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⑱朝寝−2(R−18)
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「なっ、なにっ!?」
「一緒にするんでしょう? こうして擦り合わせたらどっちも出来る」
慶太郎の分身と自分の分身を一緒くたに持たれて、信乃の白皙の頬に血の気が上がった。
向かい合わせに膝に載せられた体勢は、顔がぶつかりそうに近くて恥ずかしい。
「慶っ、これは駄目――」
「どうして? あなたの顔がよく見えていいのに」
慶太郎は自分の胡座の間に尻を落とした信乃を、可愛くて堪らないという顔で見る。
そんな風に甘やかされるのは初めてで、信乃の胸が勝手に嬉しがって飛び跳ねてしまう。
「だって、俺の顔なんて……」
「綺麗です。信乃さんは一等綺麗で可愛い」
可愛いという言い方が蓮治みたいだ、と思ってから信乃は一瞬でも忌々しい男を思い出してしまって顔を顰めた。
「どうしました? 機嫌を損ねましたか?」
「いいや、そう思うなら証明してくれよ」
「証明?」
「口付けて……」
自分から口付けを強請るなど恥ずかしかったが、唇を割り開かれて直ぐに訳がわからなくなった。
舌を絡ませて舐られ、手でイチモツを扱かれて信乃は待ち望んだ刺激にあっという間に夢中になる。
慶太郎にしがみつきながら自らも必死に腰を揺らした。
「信乃……」
「ンッ、なまえ……」
「済みません、呼び捨てにしたりして」
「いい。いいから、もっと呼べ」
自分を『信乃』と呼ぶのは師匠がいなくなってからは蓮治一人だった。
別に禁じた訳じゃなく、呼んでくれる人がいなかっただけだ。
(慶太郎に呼ばれるのは悪くない)
とうに凍り付いた筈の胸がキュンとした。
「慶……」
「信乃、腰を前にずらして」
信乃は腰を持ち上げるように身体を引っ繰り返され、後ろに倒れ込んでしまう。
脚を広げたまま膝裏を持たれ、剛直で裏筋を下から擦り上げるように腰を押し付けられて信乃が悲鳴を上げた。
「それっ、やあっ!」
「信乃……信乃、挿れてぇ……」
慶太郎の剣の切っ先が時たま広げた脚の間、閉じた蕾の上を滑っていく。
陰茎の裏も玉の後ろも、蟻の門渡りまでグイグイと押されて信乃は恥ずかしくて恥ずかしくて目を開けていられない。でも目を閉じてしまうと慶太郎の顔が見えない。今はせっかく起きているのに。
信乃がそろそろと目を開けたら、額に汗を浮かべた男前が自分の名前を呼んだ。
「信乃ッ!」
(もう、こいつヤダ……俺は男なのに、俺のことを犯してるみたいな格好で無遠慮に突っつき回しやがって)
慣らしもしないそこに入る訳はないけど、押されればひく付いたし、ぬめりを帯びた切っ先が蕾の上を滑ったら甘い声が出た。
調子に乗った慶太郎が自分の剣先を持って会陰から菊座に掛けて擦り付けるものだから、男同士のやり方に免疫のない信乃はとうとう泣き出してしまった。
泣いたら慶太郎が慌てて、それでもその辺りを弄るのを止めないのが憎い。
「もっ、ケツは弄んなぁ……」
「済みません、もうちょっとですから」
慶太郎からして見れば泣きながらも後ろでちゅっちゅと先端を吸ってくる信乃が可愛くて仕方がない。
真っ白い内腿も、くるりと丸まった陰茎も、淡い色をした蕾すら綺麗で艶めかしい。
止めてやるべきなのだろうが、もっともっと乱してしまいたい。
我慢なんて全く利かず、結局慶太郎は信乃の穴に向かって白濁を思い切りぶちまけてしまった。
とろりとしたものが窄まりの上を流れ、そのいやらしさに慶太郎の喉がごくりと鳴った。
(このまま押し込んじまいてぇ)
そう思い再び剛直を滾らせそうになったが、信乃が自分の昂りを持て余したようにそろそろと前に手を伸ばしたのに気付いた。目の前で慶太郎の白濁に塗れた自分のイチモツを握り締める信乃がいやらしい。
「慶、俺も出してぇ」
子供みたいに甘えてくるのが可愛くて、慶太郎は大きな手で信乃のイチモツを扱き上げてイかせてやった。
無防備にイキ顔を晒して胸を喘がせている信乃をまだまだ襲いたいけれど、体力の尽きかけた彼はウトウトと目を閉じ掛けている。
「三津弥には言っておきますから、このままもう少し寝て下さい」
「お前は……」
「俺は仕事に行ってきやす。ここに残ったら、眠っているあなたにまで手を出してしまいそうだ」
「……」
(すまん、俺ぁ酔い潰れたお前に手を出した)
そう思ったが勿論信乃は黙っていた。
「帰りに迎えにきます」
(来なくっていい)
そう思ったけれど最早声にならず、信乃は白濁に塗れた姿もそのままに眠ってしまった。
慶太郎は鉄瓶に残っていた白湯で手ぬぐいを濡らし、信乃の身体を丁寧に清めてから着物を直してやった。
あんなに乱れていた男が目を閉じているとあどけなくも清らかに見えた。
慶太郎は最後までシテもこの人は変わらないだろうか、と一抹の不安を覚える。
(うんと年上でなんでも知っているように思っていたけど、この人は何処か幼い。俺が守ってやらなくちゃあ)
慶太郎は浮足立ったまま仕事に出掛け、大事な幼馴染の始末がどうなったのか確認するのを忘れた。
知っていたら決して蓮治を許さなかった筈だ。
