イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。

文字の大きさ
4 / 59

筆談。

しおりを挟む
紙と鉛筆をテーブルに置く。






『なんで筆談なんだよ。』

『太陽に聞かれるとまずいからよ。』

『で?・・・小春は?』

『太陽置いて出て行った。』

『はぁ!?なんで・・・』

『旦那さんが浮気してて、出て行っちゃったんだって。』

『はぁ!?』

『一人で働いて、太陽育てて・・・もう無理って書いてあった。』

『・・・・・・。』

『とりあえず太陽には、ママは迷子って言ってあるの。』

『迷子って・・・。』

『迎えに来ると思ったから・・・そう言った。』






私は姉が遺した手紙を兄に見せた。





『あいつ・・・。』

『ねぇ、私、月曜から大学が始まるんだけどどうしよう・・。』

『ちょっと待てよ?』





ハルは筆談をやめ、太陽のところにいった。




ハルヒ「太陽?ママを待つならおじさんとこ来るか?」

太陽「ここがいいっ!」

ハルヒ「・・・・・・。」





ハルは私のところに戻ってきて鉛筆を持った。




『無理だった。』

『どうしよう・・・。』





ハルはケータイを取り出して何かを調べ始めた。





『保育所があるってネットには書いてある。』

『保育所?』

『手続き・・・してみるか。』

『どうやって?』

『俺、月曜休み取る。この近くで預けれるとこ役場に相談してみる。』

『・・・私も行く。』

『大学は?』

『月曜の講義なら休んでも大丈夫。取り返せる。』

『ならいいけど・・・。俺がひなたの学費出してること忘れるなよ?』

『わかってるよ。』






年の離れたハルは現在35歳。

幼いころに亡くなった両親に代わって・・・私と姉を育ててくれた。




ハルヒ「・・・ったく、小春も27になって迷子とは・・・。」

ひなた「あはは。人生の迷子だね。」

ハルヒ「まぁ・・・生活費、上乗せしてやるから太陽よろしくな。」

ひなた「助かるよ。いつもありがとう。」

ハルヒ「お前がいっちょ前に働くようになるまでだけどな。」

ひなた「ガンバリマス。」





ハルはそのあと帰っていき、私と太陽の二人っきりになった。

太陽は大きなあくびをしながら目を擦ってる。




太陽「ふぁ・・・。」

ひなた「太陽?眠い?」

太陽「んー・・・。」

ひなた「困った・・・3歳児って何時に寝るんだろ・・。」




今の時間は夜の8時。

とりあえず布団を敷いて、太陽を呼ぶ。




ひなた「太陽?ここでねんねしようか。」

太陽「ぱじゃま・・・。」

ひなた「え?あぁ、パジャマか。ちょっと待ってよ?」




鞄からパジャマらしきものを取り出して太陽に見せる。




ひなた「これ?」

太陽「ちがう・・・それ、おひるねよう・・・。」

ひなた(そんなのあるの!?)




