イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。

すずなり。

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帰省の話。

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翌朝・・・





朝、先に目が覚めたのは私、美都。



要さんの顔を見ると、目が閉じていた。




美都「・・・ふふ。」





普段はかっこいい要さんの寝顔を見つめる。

そんな寝顔に幸せを感じてると、要さんの口が開いた。



要「・・・なーに?」

美都「起きてたの?」

要「うん。でもあとちょっと寝たい・・・。」



ぎゅー・・・っと私を抱きしめてきた。




美都「・・・ふふ。」

要「?・・・なに?」

美都「・・・かわいい。」

要「・・・それ、男に言う?」




要さんはかっこいい。

私よりもはるかに大きい背。

切れ長の二重。

シャープな顔立ち。

いつも私のことを考えててくれて・・・優しくて・・・かっこいいんだけど、私に抱きついてる姿が少し幼く見えた。


だから・・・




美都「かわいい。」

要「もー・・・。」




むくれながらも抱きついて離さない要さん。

私も抱きしめ返した。



要「あー・・幸せ。」

美都「私もだよ。もう要さんと離れられないかも・・・。」

要「離れなくていいよ。・・・あー・・仕事に行きたくない。」

美都「行ってきて?私、要さんが仕事してる姿も好き。かっこいいし・・・。」

要「・・・そんなこと言われたら用意しなきゃいけないじゃん。」





要さんは体を起こした。



美都「朝ご飯作るね?」

要「・・・美都の思ってるものじゃなくていいなら俺、するよ?ソファーに座ってな?」



要さんの手料理を食べてみたくなった私は、お言葉に甘えることにした。

ソファーに座り、キッチンにいる要さんを見る。




要「美都の今日の予定は?」




キッチンから要さんが聞いてきた。




美都「宿題をしに・・・。」

要「宿題?うちですればいいんじゃない?」

美都「あ、違うの。カフェで何か食べてそれの改良点を探し出すっていうのがあって・・・。」




お店が提供してるものにケチをつけるような気がするけど、自分が提供するならどうするかっていうのを考えないといけない。

そういう宿題なのだ、




要「へぇー。・・・そういえば美都ってバイトしてないけど、どうやって収入を得てんの?親からの仕送り?」

美都「それもあるけど・・・私、バイトしてるよ?」

要「へ!?・・・いつ!?」

美都「えーっと・・・レシピを作って買い取ってもらってるんだけど・・・。」




要さんは目を丸くして私を見てる。




要「えっ・・・それって・・・いくらくらい・・・で?」

美都「内容にもよるけど・・・数千円から数十万円かな?」

要「一つ・・・?」

美都「?・・・うん。」



要さんはものすごく驚いた顔をしていた。



要「俺より収入があるんじゃ・・・。」

美都「ないないっ。今年1年の収入は50万ないし・・・。」

要「まぁ、そんなに売れるものでもないか。」

美都「うん。既存のレシピはいくらでもあるから・・・。」




そんな話をしてると朝御飯ができあがったようで、要さんが持ってきてくれた。

目玉焼きにサラダ、スープにコーヒーだ。




美都「すごい・・・。」

要「実家はいつから?」

美都「えーと・・・結構移動が大変だから4泊くらいしたくて・・・29日から帰って、2日に戻ってこようかと。」

要「そっか。まぁ、俺も仕事だし。」

美都「そうなの?」

要「年末年始は何かと賑やかなやつらが出るから。」

美都「そうなんだ(笑)。気をつけてね。」

要「鍛えてるから大丈夫。」




そういいながら要さんは朝御飯を食べ始めた。












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