三津弥は一晩中無茶をされて痛む腰と、擦られ過ぎてぽってりと腫れてしまった粘膜を持て余して苦しんでいたが、それを誰にも気付かせる事は無かった。
「一緒にするんでしょう? こうして擦り合わせたらどっちも出来る」
慶太郎の分身と自分の分身を一緒くたに持たれて、信乃の白皙の頬に血の気が上がった。
向かい合わせに膝に載せられた体勢は、顔がぶつかりそうに近くて恥ずかしい。
「慶っ、これは駄目――」
「どうして? あなたの顔がよく見えていいのに」
慶太郎は自分の胡座の間に尻を落とした信乃を、可愛くて堪らないという顔で見る。
そんな風に甘やかされるのは初めてで、信乃の胸が勝手に嬉しがって飛び跳ねてしまう。
「だって、俺の顔なんて……」
「綺麗です。信乃さんは一等綺麗で可愛い」
可愛いという言い方が蓮治みたいだ、と思ってから信乃は一瞬でも忌々しい男を思い出してしまって顔を顰めた。
「どうしました? 機嫌を損ねましたか?」
「いいや、そう思うなら証明してくれよ」
「証明?」
「口付けて……」
自分から口付けを強請るなど恥ずかしかったが、唇を割り開かれて直ぐに訳がわからなくなった。
舌を絡ませて舐られ、手でイチモツを扱かれて信乃は待ち望んだ刺激にあっという間に夢中になる。
慶太郎にしがみつきながら自らも必死に腰を揺らした。
「信乃……」
「ンッ、なまえ……」
「済みません、呼び捨てにしたりして」
「いい。いいから、もっと呼べ」
自分を『信乃』と呼ぶのは師匠がいなくなってからは蓮治一人だった。
別に禁じた訳じゃなく、呼んでくれる人がいなかっただけだ。
(慶太郎に呼ばれるのは悪くない)
とうに凍り付いた筈の胸がキュンとした。
「慶……」
「信乃、腰を前にずらして」
信乃は腰を持ち上げるように身体を引っ繰り返され、後ろに倒れ込んでしまう。
脚を広げたまま膝裏を持たれ、剛直で裏筋を下から擦り上げるように腰を押し付けられて信乃が悲鳴を上げた。
「それっ、やあっ!」
「信乃……信乃、挿れてぇ……」
慶太郎の剣の切っ先が時たま広げた脚の間、閉じた蕾の上を滑っていく。
陰茎の裏も玉の後ろも、蟻の門渡りまでグイグイと押されて信乃は恥ずかしくて恥ずかしくて目を開けていられない。でも目を閉じてしまうと慶太郎の顔が見えない。今はせっかく起きているのに。
信乃がそろそろと目を開けたら、額に汗を浮かべた男前が自分の名前を呼んだ。
「信乃ッ!」
(もう、こいつヤダ……俺は男なのに、俺のことを犯してるみたいな格好で無遠慮に突っつき回しやがって)
慣らしもしないそこに入る訳はないけど、押されればひく付いたし、ぬめりを帯びた切っ先が蕾の上を滑ったら甘い声が出た。
調子に乗った慶太郎が自分の剣先を持って会陰から菊座に掛けて擦り付けるものだから、男同士のやり方に免疫のない信乃はとうとう泣き出してしまった。
泣いたら慶太郎が慌てて、それでもその辺りを弄るのを止めないのが憎い。
「もっ、ケツは弄んなぁ……」
「済みません、もうちょっとですから」
慶太郎からして見れば泣きながらも後ろでちゅっちゅと先端を吸ってくる信乃が可愛くて仕方がない。
真っ白い内腿も、くるりと丸まった陰茎も、淡い色をした蕾すら綺麗で艶めかしい。
止めてやるべきなのだろうが、もっともっと乱してしまいたい。
我慢なんて全く利かず、結局慶太郎は信乃の穴に向かって白濁を思い切りぶちまけてしまった。
とろりとしたものが窄まりの上を流れ、そのいやらしさに慶太郎の喉がごくりと鳴った。
(このまま押し込んじまいてぇ)
そう思い再び剛直を滾らせそうになったが、信乃が自分の昂りを持て余したようにそろそろと前に手を伸ばしたのに気付いた。目の前で慶太郎の白濁に塗れた自分のイチモツを握り締める信乃がいやらしい。
「慶、俺も出してぇ」
子供みたいに甘えてくるのが可愛くて、慶太郎は大きな手で信乃のイチモツを扱き上げてイかせてやった。
無防備にイキ顔を晒して胸を喘がせている信乃をまだまだ襲いたいけれど、体力の尽きかけた彼はウトウトと目を閉じ掛けている。
「三津弥には言っておきますから、このままもう少し寝て下さい」
「お前は……」
「俺は仕事に行ってきやす。ここに残ったら、眠っているあなたにまで手を出してしまいそうだ」
「……」
(すまん、俺ぁ酔い潰れたお前に手を出した)
そう思ったが勿論信乃は黙っていた。
「帰りに迎えにきます」
(来なくっていい)
そう思ったけれど最早声にならず、信乃は白濁に塗れた姿もそのままに眠ってしまった。
慶太郎は鉄瓶に残っていた白湯で手ぬぐいを濡らし、信乃の身体を丁寧に清めてから着物を直してやった。
あんなに乱れていた男が目を閉じているとあどけなくも清らかに見えた。
慶太郎は最後までシテもこの人は変わらないだろうか、と一抹の不安を覚える。
(うんと年上でなんでも知っているように思っていたけど、この人は何処か幼い。俺が守ってやらなくちゃあ)
慶太郎は浮足立ったまま仕事に出掛け、大事な幼馴染の始末がどうなったのか確認するのを忘れた。
知っていたら決して蓮治を許さなかった筈だ。
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