いろいろ服を取り出し、太陽に見せた。

なんとかパジャマを見つけることができ、太陽を着替えさせる。




ひなた「あれ?手は・・・?うん?」




ぎこちない動きで太陽を着替えさせていき、布団に誘導する。




ひなた「じゃあ・・・寝よ?」

太陽「・・・おはなし。」

ひなた「・・・・・お話?」

太陽「いつも、えほんよむ・・・。」

ひなた「・・・今日はないから覚えてるお話でもいい?」

太陽「・・・・うん。」





太陽を布団に寝かせ、毛布をかぶせる。

頭の中で覚えてる昔話を、私は話始めた。








ーーーーーーーーーー






太陽「・・・zzz。」

ひなた「やっと寝た・・・。」




エンドレスで話すこと30分。

寝息が聞こえてきたところで話すのをやめた。




ひなた「これはキツい・・・ってか、生まれてからしてたら慣れるのかな。」




私は寝室にしてる部屋を出て、太陽の荷物をまとめ始めた。





ひなた「これはズボン。・・・これはシャツ。これは・・・・」





広げて確認して、空いてるバスケットにしまっていく。





ひなた「太陽のタンスがいるかも。」




そんなことを思いながら鞄の中を整理してると、ファスナー付きのケースが出てきた。




ひなた「なんだろ・・・これ。」





開けて中を確かめてみる。




ひなた「『子供保険証』?と、『母子手帳』だ。」




母子手帳はなんとなくわかるけど、『子供保険証』がわからなかった私はケータイで調べた。




ひなた「あ・・・あった。」




『子供保険証とは、何らかの事情で片親になってしまった親が申請して得ることができる保険証。子が成人するまでの医療費は、すべて国が負担する。』




ひなた「え?じゃあ太陽の病院代はタダってこと?」





『国が負担する』ってことは、役場に行けば詳しいことを教えてもらえる。

そう思った私は、月曜日に役場で確認することにしてそれを自分の財布にしまった。






ひなた「明日からどうなるんだろう・・・。」





未知な『3歳児』との生活。

私にやっていけるかどうかわからなかったけど、眠ってる太陽をみたら『やるしかない』と思った。





ひなた「がんばろうね、太陽。」





毛布をかけなおして、私も眠りについた。




しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。

すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。 そこで私は一人の男の人と出会う。 「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」 そんな言葉をかけてきた彼。 でも私には秘密があった。 「キミ・・・目が・・?」 「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」 ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。 「お願いだから俺を好きになって・・・。」 その言葉を聞いてお付き合いが始まる。 「やぁぁっ・・!」 「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」 激しくなっていく夜の生活。 私の身はもつの!? ※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 では、お楽しみください。

溺愛彼氏は消防士!?

すずなり。
恋愛
彼氏から突然言われた言葉。 「別れよう。」 その言葉はちゃんと受け取ったけど、飲み込むことができない私は友達を呼び出してやけ酒を飲んだ。 飲み過ぎた帰り、イケメン消防士さんに助けられて・・・新しい恋が始まっていく。 「男ならキスの先をは期待させないとな。」 「俺とこの先・・・してみない?」 「もっと・・・甘い声を聞かせて・・?」 私の身は持つの!? ※お話は全て想像の世界になります。現実世界と何ら関係はありません。 ※コメントや乾燥を受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

救助隊との色恋はご自由に。

すずなり。
恋愛
22歳のほたるは幼稚園の先生。訳ありな雇用形態で仕事をしている。 ある日、買い物をしていたらエレベーターに閉じ込められてしまった。 助けに来たのはエレベーターの会社の人間ではなく・・・ 香川「消防署の香川です!大丈夫ですか!?」 ほたる(消防関係の人だ・・・!) 『消防署員』には苦い思い出がある。 できれば関わりたくなかったのに、どんどん仲良くなっていく私。 しまいには・・・ 「ほたるから手を引け・・!」 「あきらめない!」 「俺とヨリを戻してくれ・・!」 「・・・・好きだ。」 「俺のものになれよ。」 みんな私の病気のことを知ったら・・・どうなるんだろう。 『俺がいるから大丈夫』 そう言ってくれるのは誰? 私はもう・・・重荷になりたくない・・・! ※お話に出てくるものは全て、想像の世界です。現実のものとは何ら関係ありません。 ※コメントや感想は受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 ただただ暇つぶしにでも読んでいただけたら嬉しく思います。 すずなり。

お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?

すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。 お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」 その母は・・迎えにくることは無かった。 代わりに迎えに来た『父』と『兄』。 私の引き取り先は『本当の家』だった。 お父さん「鈴の家だよ?」 鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」 新しい家で始まる生活。 でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。 鈴「うぁ・・・・。」 兄「鈴!?」 倒れることが多くなっていく日々・・・。 そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。 『もう・・妹にみれない・・・。』 『お兄ちゃん・・・。』 「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」 「ーーーーっ!」 ※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。 ※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 ※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。 ※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

ナイトプールで熱い夜

狭山雪菜
恋愛
萌香は、27歳のバリバリのキャリアウーマン。大学からの親友美波に誘われて、未成年者不可のナイトプールへと行くと、親友がナンパされていた。ナンパ男と居たもう1人の無口な男は、何故か私の側から離れなくて…? この作品は、「小説家になろう」にも掲載しております。

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

処理中です...