉鎖にならないか心配だ。
「あっ、ミルコ。ミルコに気を付けるように言わなくちゃ!」
心配性の兄たちが家にいるから大丈夫だと思うけど、念のため帰りにサンテス家に寄ることにした。
***
「エミーリオ! 何を出歩いているのさ! 君はチェーザレに目を付けられているんだから、危ないだろう!」
ミルコの第一声に僕は軽く引く。
「ミルコ、君までチェーザレを疑うの? 彼がそんなことをするように見える?」
「チェーザレの仕業でなくても、彼の周りの獣人が狙われているのかもしれないだろうっ!」
……その可能性は考えていなかった。
「チェーザレに罪を擦り付けようとしている? それとも彼に執着したサイコパスの犯罪? 自分から目を逸らそうとしているだけ?」
ブツブツと考え事を呟いたら、ミルコがもどかしそうに叫んだ。
「そんなのどうでもいいよ! とにかくっ、エミーリオはもっと気を付けなくちゃ! 犯人が捕まるまで家から一歩も出ないで、護衛も付けて――」
「落ち着いてよ。本当に僕の身が危ないなら、家に捜査員が来る筈だし。まだ事件と決まったわけでは――」
僕が苦笑しながらそう言ったら、カルミネ兄さんたちが騒がしく入ってきた。
「失踪していた人が見つかったそうだよ」
「でも全員ではないし、まだ誰も意識が戻らない」
「意識が戻らない? それって何処情報?」
「僕らを応援してくれる紳士に聞いたのさ」
はい出ました、兄さんたちの“謎の紳士”。
僕は詮索せずに尋ねる。
「意識が戻らないって、怪我をしてるの?」
「いや、何処にも外傷はないし、原因となりそうな薬物も検出されなかったのに起きないのさ」
「それは――」
「冬眠状態に近いネ」
僕たちは獣人とはいえ人なので、普通ならば冬眠をすることはない。けれども特定の状況下では、それに近い状態になることがある。例えば飢餓状態が続いて命が危険だとか、気温が低くて体温を保てないとかだと仕方がなく冬眠状態で凌ぐ。でもそれも一時的なもので、勿論いつまでも続く訳じゃない。
「環境を整えても目が覚めないの?」
「ああ。それで問題になってるんだよ」
このまま目が覚めなければ衰弱死だ。きっと家族は気が気じゃないだろう。
「犯人は――犯人がいるとしてだけど、見つかってないの?」
「ないね。密輸犯は落ちている子どもたちを拾って保護しただけだなんて言ってるけど、怪しい。ただ、確かに冬眠状態にしたのは別の誰かだ」
「カルミネ兄さん、詳しいね」
「弟たちが巻き込まれていないか心配だったんだよ」
許しておくれ、なんて流し目を送ってくるので不問にしておく。兄さんたちの得体が知れないのなんて昔からだし。
「こんな状況だから、お前たちも当分は家から出てはいけないよ」
「当分って、いつまで?」
「犯人が捕まるか、犯行が止むまで」
あっ、これは逆らえないやつだ。付き合いの長い僕にはわかる。でも、同じくわかっている筈のミルコが逆らった。
「密輸犯が捕まってるなら、そこまでする必要はないだろう」
「ミルコ?」
珍しく素の表情で目をパチクリとするルカ兄さんにミルコが更に言う。
「家から出ないなんて無理。僕にだって、付き合いがある」
あぁぁ、ミルコ、それは拙い。この二人は君が自分たちの元からいなくなるのを何よりも恐れているのに、自分たちの知らない付き合いがあるなんて突き付けたりしたら地雷だよぅ。
「付き合い……。詳しく聞かせてくれるかい?」
「僕の付き合いに、兄さんの許可は必要ないだろっ!」
「ミルコ……どうしてそんな事を言うのかな? 僕はただ、ミルコのことを知りたいだけだよ? 邪険に扱われて、兄さんは淋しい」
わざとらしく項垂れるルカ兄さんを見て、ミルコが済まなそうな顔をする。ミルコは外では割と辛辣なのに、身内にはとても甘い。多分、血が繋がっていないことを気にしているのだと思うけど、兄さんたちはそれすらも利用している。悪意はないから、僕も黙っているけどね。
「……ゴリラ」
「えっ?」
「ゴリラの集会にたまに顔を出しているんだ」
「ちょっと詳しく話して貰おうか」
「兄さんの膝においで」
二人にとっ捕まったミルコを見て、僕はそーっとその場を抜け出した。ゴリラの集会というのは気になるけど、兄さんたちを敵に回してまで知りたくはない。
(ミルコ、頑張ってね!)
