イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。

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衝撃の事実。

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ひなた「わー・・・・。」

優弥「すげぇ人・・・・。」

太陽「みえない・・・。」





ショーの会場は人でごった返していて、ステージなんて見えたもんじゃなかった。




ひなた「太陽、次の時間にしてもっと早くに来る?」



そう聞くと太陽は目に涙を溜め始めた。




ひなた「『帰る』って言ってるわけじゃないんだけど・・・。」





そう言うと優弥さんは太陽をひょいと肩に上げた。




優弥「どうだ?太陽。見えるか?」

太陽「!!・・・みえる!」

優弥「じゃあ一回下ろすぞ。」





優弥さんは太陽を肩から下ろして私を見た。




優弥「始まったら肩車するし・・・ひなたは買い物でもしてきたら?」

ひなた「え!?」

優弥「だって見えないだろ?人ごみに紛れて立ってるだけって・・・つまんないだろうし。」

ひなた「それは・・・そうですけど・・・。」

優弥「終わるころに戻ってきなよ。一人でショッピングとか・・・太陽がいてたらそんなにできないだろ?」

ひなた「!!」






確かに・・・太陽を預かって1年半。

ゆっくり自分の買い物なんてあんまりできなかった。

ましてやただ、ぶらぶらするだけのショッピングなんて・・・記憶にすらない。





優弥「な?行ってこい。」

ひなた「・・・ありがとうございます。」

優弥「ん。」

ひなた「太陽?優弥さんに迷惑かけないのよ?言われたことは守ってね?」

太陽「うんっ。」

ひなた「じゃあ・・・お願いします。」

優弥「おっけ。」





私は優弥さんに太陽をお願いして、ショッピングモールを歩き始めた。

最初は気になって近くから見ていたけど、ショーの時間が近づくにつれて人は増えていき、見えなくなってしまった。




ひなた「あー・・もう戻ることもできないかも・・・。」




そう思った私は、ダッシュで好きな雑貨屋さんに向かった。

この時間を有効に利用させてもらう・・・そう決めて、私は時間いっぱい歩くことにした。






ーーーーーーーーーーーーーーーーー







優弥side・・・






ショーが始まったとき、俺は太陽を肩に乗せた。




太陽「すごいっ!しょうぼうたいだ!」

優弥「俺はあんまし見えねぇけど・・・。」




保護者の間からチラチラ見える程度のショー。

他のお父さんたちもみんな子供たちを肩車していた。




太陽「かぁっこいー!」

優弥「太陽?俺、本物なんだけど・・・。」





なんだかよくわからない『火の魔人』と闘ってるヒーローたち。

太陽は終始興奮しながらひたすら『かっこいい』と言い続けた。





ーーーーーーーーーーーーーーー







太陽「あー・・・かえっちゃった・・・。」





ショーが終わり、舞台裏に捌けていったヒーローたち。

俺は肩から太陽を下ろした。





優弥「さて、ひなたと合流するか。」




太陽の手を引き、ひなたを探そうと歩き出した。

その時、アナウンスが流れた。





『お知らせいたします。只今より、ヒーローたちとの握手会を開催いたします。サイン入り下敷きは1枚千円。サイン入り缶バッジは一つ500円での販売になります。ご希望の方は係員に従って列にお並びください。』





優弥「・・・・。」




太陽をチラッと見ると、目を輝かせてステージを見ていた。




太陽「あくしゅ!?」

優弥「並ぶか?太陽。」

太陽「うんっ!」




結構な人数が並び始めてるなか、俺たちも列に並んだ。

太陽が大人しく並んでるかどうか気になったけど、前の子たちが握手してもらってるのを見てずっと興奮していた。




太陽「すごいっ・・・!」

優弥(誰と握手してんだか・・・。)




大人たちは冷めた目で見てたけど、子供たちは大興奮だ。

テレビにいてるヒーローが目の前にいる。

握手をしてくれ、サインも書いてくれる。





優弥(まぁいっか。太陽が喜ぶんなら。)




そう思いながら順番が来るのを待った。






ーーーーーーーーーーーーーーー






太陽「うわぁー・・・にーちゃんっ、ありがとうっ!」





5種類の缶バッジと下敷き1枚を買った俺。

太陽はそれらを抱えながら握手してもらい、大満足だった。





優弥「そろそろひなたと合流しないとな。」




そう言って辺りを見回すけど、ひなたの姿は見つからなかった。




太陽「ねーたん、いないの?」

優弥「あぁ、そうみたいだな。どっかに座って待つか・・・・・って、え!?」

太陽「?」





俺は足をかがめ、太陽と目線を合わせた。




優弥「今・・・なんて?」

太陽「?・・・いないの?」

優弥「そうじゃなくて・・・ひなたのこと、なんて呼んだ?」





どきどきしながら太陽の答えを待つ。




太陽「?・・・ねーたん。」

優弥「!?・・・太陽?ひなたは『ママ』じゃないのか?」

太陽「ちがうよ?ママはまいごだもん。」





なんてこった・・・

俺はもしかしたら・・・とんでもない思い込みをしてたのかもしれない・・・。




優弥「太陽、おもちゃ買ってやるからちょっとひなたと話させてくれるか?」

太陽「おもちゃ!?」

優弥「あぁ。そこのおもちゃ屋行くぞ。」





そう言って太陽の手を引き、俺はおもちゃ屋に入った。






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