僕は心の中で声援を送って幼馴染みをあっさりと見捨てた。
20
あなたにおすすめの小説
異世界転移してΩになった俺(アラフォーリーマン)、庇護欲高めα騎士に身も心も溶かされる
ヨドミ
BL
もし生まれ変わったら、俺は思う存分甘やかされたい――。
アラフォーリーマン(社畜)である福沢裕介は、通勤途中、事故により異世界へ転移してしまう。
異世界ローリア王国皇太子の花嫁として召喚されたが、転移して早々、【災厄のΩ】と告げられ殺されそうになる。
【災厄のΩ】、それは複数のαを番にすることができるΩのことだった――。
αがハーレムを築くのが常識とされる異世界では、【災厄のΩ】は忌むべき存在。
負の烙印を押された裕介は、間一髪、銀髪のα騎士ジェイドに助けられ、彼の庇護のもと、騎士団施設で居候することに。
「αがΩを守るのは当然だ」とジェイドは裕介の世話を焼くようになって――。
庇護欲高め騎士(α)と甘やかされたいけどプライドが邪魔をして素直になれない中年リーマン(Ω)のすれ違いラブファンタジー。
※Rシーンには♡マークをつけます。
竜の生贄になった僕だけど、甘やかされて幸せすぎっ!【完結】
ぬこまる
BL
竜の獣人はスパダリの超絶イケメン!主人公は女の子と間違うほどの美少年。この物語は勘違いから始まるBLです。2人の視点が交互に読めてハラハラドキドキ!面白いと思います。ぜひご覧くださいませ。感想お待ちしております。
大魔法使いに生まれ変わったので森に引きこもります
かとらり。
BL
前世でやっていたRPGの中ボスの大魔法使いに生まれ変わった僕。
勇者に倒されるのは嫌なので、大人しくアイテムを渡して帰ってもらい、塔に引きこもってセカンドライフを楽しむことにした。
風の噂で勇者が魔王を倒したことを聞いて安心していたら、森の中に小さな男の子が転がり込んでくる。
どうやらその子どもは勇者の子供らしく…
【完】心配性は異世界で番認定された狼獣人に甘やかされる
おはぎ
BL
起きるとそこは見覚えのない場所。死んだ瞬間を思い出して呆然としている優人に、騎士らしき人たちが声を掛けてくる。何で頭に獣耳…?とポカンとしていると、その中の狼獣人のカイラが何故か優しくて、ぴったり身体をくっつけてくる。何でそんなに気遣ってくれるの?と分からない優人は大きな身体に怯えながら何とかこの別世界で生きていこうとする話。
知らない世界に来てあれこれ考えては心配してしまう優人と、優人が可愛くて仕方ないカイラが溺愛しながら支えて甘やかしていきます。
黒豹拾いました
おーか
BL
森で暮らし始めたオレは、ボロボロになった子猫を拾った。逞しく育ったその子は、どうやら黒豹の獣人だったようだ。
大人になって独り立ちしていくんだなぁ、と父親のような気持ちで送り出そうとしたのだが…
「大好きだよ。だから、俺の側にずっと居てくれるよね?」
そう迫ってくる。おかしいな…?
育て方間違ったか…。でも、美形に育ったし、可愛い息子だ。拒否も出来ないままに流される。
令嬢に転生したと思ったけどちょっと違った
しそみょうが
BL
前世男子大学生だったが今世では公爵令嬢に転生したアシュリー8歳は、王城の廊下で4歳年下の第2王子イーライに一目惚れされて婚約者になる。なんやかんやで両想いだった2人だが、イーライの留学中にアシュリーに成長期が訪れ立派な青年に成長してしまう。アシュリーが転生したのは女性ではなくカントボーイだったのだ。泣く泣く婚約者を辞するアシュリーは名前を変えて王城の近衛騎士となる。婚約者にフラれて隣国でグレたと噂の殿下が5年ぶりに帰国してーー?
という、婚約者大好き年下王子☓元令嬢のカントボーイ騎士のお話です。前半3話目までは子ども時代で、成長した後半にR18がちょこっとあります♡
短編コメディです
花街だからといって身体は売ってません…って話聞いてます?
銀花月
BL
魔導師マルスは秘密裏に王命を受けて、花街で花を売る(フリ)をしていた。フッと視線を感じ、目線をむけると騎士団の第ニ副団長とバッチリ目が合ってしまう。
王命を知られる訳にもいかず…
王宮内で見た事はあるが接点もない。自分の事は分からないだろうとマルスはシラをきろうとするが、副団長は「お前の花を買ってやろう、マルス=トルマトン」と声をかけてきたーーーえ?俺だってバレてる?
※[小説家になろう]様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる